きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ピアノの発表会

2013-04-01 12:14:11 | 日記

満開の桜も、そろそろ限界かな?
強い風が吹くと、チラチラ散り始めた木もある。
そんな中、孫のピアノの発表会に出掛けた。
  

幼稚園から習い始めた孫も、今年の4月で中学生になり、
発表会も7回目になる。

初めての発表会で弾いた曲は、
♪ブンブンブン~蜂が飛ぶ♪ だったか

♪蛙の合唱♪ だったかは、忘れてしまったが、
写真を撮るのに夢中になっていたら、演奏が終わっていた。
そんな短い曲しか弾けなかった孫も、
ソナチネNO6.ヘ長調 1楽章をソロで弾き、
友達と連弾で 天国と地獄を弾いた。
きっと、たくさん練習したのだろう。
間違う事も無く、上手に弾き終えるようになり、
目がウルウルしてしまったくらい、孫の成長に感動した。

中学になると勉強や部活があるので、発表会の参加は今年が最後なったが、
ピアノはずっと続けるそうだ。
以前「ピアノを止めたら、自慢できるものが無くなるから」と話してくれたことが有る。
そうだよ! 人に自慢しなくてもいいけど、自慢できるものを持っている事は、とても大事な事!

私が常に思っている事が有る。
「お金は、身体の中に貯金する」と言う事。
お金で、高価な宝石や車や、ブランド品を買っても、無くしたり壊れたり盗まれたりするが、
身体の中に貯めた、知識や教養や、経験や技術は、無くなったり壊れたりはしない。
だから、お金はそれらを得るために使いたい。

身体の中の貯金箱に貯めた貯金は、必ず自分を助けてくれる。
それを痛感したのは、阪神大震災だった。
形あるものは全て崩れ燃えて灰となった。

子供達にもそんな話をして育てて来たが、覚えてくれているか、どうか?は、疑問が残るが、
孫にも、そう教えたい。

桃、 お勉強もピアノの練習も、遊ぶことも、
そして、涙も汗も、悔しさも、桃が経験することは、一生懸命生きて行くことで、
全て小さな宝石になるよ。
少しづつ、少しづつ自分で見つけた宝石を身体の貯金箱に貯めて行きなさいね。
そうすると、あなたは、身体の中からキラキラ輝く、素敵な女性になれるからね。

おばあちゃんは、それを楽しみに、桃をずっと見守っているからね。

 

コメント
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