きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

又吉直樹 劇場

2017-05-13 08:39:49 | 日記
目を覚ますと、外は雨だった。

空気中の花粉も、屋根や木々に積もった花粉も、
全てが大きなシャワーで洗い流されているようで、気持ちがいい。🚿

今日は大丈夫‼︎
ベランダに出て、湿った冷たい空気を鼻から大きく吸い込んだ。

夕方のように暗い部屋、
その暗さが、安心感になった。

昨日のような、眩しいほどの明るい日差しの日は、
家に籠っていることに、ひどい罪悪感と焦りを感じてしまうのだ。

そんな気持ちを打ち消すようにFMラジオの音楽を流し、
くだらない用事を探して、意味のない1日を過ごしてしまう。

でも今日は、音楽もいらない。
この薄暗さと静かさが、ちょうどいい‼︎

今日は読書の1日にしましょう。

一昨日、ピース又吉さんの
(相方が居なくなったから、ピースでは無い???)
2作目の本が発売された。

昨日の朝、店が開店するのを待って、購入してきた。

1作目の火花も、芥川賞の受賞が発表されて直ぐ、本屋に飛び込んで購入した。

その後、直ぐに売り切れになって、シメシメと優越感に浸った思いがあったので、
今回も早めに行ったが、まだ本は山積みされていた…

まだ読み始めたばかり…
主人公の僕と沙希の恋愛小説らしい…

ハッピーエンドにならない事だけは、分かっているのだが…


火花の時もそうだったが、
読み始めて数ページは、
又吉さんの、独特な言葉回しを、理解しようとする努力が必要だった。

数ページ読み進め、文章のリズムに慣れると、
又吉ワールドに引っ張り込まれる。

日常のありふれた風景や状況を、言葉にして、文章にすると、
こんな表現になるのだ…

あらすじより、私は言葉の表現に興味があって面白い…

火花の時もそうだったが、
今回の劇場も、主人公の僕は、やっぱり又吉さんだ‼️

眼に映る字面より先に、
あの独特な風貌の又吉さんが、

ボソボソと、ぶきっちょに物語を語りかけてくる…
気がして…

又又…又吉ワールドに入り込んで行く。
(ダジャレ???)











コメント
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