長州に棲む日日

[PC推奨]直参と萩藩士の子孫で長州在、でも幕府海軍・箱館海軍松岡磐吉大好き。
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長州弁翻訳&「ござる」の話

2012年02月14日 | ★山口弁(長州言葉)
先日、プロの漫画家さんに翻訳依頼をいただき、私は言語学者じゃないので…とビビッたのですが、ご了解の上で楽しくやらせていただきました。

桂小五郎や久坂玄瑞が私訳の長州弁しゃべりますww
主役は新選組だから、チョイですけどね^^
めっちゃ楽しかった

作者、かれんさんの公式ブログはこちらです。
まずは携帯配信なんだけど、携帯サイトあんまり使わない私はよくわからんので、紙のコミックスになるのをおとなしく待つことにします^^;


 
さて。

ふと思ったんだけど、長州弁(一地方かもしれん。どっちにしてももう高齢者オンリー使用)で「来る」と「居る」って同じ言葉だなあ。

来るも居るも、おいでるとも言うし、ござるとも言う。
ござるって、まさに時代劇的な言葉だけど、方言ってのは、かなりの割合で「昔の標準語」だから、不思議はないか。


と思いつつググッてみたら、「ござる」は名古屋弁とか書いてある。
えー、こっちでも使いますよ~。


軽く丁寧めの
来る・居る   おいでる、ござる
来た・居た   おいでた、ござった
来ない・居ない おいでん、ござらん


例文

「あしたもおいでるかね」…「あすも来なさるかね」または「あすも居なさるかね」
「あんまり静かで、ござるんやらござらんのやらわからん」…「あまり静かで、いなさるのかいなさらんのかわからない」
「誰かおいでようか」…「誰か来るだろうか」「誰かいるだろうか」



方言を説明すんのは難しいな…。
でも、どんどん消えて行ってるのが悲しいしおそろしい。
はっと気づいたら、もう取り戻せないほど消えてたってことにならないか…いや、もう既にそうなってるのかも




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