長州に棲む日日

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長崎崇福寺、すっごく異国なお寺でした

2014年01月13日 | ★その他歴史がらみ
というわけで(何が)、11月の長崎ネタがまだ残ってるので書くのだ。


黄檗宗崇福寺(おうばくしゅう・そうふくじ)。
華僑の人たちが17世紀に建立した、日本最古の中国式寺院だそうです。

いやもう、ほんと異国。


黄檗宗寺院は、他所ではこんなにきっちり中華風とは限らないみたいです。



三門はこんなの。竜宮城みたい(竜宮城に行ったことはないがw)。
1849年建立(重文)。ってことは、幕末にはあったんだ~!


くぐって入ると、次の第一峰門(1644年)というのは国宝だそうです。



ちなみに中国寺院の敷居がいちいち高いのは、豚が入らないようにするためだそうです。
・・・ってアタシよけかーーーーい!!! ←



そして、中の大雄宝殿(1646年)も国宝。




ここは大河ドラマ「龍馬伝」で、龍馬が長崎にやって来て、渾然とした異文化に大口開けて見とれてた印象的なシーンに使われていました。
意外と狭くてびっくり。あれ、ロケはよくあんなに詰め込んだなあw
はっきり覚えてないんですが、中国将棋みたいなボードゲームをやってる人もいれば蛇踊りまで出てきてたような記憶が…。

えーと、国宝とかになってるってことは、当時モノってことよね?
原爆で消失しなかったんだ。よかったなあ。



こちらは媽祖門(1666年)。重文。
媽祖(まそ)様は、道教から来た航海の女神様です。



きっと幕末にここに来た遊学生たちも「うわー。異国~」って、福山龍馬みたいに口を開けて眺め、海軍さんたちは媽祖様も拝んどいただろうなー…などと思いました。
ついでだが、境内隅っこの公衆トイレは福山御用達だったと売店のおばちゃんが言ってましたw

時に、黄檗宗は禅宗の一派ですが、今でもお経が中国音だったりして、他とは違う特徴があるそうですよ。





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