来年の干支のキーホルダーを彫る

日差しは明るいのに、風が冷たい。

最高気温が16度…これがもう普通になった。

季節は秋から冬へと、

確実に歩みを早めているようだね。🍁🍁

私は、昨日から、木彫りを始めている。

春に注文を頂いていた仕事。

クリスマスプレゼント用に、

来年の干支のキーホルダーを15個、

注文を頂いた。

来年は丑年…。

デザインを考え、夏に木をカットして準備をしていた。

彫刻刀を持つのは、3〜4ヶ月ぶりになる。

昨年の暮れに、大物を彫った時に、

指を痛めて…(疲労？加齢？…)

しばらくは彫刻刀が持てなかった。

指の痛みは無くなったが、完治はしていないので、

気をつけながら彫っている。

前

後

1日、2個が限度かな。

それに最近は老眼がすごく進んで、

老眼鏡にハズキルーペの二重掛け

ますます加齢…

２日で4個

手作りだから、

みんな同じようでも、同じで無い。

それが良いよね！

自分でデザインした物だから、

サンプルがないので、

試行錯誤しながら、

時間も手間も掛けて彫っている。

たった8センチの小さな物に、

こんなに時間をかけて…

機械なら、100個も200個も

アッと言う間だろうが…

手作りの良さは、

時間と手間と愛情の塊…

表には見えない物だけど、

それを大切に…

誰かの手にとどく事を思いながら、

彫っている時間は、

私にとって、

この上無い、幸せな時間となる。

本日は幸せ4個分

立冬の日に朗報！

今日は、嬉しいことがあった。

今年の4月に、ギャラリーアライさんで開催された"花咲く頃“の作品展に、

私も初出展をさせていただいた。

その後、コロナウイルスの感染拡大で、

来年の作品展は中止をすると、

お聞きしていたが、

昨日、参加人数を減らして、開催するので、

ギャラリーに、来て欲しい…と、

連絡があり、

今日、お伺いをして来た。

今年の4月は、

いろんなジャンルのアーティストが30人、

参加されていたが、

来年は6人に減らして、開催するとのこと。

その6人の中に私を選んで頂いた。

アクリル.水彩画の作家

同版画の作家

陶芸作家

ガラス作家

布アクセサリー作家

そして私

私には、染めの小物を作って欲しいと依頼された。

私以外の5名のアーティストは、

何度も大きな展示会を経験しているベテラン揃い。

画商が付いている方もおられる。

天と地ほど違う、経歴を持った方ばかり…

そんな中に私を選んで頂いたのだから、

全力で頑張らないと…

今から、大きなプレッシャーを感じて、

身震いしそうだが、

プレッシャーは、

私を頑張らせる、大きな原動力になる。

染め小物…期待に添える、いい作品を作ろう！

色々あるけど…あったけど…

好きなことをして、生きられる人生…

感謝❗️…しかない、

ズレにくいマスク

今日の気温は17度にも届かなかった。

12月上旬の気温らしい。

冷えた空気が肌に染みて…

冬が足早に近づいて来る気配を、

はっきり感じた1日だった。

展示会の準備は作品の発送を持って、

全て完了した。

後は、開催日を待つだけ…

戦いを終えた後の様に、

私の心は穏やかだった…が、

身体は、休むことを知らないようで…

発送を終えたその日から、

品薄になったレンタルボックスの商品を

作り始めていた。

今年はコロナで思いがけなくマスクが好評だった。

ヒダマスクや夏には冷感マスクを沢山作った。😷

自分が作ったマスクを付けてくれている人に出会うこともあり、

嬉しい思いもした。

夏が過ぎ秋が来ると、冷感マスクは季節外れになって、

冬用のマスクを作って欲しい…と

依頼された。

レンタルボックスにマスクを出品している人は沢山いるので、

何か特別なアピールがなければ、

手にとって貰えない。

マスクを付けていて、一番イライラするのは、マスクがズレてくること…

話をしながら、何度も、直さないといけない

私がイライラするうに、

他の人も同じように思っている人がいるだろう。

このイライラが解消されるマスクを、

作れないだろうか？

今まで使ってきた型紙を、手直しして、

自分の顔に合わせながら、

5ミリ単位で修正した。

自分で満足いくまで、何枚も試作を繰り返した。

試作品

同じに見える？

でも、これだけ違う！

更に修正して、この型で決まり！

やっと納得できるマスクが出来た。

もちろん自分で一日中付けて、

付け心地も試した。

素材は綿、

全部手染め！

内側はガーゼ、

洗濯しても、

綺麗な立体が崩れないように、

芯地を貼っている。

自分で何度も試作して作りたげた

オリジナルなマスクなので、

自信はある

沢山の人に使って欲しいですね

今日レンタルボックスに納品してきた。

出展Tシャツ最後の一枚

2日前に、展示会の作品は発送を完了した。

発送する直前のギリギリまで掛かって仕上げた最後の一枚。

型染めのTシャツ。

シルクスクリーンで糊を置き、

グレーで染め、グリーンを重ね染めした。

額に入ったバラは、型紙で彫り、

それを中心に小さな図案を配置したが、

最初にイメージした通りにはならず…

(頭の中で考えるのと、実際に染めるのでは、大違い…)

バランスよく配置するのに苦労した。

それでも、地色は気に入っている。

染め上がったTシャツを、

先にインスタにUPしたら、沢山の人にいいね👍を頂いた。

その中に、外国人がいて、

英語なのでよく分からないので、

翻訳機能で解読すると、

元テキスタイルデザイナーと、書いてあった。

嬉しい…驚き‼️

世界中からインスタに投稿されている

沢山の写真の中から、

フォロワー数の少ない私の写真を見つけてくれた！…

それだけで、マジ嬉しい❗️

今の時代は、SNSで世界中の人と繋がり、

同じ趣味や話題を共有できる相手に出会うことができる。

私の一枚の写真が、知らない国の人の目に留まり、いいね👍と言ってもらえるなんて…

そんな事、私の様な年寄りには、

考えられない事だったよ！

すごい時代になったよね。

もっと若かったら、SNSの波に乗って、

大きく羽ばたいてみたいけど…

私72歳！　　

気をつけや！

目の前の小石にもつまずいてしまうお年頃

年相応に頑張るわ…

展示会の作品を発送

今日は11月1日…ワンワンワンの日だそうです。🐶

天気は曇り、雨は降らなかったが、

雲の隙間から差す、僅かな日差しも、

すぐに厚い雲に遮られ、

寒い1日だった。

昼過ぎ、展示会用の作品を発送した。

作品を詰めると、大きな箱になった。

その大きさが、

私の頑張りの証…でもある。

今年はコロナウイルスで外出が出来ず、

数々のイベントも中止になり、

楽しみにしていた宮水学園は、

今期の全講座が中止になった。

そんな最悪な状況は、

私に、作品作りに精を出す十分な時間を与えてくれた。

たくさんの作品を作った。

特に、真夏の暑い時期から、

発送の日までの3ヶ月間は、

ほぼ毎日染色をしていた。

(箱の蓋を閉めるギリギリまで…)

上手くいかない日や、

疲れてヘトヘトになった日も、

あったのに…

発送を終えてみると、

大変なコロナ禍のなかで、

こんなに充実した日々が過ごせた事に、

感謝と大きな達成感しか無かった。

ホッとして、気を抜いているだろう…と思った？

イヤイヤ、

もう次の仕事に掛かっているよ

レンタルボックスの補充の商品を作っている…

止まったら死ぬマグロ…の様な私！