きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

全国手工芸コンクールの作品製作開始

2019-09-13 10:22:08 | 染色
朝方から雨が降り出したようだ。

今朝のベランダでのモーニングは、
真っ白の空の下…
小雨に霞む海を見ながら…(ロマンチスト…かよ?)

昨日は、30度を超えたが、
湿気がなく風も爽やかで、

やっと、秋!…が、感じられた1日だった。

そして、
今夜は、中秋の名月
…だが、
このお天気では、無理かな?


お月見もいいが、仕事!仕事!
(これ、リアルに現実!)
気になっている、全国手工芸コンクールの作品。

数日前から、型を彫って、
少しづつ準備は始めているのだが…
(サボってない…よ)

型紙には、洋紙(渋紙)と、ステンレスシートがある。
どちらも、それぞれに、利点と欠点がある。

ステンレスシートは、
安価、
透明なフィルムなので、
模様を重ねる時、下の模様が透けて見えるので、
好きな場所に模様が置ける利点がある。

ただ、厚みがないので、
糊置きなどには、適さない。

洋紙は、型染め専用なので、
カッターで掘りやすく、糊置きにも適している。

今回は、
抜染の糊置き用に、洋紙の型と、
模様を重ねやすいステンシルシートの、
両方を使い分けることにした。

その分2倍の時間が掛かったが…。




昨日、第一工程の、布の地染めをした。

板締めにする為、布を屏風畳みに折り、
板を挟んだ。

それを水に浸す。
この時、水の10分の1のクッキリ剤を加えると、
板の中に染料が滲み込むのを防止でき、
板のキワの色が、
ハッキリ(クッキリ)染まる。

準備万端、順調…な筈だったが…


板が古かった(もう20年も使っている)
板のアクが、布に染みて、茶色に汚れてしまった。

さすがに、え〜〜だよ!

これは、板を新しくしないとダメだ!

慌てて、コーナンまで自転車で走って行った。
家に帰り、必要な長さにカット…。

いつも、何かしらハプニングがあるもんだね

布は、余分に買っておいたので、助かった。
(やっぱり、予備は必要…だね)

別の布で、もう一度やり直して、
第一工程の板締め染めは、夕方染まった。


今日は、それに、もうひと作業…
帽子絞りをする。

さあ…蒸しをして、
帽子絞りを染めて…

今日の作業は、ここまでできれば…
いいかな

ゴールは、まだまだ…ズーッと先だよ。









コメント
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