岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

日記ということ、ブログということ

2007-03-05 07:58:56 | Weblog
 ずっと日記を書いてきた。日記というのはジャンル的には「自照文学」と言われているらしい。確かに自分の内面を書いてみたり、自己沈潜の傾向が強い。他人のことを書くがあくまでも自分はどう思うかなどと方向は内向きのような気がする。だから、時々、自分のいやな面にも気づいて「書くこと」がいやになることもある。しかし、そのような自己の我慢ならない嫌らしさに反省を加えるきっかけにはなる。また、Aという問題についてあの頃は「こう考えていたのか」ということを何年か後に読み返してみて知ることになったり、「全然変わっていないなあ」とほっとしたり、がっかりしたりすることもある。とにかく、日記は自分との語り合い、自分と向き合って書くものなのである。他人が登場しても、その内容を他人に伝えることはない。あくまでも「非公開」が原則なのである。
 ところが、ブログなるものは「公開」が原則で、「公開」しない限りブログは存在しない。ブログを書き始めて10日くらいになっただろうか。今、私は悩んでいる。公開するだけでなく、「コメント」という形で他人が入り込んでくる。私はそれに対処できるのだろうか。「日記」を書く気分を棄てないといけないと理解しつつも、現在書いているものは私の「日記」になってしまった。
 今日は確定申告に出かける。ついでに東奥日報社に寄ってくる。岩木山の「極少積雪」の話しをしてくるつもりだ。