父の病院に行く準備を始めて居た時、
Mちやんから、電話があった。
「買い物に行くで!」と、
いつもの阿波弁で誘ってくれる。
父が入院して居る事情を話した。
話しながら、Mちゃんの電話を待って居た自分が居る。
「お父さんのお世話の方が、優先でよ」
と、言ってくれるMちゃんの言葉を遮って、
「2時に帰ってくるから、連れて行って!」と、私の口は、答えて居た。
朝11時に病院に行き、3時前に帰ってくる。
特別、父の世話をする訳でも無いが、
そばに居て、少し手を貸すだけなのに、
帰ってくると、凄く疲れている。
父が入院して、今までしていた世話や、食事の用意をしなくなると、
自分でも、予測していなかった程の喪失感に襲われてしまって居る。
今日は、気晴らしの日…
自分に言い訳をして、Mちゃんの車に乗せてもらった。
今日は香川の白鳥に連れて行ってくれると言う。
途中の山の山桜が綺麗から、見せてあげたいと、車を走らせてくれた。
田舎に帰って来てから、
若葉の山も、紅葉の山も、夏の山も、
色んな山に連れ行ってもらったが、
春の山でも、山桜の見頃の山には出会う機会が無かった様な気がする。
目の前には、秋の鮮やかな山の景色とは違う、優しい色彩の景色が見えて来る。
若葉の前のグレーがかった山肌に、
薄紅のまーるい塊が点在している。
山に自生する山桜が、こんなに多いのに、驚いたが、
その数や位置が、計算されたかの様なバランスで有るのも、自然の成せる技か?と、感心する。
道中は、父の看護の愚痴を聞いてもらい、話は、自分達の老後の話になる。
話の終着点は、いつもここになるのだ。
途中、御所の川の上に、鯉のぼりが泳いでいるのを見かけ、車を止めて降りた。
満開の桜の下には、花見の宴を楽しんでいる人たちが居た。
曇り空だが、暖かく穏やかな幸せな空気が流れて居て、私の心も軽くなって行くのが分かる。
白鳥のマルナカで買い物を済ませて、店を出ると、小雨が降って居た。
天気予報は当たった様だ。
この雨が、花散らし雨にならなければいいが…と、心配になった。
Mちやんから、電話があった。
「買い物に行くで!」と、
いつもの阿波弁で誘ってくれる。
父が入院して居る事情を話した。
話しながら、Mちゃんの電話を待って居た自分が居る。
「お父さんのお世話の方が、優先でよ」
と、言ってくれるMちゃんの言葉を遮って、
「2時に帰ってくるから、連れて行って!」と、私の口は、答えて居た。
朝11時に病院に行き、3時前に帰ってくる。
特別、父の世話をする訳でも無いが、
そばに居て、少し手を貸すだけなのに、
帰ってくると、凄く疲れている。
父が入院して、今までしていた世話や、食事の用意をしなくなると、
自分でも、予測していなかった程の喪失感に襲われてしまって居る。
今日は、気晴らしの日…
自分に言い訳をして、Mちゃんの車に乗せてもらった。
今日は香川の白鳥に連れて行ってくれると言う。
途中の山の山桜が綺麗から、見せてあげたいと、車を走らせてくれた。
田舎に帰って来てから、
若葉の山も、紅葉の山も、夏の山も、
色んな山に連れ行ってもらったが、
春の山でも、山桜の見頃の山には出会う機会が無かった様な気がする。
目の前には、秋の鮮やかな山の景色とは違う、優しい色彩の景色が見えて来る。
若葉の前のグレーがかった山肌に、
薄紅のまーるい塊が点在している。
山に自生する山桜が、こんなに多いのに、驚いたが、
その数や位置が、計算されたかの様なバランスで有るのも、自然の成せる技か?と、感心する。
道中は、父の看護の愚痴を聞いてもらい、話は、自分達の老後の話になる。
話の終着点は、いつもここになるのだ。
途中、御所の川の上に、鯉のぼりが泳いでいるのを見かけ、車を止めて降りた。
満開の桜の下には、花見の宴を楽しんでいる人たちが居た。
曇り空だが、暖かく穏やかな幸せな空気が流れて居て、私の心も軽くなって行くのが分かる。
白鳥のマルナカで買い物を済ませて、店を出ると、小雨が降って居た。
天気予報は当たった様だ。
この雨が、花散らし雨にならなければいいが…と、心配になった。
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