11月5日(水)妻と二人で愛車プリウスに乗って、紅葉に彩られた富士五湖へ1泊2日の旅行に出かけ、山中湖、河口湖、西湖に遊んだ後、その日は河口湖畔の「秀峰閣 湖月」に泊まりました。
写真は宿の部屋から見た11月6日(木)の朝の河口湖です。
残念ながら富士山は顔を見せてくれませんでした。
今日は「精進湖」、「本栖湖」を見て、最後に「北口本宮冨士浅間神社」に行きます。
宿を8時過ぎにチェックアウトして富士パノラマライン(国道139号)を走り、精進湖に向かいました。
精進湖の周囲はわずか5km。富士五湖で最も小さい湖ですが景観は富士五湖一といえます。
明治28年、日本に帰化した英国人H.S.ホイットウォーズが富士山を最も美しく眺められる地を求めて、1年がかりで富士山麓を巡り、ようやくたどり着いたのが精進湖だったのだそうです。
この風光に魅せられたホイットウォーズは日本有数の避暑地「ジャパン・ショージ」として海外への観光宣伝に力を注いだ結果、多くの外国人観光客が訪れることになり、当時日本有数の避暑地として「精進湖ホテル」が創業されました。
富士五湖の最後は五湖の最西端に位置する本栖湖です。
五湖の中で最も水深が深く121.6mあります。
瑠璃色と言われる幻想的な色合いが美しい透明度の高い湖で、千円札や旧五千円札の図案に使用されている「逆さ富士」の景色は、本栖湖の北岸からの眺めだそうです。
精進湖から本栖湖に到る紅葉の美しさに目を瞠りながらのドライブです。
曇り空のため富士の雄姿は見られませんでしたが、それに勝るとも劣らない富士五湖の紅葉・・・。
絶句・・・・絶句・・・・絶句・・・・です。
今回の旅行の最後は五湖と同じく富士山世界遺産の構成資産である「北口本宮冨士浅間神社」です。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方への遠征の折りに、大塚丘より富士山を遥拝し大鳥居を建て、「富士の神山は北方から登拝せよ」と勅(みことのり)され、祠を建てて祀ったのが始まりと言われています。
また、富士山の吉田口登山道の入口でもあります。
大きな杉・檜の立ち並ぶ参道を歩いて行くと日本最大木造鳥居の「大鳥居」が見えてきます。
拝殿左側の庭の紅葉が見事です。
左側の七色もみじは名木百選に選定されています。
奥に見えるのが東宮本殿で、1561年武田信玄が川中島合戦の勝利を祈念して再建したそうです。
明治40年に国指定重要文化財となりました。
「富士登山道吉田口」付近から拝殿方面を見たところです。
以上で私たちは1泊2日の富士五湖旅行を終え、「富士パノラマライン」、「旧鎌倉往還」、「道志みち」、「国道16号・407号」を愛車プリウスで乗り継いで、家路に就きました。