あまりの積雪の少なさに驚いた。
私は岩木山の各登山道沿いに冬期間の積雪を計る目安として「定点観測物」を決めている。数年前から夏のうちに、樹高などを計っておき、それのどのくらいまで積雪が達しているかで、かなり大ざっぱだが「積雪何m」などとしている。
今日のコースではブナの森林限界上端(標高1200m付近)にある7mほどのブナ低木がそれだった。例年このブナは雪上に高さ2mほどの枝を放射状に出している。だから、積雪は5mぐらいと判断するのだ。
ところが、今日はその「高さ2mほどの枝」は3mほどの幹の上部にあった。つまり、今年の積雪は例年よりも3m少なく2m程度なのである。
1月14日、2月4日と月に一度は岩木山に入り、積雪状況を調べてきた。その時点でも例年よりは遙かに少なかったが、これから、雪は「降る」だろうと考えていた。しかし、この1ヶ月の間、積雪の変化は微少だったのである。暖冬・少雪が今年限りのものであることを願っている。天候や気象だけは不変であることが人間にとって望ましいことだろう。
ちなみに、登山道の標識(一昨年岩木町、岩木山パトロール、岩木山を考える会が合同で自然に配慮し、形状や設置場所等を検討し、それには施工業者も参加して設置したもの。)は1.5mの高さであるが、三合目標識までは50cmほど、その頭を出している。
私は岩木山の各登山道沿いに冬期間の積雪を計る目安として「定点観測物」を決めている。数年前から夏のうちに、樹高などを計っておき、それのどのくらいまで積雪が達しているかで、かなり大ざっぱだが「積雪何m」などとしている。
今日のコースではブナの森林限界上端(標高1200m付近)にある7mほどのブナ低木がそれだった。例年このブナは雪上に高さ2mほどの枝を放射状に出している。だから、積雪は5mぐらいと判断するのだ。
ところが、今日はその「高さ2mほどの枝」は3mほどの幹の上部にあった。つまり、今年の積雪は例年よりも3m少なく2m程度なのである。
1月14日、2月4日と月に一度は岩木山に入り、積雪状況を調べてきた。その時点でも例年よりは遙かに少なかったが、これから、雪は「降る」だろうと考えていた。しかし、この1ヶ月の間、積雪の変化は微少だったのである。暖冬・少雪が今年限りのものであることを願っている。天候や気象だけは不変であることが人間にとって望ましいことだろう。
ちなみに、登山道の標識(一昨年岩木町、岩木山パトロール、岩木山を考える会が合同で自然に配慮し、形状や設置場所等を検討し、それには施工業者も参加して設置したもの。)は1.5mの高さであるが、三合目標識までは50cmほど、その頭を出している。