はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

夏は読書

2024-07-31 19:53:30 | book
 オリンピック開催中ですが。
 ちょっといろいろたまってきたので、忘れないうちにね。
 ここのところ、秋の夜長に読書、ではなく、夏の暑い日にこそ読書でした。
 涼しい所でジッとしていれば汗もかかないし
 どうやら昨年も今時期読みあさっていた様です。
 そんなわけで。

 三体/劉慈欣(大森望、光吉さくら、ワン・チャイ訳)ハヤカワ文庫

 言わずと知れた、アジア人著者が初めてヒューゴー賞を受賞した作品です。
 文庫に落ちるの待ち遠しかったー
 アメリカのSFとも、日本のSFともまた違った世界です。
 脱水して、巻かれちゃう三体世界、すごすぎる。
 ドラマではどんなふうに描かれているんだろう。
 というわけで、ただいま三体Ⅱを読書中です。

 終の市/ドン・ウインズロウ(田口俊樹訳)ハーパーBOOKS

 業火の市、陽炎の市、に続くシリーズ3作目。
 重たい内容ですが、するする読めちゃう不思議。
 面白かった。
 犯罪小説なのか、エンターテイメントなのか、ハラハラドキドキさせてもらいました。
 作者は、この作品をもって小説家を引退するらしいですが、未読の作品がたくさんあるので、楽しみは続く。

 ザ・ロイヤルファミリー/早見和真(新潮文庫)

 表紙に馬が描かれていたので手に取ってみたら、馬と馬主さんとその周りの人の物語でした。
 馬主さんの世界も分かって、面白かった。
 帯に、大げさではなく、泣き放題、とありましたが、ホントに大げさでなく、泣き放題です。
 電車で読んでて、めちゃめちゃヤバかったです。
 なんだか凄い話でした。
 作者は、今ドラマでやってる、笑うマトリョーシカの原作の人でした。
 そら面白いに決まってるわ。

 セカンドキャリア/片野ゆか(集英社)

 表紙が馬の写真だったので手に取ってみたら、引退した競争馬達をどうするか、という物語でした。
 ウチのクラブの馬は、ほぼほぼ元競走馬ですが、ここにすら来られなかった子達も多くいます。
 6歳くらいで来る子が多いですが、気が付けば20歳を越える子もザラです。 
 普通の人は、そういう事、知らないよね。
 競走馬はレースに出て稼いでいるわけで、引退したら収入ゼロなんですよ。
 でも引退後の方が長いの。圧倒的に。
 引退後の馬の生き方を考えよう、という取り組みは始まったばかりですが、というお話し。
 先日のオリンピックの総合馬術の解説の中でも、興味を持ってもらって、馬達とふれあう機会が増えれば、という話が出てましたね。
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