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きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

私の分身、もう何百生んだ。

2019-08-26 14:23:58 | 染色
日差しは明るいが、
照りつけるような光は無くなった。

風は爽やかで、肌を撫でるような優しさで、
通り過ぎる。

空気は、無味無臭…
思い切り深呼吸したら、美味しかった。

お盆が過ぎ、高校野球が終わると、
秋は一気に近づいて来た気がする。

昨日は、朝から、日が落ちるまで、
ベランダに出て仕事をした。

心地良いお天気のおかげで、
仕事はずいぶん捗った。

佐竹先生から100個のミニがま口のキーホルダーの注文をいだだき、
50個だけを、先に製作して送ることにしている。

小さいが、見た目以上に手間が掛かるので、
ここ数日は、このがま口の製作に時間をとって
頑張って来た。

生地から、染めている…と言うと、
みんな、それなりに驚いてくれる。

帆布を、マーブル染めにして、ビニールコーティングしている。
これも、色を変え、模様を変えて、数種類を染める。






表布、芯地、裏布の3ピースをカットして、
貼り合わせる。

それを口金に差し込み、ボンドで固定する。


口金の端を、専用のペンチで締める。
一つのがま口に4箇所、
50個なら、200回になる。

これが意外に力が必要で、
手も肩も痛くなる。

でも、これは大事な作業で、手抜きは出来ない。

(これだけでは無い、全ての作業に大事で無いものはない…のだ)

その後、キーホルダーの金具と鈴を、
両手にペンチを持ち、
小さなリングで口金に取り付ける。

リングに隙間が出来ないように、
ここも慎重に丁寧にする。


1個づつ点検しながら、ビニール袋にいれ、
やっと商品になる。


手間をかけ、思いを込めて、作っている…が

これを、商品として手にしてくれる人には、
そこまでのことは、伝わらないだろう…

それでも、今日も、私の分身のような商品を、
生み続けている。

もう、何百もの子、生んだ
















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