明けましておめでとう御座います。
昨年は、ブログを読んでいただきありがとう御座いました。
仕事を辞め、月の半分を父の世話に田舎に帰ってくるようになって、
2回目のお正月を迎えました。
早いものだ!と、過ぎて行った日々を振り返り、思っています。
“過ぎ去った1年”
私にとっては、1日24時間、1年365日が過ぎただけと思えるが、
92歳の父の側に居ると、それは少し感じ方が違うのです。
1年前の父と、1年後の父は、悲しいか同じではない。
生まれたばかりの子は、たくさんの物を与えられ1日1日成長していくが、
92歳の父は、カレンダーの1日をXで消していくように、
1日1日父の中の何かを削って、生きているように見える。
1年の間に、随分小さくなった父を見ると、
老いて行くと言う事の意味に、心が痛い。
たかが1年!
その1年を元気に無事に過ごすことが92歳の父の目標で有るし、
私の願いでもある。
私自身の昨年は、活動の道を模索し、
香川の栗林庵に作品を出品出来るチャンスを貰ったが、
出品した作品の半分が売れずに戻って来た。
材料費や送料で、大赤字!!
だが敗北感は無い!
結果として無駄に思える忙しかった日々は、
実は楽しかったし、勉強にもなった。
私の中の情熱は 決して冷めてはいない。
父の世話と、やりたいことが有る事。
今年66歳になるが、生きて行く目的が有る事は、
なんて幸せなのだろうと思う。
父から貰った手先の器用さと、
母から貰った辛抱強さに感謝する。
ただ、もう少し美人に産んでもらいたかったが・・・・・。