はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

ピカレスクコート

2024-03-13 19:25:29 | book
 日差しは暖かいけど、風は冷たいですね。
 春の足音が
 さておき。
 タイトルは馬の名前ですが、いちおう、bookの方で。
 ピカレスクコートはディープインパクトと同世代の競走馬で2010年に引退しました。
 ワタクシの?ボッケリーニさんと同じ池江泰寿厩舎の所属でした
 wikiは便利ですね。
 クリックしたら池江調教師のあれこれが出てきまして、重賞に初出走した管理馬がピカレスクコートだったとのこと。
 なんか懐かしくなっちゃってですね。
 名前の音の響きがいいんですが、悪漢のコート、という意味だそうで何故に?
 ディープインパクトが凱旋門賞に出走する時に、帯同していて、凱旋門賞の前日のレースに出走して2着したり、帰国後も重賞勝ったりしてました。
 今はどうしてるのかな-、と、さらにクリックしたらですね、2015年8月現在、行方不明とのこと。
 乗馬になる予定だったそうですが、再就職先には到着せず。
 途中でどなたかにもらわれて行ったか、輸送中に事故でもあったか、とにかく所在が知れません。
 サラブレッドなんて、厩舎に所属して管理されているから誰か分かるけど、その辺にいたら誰だか全く分かりません。
 どこかにいてくれたらいいなあ。
 同様の書き込みが、競走馬データーベースの掲示板にも見られました。
 みんな気になってたよね。
 そんな中に。
 小川洋子さんの小説で、ピカレスクコートを知った、という方がいまして。
 私は小川さんの作品を知らなかったので、その逆を辿ってみたわけです。
 その話は、動物が出てくる短編集に入っていました。
 タイトルはまさに、帯同馬、ですが、ピカレスクコート自身は出てきません。
 自分はレースに出ないのに、ディープインパクトが寂しくない様に、一緒にフランス行った、という記事を主人公が見て、自分の役割、を思う、というような感じです。
 主人公には、むりやり飛行機の乗せられたピカレスクコートが不憫に思えたんですかね。
 というか、ディープインパクトだって、行きたくて行った訳じゃないと思うわ。
 賢い子だから、みんなの期待に応えたのかもしれないけどね。
 まあ、それはさておきですね。
 クリックしなかったら、一生出会わなかった本かも知れません。

 いつも彼らはどこかに/小川洋子(新潮文庫)
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