岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

岩木山のコマクサについての問い合わせ(4) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(23)

2010-02-13 05:12:14 | Weblog
 (今日の写真、岩木山スカイラインターミナル駐車場「トイレ」上部に生えているキク科オオハンゴンソウ属の多年草「アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)」だ。
 北アメリカからカナダが原産の植物で「花卉(かき)」として栽培されている。どうして、「北アメリカ」原産の花が岩木山に生えているのか。第二次世界大戦前から北海道の牧場などでは知られていたが、最近では全国的に山岳道路沿いにかけても見られるようになっているという。別名を「キヌガサギク(衣笠菊)」という。
 「ハンゴンソウ」に似ていて、粗い毛が生えていることに、名前の由来がある。似た植物に、花心が黒っぽい緑色でかなり盛り上がっている「オオハンゴンソウ」がある。これも、帰化植物だが、「ハンゴンソウ」はれっきとした「在来種」である。
 「アラゲハンゴンソウ」は園芸種として普通に栽培もされているそうで、「人の交流」の多いところ、特に「自動車移動」によって人が集まるところには「種子」が運ばれて芽を出すらしい。
 外国産の外来種、帰化植物ともいうが、日本では700種近く確認されているらしいが、その中でも特に多いのが「キク科」の植物だ。野の花として親しまれている「ハルジオン」や「ヒメジオン」なども、古い時代の帰化植物である。
 これなどは、もはや、「在来種」同様の扱いを受けており、野原や道ばたで大手を振って繁殖している。)

◇◇ 岩木山のコマクサについての問い合わせ…(4) ◇◇
【私からの返信】
 
 [先ず嬉しかったことは「先進事例として参考にさせて頂きます」ということでした。私どもが行ったような事例はあまりないようでして、当「地方紙」が共同通信で配信したものが、全国各地の新聞でも紹介されたようです。
 私たちとしても、「何をどのようにとらえて」行動を起こすべきか、手探り状態で、ずいぶんと悩みました。その結果の「観察」行為と「抜き取り除去」作業でした。
 国定公園であり、しかも、「特別保護区内」ということもあって、行政抜きに勝手に出来る場所ではありません。幸い、当該地域を管理している「青森県自然保護課」の指導を受けて、共同で事に当たることが出来ました。
 このように、手探り状態の中でしたことが、「先進事例」ととらえてもらえるなどとは努々思いもよらなかったことです。これからも、毎年「実生」からのものを抜き取っていかなければいけません。本会としては、このことを将来にわたって継続していくことになると思われます。
 岩木山もほかの外来種、特に外国種が最近多く見られるようになってきました。標高1200m付近でも「ハルシャギク」、「オオキンケイギク」、「オオミツバハンゴンソウ」、「アラゲハンゴンソウ」、「ヒナマツヨイグサ」などかなり見られる状態にあります。山麓部には、数えられないほどの外来種が繁茂しております。
 ところで、私たちは「白山」の植生とこの「コマクサ」問題に強い関心を持っています。出来ましたら、この件に関わる詳しい「現況」に関する資料や調査結果などがおありでしたら、その開示をお願いしたいと思うのです。別に今すぐにというわけではありません。時間のとれる時で結構ですので、お願いしたいと思います。](明日に続く)

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (23)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…
 「Dell」コンピュターへの最後通告<3>

 私はこの部分を重視したからこそ、「オプション」を組み込んでもらったわけで、これが使えない以上、その意味はなくなるわけである。
 また、別に「マルチメディアコンテンツ制作を支援するツールを用意」として次にように説明されているではないか。

「マルチメディアコンテンツ制作を支援するツールを用意ブロードバンドの普及により、高精細な画像や動画が手軽に送受信できるようになりつつあります。デルでは高性能デスクトップであるDimensionシリーズ用に、映像制作ツールを用意しました。オプションのマルチアクセスカードにはDell ムービースタジオRoxioTM VideoWave Movie CreatorTM が付属し、マルチアクセスのIEEE1394ポートを経由してデジタルビデオの取り込みや、1394接続のストレージデバイスなどを接続できます。」と。

 この説明を読むと「1394接続のストレージデバイスなどを接続できます」とあり、「ストレージデバイスなど」の中に、当然外付けの「ハードディスクドライブ」が入っていると受け取ることが普通であろう。
 私としては「ストレージデバイスの範疇」に「ハードディスクドライブ」も含まれていることは常識だと考えている。
 貴社が含まれないことを承知していたのなら、どうして注意書きでもして「ハードディスクドライブ」は含まれないと事前にしなかったのか。
 これでは、商品の説明とサポートの案内(ビデオカメラに限定)に虚偽の記載あると言われても仕方がない。
 本当に貴社「Dell Computer」は、この程度のサポートや他メーカーに対する問い合わせもこちら(ユーザー)任せで、その上、積極的に他の会社との連絡・連携もできない企業なのか。
 そうであれば、貴社や製品に対する信用は、私(ユーザー)の一方的な思いこみであったということになる。
 使用中のDimension 4500Cは「貴社と貴社HP上の説明」等を信用して購入したものだ。まだ「製品保証」・「Complete Care3年」・「3年間パーツ保証」・「標準保証オンサイト保守+2、3年目引き取り修理サービス」の有効期間中でもある。

 最終的な私の希望は…
1.現機と同機種新品との交換。
2.または現機を返品した上で、差額金を上乗せして上位機種である「Dimension 8300」の購入。
3.現機を返品して支払った金額を受けること。

 なお、HP上の商品説明「マルチアクセス」項の「4500Cシリーズのオプションの中でも最重要のオプションパーツといって間違いないでしょう」や「マルチメディアコンテンツ制作を支援するツールを用意」項の「1394接続のストレージデバイスなどを接続できます」などと、「IEEE1394接続のHDDについて」を参考資料として、「消費生活センター」に相談してもいいなあと思っている。』

岩木山のコマクサについての問い合わせ(3) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(22)

2010-02-12 04:18:30 | Weblog
 (今日の写真は、2007年9月21日に実施した「コマクサ抜き取り処理」の時のものだ。銀粉を塗したような「白っぽい」葉がコマクサである。その中に見えるやや淡い緑色のものが「シラネニンジン」である。株の右端に見える白い茎と淡緑のものも「シラネニンジン」だ。
 2005年7月、2006年7月とこの「シラネニンジン」は花をつけた。だが、2007年の「花期」には花をつけなかったのである。それに比べると「コマクサ」の方は、2006年は約18個、2007年は倍増の40個以上という花をつけたのだ。
 しかも、この写真からも分かるように花をつける茎が異常に長くなっていた。
 私たちは、この「株」を抜き取る時に、「絡み合っている」根や茎を、丁寧に解きほぐして、両方に傷つけないように注意した。特に、「シラネニンジン」の方は、そのままそこに残さなければいけないので「扱い」は慎重を極めた。
 そして、「コマクサ」だけを抜き取って「シラネニンジン」はそこに残して「埋め戻した」のであった。)

◇◇ 岩木山のコマクサについての問い合わせ…(3) ◇◇
【稲葉さんからの返信】

 [ご連絡ありがとうございました。快諾して頂き、ありがとうございます。先進事例として参考にさせて頂きます。
 また、コマクサに対する思いが詰まった文章もご提示下さりありがとうございます。ご指摘の通り外来植物に対しては本当に植物のスタンスにたったものの見方が必要だと感じています。
 白山でもオオバコなど低地性植物が高山域にまで侵入して「ハクサンオオバコ」という在来の高山植物と雑種を作っています。
 私は環白山保護利用管理協会という任意団体に所属しており、そこで外来植物対策の担当をしております。毎年、ボランティア(毎年のべ150名ほど)の協力を得ながら除去作業を繰り返していますが、参加者の方はよく「やっつける」という表現を使われ、オオバコそのものを悪者扱いしてしまいます。
 植物が悪い訳ではなく、そこに運び込んでしまった人間に問題があったことを考えて欲しいと言うことを参加者にいつも訴えております。
 人間の手によって白山という山に連れてこられてしまった植物たちのことを考え、これから人間が何ができるかを山や自然に向き合い、考えるきっかけのイベントして、これからも継続していきたいと考えています。
 今後、何かご相談することもあるかもしれません。その際にはまた、よろしくお願いいたします。](明日に続く)

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (22)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 「Dell」コンピュターへの最後通告<2>

 ※マザーボードの交換やコンピュータ交換についてお問い合わせいただいていますが、現在お問い合わせいただいている結果だけですと、マザーボード等、コンピュータ本体側の問題とは原因が特定できかねます。
各デバイスとの整合性(相性)の問題等である場合は、コンピュータ本体側の問題ではないため、マザーボードやコンピュータを交換しても現象は改善されません。

 誠にお手数とは存じますが、各メーカーに再度お問い合わせいただいた結果、コンピュータ本体のハードウェアに関する問題や、OS自体に関する問題等、弊社でもご案内可能な内容がありましたら、お問い合わせいただいた結果の詳細をお書き添えいただき、再度お問い合わせください。」

 これだと埒があかない。そこで、私は「Dellコンピュター」に最終の通告となるべき文章を送った。

『以前にも申し上げたが、私は、何とかしてCPカードアダプタやiEEE接続機能を正常にして、Dimensoin4500Cをこれからも使っていきたいのである。
 少々の金銭的な負担も覚悟している。どうしても、これらの機能が回復しない…出来ないのであれば、マザーボードの取り換え、あるいは同機種の新品との交換など考えられないものであろうか。
 貴社からの「お問い合わせいただいた内容についてお答え」や、PCカードアダプターに関する障害に関する「回答」についてはどうしても納得がいかない。
 次を読んでいただき心ある対応を期待したい。
 
「お客様のコンピュータに内蔵されているマルチアクセスのIEEE1394コネクタは、デジタルビデオカメラのみをサポートしています。
※IEEE1394規格をサポートするデバイスは多種に及ぶため、Dell ComputerCorporationでは、マルチアクセスのIEEE1394コネクタの使用をデジタルビデオカメラに限定しています。従って、弊社ではIEEE1394接続のHDDについては動作確認をおこなっておらず、ご案内可能な情報を持っていません。お役に立てず誠に申し訳ありませんが、ご了承ください。」ということだが、私としては了承出来ない。
 何故ならば、貴社の「商品説明」には次のようにあるではないか。
 「デル・マルチアクセスは3.5インチベイに搭載される前面モジュールと、ロープロファイルPCIスロットに装着される、PCIカードの2つのモジュールで構成されます。
 前面モジュールには、最近デスクトップパソコンでも人気の高いPCMCIA TypeIIスロット(PCカードスロット ※32ビットには対応していません。)2基に加え、デジタルビデオカメラなどに多用されるIEEE1394ポート(4ピン)を1基搭載。デジカメやデジタルビデオなどのデータの読み込みが容易に行なえます。
 また背面のPCIカード部には、さらに1基のIEEE1394ポート(4ピン)とV.90 56Kモデムを搭載。マルチアクセス1台で、PCMCIAカードリーダ、IEEE1394コントローラ、56Kモデムの3役をこなします。
 4500Cシリーズのオプションの中でも最重要のオプションパーツといって間違いないでしょう。特別に事情がないかぎり、基本的にはマルチアクセスはオプション搭載していただけますよう強くおすすめします。」(明日に続く)

岩木山のコマクサについての問い合わせ(2) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(21)

2010-02-11 05:10:00 | Weblog
(今日の写真は、2007年7月18日に写した「コマクサ」だ。昨日の2005年7月に撮ったものと同じ株である。
 明らかに変化がある。それは茎が長くなり、花の数が増えたということだ。それにもう1つ見落としていけないことは「シラネニンジン」が姿を消したということである。消したといっても「花」をつけないだけで「茎」と「根」、「葉」はしっかりと「コマクサ」と絡み合って生存しているのだ。)

◇◇ 岩木山のコマクサについての問い合わせ…(2)◇◇

(承前)…『具体的な対策に関する記載や人為的に持ち込まれたコマクサに対するとらえ方が大変、参考になると思い、【岩木山「コマクサ」の問題を考える】の記事(PDFファイル名:iwakisan_komakusa2007)を参考資料として検討会に使用させて頂きたくご連絡させて頂きました。
 また、本文中の5ページにあります写真13(シラネニンジンと混生した写真)を検討会資料内に使用させて頂けないでしょうか?
 写真使用の目的としては人為的に持ち込まれたコマクサが白山に生育することの問題点を説明する上で実際に駆逐されている植物(シラネニンジン)が存在するという例としてです。白山でもイワツメクサと隣接しているのが確認されています。

 趣旨をご理解の上、使用許可についてご検討頂けますと幸いです。お忙しい中、誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。』

【私からの返信】

『アルスコンサルタンツ㈱
   環境計画部  稲葉 弘之さんへ

 ご連絡が遅くなりました。申し訳ありません。「岩木山を考える会」の事務局長 三浦章男です。 
稲葉さんの申し入れ、光栄に思います。どうぞ、使えるものであれば本会のホームページからダウンロードして自由に使って下さい。なお、掲載している写真のほかにもいくらかはありますから、「何々の写真」と言って下さればお送りいたします。
 「白山」といいますと、この「ハクサン」を冠する植物は沢山ありますね。岩木山では「ハクサンチドリ」「ハクサンシャクナゲ」の2種しか見られませんが、特産種である「ミチノクコザクラ」は「ハクサンコザクラ」の系譜ではないかと言われています。何かと、縁があるようです。

 本会ホームページでも紹介していますが岩木山で私が確認した花(草本・木本)は450種ほどあります。詳しくは08年に出版した拙著「岩木山・花の山旅」に掲載してあります。
なお、件の「コマクサ」に関しましては「コマクサ」の身になって物語風にまとめた文章がございます。そのファイルを送付いたしますので、開いてご覧下さい。』(明日に続く)

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (21)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 「Dell」コンピュターへの最後通告<1>

 「フジフィルム」社から「PC-AD3B」についての…
『1.「PC-AD3B」を挿さずにWindowsXPを起動します。
 2.「ファイル名を指定して実行」を選択、[regedit]と入力、レジストリエディタを起動。
 3.「HKEY_LOCAL_MACHINSEsystemCurrentControlSetEnumPCMCIA」までツリーを展開します。(左側の「+」を押してください)。
 4.複数の項目が表示されると思われますが、このうち「…-…-CB71」の上で右クリックし、「削除」してください。
 5.レジストリエディタを終了してからWindowsXPを再起動してください。』というサポートを受けて、そのとおり、レジストリの書き換えをしたが「…-…-CB71」という項目は表示されなかったのだ。

 以上のとおり3つのメーカーからのサポートに従って確認してみたが、「フリーズ」してしまう現象の改善はみられなかったのである。この結果を再々度「Dell」社に送った。
 それに対して、「Dell」社から次のような回答が来た。

『 ・IEEE1394接続のHDDについて
お客様のコンピュータに内蔵されているマルチアクセスのIEEE1394コネクタは、デジタルビデオカメラのみをサポートしています。
※IEEE1394規格をサポートするデバイスは多種に及ぶため、Dell Computer Corporationでは、マルチアクセスのIEEE1394コネクタの使用をデジタルビデオカメラに限定しています。従って、弊社ではIEEE1394接続のHDDについては動作確認をおこなっておらず、ご案内可能な情報を持っていません。
 お役に立てず誠に申し訳ありませんが、ご了承ください。

・リソースの競合について
リソースの競合についてお問い合わせいただきましたが、リソースの割り当ては以下の手順で後確認いただけます。
1.[スタート]ボタン→[コントロールパネル]とクリックし、[パフォーマンスとメンテナンス]→[システム]とクリックします。
2.[ハードウェア]タブをクリックし、[デバイスマネージャ]をクリックします。
3.[表示]→[リソース(種類別)]とクリックします。

この画面にて、各デバイスが使用しているリソースの詳細をご確認いただくことが可能です。
ご使用いただいているコンピュータカードがどのように表示され、どの種類のリソースの競合を確認するのかは、PCカードのメーカーにご確認ください。

・レジストリの編集について
富士フイルム社製ではレジストリの編集を案内されていますが、レジストリに記録されるデータの詳細につきましては、ご使用いただく機器によってことなります。また、弊社ではMicrosoft社よりレジストリの編集について技術供与を受けておらず、ご案内可能な情報を持っていません。
レジストリの編集に必要な項目が見つからない場合は、再度、富士フィルム社に該当項目がない場合の対処方法をご確認くださいますようお願いします。」(明日に続く)

岩木山のコマクサについての問い合わせ / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(20)

2010-02-10 05:15:00 | Weblog
 (今日の写真は、2005年7月に確認された「岩木山のコマクサ」である。これは人為的かつ、不法に「種をまかれた」か、どこからか「移植」された「コマクサ」だ。
 本会と青森県自然保護課は、この年を含めて3年間、観察・調査を続けて、「花期」の終わった2007年秋に「抜き取り除去」作業を実施した。
 今日の写真で注目してほしいものは、コマクサの株と同居している岩木山の在来種「シラネニンジン」(白い花)である。石川県からの問い合わせも「このこと」に注目している。)

◇◇ 岩木山のコマクサについての問い合わせ…(1) ◇◇

 石川県在住の稲葉さんという方から次のようなメールが届いた。

『岩木山のコマクサに関する記事についてのお願いです。石川県、福井県、岐阜県にまたがる白山は国立公園に指定されておりますが、岩木山同様、人為的に持ち込まれたコマクサが大群落を形成し、問題になっております。
 1993年に生育が確認されたのですが、これまで数回の個体数調査が行われた程度で、具体的な対策がとられておりませんでした。
ようやく平成21年度に環境省が調査を行い、具体的な対策方法を検討することになりました。
 現在、白山では6地点で約5700株の生育が確認されました。私どもの会社では環境省の委託を受け、コマクサの分布調査を行い、現在、対策検討会に向けた資料を作成中です。

業務名:平成21年度 白山国立公園コマクサ対策事業
発注元:環境省中部地方環境事務所白山自然保護官事務所
受注先:アルスコンサルタンツ株式会社

 全国的なコマクサ対策の事例をインターネットで検索していたところ、貴会のコマクサに関する記事を拝見致しました。』(明日に続く)

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (20)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 また、「Dell」の「Dimension 4500C (CPU Pent4 2,26Ghz Memory 512MB HDD 80 GB)では「メルコ」の外付けHDD DIU-B80Gを接続すると…
USB1.1では正常に稼働するのだが、iEEE1394ケーブル(本体6Pin, PC4 Pin)で接続すると、PCがフリーズしてしまうのだった。本体電源をONにして,電源ONのPCに接続、また本体OFFでPCをONにした状態で本体をONにしても同じであった。
 フリーズの状態は、画面が黒くなるというものではなく、キーボード・マウス機能が完全に動作しなくなってしまうのだ。
 よって強制的にPCの電源をOFFにした後、再起動するしかない。つまり、iEEE1394ケーブルでの接続は不能であった。「動作の速いことを期待して購入した」のにくやしいではないか。
 なお、PCのデバイスマネージャー項目には1394バスホストコントローラーがあって開くと「Texas Instruments OHCI Complliant iEEE 1394 Host Controller」 が表示されているのだ。この症状も3回目の「修理」で治癒した。
 私は「メルコ」のインフォーメーションセンターにも問い合わせをした。これで、「I.O.Data」社、「Fuji Film」社合計3社への「問い合わせ」となった。この無駄と思える労力と不信感は並のものではなかった。これは、精神的には「損害賠償」ものだと思った。
 「Dimension 4500C」の関わるトラブルは、これだけではない。まだあるのだ。
要領の大きなファイルの印刷をしようとすると、「バックグランド云々」とかで印刷が出来なくなり、コンピュータが印刷を止めてしまうのだ。
 私に分かる「バックグランド云々」に関係しているものには、「Norton Antivirus」とフォルダーミラーリングだ。セキュリティ関係では他にもあるはずだった。
 印刷は「印刷されるものを表示させ」ておきながら「印刷という仕事」もするということだ。つまり、コンピュータは一度に「二つの仕事をすること」になるのだ。そこで、「ページファイル容量」が飽和状態になり「停止」するであろう。詳しいことはいまだに知らない。とにかく、「Dimension 4500C」には散々な目に遭った。
 自作をするようになってからは「この手のトラブル」に遭うことは一度もない。大容量「印刷」ファイルもガンガンこなして、印刷してくれる。

 その後「Dell」社は、自社のホームページや雑誌「PC21」などのグラビアに、小さな文字で「コンピュータによってはPCカードアダプタやiEEE1394は機能しない」ということを掲載するようになった。
 「実際の不都合」、「設計ミス」、「部品の間違い」として「コンピュータ販売会社」として、あってはならないことをしたと、認めたのだろう。だが、認め方がフェアではない。 単なる接触不良とかの機械的な問題ではなくもっと、電子的に、物理的に、AGPやiEEE1394接続部分やカードの機能に問題があったのだろう。
 「Dell」社はその直後に「Dimension 4500C」のアップグレード版として「Dimension 4600C」を発売しました。そういう部分をクリアしたからだろうか。
 3回目の修理で交換されたISA/PCI/AGP等の拡張カードは設計等を変更したものだったのだろう。そして、それは、おそらく「アップグレード版Dimension 4600C」に組み込まれたものだろう。
 そうでなければ、2回目の修理と同じことの繰り返しでは、よくなることはないはずだ。それとも「企業の弱点」を見せたくないために、全く違うものを交換したのに、前と同じものと「修理報告書」に記載したのであろうか。
 以上が、私の推理する「素人的」な結論である。もちろん、私は「Dimension 4600C」を購入はしなかったし、既製品コンピュータからは足を洗った。(明日に続く)

今日は本HP開設10周年記念の日 / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(19)

2010-02-09 05:12:11 | Weblog
 [今日で10年目!今日は本HP開設10周年記念の日です。何と10年という年月の速かったこと…それは、HPなどというものを全く理解しないままに出発したという歴史だったからです。無我夢中でした。私は今68歳ですが、これほど速く過ぎた「10年間」というものを知りません。まさに、気がついたら「10年」ということでした。
 分からない。どうすればいいいのかわからない。私は「HP」をどのように作ればいいのか分かりません。記事を貼り付けることも、写真を取り込むことも出来ません。それでも、記事だけは、資料だけは管理人に送り続けました。それを皆さんが見ることが出来るようにしてくれたのが管理人、葛西さんです。
 最初は、葛西さんだけで、HPを開設し、運営していました。私が関わるようになったのは2000年7月からです。葛西さんと記事や資料のやりとりをするために「メール」を始めました。
 次に、その証拠である私のメールの最初の受信と送信内容を掲載します。

 『東北自然ネットについて 2000/07/18 22:15

今日はどうもご苦労さまでした。
 名称は東北でしたが、jomonというプロバイダは確か青森のものですので、作成者は青森県人でしょう。
東北自然保護団体連絡協議会 http://www.jomon.ne.jp/~misago/

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
葛西 拓美
〒038-2818
青森県西津軽郡森田村大舘字勝山31番地43号
電話・FAX 0173-49-7851
岩木山を考える会のホームページ
http://www1.ocn.ne.jp/~iwakisan/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

長平荘脇の鳴沢川と拡張工事反対の立て看板 2000/07/26 20:29

 25日三上さんと表記のことで午後4時頃見に行ってきました。弘前で 観測された降雨量よりも大鳴沢上部での量が少なかったようで、水が 少々濁っていた程度でした。今日はどうだったでしょうか。
 看板は白地に赤、どこかの国旗のようでよく目立ちました。予想していたものよりも大きく驚きました。下の余白にもう一言あってもいいかなと 思いました。それから高さが気になりました。雪が積もったら下が隠れるのではないかな…。
 スキー客にも我々の気持ちをはっきりと伝える必要があります。現地での行動ご苦労様です。有り難うございます。三浦章男 』

 このようなやりとりで始まって、すでに10年、瞬く間の10年でありました。葛西さんの生活条件にも変化がありました。仕事が忙しくて、このHPの編集や企画に携わる時間がとれないことが多くなってきました。
 それを埋めながら、何とかHPを維持するために、葛西さんに勧められたのが、このブログ「事務局長日誌」でした。3年前の2月22日に始めて、以来「毎日」何かを、このように書いています。「瞬く間」に過ぎた10年という感慨は、この「ブログ」の所為もあるかも知れません。]

(今日の写真は、昨年の今日、2月9日に岳登山道尾根で、霧氷と薄雲に輝く太陽を撮ったものだ。「相棒」さんと一緒だった。
 実は「相棒」さんから8日に「岩木山のこれまで登っていない尾根登りに一緒に行きたい」と言われていたが、数日続いた降雪の後なので、「新雪雪崩」の発生が懸念されたので「中止」したのだ。
 私の天気予想では「昨日はもう少し晴れるかなあ」と思っていたが、気温が上がったものの、標高1000m以上は雲に覆われていた。
 晴れていたら、今日のような風景が見られたことであろう。)

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (19)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 …これは2002年頃の話しだ。一眼レフカメラも「デジタル」時代に入った頃である。フィルムカメラから私も、とうとう一眼レフカメラを持つ身になった。当然機種はこれまで使っていた「国民のカメラ」PENTAXである。
 フィルムの「消費」を考える必要がないので、ドンドンと写して、ドンドンと「PC」に取り込むつもりでいた。だが、私の持っているメインのPCもサブの PCも、それを取り込む機能がない。
 それには「PCカードアダプター」というものが必要だったのである。まず私は「I.O.Data」社の「PC4in1-ADP」という「PCカードアダプター」を購入した。これは、SDメモリーカード、スマートメディア、 マルチメディアカード、メモリースティック対応のマルチPCカードアダプタだった。仕様書には「PCカードスロットを搭載したデスクトップパソコンやノートパソコンおよび携帯端末で4種類のメモリカードをメディアアダプタ1枚でご利用いただけます」書かれている。  
 使用スマートメデアはフジフイルム64MBである。そして、それを「PC4in1-ADP」に差し込んで、PCのPCカードスロットに挿入した。
 ところが、その途端にフリーズだ。詳しく書くと…
PCにはPCカードアダプターを差し込む「スロット」が2つある。どちらに差し込んでも(接続しても)、その瞬間にPCがフリーズしてしまう。
 フリーズの状態は画面が黒くなるというものではなく、キーボード・マウス機能が完全に動作しなくなってしまう。よって強制的にPCの電源をOFFにした後、再起動するしかない。完全にPCカード機能は使えない状態である。
 「PC4in1-ADP」の説明書には「本製品を挿入すると自動的に認識されますので、画面に従ってセットアップしてください。完了後、使用できます。」とあるのだが、その前にフリーズしてしまうのである。
私の「PC」は「Dell」の「Dimension 4500C (CPU Pent4 2,26Ghz Memory 512MB HDD 80 GB。OS は「Windows XP Home Ed」だ。マルチアクセスとしてV、90 56 Kモデム、iEEE1394 X2 、PCカードスロット X2を搭載している。
「デバイスマネージャー」PCMCIAアダプタには、「Texas Instruments PCI-4451Card Bus Controller 」が2つ表示されている。

 そこで私は「Dell」に上記の「症状」を含めて問い合わせた。その結果、次に示すような事態になった。送り返して「修理」するということである。

 1回目の修理には1週間かかった2回目も3回目もほぼ同じ期間を要したのである。その間、私はこの「PC」を使えないのだ。

 1回目の修理では、マルチアクセス部(CDRW/R・DVD/R PCカードアダプタ iEEE1394)の交換。
 2回目の修理では、マザーボード・マルチアクセスカードの交換。
 だが、ここまでやっても、PCカードアダプタ、iEEE1394は機能しなかった。また、iEEE1394接続のビデオも出来ないことが分かった。
 そこで、3回目の修理となるのだが、これは部品の交換部が「ISA/PCI/AGP」等の拡張カードだけで、マザーボードは含まれていない。

 3回目の修理の結果は良好であった。
 PCカードアダプタは「I.O.Data」社の「PC4in1-ADP」も、その後に、「テスト的な意味」として購入した「FujiFilm」の「PC-AD3」も問題なく使えた。iEEE1394i接続のストレージデバイス外付けHDDも作動した。おそらく、ハンディカムを接続しても大丈夫だろう。

 私はPCカードアダプタについてはカード製造発売会社の「I.O.Data」社と「FujiFilm」社にも同じ問い合わせをしていたが、どちらも「カードアダプター」の不具合を認めてくれなかった。
 もともと、「アダプター」には不具合はなかったのである。(明日に続く)

今日の写真が語ること(観音さまどこを向く) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(18)

2010-02-08 04:40:35 | Weblog
(今日の写真も石仏だ。久しぶりに雪は止んだ。昨日の午後から気温が上がった。氷点下ではなくプラスに転じた。昨日は早朝5時から約1時間の「雪掻き」ならず「雪切り」をした。気温は氷点下7℃ほど、今朝は氷点下5℃前後だ。
 南の低空に「月」が出ていた。晴れているらしい。昨晩の緩んだ寒気がまた、「放射冷却」の助けを借りて、元気になったのだろうか。
 ひょっとしたら、今日は晴れるのかも知れない。もしも晴れていて、大鳴沢右岸稜線まで行けたなら、この「第28番石仏」の「聖観音」に会えるだろう。きっとこのような風情の中で迎えてくれるに違いない。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(観音さまはどこを向く) ◇◇

 これは正面からでなく、側面、つまり南側から撮ったものだ。だから、聖観音さまは「西向き」である。私は南から北に向かって動いていた。これを撮った時は百沢から登り、赤倉口に下山した。
 天気は時間を追うごとによくなっていった。青空が広がり、視界は100%だ。時は3月の上旬だった。これだけの天気に恵まれると、何も「既定」のルートを採る必要はないのだ。稜線を辿ってどこに降りてもいい。
 だが、どうしたものか、大鳴沢の源頭部を跨いでしまうと、自然に「石仏」と対面しがら降りたくなってしまうのだ。
 「対面しがら」という気持ちがあっても、3月の上旬だと、「対面出来る石仏」は27番から33番までの「大鳴沢右岸稜線」に立っているものだけだ。そこよりも低地にあるものはすべて「雪に埋まって」いる。運がよければ「大開」にある22番、23番、24番も顔を出していることがあるのだ。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (18)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 「ソースネクスト」という社名を知っている人も多いだろう。色々、様々な「ソフト」を製造販売している会社だ。現在どうなっているかは知らない。それ以後、この「ソースネクスト」社との関わりはない。
 このこと以来、この会社の製品に対する不信から、この会社のソフト「もう一切使うまい」と決めたからである。
 この「症状は現在、使用のPCだけでなく、私が使用している『複数のPCに共通の症状』」であった。ひょっとするとある「ソフト」が災いをしているのではないか。それでは、そのソフトは何か。
 これまでこのようなことはなかった。最近インストールした「ソフト」は何か。それは「ソースネクスト」社の製品名を「驚速xp DX」というものだった。
 「ソースネクスト」社には2日間に渡って、何回もアクセスを試みた。だが、「ただいま混み合っております。のちほどアクセスして下さい」という状態が続き、質問をすることも出来ない。
 待っているわけにはいかない。先ずは、メールの署名欄を次のように変更した。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
036-8054 弘前市田町4-12-7
Tel/Fax0172-35-6819 E・mail: mtiwaki@kfy.biglobe.ne.jp
注意:コンピュータの不調により日時はグリニッジ標準時で表示されています。+9時間が日本時間です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 そのようにした上で、「驚速xp DX」をアンインストールして「メール」のやりとりをしていた。だが、件の「症状」は回復しなかった。どうしても気になってしょうがないので「OSのクリーンインストール」をした。
 これで、「時刻9時間誤差」は解決した。しかし、これは本当の解決ではない。
3日目の晩にようやく「ソースネクスト」社とアクセスが出来たので「症状と手だて」について報告と質問を克明にした。だが、その後数日間経ても、返事はなかった。
 私の心には「どのような解決方法があるのかを楽しみにして待つ」余裕が生まれていた。それは、恐らく「レジストリの書き換え」であろうという私の予想に由来していた。

 忘れた頃に「ソースネクスト」社から次のような回答があった。

…『本現象は、日本以外のタイムゾーンに設定されている状態で高速化を行うと発生する可能性がございます。下記の手順に従って操作を行って下さい。レジストリの操作となりますので事前にバックアップを必ず行って下さい。添付のZIPファイルを一緒に送ります。

1.驚速xpDXにて高速化を一度元に戻して下さい。
2.お送りしたファイルを解凍後ダブルクリックして下さい。
3.コントロールパネルの日付と時刻のプロパティを開きタイムゾーンタブの設定が[(GMT+9.0)大阪、札幌、東京]になっている事を確認し、OKボタンを押して下さい。…

 予想したとおり、対処法は「レジストリの書き換え」であった。よく分からないまま、「宣伝文句」にのってしまい、私のような使う人に問題があるのだろうが、「動き」が速くなったところで、基本中の基本である「時間」設定が誤動作してしまうようでは「製品・商品」とはならないだろう。こんなものを売り出していることが問題なのだ。
 しかも、「レジストリ」操作をしないと、修復・復元出来ないというのだから「PCに触れたばかりの人」にとっては、それは「自力で出来ない」ことを意味していることであろう。
 幸い私は、「レジストリ」の書き換えなどもしていた。そのような訳で、「レジストリエデターを使う頻度」も高かった。1ヶ月に5、6回の割合だろうか。この「症状」が起きる直近では「Norton Internet Security」のアンインストール出来なくなった時とFTTHのRWIN値を書き換えて、スピードアップを図る時にこれを使った。

「添付のZIPファイルを一緒に送ります」とあったが、送られたところでどうなるってこともないのに…すでにOSの再インストールがすべて終わり、すっきりした状態で使っているのだから、これは必要ない。
 だが、娘のPCにも「驚速xpDX」を入れているから「使ってやろう」かなどと考え、とりあえずCDにコピーしておいた。
 確かに、「驚速xpDX」を使うと本当に速くなる。まさに「驚速」瞬時にウィンドウが開き替わるのである。しかし、もう使わない。この手の「ソフト」にはすっかり懲りてしまった。(明日に続く)

今日の写真が語ること(32、33番石仏二体) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(17)

2010-02-07 05:31:11 | Weblog
(今日の写真は、大鳴沢右岸稜線上に立つ石仏観音二体である。寒い日が続いている。当然といえば当然のことだ。まだ、2月の上旬である。毎年、この時季に「今冬一番の寒気」がやってきているのだ。だが、今季の寒気は、ここ数年の中では、特別に「強い」ようだ。
 昨日は4時に起床した。ブログを少し書いてから5時10分前に外に出て、「雪掻き」をした。外気温は氷点下6.9℃だった。
 実質は「雪掻き」ではなかった。ブルトーザーが寄せていった「雪塊」を家庭用ハンドダンプで「排雪」をしなければいけなかった。その作業中の1時間、ひたすら雪は降り続いていた。そして、私は排雪作業をしながら、今日の写真を含めて「風衝地」に立ち尽くしている「石仏」のことを想っていた。
 左の石仏は「如意輪(にょいりん)観音」であり、右は「聖(しょう)観音」である。
 「如意輪観音」の頭上には丸い輪が見える。これは「如意宝珠法輪」を意味する。これを略して如意輪、よってこの名前がつけられているのだ。
 一般的には、六本の手で右手は頬に当て、右膝を立て、両足裏を合わせる輪王座という姿勢をとっているが、これは立像である。
 「如意宝珠」は「思うがままに」を意味する珍宝で、苦しみを取り除くと言われている。人々の煩悩を打ち砕き、法輪を持つことで人々を苦悩から救い、その願いをかなえてくれるといわれている。
 「聖観音」は、阿弥陀如来の化身と考えられている。頭上には阿弥陀の化仏を付けており、単独像のほかに勢至菩薩と一緒に阿弥陀如来像の脇侍となる場合もある。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(観音とは…?) ◇◇

 「観音さま」は、日本では恐らく一番、素朴な信仰を集めている仏さまではないだろうか。観音さまの存在は、歴史を越えて「現代性」を持っているように思える。昔も、現代も「救いを求める人」はいた。だが、現代ほど厳しい格差は昔はなかった。それは、物質的に現代ほど「豊か」ではなかったからだ。
 物質的に豊かな時代は、富めるものとそうでないものとの格差を厳然とさせる。
 そして、人は皆自分のためにだけ「生きること」に四苦八苦している。今の世はまさにこれだ。その意味からは「観音さま」の存在は有り難いものだろう。
 この仏さまたちは「慈悲の心」で、救いを求めている人があったならば、すぐにそこに行ってその救いを求めている人々を救済をすると言われているのである。阿弥陀如来(お釈迦様)も「救済」してくれるが、阿弥陀様は「畏れ多い」存在で、近づきがたいところもあるが、「観音さま」には人間くささがあって「畏れ多い」ところもそれほどないところから人気を集めたのではないかと思われる。
 「観音さま」は衆生救済に現れる時、多くの姿をとると言われている。「六観音」の他に竜頭(りゅうづ)・滝見・威徳などを入れた三十三観音という数え方もあるが、「観音さま」の姿は全部で幾つくらいあるか見当がつかないほどだといわれている。
 「六観音」は、基本形である聖(しょう)観音をはじめ、十一面観音・如意輪(にょいりん)観音・馬頭(ばとう)観音・准胝(じゅんてい)観音・千手観音の六つで、これに不空羂索(ふくうけんじゃく)観音を加えて「七観音」とする場合もある。
 何故なのか、赤倉登山道沿いの石仏には「馬頭(ばとう)観音」は入っていない。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (17)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 「メール」に関係した話しを続けよう。…こんなこともあった。2003年のことである。
それは、Eメールの発信時間と着信時間がグリニッジ標準時で表示されてしまうということだった。
 具体的にいうと、発信するとその受け手にはグリニッジ標準時で表示され、送り手からものを開封すると送り手の発信時が日本の時間になっているのに私の着信時間はグリニッジ標準時で表示されてしまうということだ。
 「何だそんなこと簡単に直せるだろう。コントロールパネルから『日付と時刻』をクリックしてタイムゾーンをUTC「グリニッジ標準時」から日本標準時にすればいいだけだろう。その上でインターネット時刻を設定すると自動的に同期するだろうが」などとしたり顔で言ってはいけない。そのことは十分承知している。そして、そのとおりの対応もしたのだが、先のような症状が改善しないのである。

私は次に述べる「操作手順」に従って点検し、確認していた。

1.BIOSの設定を確認したが日本時間の表示であった。
2.コントロールパネルの地域と言語オプションでは日本語、日本に設定されている。
3.コントロールパネルの日付と時刻のプロパティでは、現在の日時を東京(標準時)で表示、タイムゾーンは(GMT+09:00大阪、札幌、東京)となっている。
4.インターネット時刻 「自動的にインターネットサーバーと同期する」をチェック。「time windows com」を「今すぐ更新」にすると日本時間で2003/12/02 12:30正しく同期されたと表示されるが、「次回の同期」は2003/12/09 03:30と「グリニッジ標準時」で表示されている。
 また、タスクバーの時間表示がグリニッジ標準時で表示されてしまうので日付と時刻ウインドウで日本時間に訂正している。しかし、メールに関わる上記の症状は改善しない。
5.この症状は現在、使用のPCだけでなく、私が使用している「複数のPCに共通の症状」である。
6.ファイアウオール機能の設定は解除してある
7.システムの復元機能も利用したが改善されなかった。
8.ISPの「BIGLOBE」にもサーバーの異常ではないかと問い合わせたが何もないという。また、「そのような障害はお客さんから一件も報告がないので当事者のPCの問題だろう」ともいう。
 加えて、PCメーカーも複数台のPCに共通の現象が起きることは、「共通の使用ソフト」に問題があるのではと言われた。(明日に続く)

今日の写真が語ること…(千手千眼観音) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(16)

2010-02-06 04:39:17 | Weblog
(今日の写真は、赤倉登山道沿いにある30番石仏の千手千眼観音だ。風衝地に立っていながらこの30番と32、33番石仏は、顔が風によって摩耗していない。建立されて余り年月が経っていないからだろうか。何時建てられたのかは分からない。だが、私が岩木山と関わりを持つようになる以前からあったはずだから、相当な年月を数えているはずである。
 それにしても、「強い」ものだ。29番と31番石仏は、彫られている「観音様」が何なのか分からないが、それでも、そこに立っている。そして、赤倉講の信者たちは「何という観音」か分からないが合掌しているのだ。
 それとも、彼らは先輩や先達から「観音様の名前」を知らされているのかも知れない。私はとにかくこの石仏が「何観音」なのかは知らない。しかし、合掌することは同じだ。
 この日は風が強く、カメラを両手でしっかりと掴んでいないと、首から提げているカメラが宙づりになり、「ぶるんぶるん」と音を立てて回転するのであった。
 しっかりと「足を踏ん張って」全身を三脚にして、やっとの思いで「撮った」1枚である。だが、この「千手千眼観音」は微動だにしなかった。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(エビの尻尾をまとい立つ千手千眼観音) ◇◇

 岩木山で積雪の多いところ、10mを越える。そこは大鳴沢の源頭部なのだが、そこから200mほどしか離れていないこの場所は、この写真からも分かるとおり、積雪は少ない。
 石仏の台座の高さは大体30cmほどだろう。それを基準にして検分すると、積雪を意識させる「石仏」の右側でも50cmはない。左側に至っては台座よりも低いから、積雪は数cmから10cm程度だろう。
 「山の積雪」とは不思議なものだ。積雪数cmと積雪が10m以上という場所が「混在」している。
 この場所では「雪が降らない」のではない。「降る」のであるが「溜まらない」のである。それは「地形」と「高さ」、それに「風」である。ここの場合は「風」によることが大きい。積雪の少ない場所があるということは、そこに「溜まるべき雪」が別な場所に「溜まっている」ことを意味する。
 それでは、ここに溜まるべき雪はどこに溜まっているのだろうか。それは、この石仏の背後にある「水無沢」源頭部を頂点として逆三角形に広がっている「カール」状の広い谷頭なのだ。
 ここから200mほどのところにある大鳴沢の源頭部は積雪が多いが、その北面の山頂からの広い斜面は、この写真のように非常に積雪は少ない。風によって飛ばされて「積もれない」からだ。そこに積もるべき雪が全部「大鳴沢の源頭部」に溜まるからなのである。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (16)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

OSをインストールしなおす中で…ユーザーアカウントが?

 今は時々だが、嘗てはかなりの頻度でOSをインストールしなおしていた。
 最初のころはXPの「転送ウイザード」を使ってAコンピュータからBへ(またはその逆)数時間かけて設定とデータ(次第に「設定」だけになったが)を移行していた。
 これには情報機器間の転送通信に用いられるシリアルケーブル「RS-232通信ケーブル」を使った。D-subminiature(Dサブ)規格の9ピンのものだ。最近のマザーボードには、このポートは見あたらない。一世代前の「Intel D975Xbx」には付いていたが、殆ど使われることもなくなっている。
 これを使った「転送速度」は極端に遅かった。数時間かかることが常だった。これには困った。
 その上、「転送ウイザード」を使うと不要なファイルまでが転送されてしまうことがあり、まだ「Windows98 SE」あたりの残骸があったりで、それがミイラのように潜んでいるのである。
 そんなことがいやなので、その頃から、OSをインストール後、CDにとって置いたデータをコーピーすることにしていた。これで2GBほど容量が増えたりしてHDがかなりすっきりしていた。
 メールの「アカウント」もその都度書き換えること(再設定)がめんどうなので、CDからインポートしていた。だが、これが曲者であった。
 その前の年に設定した「アカウント」ではユーザー名が「Akio Miura」であった。だから「転送ウイザード」は1年以上もこれを引き継いできたのだった。
 実際、おかしいことにこの「転送ウイザード」でも受信トレイ、送信済みアイテムが転送できなかったのだ。私は「ユーザーアカウント」を「miura akio」としていた。
 だから、当然「Outlook Express」起動画面のユーザー名は「miura akio」であるはずと思っているのだが、「Akio Miura」となっている。これが大変なことだったのである。
 つまり、CDの受信トレイ、送信済みアイテムが「miura akio」のファイルに上書き出来ない。考えてみればあたりまえのこと、私は同一人だと思っても「Windows XP」は「miura akio」と「Akio Miura」を別人として処理する。
 特にメール関係は、セキュリテイ上からも厳しい「箍(たが)」がはめられていて名前の変更程度の小手先手法ではらちが開かないようになっているらしい。
 そんなわけで「Akio Miura」を破棄して「miura akio」に関わるデータに変えた。私にとっては大事であった。(明日に続く)

今日の写真が語ること… (立ち尽くす観音様) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(15)

2010-02-05 05:09:04 | Weblog
 (今日の写真は、赤倉登山道沿いにある29番石仏だ。顔が風によって摩耗していて、よく見えなくなっている。これは四六時中、正常な季節風が吹いている限りは、風に向かって立っている。つまり、西を向いているのであって、それは、この石仏が「西方浄土」に回向(えこう)していることでもある。
 それでは、33体ある石仏がすべて、「西」に向かって建立されているかというとそうではない。中には「鬼門」とされる方角を向いているものさえある。その建立される場所の条件によってかなり「ファジー」である。ある年の11月下旬に撮ったものだ。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(顔や姿をそぎ落とされながらもひたすら立ち尽くす観音) ◇◇

 この風衝地に立っていて、お姿やお顔が「風」によってそぎ落とされている石仏は29番と31番である。それに続く、30番、32番、33番は、まだそこまでは「摩耗」していない。まだ「顔立ち」が立体的な形状を見せている。しかし、これも時間の問題だろう。近い将来、29、31番石仏と同じ運命を辿るはずだ。
 無常なる人の世で「人」が願うことは「常住」であり、永遠である。不動であり変わらぬ世界である。人は移り気であるにもかかわらず「普遍的に不変なるもの」を求める。きわめて勝手なものだ。
 だが、石仏はその勝手を許し、「常住坐臥」するお姿で応えようとする。そこに建てられたら最後、「倒壊」するまで、「その場所で常住坐臥」を続ける。雨の日も、風の日も、吹雪の日も、定位置で立ち尽くす。有り難い。この石仏はそのことを教えてくれる。合掌。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (15)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 「ISDN」から「FTTH」への移行ということ…昨日の話題が「Eメール」と「インターネット」のことだったので、今日は、この「インターネット」について書きたい。

 電話線につないでやっていた頃の話しだ。…もう我慢がならない。その前の月の通話料が限りなく12.000円に近く、その月が12.000円を超えてしまった。
 やっていられない。止めるか換えるか。換えることにして、「ADSL」の場合の「減衰量」を調べたら36dBにもなる。
 そこで、「NTT」に出かけた。そして、とにかくこちらの希望として以下のことについて話した。

1.「通話料は月に6~7.000円程度に抑えたいこと」
2.「減衰量が36dBにもなるので、それを出来る限り減らさないものであること」
3.「20MBのものをダウンロードするのにISDNだと30分以上かかり、通話料が多額になるのでそうならないものであること」
4.「私に送ってくる人の中には、つなぎ放題で通信する感覚の人が多く、開くのに20分以上要する場合もあり、こちらの事情に合わせてくれない以上は、私の方が対応しなければいけないこと」
5.「設備費や周辺機器が割安であること」
6.「現在のISDNも、初めの頃は『これでなければインターネットでないというような感じで、宣伝されていた』が、わずか2~3年で『使い物にならない』状態になってしまったという現実から、真に将来もずっと多様に使われていくのは『ADSLか、CATVか、FTTH』だろうと考えた結果、これからはやはり『光ファイバー通信FTTH』だろうと決めていること」

 相手は「光ファイバー通信FTTH」の利点だけを、立て板に水のごとく並べ立てる。まるで、馬鹿暗記したものを棒読みするかのようにだ。
 いつもそうだ。そして、不都合が出てくるとそれは「ユーザーの責任」として転嫁される。
 結論としては「B FLET'S」を選んだ。工事費もその月は半額で済む。この「工事費半額」も額面通りは受け取られない。眉唾物だ。半額ですむということは「定額」にすでに「半額プラス」されていることだろう。私たちには「元値」が示されないから、「定額」の値が分からないのだ。
 「ルータ」は通販で安く買い、設定・取り付けの一部等は自分で、すべてやった。
「NTT」のブロードバンドルータは無線LAN機能のものが49.000円台、高い!。それに比べるとI・O・DATA社のWN-G54/BBRSは20.000円弱だ。この違いは何なのだ。暴利か。
 しかも「WN-G54/BBRS」はNTTが送ってくるPPPO Eなどの「フレッツ接続ツール」「広帯域設定」などの機能が組み込まれている。当然、こっちを選んだ。

 実は、当時の「娘のPC」は初期の「98ノート」で容量が少なく、それにごしゃごしゃと詰め込んでいて、デフラグさえ出来ない状態だった。
 私には無線用に使っていたもので、CPU 1.0Ghz、メモリー512MB、HDD 40GBというPCがあった。「98ノート」より力があるので、娘がこれを使えばいいなと思っていた。
 しかし、これにはPCIアダプタ機能がない。だが、空きPCIが一つあった。そこで、I.O.DATA社の無線LANカードアダプタ/PCIを取り付けた。
 PCがキューブ形の小型なものだから機械・工作的に大変だったのだ。何とか改造して取り付けたが、ブロードバンドルータをI.O.DATA社製にした理由はここにもあった。

 無線LANカードアダプターのアップした機能をダウンロードしてiEEE802.11/g (それまでは11.b 対応で速度が1~2Mbps)規格でも使えるようにした。
 何しろ、無線部分の通信(速度が公称で54Mbps)は1階と2階で離れているし、障害物もあるので公称どおりにはいかない。
 だが、速度が4から5倍になった。娘は快適に使っているようで、ISDN無線LANカードアダプター使用の「ノートPC」は机上でたたまれ、布をかけられている。
 電話回線もデジタルからアナログに、NTTで電気的に変更する。私はそれに併せて配線の差し替えをすることになっている。
 細い銅線を入れ替えて端子に差し込むだけでNTTに依頼すると6000円とられるというからあきれる。
「知らない」とただただ、「金」をむしり取られるだけの世界、これが「便利社会」の「不便な」ところだ。金がないとただ不便を託つだけだ。(明日に続く)

今日の写真が語ること…(石仏は越年草の化身) / Windows7自作が簡単、何でもOSが…(14)

2010-02-04 04:22:46 | Weblog
(今日の写真は、赤倉登山道沿いに見られる第9番石仏「不空羂策観音」である。昨日の午後、出かけるところがあって外に出た。細かい雪が冷たく強い風に舞っていた。
 その時だ。本当に何の脈絡もなく、「ああ、この雪の中であの石仏はどうしているだろうか」と思ったのだ。
 私の頭の中には、緑に囲まれて、緑に輝くこの「石仏」がいた。積雪の下には緑に輝くツルリンドウなどの越年草がじっと春を待っている。雪の下というのは湿度が高く、暖かい。越年草は、その「湿度」と「暖かさ」に守られて、「みどりの葉」やロゼット状の葉を広げたままで冬を越す。年を越す。だから「越年草」と呼ばれるのだ。
 今季は雪が少ない。地上1mほどで「立っている」この「不空羂策観音」はすっかりと雪に埋まっているだろうか。それとも、顔や頭を吹雪や寒風に曝しているのだろうか。
 そうだとすれば、「可哀想」なことだ。春を待つには「雪に埋まる」ことが一番なのだ。
それにしても、何と穏やかでありながらも、端正な顔立ちではないか。
 ブナ林内に立つこの石仏には、それなりの意味があるのだ。それは、「森の恵みを人々に分かち与える」ということだ。だから、ブナの森に立っている。もっともっと「雪よ」降れである。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(石仏は越年草の化身) ◇◇

 赤倉登山道沿いには33体の石仏が並んでいる。標高500mちょっとのところから始まり、1450mのところにある32番と33番の石仏で終わる。標高差1000mの高さと距離の間に「33体」の石仏が、並んでいるのだが、それらの「間隔」は決して「均等」ではない。その間隔は間遠であったり、ところによっては極端に狭かったりする。場所によっては、1mにも満たない間隔で「3つの石仏」が並んでいたりする。その1つが「鬼の土俵」であり、もう1つが「大開」である。
 しっかりと「並んでいる」わけではないが、かなり近い距離で「置かれている」場所は「伯母石」からの岩稜沿いだ。
 石仏たちは長い間、「冬には雪の下に姿を隠す」生活をしてきた。ところが、ここ数年来、頭を出したままで冬を越すものも現れている。雪の褥(しとね)で冬越しをさせてやりたいと、密かに願うのだ。
 ただ、石仏27番あたりから33番までは、風衝地に立っているので「雪に埋まる」ことはない。29番石仏は、風によって摩耗して、「お顔」がその実像を失っている。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (14)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 さあ、Eメールの送受信が出来るか、インターネットは開くか…。駄目だ。表示は黒から明に反転しているから設定のミスではない。
 「何かいじったか」と訊くと、どうもPC側からルータ(この知人は8MADSL)もいじったみたいなのだ。
 「ずっと通電している」ということなので、一時的に設定が少し変わっていても、電源をOffにして、再起動状態にすると元通りになるのではと考えた。
 そこで、まずはPCの電源を切る。続いてルータの電源をシャットダウン。
 もう1回入れ直して再度起動する。めでたし、めでたしだ。インターネットもEメールも回復した。
 
 次はPCの掃除である。PCは「NEC」のもので、モニターはワイドタイプ、見た目は調度品のように「豪華版」だ。だが、「intel pentium4 1.6Ghz CPU、256MBメモリ搭載」というスペックでは性能は、決して「豪華」ではない。
 当時の私の自作機は「intel pentium4 3.4Ghz CPUは、2.0GBメモリ搭載」であった。アプリケーションソフトも自分が使うものだけしかインストールしていない。このスタンスは現在も変わっていない。
 知人のPCには、プレインストールのソフトがごちゃごちゃと入っていた。「インターネット、Eメール、デジカメ」しかやらないという人にとっては、不要なものが多すぎる。これがHDDの3割ぐらいを占めているのだ。
 購入して2年だという。今まで一度も、「デフラグ」も「ディスククリーンアップ」もしていない。
 まずは「ダイエットXP」を移植して、起動。900MB程度の不要ファイルを削除した。ここまでは順調だった。
 ところが、次に行った「ディスククリーンアップ」には1時間半ほど、その次のデフラグには45分ほどかかってしまった。10時半から始めて14時半まで4時間もかかってしまったのだ。
 「プレインストール」のソフトがごちゃごちゃと入っている我が国メーカーのPCに比べると、私が使っている「自作機」は中身もシンプルだ。
 「Intel pentium4 1.6GhzCPU、256MBメモリ」搭載の知人のPCをメンテナンスした結論は、「HDDがキリキリという音を出しながら、次のウィンドウを開くまで長い時間を要していたのだが、それが、クリックして間もなく開くようになったこと」である。
 不要な「ソフト」をアンインストールするか、OSの再インストールをすればもっと使いやすくなるだろう、と言って帰ってきた。
 ところで、翌日のことだが、「OSを再インストールしたいんだが、そのCDがない」という連絡があった。しまい忘れたのだろうと思い尋ねたがそうではなかった。購入した当初からそのようなものは付いてこなかったというのだ。 
 私も既製のPCとして「マウス」や「DELL」を使ったことがあったが、そのいずれにも、「OS」は同梱されていた。
 だが、この知人のものは「プレインストール」されているだけで、「OS」のCDはないのだ。つまり、「再インストール」に及ぶようなことはしてはいけない。勝手に「いじくるな」ということだろう。「ユーザー」は文字通り「使う人」であって、「パソコン」の中身まで知る必要はない。「再インストール」などはすべて販売店に任せよ。ただし有料だ、ということなのだ。
 ここに私は「メーカー」の高飛車な態度と不遜を見たのである。ユーザーを馬鹿にしているのだ。(明日に続く)

今日の写真が語ること…(晴れた日の造形) / Windows7自作が簡単、何でもOSが… (13)

2010-02-03 05:22:14 | Weblog
(今日の写真は、昨年の今頃、ある晴れた日の岩木山中腹部で撮ったものだ。
 少なくとも10数年前は「一週間ほど降り続いた雪もようやく止んだ。久しぶりに晴れ間が戻ってきた。さあ、岩木山に行くぞ」との思いで、勇んで出かけていたものだ。
 だが、ここ数年は「雪が降り続く」ということが少ない。昨日あたりから降っているが、昨日の朝も「雪掻き」程度の除雪で終わったし、今朝も、10cmに満たない積雪だった。この程度ならば「家庭用ダンプ」が出動する必要もない。作業も排雪ではなく、雪をその場から脇に掻き捨てるという「雪掻き」で終わってしまう。
 さて何日間、降雪が続くのか「楽しみ」である。こんなことを書くと、除排雪費用が6億円に膨らんだという「むつ市」当局からお叱りを受けそうだが、私は、ただ「普通の冬」に戻ることを期待しているだけだ。
 時排雪費用が6億円を越えたということは、市民が門口の除雪をしたものを「市」が排雪してくれるということをやっているからだろう。弘前市は、その逆だ。ブルトーザーは路面の雪を玄関先や車庫前に「置いていく」だけで、市民はその「置かれた雪方付け」に四苦八苦しているのだ。「除排雪」の思想が根本的に貧しい。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(晴れた日の不思議な造形) ◇◇

 降雪が続いた日を何日かおいて山に出かけると、様々な「雪の造形」に出会うことがある。私はこれを「自然の造化(ぞうか)」と呼んでいる。今日あたり出かけてみると楽しいだろう。
 この写真は「降雪後数日経った」ものだ。しかも、「雪を溶かすほどの暖気」が続いたある日のものだ。雪の本体は「水」である。「水」は方円の器に従うもの、雪も同じだ。溶けてその姿を様々に変容させる。降り積もっては姿を変え、風によって姿を変え、さらに溶け出して姿を変える。まさに、変幻自在だ。
 幹のまっかに挟まっている雪の塊の下部には、溶けかかって今にも落下しそうな、小さな雪塊が見える。明日はこの姿を止めてはいないだろう。自然は私たちに「諸行無常」を教えてくれる。
 だが、文明は、ひたすら「常住と安寧」を求めて、不遜になる。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (13)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 …しかし、同じ規格、同じメーカーのMemory D2/667をDual Channelで4枚差しにし8GBにするとピープ音が3回鳴り、POST画面も出ないし、OSが起動しないのである。
 ただし、たまに数回電源のON/OFFを繰り返しているうちにPOST画面が出ることもある。その時BIOS画面でMemory欄を見ると、2GBが4枚の8GBが認識されている。
 だが、今度はOSが起動しないのだ。強制的にセーフモードで起動すると、たまにOSが起動することもある。その時はシステム画面でも8GBという表記が見られる。
 しかし、いったん、電源をOFFにし、再度起動すると「ピープ音3回」等の同じ症状を示して起動しなくなってしまう。「ピープ音3回」とは異常を示すシグナルである。
 MemoryのD2/667をSlot1とSlot3に、Slot2とSlot4に「Samsung」の「1GB 2Rx8 PC2-5300U」をそれぞれ2枚ずつ差して、6GBにしても同じ症状を繰り返すのだ。
 このマザーボード「D975xbx」はマニアルや仕様によると「8GBまで使用出来る」とあるのだが、このざまだ。なお、これらのMemoryはすべて、問題なく作動している。このことは、ほかのボードでも確認済みなのだ。

 そこで、「Intel」に問い合わせる。だが、何ということだ。結論から言うと「手立てはない。使用するメモリーによってそのような場合もある。使用可能なベンダー製のメモリーを使って下さい」とのことなのである。
 因みに、このメモリーは日本製でMelco(Buffalo)のD2/667である。よく調べもせずに購入した私が馬鹿だったのか、それとも、すべてのメーカーの「メモリー」に対応するようなマザーボードにしないまま、発売した「Intel」の「手抜き工事」なのか…。
 このようなことを自作マニアの間では「人身御供」と呼んでいる。本当に、この「人身御供」はよくあることなのである。

その「人身御供」の私だが、たまには「人助け」もする。これは、「生まれて初めてパソコンのことで人助けが出来た」という話しである。その日は、私にとって「記念の日」となった。だが、その日がいつであるのかは思い出せない。ただ、かなり前であることは確実である。
 その日の午前9時過ぎに知人から電話があった。「インターネット、Eメールが出来なくなったので何とか助けてくれ」というのだ。
 「OS」を訊いたら「WindowsXP Home Edition」。それにメールは「Outlook Express」だという。何とかなるだろう、「システムの復元」でOKかも知れない。
 この知人からは、以前から1回メンテナンス(掃除のことらしい)してほしいとは言われていた。
 そこでOSの再インストールも視野に入れて、データ保存用フォーマット済み80GBのHDとケース、電源、USBケーブル、ミラーリングソフトとダイエットXP(ダウンロードした不要ファイル削除機能ソフト)CD、空のCD-RWなどを持って出かけた。

 インターネット、Eメールに関するトラブルは「送受信表示が白黒反転しない」こと。よって送受信が出来ないことであった。当然、インターネットも開けない。
 「システムの復元」機能でトラブル発生の前の状態に戻すことを考え、実行しようとしたが、初期設定でこれが「Off」となっていたため、「復元」のためのデータがないのだ。
まいった。これだと復元は出来ない。
 結局、インターネット、Eメールの設定をし直すことにした。実際、記入されていたアカウントなど、「設定」におかしいところもあったが(知人があれこれといじったらしい)、完璧に「し直した」ところ、表示は黒から明に反転した。(明日に続く)

今日の写真が語ること…(灰色のブナ林) / Windows7自作が簡単、何でもOSが… (12)

2010-02-02 05:53:56 | Weblog
 (今朝起きたら、久しぶりに降雪であった。外気温も氷点下5℃ほどで、真冬日の始まりであった。おもてを覗いたら、昨日まで見えていたアスファルト舗装道路は一面の「白い」雪で覆われていた。何だかほっとした。
 そして、思わず「うん、これでいいのだ」という声を発して、自分に念を押し、まともな季節に納得した。
 外に出て雪かきをしたが、何と軽い雪であることよ。10cmほどは積もっていたが、殆ど重さを感じさせないのだ。
 私の敷地は狭いが、道路に面して、直角三角形の対辺に当たる部分を持っているので、その雪かき部分は広くなる。だが、10分もしないうちに終わってしまった。
 雪が軽い。これは日本海に張り出してきた高気圧が「非常に低温の気団」を持っていることによる。そして、軽い雪ほど乾燥しているし、含んでいる空気の量も多い。このような雪は、少しの「暖気」でも、直ぐに溶けるものだ。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(灰色の真冬、厳冬期が戻ってきた) ◇◇

 もしも、今日の午前中に岳登山道沿いの「ブナ林」に出かけたら、「今日の写真」のような風景に出会えるはずである。
 すべてが「厳寒の中」でくすんでいる。灰色を基軸にした白と黒の世界である。これが、自然の「色彩」だろう。
 テレビもパソコンのモニターも、そこに映し出される「映像と色彩」は、すべて「虚像」だ。今、見ているこの「灰色のブナ林」も虚像である。だから、これは「白黒写真」だといっても、誰も疑わないはずだ。
 私たちが日常、文明の利器を通じて見ている映像、街中を歩いて目にする看板や垂れ幕、横断幕など、その色彩は多様だ。派手でけばいが、そこには何一つ、自然の色彩はない。
 自然の色彩とは、本来地味なものだ。人の視覚とは長い間、この「地味な色彩」に馴れて、それを見るように造られてきたのだ。
 だから、点滅する明るいライトなどには、目をそらすという反応をする。点滅する灯り、耐えうるのはせいぜい「ホタル」の点滅程度だろう。イルミネーションは止めた方がいい。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (12)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

「どんな規格のハードディスクにせよ、CDかDVDから本体を起動して、フォーマットして、 OSのインストールしなおす」ということが、当時の「通説」であった。それに、従うしかないのだろう。
 電源関係は問題ないようで「SerialATAHDD」が少し熱くなっていた。やはり、Adaptec SATAConnect 1205SAなどのPCI系のカードが必要なのかも知れない。色々と悩みは尽きない。
 「通説」は大事なものだ。結局は「BIOS」の設定変更しかないと判断して、それをしてイチかバチカの気持ちでOSの再インストールをしたらうまくいったのである。
 完璧に成功だった。IDEハードドライブから「シリアルATA」HDDに交換出来た。

 そこで、「ベンチマークテスト」をしたところ、読み取り速度が55000KB/sec 程度、書き込み速度が47000KB/sec程度となっていた。
 因みに、以前増設したIDE 2ndHD(SEAGATE 120GB 7200回転)の速度は極端に遅く、読み取りで1950KB/sec、書き込み1916KB/secでしかなかった。それが 55655KB/sec、 45564KB/secとなったのだから 比べものにならないほど高速化したことになる。
 IDE構成の HD/120GBの速度は読み取り43760KB/sec・書き込み36440KB/secであったから、10000KB/secほど速くなったということだ。大満足だ。
 その時の詳しいデータは次のとおりだった。
    
読み込み速度
・System HDD 54468 ・2ndHDD 55655
・USB外部接続HDD 20359 ・以前のIDE2ndHDD 1950
書き込み速度
・System HDD  43760 ・2ndHDD45564
・USB外部接続HDD 23314 ・以前のIDE2ndHDD 1916
        それぞれ連続的に5回計測したものの平均値(単位はKB/sec)

 …ところで、マザーボードとは壊れるものなのである。数年前のことだ。とうとう「Intel」社製のボード「D975XBX AAD27094-304」が壊れてしまった。「CPU」は「Intel core 2 Extreme X6800 2.93GHz」で大切に使っていたものだった。経年変化の結果であろうから諦めるしかない。

 このボード「D975XBX AAD27094-304」に関しては、「メモリー」のことで、大いに悩ませられた。
 こんなことがあった。その時の各パーツの構成は次のようなものだった。
Cpu:Intel core 2 Extreme X6800 2.93GHz・Board:D975XBX AAD27094-304
BIOS:BX97510j.86A.1479 Versin2.3・Chipset:i975X・North intel82975X South 82801GB(ICH7)・Video:Nvidia GeForce 7900GTX(G71)・Network:intel(R)PRO/1000PL
・Disk:WDC WD1600JS-22MHBO WDC WD2500JS-41SGBO WDC WD2500JS-41MVB1
・Memory:DDR2 2048MB PC2-5300(333MHz)Melco(Buffalo)製 D2/667
・OS:Windows XP PRO 64bit Edition

 悩ませられたのは、いわゆる「メモリーの相性問題」ということであろうか。Memory D2/667をDual Channelで2枚差しにして4096MB(4GB)での使用は出来るのである。
 BIOSのPOST画面でも認識している。Windows XP PRO 64 bit Editionも起動する。ピープ音も3回鳴らない。問題なしなのである。(明日に続く)

今日の写真が語ること…(これは何だ?) / Windows7自作が簡単、何でもOSが… (11)

2010-02-01 05:01:28 | Weblog
 (今日の写真は、弘前・藤崎間のバイパス道路沿いにある桜並木で撮ったものだ。その桜並木の幹や枝に、数の上では5本に1本ほどの割合で「生えている」のだ。だから、かなりの本数にはなるはずだ。その上、これは、数年前から見られるもので、「生えている」のは何もこの「時季」だけではない。
 春から秋までずっとである。冬になると生えなくなるのだろうと思っていたが、何ということか、この大寒、厳冬の時季にも「立派」に生えているのだ。
 キノコの一種だと思うのだが、その実体は「何であるのか」分からない。
 少なくとも、「Web」で調べた限りでは分からなかった。蘚苔植物類なのか、胞子菌類なのかも私の知識では分からないものだ。)

◇◇ 今日の写真が語ること…(真冬、厳冬期だというのに「キノコ?」が)◇◇

 昨日も10kg背負って、平川の橋を渡って藤崎まで歩いて往復した。いい天気だった。温かった。10分も歩くと、直ぐに汗ばんできた。春だ。
毎日新聞電子版でみた「すぐそこに来てゐる春や春を待つ(上村占魚)」という俳句を実感させるような天気だった。
 そのような中で、妙に気になったのが、この名前も知らない蘚苔類か胞子菌類のことだった。それは、この大寒に「瑞々しく」息づいているように見えたことにあった。
 また、この「桜並木」という場所も気になった。公園のソメイヨシノには「生えていない」のだろうか。大丈夫なのだろうか。
 言い換えると、この「発生」が大寒なのに「異常な温暖」の所為なのではないかということであり、もう1つはバイパスという交通量の多い場所であるということだ。交通量が多ければ「排気ガス」も当然の多い。自動車の出す「排気ガス」による「異常」かも知れないという懸念だ。
 私は、まずこの「蘚苔類か胞子菌類」の名前を知りたい。誰か教えてほしいものだ。さらに、この発生を止める手立てをも知りたい。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (11)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 近頃のマザーボードには「SATA(シリアルATA)」の端子がすべて付いている。自作する者からすると「SATA」ハードディスクの交換などということは誰でもやることで、何も取り立てて話題にすることではない。

 これは、パソコンショップで「SATA(シリアルATA)」HDDを衝動買いしてしまった顛末話しだ。
 2000年頃のことだ。いろいろなウエブで「SerialATA HDD」のことをのぞき見して、IDE構成の「UltraATA 100」より50%転送速度が速くなることを知った。そして、安かったので、ついつい120GBのもを2個、あわせて「インターフェスケーブル」、「パワーケーブルアダプター」も買ってしまった。
 その頃の私は「自作機」以外にもPCを持っていた。それは「DELL」のPCだった。
 もちろん、「DELL」のマザーボードにはSerialATAのコネクターが2個ついていることは確認していた。
 簡単に換装が出来るのだろう思っていたのだが、同梱されていた「Seagate HDD」の英文による説明書を見たら、とたんに自信喪失、疑心暗鬼、お先真っ暗状態となってしまった。今になってはお笑いぐさなことだが、当時はまさにそうだったのだ。
 既製品のメーカーとは、大体が不親切なものだ。これはIDE接続の2つめの「HDD」増設したところ、そのスピードが極端に遅くなったので、問い合わせたら軽くいなされたこともある。まあ、大体勝木のような対応だろう。
…『弊社では有償・無償に関わらず、出荷時からの仕様変更を伴う部品の交換/追加/アップグレードのサービスはおこなっておりません。弊社にて、初期出荷状態のハードウェアとプリインストールされているOSの動作確認をおこなっています。市販の周辺機器を増設された場合の動作確認につきましては、販売店もしくはメーカーまでお問い合わせください。
お客様でハードウェアの増設、交換をおこなった結果、コンピュータに不具合などが発生しても、弊社では一切の責任を負いません。
ハードウェアの増設、交換に起因する修理、交換が発生した場合は、弊社の 保証ではカバーされません。保証期間内であっても有償での対応となりますのでご注意ください。』
 このような傾向は現在も同じだろう。メーカーとは自社の非を認めたがらないし、それ故に「まずいこと」はすべてユーザーに押しつけるものだ。
 IDEのHDDをすべて取り外して、「SerialATA HDD」を取り付けて、OS「Windows XP pro」をインストールすると使えるようになるらしいのだが、何と手間暇のかかることか。現在はHDDを交換するたびにOSの再インストールをするなど、考えられないことだ。
 だが、諦めることは出来ない。「Seagate」のHPから情報をダウンロード出来たので、「Seagate」のカスタムインストールマニアルに従ってやってみた。だが結果は駄目だった。やはりIDEのHDDを外して、「SerialATA HDD」をつけてからOSの再インストールしかないのだろう。(明日に続く)