長州に棲む日日

[PC推奨]直参と萩藩士の子孫で長州在、でも幕府海軍・箱館海軍松岡磐吉大好き。
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武市さんの切腹シーンが気になった…

2010年07月16日 | ★その他歴史がらみ
ワールドカップもウチの3位で終わり、一段落…と思いきや、その3位決定戦の翌日は「龍馬伝」第2部最後の日。
以来その話やなんかで大騒ぎしてて、ブログ全然更新せず

龍馬が「東洋殺したのはわしーー」とか言ったり、かなり史実と違うんですが、まあドラマって創作だし、いいか?
でも、いくらなんでも、殿と武市がサシで話すとかは…ないよねえ。
龍馬が牢屋に忍び込んで長話…も、ないよねえ。

と言いつつ、結局見るのだった。
(と、1週間も前のことを書く…)


武市、伝説どおり三文字腹を切りおった。

ものの本によると、筋肉の収縮があるから、一度抜いた刀を再び刺すのはかなり難しいことらしく、よくいう「十文字腹」という切腹も、一度刀を刺したら抜かず、そのまま下から上へ切るもんらしい。
それを3度切るというのはかなりな離れ業のようです。



ここまできたら、武市にとって切腹は一世一代の晴れ舞台のはずで、そこでよくぞ完璧にやったもんだなあと思ったりする…。

でもっ!
だからこそ、NHKには切腹シーンをもっと正確にやってほしかったよう~。

・着物のあわせが逆!切腹の時は死者と同じ左前に着せてほしかった…。あれ、必ずやるってわけではないのかなあ?
  それにね、襟も折り込んで縫ってあるはず…首を落としやすいように。
  普通の白い小袖だったなあ…。

・それから裃の色、もう少し濃い浅葱であるとありがたかった…。血がついたとき青に見えないといかんのですよ…。
 「士の血は3年たつと碧になる」っつー話にあわせて、「血の色を碧に見せる」はずなんです。
 まあ、ドラマではよく真っ白装束で切腹してるので、それに比べたら正確なんですけど。
 でも…敷物も白じゃなくて浅葱のはずでは~?

※私が覚えてる方が間違ってたら教えてエライ人。



以蔵はついに自白しないまま処刑されるというのも、予想外の展開でした。
たけるんの演技、良かったなあ
セリフがないのがよかった!

最初にキャスティング見たときは、なんでこんな甘いルックスの細っこい子が以蔵?って、すごい違和感だったのに、「ああいう以蔵」だったんですねえ、あのドラマでは。
新鮮な以蔵で、ほんとによかったです。


実際は、以蔵が処刑されたちょうど1ヵ月後に武市が切腹するんですが、ドラマでは同時中継でした。
ネットでの友達の一人が「以蔵が先に処刑されて、武市がなんて言うか見てみたかったのに」と言ってた。
確かにっ



ああ。
えっらい楽しみにしてしまってたのに、もう武市と以蔵に会えないのかぁ。
第3部は高杉と陸奥見て生きて行こうっと




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