プルオーバーブラウス

田舎に帰る前に完成させたいと、
やりかけていた洋服を、急いで仕上げた。

この生地は、先日タンスの中から見つけた1枚で、
麻とレーヨンの混紡の様だった。

暖簾でも、染めようと買っていたのだろうか？
買った目的も、買った年月も、
すっかり忘れてしまっている。

測ってみると、112センチ幅で120センチしかなかった。
ブラウスにするには、袖分が足りなかった。

袖分は近くの手芸店で、綿レースの生地を購入して来た。

麻混の生地は、淡いグレーに染めた。

布の重さは、だいたい100gぐらい（測っていないので…）
布の重さの1％弱のスレン染料（0.7gぐらい）で染めた。

思っていた様な、淡い柔らかなグレーに染まった。

このデザインは、見頃はゆったりしているが、
肩幅や襟ぐりはスッキリしていて、
私の様な年齢でも、着やすそうだった。
それに、後ろ身頃が長いので、気になるお尻部分を隠してくれるのが良い！

襟も、ファスナーも無いので大助かり！

初心者の私でも、意外と早くできた。

みんなの手作り作品展

台風が残した大雨が過ぎると、一気に夏‼︎🌻

快晴のお天気に、私の貧乏性の性格は火が付き、
せっかくのお天気が勿体無いと、
洗濯、布団干し、家の掃除と、
仕事を探して動き回っていた。

数日前に届いた、阪神百貨店の手づくり展の案内状が
壁に止められたままになっている。


手づくり展は、前期と後期に分かれていて、
出展者が入れ替わり、1週間開催されている。

行こうと思いながら、雑用に追われている間に、
前期が終わっていた。

昨日、雑用は一旦お休みにして、出掛けた。

手づくり展には、毎回出来るだけ時間の都合を付けて、出掛ける様にしている。
どんな手作り作品が出展しているのか、大いに興味が有る。
泡よくば、自分の作品の参考になるかも…と、腹黒い企みも有る
…が、
毎回行っていると、同じ様な出展者ばかりで、代わり映えがしない。
少々（たぶん大分…）新鮮味が感じられなくなって来ている。

手作りには、既製品に無い、商売度返しの作品や
奇抜なアイデアに、心が踊らされるのだが…。

結構、商売上手な出展者が多くなった気がする。

それだけに、作品も手作り感が無くなり、
質のいい、技術のしっかりした作品が多くなったと思う。

私の目は、見慣れた作品を避け、新しい出展者の作品を探して回った。👀

今回、私が購入したのは
陶器の花瓶。

（家のオブジェは自由に移動出来る）

そのコーナーには、素朴な土の焼き物が（花瓶やオブジェや器やアクセサリー等）
自分をアピールすることも無く、静かに並んでいた。
イイね！
派手さなど皆無だが、何とも言えない素朴な色が気に入って購入した。

これを出展していたのは、
「頑張れ！」と、応援したくなる、まだ20台と思えるような
素朴な青年だった。