きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

御所のたらいうどん

2016-05-06 09:59:50 | 田舎日記
息子夫婦が、昼前に4歳の孫を迎えに来た。
4泊5日の、おばぁちゃんと孫の生活は、今日で終わり‼︎!
親代わりの大役も終了した。

昼から、息子たちと、御所のたらいうどんを食べに行った。
旧土成町の宮川内の川沿いに、数店のうどん屋が並んである。

今日は、5月5日のこどもの日
1時を過ぎていたが、店内は大勢の人で混雑していた。

たらいうどんは、徳島の郷土料理で、
江戸時代に、川原でうどんを茹でて食べたのが始まりだそうだ。

山芋を練り込んだもっちりとした太い麺は、
讃岐うどんのコシの強い麺とは、少し違う。

釜で茹でたうどんを、ゆで汁ごと、たらい(木の桶)に入れ、
川で獲れたジンゾク(ハゼ科の小魚)のだし汁を付けて、
みんなで、たらいのうどんをすくって食べる。

孫たちも、喜んで食べてくれた。

帰り道、車を止めて鯉のぼりを見に、孫たちを連れて川原に降りた。
宮川内ダムの湖上をまたぐように渡されたロープに
50~60匹ぐらいの鯉のぼりが吊らされていた。

毎年飾っているものだと思っていたが、
昨年は、鯉のぼりの数が集まらなかったり、
ボランティアグループの高齢化もあって
飾り付けを断念。
25年続けてこられて、初めてのことだそうだったが、
今年は復活…良かった。

一昨日の大風で、飛ばされたり、破れたりしているのもあったが、
谷川を渡る風に優雅に泳ぐ姿を見ていると、
心が癒された。

4時過ぎ、息子たちが帰り支度を始めと、
「おばぁちゃんと、後5つ寝る」…と言っていた孫は、
車に乗る間際まで、「帰りたくない!」と、私の足にしがみついていたが、

ママに「帰るよ!車に乗って!」と、促されると、素直に車に乗って、
車内で、少しベソをかきながら、バイバイと手を振って帰って行った。

「おばぁちゃん大好き」…と、言ってくれていても、
やっぱり、ママやパパには敵わないなぁ~!

又、父との静かな介護の日々が戻った。








コメント
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