はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

230年前のストックホルム

2024-05-15 19:54:06 | book
 はい、重たい3部作、読了いたしました。
 内容も重たいし、本も重たいわよ。
 各巻600ページありますもん。
 そんなわけで。
 1793年、1794年、1795年のストックホルムのお話しです。
 フランスでは革命が起きて、日本はまだまだ江戸時代で、絶賛鎖国中ですよ
 当時の日本のことだってよく分からないのに、行ったこともない遠い国、そんな昔に彼らがどういう服を着て、どんな生活をしていたのか、文字からは全く分かりません。
 ある意味SFです。
 いやむしろSFです。
 日本とは全く違う世界です。
 おもしろくないはずがありません
 まあ、間に何冊か挟んで、結構長く読んでいましたけどね
 3冊目は早かったな。
 訳はヘレンハルメ美穂さんです。
 ドラゴンタトゥーの女から、たびたびお世話になっています。
 というかスウェーデンの作品といえば近頃はこの方です。
 田口さんと同じくらい、お世話になっていますね。
 文学界は、近頃スウェーデンが流行でしょうか。
 とにかく、面白いです。
 最初の方、忘れているので、もう一回ざっと読み直そうかな、と思います。
 が
 重いので、万人にはオススメいたしませんよ。

 1793/N・ナット・オ・ダーグ(ヘレンハルメ美穂訳)小学館文庫
 1794/N・ナット・オ・ダーグ(ヘレンハルメ美穂訳)小学館文庫
 1795/N・ナット・オ・ダーグ(ヘレンハルメ美穂訳)小学館文庫
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遺伝

2024-04-25 20:07:00 | book
 なにやらスゴそうなタイトルの本ですが、
 正式?には、生物の科学 遺伝、という雑誌名です。
 その上?に、生き物の多様性、生き様、人との関わりを知る、とあります。
 遺伝研に行った時にバックナンバーが格安で販売されていまして、その中にあった、桜の研究、と、サラブレッドの科学、の2冊をゲットしてきました。
 桜の方は5年前の刊行で、まさに遺伝研の桜の特集でした
 研究成果が載っています。
 ソメイヨシノは、一般に知られている通り、エドヒガンとオオシマザクラの交配種ですが、一度ではなく何回か?あるいは交配種同士がさらに交配を重ねた可能性がある?かも?というくらい複雑な遺伝子の混ざり具合らしいです。
 親が誰だか分かったら終わり、ではないのね
 もう一冊のサラブレッドの方は、4年前の刊行ですが、ディープインパクトさんが表紙です。
 やっぱりカッコイイね
 そんなわけで。
 サラブレッドなんて、親だけでなく、おじいちゃんや、ひいおばあちゃんまでもが誰だか分かってるんですが、さらに徹底的に追究してます。
 しかも、誕生から、育生、調教、競争、繁殖と、全て書かれています。
 全ての過程に人が関わっているというですね、なんという生き物でしょう。
 棟梁が、コイツ、馬券の検討に遺伝子を持ち出してきたと思ったそうですが、そうぢゃなくてですね
 馬のことが分かれば、少しでも馬に負担を掛けずに済むんじゃないかな、というね。
 サラブレッドの歴史は、人の歴史でもあるわけでして。
 いろんな道具や技術で速く走ってもらおうとしているわけですよ。
 使われている道具が分かれば、その馬の性質も分かるわけで、まあ、参考程度にはなりますかね。
 しかし如何せん馬は馬。
 人の思う様にはならないのです。
 訓練を積んでいるロンドンの騎兵隊の馬だって逃げ出すのです。
 だからこそ、ちょっとでも通じると嬉しいんだよねえ
 そんなこんなで。
 特集以外も面白そうなので、じっくり読みますよ。
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ピカレスクコート

2024-03-13 19:25:29 | book
 日差しは暖かいけど、風は冷たいですね。
 春の足音が
 さておき。
 タイトルは馬の名前ですが、いちおう、bookの方で。
 ピカレスクコートはディープインパクトと同世代の競走馬で2010年に引退しました。
 ワタクシの?ボッケリーニさんと同じ池江泰寿厩舎の所属でした
 wikiは便利ですね。
 クリックしたら池江調教師のあれこれが出てきまして、重賞に初出走した管理馬がピカレスクコートだったとのこと。
 なんか懐かしくなっちゃってですね。
 名前の音の響きがいいんですが、悪漢のコート、という意味だそうで何故に?
 ディープインパクトが凱旋門賞に出走する時に、帯同していて、凱旋門賞の前日のレースに出走して2着したり、帰国後も重賞勝ったりしてました。
 今はどうしてるのかな-、と、さらにクリックしたらですね、2015年8月現在、行方不明とのこと。
 乗馬になる予定だったそうですが、再就職先には到着せず。
 途中でどなたかにもらわれて行ったか、輸送中に事故でもあったか、とにかく所在が知れません。
 サラブレッドなんて、厩舎に所属して管理されているから誰か分かるけど、その辺にいたら誰だか全く分かりません。
 どこかにいてくれたらいいなあ。
 同様の書き込みが、競走馬データーベースの掲示板にも見られました。
 みんな気になってたよね。
 そんな中に。
 小川洋子さんの小説で、ピカレスクコートを知った、という方がいまして。
 私は小川さんの作品を知らなかったので、その逆を辿ってみたわけです。
 その話は、動物が出てくる短編集に入っていました。
 タイトルはまさに、帯同馬、ですが、ピカレスクコート自身は出てきません。
 自分はレースに出ないのに、ディープインパクトが寂しくない様に、一緒にフランス行った、という記事を主人公が見て、自分の役割、を思う、というような感じです。
 主人公には、むりやり飛行機の乗せられたピカレスクコートが不憫に思えたんですかね。
 というか、ディープインパクトだって、行きたくて行った訳じゃないと思うわ。
 賢い子だから、みんなの期待に応えたのかもしれないけどね。
 まあ、それはさておきですね。
 クリックしなかったら、一生出会わなかった本かも知れません。

 いつも彼らはどこかに/小川洋子(新潮文庫)
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ごはんジョッキー

2024-02-28 20:53:51 | book
 2月28日です。
 いつもなら今日で2月はおしまいだけど、今年は29日まであるよ。
 サービスデーだな!(←そうか?
 さておき。
 近頃、本屋へ行く頻度が低くなっていますが、行ったら行ったでドカ買いするので、それはそれでどうなんかなー
 まあ、本は本屋じゃなくても売っている訳でして。
 先日、コンビニで、雑誌の横にちょっろっとある本棚をながめておりまして。
 結構、漫画本とか置いてるじゃないですか。
 どういう人が買うのかなーと、見ていたら、ジョッキー、という文字が目に入ってきまして。
 なんじゃ?ジョッキー飯(漁師飯みたいな)か?
 と、手にとって立ち読み始めて、一話だけ読んで戻しました。
 そして帰ってからクリック!
 届きました~
 もちろん、紙の方です。
 騎乗後のごはんをとても楽しみにしているジョッキーが主人公の競馬漫画です。
 少年画報社の、思い出食堂コミックス、とあるので、どちらかというと食べ物が主なんでしょうが、競馬の話も、かなりちゃんとしておりました。
 最後の直線、追ってる絵とか、結構カッコイイです。
 どうやらコンビニ限定の雑誌のようですね。
 こういう(本との)出会い方もあるんだなあ。

 ごはんジョッキー/谷口あさみ(少年画報社)
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競馬の教科書

2023-10-17 19:51:36 | book
 horseですが、一応、bookの方で。
 え、アンタ、今さら?と、思われるかと。
 はい、今さらなんですが、棟梁にお借りしました。
 話すと長くなるのでいろいろ省略しますが、先週、棟梁が本気でハマった様子で、なんか本買うぞと、買った一冊。
 その後、猛勉強?して、この前の土日は勝ちまくっておりました。
 センスというか、才能というか。
 すごいですよ。
 ちゃんと?勉強すると?当たるんだ(←いや当たらないと誰も買わないから
 まあ、ワタクシにはムリなので?各競馬場の各コースの特徴など読んだりしておりました。
 先日の秋華賞は京都・芝(内)2000mですが、来月のエリザベス女王杯は、同じ京都・芝でも、外回り2200m。
 菊花賞は3000mだし、天皇賞(春)は3200mで、どんどんタフさが増していくわ
 みんな、がんばれー
 と、結局、好きな馬を応援してしまうので、教科書不要ですな
 本自体は、読み物としてもおもしろかったです。
 内容は、もちろん中央競馬に限られますが、著者の経験というか、研究成果が詰まった一冊な訳でして。
 地方競馬場版もあるといいなあ
 才能といえば。
 今日の朝ドラでそんな話が出てましたね。
 才能無いのに、なんで続けられるん?って。
 おとうちゃんは、才能無いのに続けているのが偉いんやと言ってました。
 ワタクシは、さしたる才能も持ち合わせておりませんが、馬が走っているのを毎週楽しく見る、のを続けているだけで十分ですかね~
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