たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

今日は金曜日か・・・

2016年04月22日 22時36分32秒 | 日記
 昨日の休みは休みとして、明日も出勤なので頭の中がすっかり今日は木曜日になっていて、また古紙回収をまた逸してしまいました。(古紙回収は毎週金曜日)。詳細を書くことはできませんが今日も高齢者、団塊の世代の定年退職者、ナマポ受給者の方々を相手に、水とおトイレを我慢しながら声をはりあげ続けたのでヘロヘロでバッテリー切れ。ほんとにきついです。高度経済成長期に働いていた団塊の世代の定年退職したおじさんたちはかなりタチが悪いです、はっきり言って。彼らが後期高齢者になっていく頃日本はさらにさらに大変なことになるだろうと思います。

 心のアルバムに焼きついている昨日の美しいマリオネットのロベスピエール、心根が男前のロナン、ものすごくハードでかっこいい印刷工たちのダンスシーン、不器用に地味な人生を歩んだロナンの生き方など思い出しつつなんとか乗り切りました。こういう心のアルバムをもっていないとほんとにおかしくなってしまいそうです。一昨日の夜はあんまり疲れていたので靴下を片方ちゃんとはかないまま眠っていました。気がついたらお風呂の中で眠っていたりとかほんとに危ないです。明日もかなりきつい一日になりそうです。なんとか乗り切れますように・・・。色々と書きたいことはあれど残念ながらこれでおしまいです。限りある人生の時間。やりたいことも色々とありますが残念ながらできずです。『バスティーユの恋人たち』の動画をみてしばしだらだらと息抜きしました。

 一昨日、こんな間違いによく気がつきましたね、ということに私が気づいてあやうくスルーしそうだったことをふせいだということがありました。責任者の方からものすごくきつい叱られ方をすることはもうあまりないのかもしれません。気がついたら三カ月が過ぎました。

 今月のはじめに文書の開示請求をし直さなかったので行政不服審査法に基づいた行政訴訟を起こす権利を失ったと思いますが労働局にまた行って開示請求をするために時間とお金を使うなんてもう勿体ないし、ましてや裁判を起こす気など全くありません。やるだけのことはやりました。

 先日の若松英輔さんの講演会での話。自分は無駄だと思うことでも、自分が死んだあと後世の人にとって役に立つことがあるかもしれない。今は無駄だと思うことも意味のあることなんだと。若松さんの言葉にはいつも心が救われます。

『1789バスティーユの恋人たち』_4月21日観劇

2016年04月21日 22時40分43秒 | ミュージカル・舞台・映画
 『1789バスティーユの恋人たち』。昼の部を一階A席で観劇しました。

Wキャスト

 ロナン:加藤和樹
 オランプ:神田沙也加 
 アントワネット:花總まり
 シャルロット:志村美ホ
 ルイ・ジョセフ:鈴木和ヤ
 (ちゃっちいモバイルPCで漢字変換がうまく出ません)

 前回より10日ほど過ぎて全体的にぐっと安定感が増していました。群衆の怒りのエネルギーをハードなダンスナンバーで表現しているところがすごい。エネルギーが汗となって飛び散る大満足の舞台でした。前回の2階席後方からはみえませんでしたが、一階前方の客席の通路を役者さんたちが何度も通り舞台の空間として使っている演出。なんかいいなーって思いました。5月の連休明けにあと一回観劇予定ですが、もう少し休日で抽選予約にトライすればよかったと悔やまれます。なんどでもみたくなってしまいます。

 加藤ロナンは今日が最初で最後。武骨で野暮ったい農民がインテリの革命家たちと
行動を共にしていくようになりながらも彼らと一線を画したままバスティーユの弾薬庫を奪うことに成功した途端命を落としてしまうロナンがすごく自然にロナンでした。すごく上手じゃないところがかえっていいです。どの身分に生まれたかで人生が決まってしまう時代。陽の当たらない農家に生まれて貧しさの中で育ち、父親を撃たれ奪われた土地を返すためにパリに出ていき、パレ・ロワイヤルでオランプと出会い、一緒に故郷に帰って村を立て直すことを夢見ますが夢を果たすことはかないませんでした。ロナンはヒーローではない主人公。最初から最後まで貧しく陽のあたることがない人生。ずっと貧しいまま。ロナンの、バスティーユの弾薬庫とに潜り込むことを決意する時の、「大海の藻屑と消えようとも・・・」という台詞がすごく好きです。加藤ロナンとはじめて会ったとき、「男前」という上原ダントン。客席の笑いを少し誘っていました。実感込めて言った感、大でした。役者さん自身の好漢ぶりがよく出ていたロナンだと思いました。ダンスシーンもよく踊っていました。  

 前回は見落としていましたが、渡辺デムーランが恋人リシュルと婚約したことを仲間に知らせる場面。舞台の最初から最後まで二人がずっと寄り添い支え合っている雰囲気が好感もてました。プログラムを読むと、リシュルも反革命容疑をかけられ断頭台に送られたとあります。史実はきびしい。この作品はそこまで描いていないので、あくまでも舞台の上の物語。

 錠前づぐりが趣味のルイ16世が、ギロチンの模型を作ったことをアントワネットに報告する場面が出てくるのは小池流の演出なのか。観客はイ16世とアントワネットが処刑された史実を知っているので、なんだかぞくっとするものがあります。フランスの王妃という立場にめざめ国と、国王と共に最後まで務めを果たすことを決意したことをアントワネットがうたう場面の最後に処刑されたことを暗示する音をいれているあたりも小池流演出でしょうか。ルイ・ジョセフを病気で亡くし、王妃としての自覚にめざめたことは同時にアントワネットにとって死を意味しました。最初の、贅沢の限りを尽くして賭け事にふける乱痴気騒ぎの場面の、おばかなアントワネットの高笑いがより冴えわたってきていただけに、聡明な王妃へと変貌するその変化がより明確になりました。それだけに史実はきびしい。池田理代子さんのベルばらを振り返ると、マリアテレジアの、末娘アントワネットの贅沢ぶりを案ずる場面が描かれています。ルイ・ジョセフが亡くなった時にはお葬式を出すお金さえ残っていませんでした。アントワネットはそれほど無知でした。ルイ16世がスイスの銀行家ネッケルの、革命を回避するため民衆と交渉させてほしいという進言に耳を貸さないのにはイライラときてしまいました。そこで耳を貸していたら史実は違ったのではと思いながらみてしまいました。(パリに行った時二人が最期を迎えた場所は今は観覧車が回っているところだと説明をうけました。)

 古川ロベスピエールのマリオネットの場面の美しさに言葉をなくしました。手足長くて長身に革のコートがよく似合います。ロベスピエール、ダントン、デムーラン。三人の衣装が複雑でどうなっているのかすごく気になります。黒ずくめの岡ベイロール伯爵の適役はいっそう迫力があり、鞭が似合いすぎました。背が高いのでより迫力あり。吉野アルトワ伯爵の王位を狙ういやらしさもより冴えわたっていました。坂元ラマール警部も冴えわたっていました「オランプちゃーん!」の笑いを取る絶妙の芝居と歌はたしかな演技力と歌唱力があってこその、ある意味おいしい役どころだと思いました。まさかのテントウムシとか他の人にはやれません。

 オランプの優しい色合いの衣装が全部可愛らしくて素敵。心根の優しいオランプの心情をよく表現しています。アントワネットに暇乞いをする時の二人の場面にもぐっとくるものがありますが、書き始めるときりがなく今日はこれぐらいにします。ベルばらみているので、オランプがつくったスープをアントワネットがいただく場面があるといいなとか思っちゃいます。

 こういう心のエネルギーチャージの時間もないとほんとにもちません。帝国劇場には節目節目でほんとに助けられてきました。モノは要らない。私が生きている間心に刻まれている宝物のような舞台たち。ミュージカルは楽しいです。来月また無事に観劇できますように・・・。

 募金箱が設置されていたので、わずかながら一時間分のお給料相当分を寄付してきました。あと二日また出勤。ちょっとのんびりしてくだらないこともやっているとあっという間に時間はなくなってきました。観劇日記の続きはまた後日、休日に書ければいいなと思います。

 写真は加藤ロナンと革命家たちがベイロール伯率いる王の軍隊と闘う場面。東宝の公式FBから転用しています。


キャストボード。



帝国劇場入口。



劇場内の上演時間の案内。




明日は休み・・・

2016年04月20日 22時39分50秒 | 日記
 部屋で使っているノートパソコンの寿命がいよいよ尽きようとしているようです。ネットを立ち上げているとすぐにうなり始めて電源が落ちてしまいます。タブレット端末を買うか、軽いモバイル用パソコンを買うか。どうしましょうか。いつでもどこでも電源さえとれればネットにアクセスでき、なおかつPDFファイルなどを読めるようにしたいです。こうしてブログを書いたり、ワードを使ったりするので、キーボードで入力もできるようにしておきたいです。
パソコンを買い替えるってかなりのエネルギーが要ります。ほんとにどうしましょうかね。連休に考えますか・・・。

 今日も忙しくてすごく疲れました。水を我慢しすぎるとのどがむせます。昨日1時間半ぐらい我慢しなければならなかった喉の疲れが今朝になって体に現れました。むせ始めるととまらなくなり、それで水を飲んでしまうとおトイレにいきたくなってしまうのでむずかしいです。詳細を書くことはできませんが、毎日が勉強。そんなこと全く知らなかった、っていうことに今日も出会いました。ひとつひとつ難しくて奥が深いです。全て生きている人の営みの現れ。生活の土台となる大切なことばかり。たぶん間違いなく、会社でやっていたことよりはるかに社会の役に立つし、次につながっていく道も開けたかも、わかりませんが・・・。こんなふうに潜り込むことがなければ知り得なかったことばかりなので難しいですが勉強になります。クソ会社でつぶしてしまった10年間がほんとに勿体ない。なにも残らなかったというのはかえすがえすも自分の中で言葉がありません。一緒に仕事をしていた人たちにはなんの罪もありませんが、少なくとも私を使い捨てにした上司は自分の気まぐれ、思いつきがどんな結果を招いたかを知るべきでしょう。10年余り前私の派遣元移籍を決めた当時の上司は、自分の目先しか考えなかった判断がその後どれほど私を苦労させることになったかを知るべきでしょう。その先にどんなリスクが待っているかを考えるべきだったことを知るべきでしょう。もしかしたら知っているのかもしれません。知っているのであれば、どちらも上司としてやってはいけないことをしてしまったことを知るべきでしょう。全くほんとにどちらも目先しか考えていない。

 地震が続いています。先ほどは東北を震源とする小さい揺れ。この先どうなっていくのかほんとに心配です。ともあれ明日はまた帝国劇場。加藤ロナン最初で最後なのでしっかり見届けねば。それにしても古川ロベスピエールの美しさは見飽きることがありません。衣装の着こなしも素敵だし、上原ダントン、渡辺デムーランとのチームワークもさらによくなっているのでは、と明日は期待しています。明日が平和な一日でありますように。色々と書きたいですが疲れました。まずは休むべきでしょう。残念ですがこれでおしまいです。明日は断捨離もまた少し進めたいです。

あと1日がんばれば・・・

2016年04月19日 21時29分29秒 | 日記
 あと1日がんばれば帝国劇場。色々と想いはあれどすっかり疲れてしまっていて何もできずです。今日は立ち時間があまりなかったので足が痛くてたまらないということはありませんが喉はガラガラで痛いです。かかりつけ医の処方箋で出してもらっている薬を飲んでいるのでなんとかもっていますがきついです。今日も一時間半余り、水分補給できないまま説明のために話し続けなければならなかった忙しい時間帯がありました。本当は一口だけでも水を飲むタイミングがないわけではないですが、他の方々が飲んでいないのに私だけ飲むわけにはいかず喉が渇ききっても耐えるしかありません。詳細を書くことはできませんが、理解度が落ちてている、耳が遠くなっている高齢の方々を相手に声をはりあげて、なおかつゆっくりとわかりやすいように話さなければならないのですごくエネルギーを消耗します。若い人なら全くどうってことない端末操作も高齢の方々にはハードルが高いのですが、いらっしゃるには高齢の方々がほとんどなのでほんとに大変。これは大変ですね、と高齢ではない方からねぎらいの言葉をかけられました。そもそもはこんな現実を全く想定できない方々がたぶん決めたであろうことで現場がいかに苦労しているか全くわかっていないんでしょうね。まったく陽のあたらない地味ーな、エライ人たちは一番やりたくない仕事。どこまで持つのやら・・・。

 それにしてもクソ会社で13年もがんばってしまったのはほんとに勿体なかったとあらためて思います。貴重な40代を棒に振ってしまいました。何も残りませんでした。なんのキャリアにもなりませんでした。ただ使い捨てられただけでした。ほんとに勿体なかったです。今さら悔やんでも仕方ありません。勤めることがどんどん厳しさを増してきています。現在の職務を全うできたら、来年の1月からはどこでどうやって生き延びていけばいいのか。今は考えられません。先のことは誰にもわかりません。一日一日を生き延びていくだけです。

 少子化のご時世ですが、時々お子さん三人連れのご家族がいらっしゃいます。三人も子どもを産んだお母さんってすごいなと思います。私の母も三人の子どもを産んで育てました。それはすごいことなんだと今さらながらに気づきました。一人は親よりも先に永遠の旅に出ることになってしまいましたが晩年の母はやさしい息子に世話されて、自分がはりきって建てた家で人に迷惑かけないようにとがんばり続け、その想いをやり遂げて最期を迎えました。もしかしたら幸せだったのかもしれません。それは今私が勝手に思っていることでそれは母自身にしかわからないこと。遺された私はそう思うしかないんだと思います。

 地震が断続的に続いています。東日本大震災の混乱、極度の不安と恐怖と緊張感を思い出します。一日も早く落ち着きますようにと祈ります。

あと2日がんばれば・・・

2016年04月18日 22時10分59秒 | 日記
 あと2日がんばればまた帝国劇場。連休明けはかったるく、急にあったかくなってしまったこともあり、「あー、いくのーやだなー、いくたくないなー」の朝でした。わたしだけでなく、ほとんどの勤め人がこんなもんなんでしょうね。今日も疲れました。色々とガチャガチャしました。気疲れしました。でも他で働くよりはたぶんかなりマシ。他にいけばたぶんもっと地獄でしょう。また会社で働こうなんてしたらたぶんもっと地獄でしょう。営利追求ではないところのおそろしさもかんじはじめていまうが、「会社」という言葉にぞぞけが走る私は、会社ではない現在(いま)の場所でがんばるしかありません。長くても12月末まで。この仕事を続けていても頭がおかしくなってしまいだと思う瞬間はたびたび訪れますが、ほんとにおかしくなってしまう前に契約終了はやってきます。その後私はどこでどうやって生き延びていくのでしょうか。今は全く考えられません。今置かれている状況の中で一日一日をやり過ごしていくだけで精一杯です。また社会から孤立するつらい日々がやってくるのか。限りある人生の時間は私はこれからどうやって生きていけばいいのでしょうか。もっともっと荷物を軽くして、少し旅に出たいものです。すり減りからの仕事スタートはやっぱり辛いものがあります。でもすり減りから回復して行くのはこうして仕事をすることしかないんですよね。出勤日はなんにもできず残念ですが今必要とされているところで精一杯やるしかないです。ちっぽけな私はこんなことぐらいしかできません。たぶん会社にいるよりはマシ。色んな想いを胸の中に鎮めて、明日もほとんど陽の当らない、評価されることもない仕事をするために出勤します。

 部屋に帰り着くまでニュースを全くチェックできませんが、地震が続いていますね。東日本大震災の時の恐怖と不安、極度の緊張感がよみがえってきて体がなんとなくこわばります。何もできません。一日も早く落ち着きますようにと祈ります。

あと3日がんばれば・・・

2016年04月17日 22時26分29秒 | 日記
 このパソコンがいよいよほんとに寿命が尽きるようでネットを立ち上げるだけでうなり続けています。6も使っているので当然かな。軽量パソコンとタブレット端末がほしいです。他にほしいものはありませんがデジタル関連は必須アイテム。

 昨日と今日は夕方数時間出かけただけで、ほとんど人と話すことなく、この部屋で過ごしました。なんかすごく疲れてしまっていてどうしようもないです。色々と想いはあれど、私が今できることはどうにかこうにか一日一日を生き延びていくことだけ。何かすごく名を馳せるようなこととか、何かすごく人の記憶に残るようなことととか、ボランティアとか社会活動とか、なにもできません。また明日から3日間出勤して、陽の当らない底辺の地味な仕事をするだけ。明日と明後日はたしかお昼が11時半からになっています。どこでどうやって何を食べればいいのだろう。都心のようにお店が少ないしわからないし、がっつり食べないと夕方お腹がすいて辛くなります。前職のように自分の机でおやつを食べたりできないし、むずかしいです。建物のつくりが悪いのでおトイレも遠いし、なんかがちゃがちゃと落ち着かずほんとに疲れます。喉の痛みが少し和らいでいますが、また明日でガラガラになってしまうでしょう。今はちょっとかゆい感じです。自分のペースで水分をとれないの、ほんとにきついです。なんだかほんとに疲れます。

 3日間がんばればまた帝国劇場。5月も一回だけチケットをもっていますが休みを入れ替えてもらわないと行くことができません。こりゃ大変。進化して行くであろう小池ロナンと他のキャストのみなさん全体を観たいのでせっかく抽選予約で取ったチケット。なんとしても行きたいなあ。こういう時間もないと精神的にもちません。毎日毎日高齢者とかなまぽ受給者とか日頃のストレスのはけ口にするオジサンとかばっかり相手にして大きな声をはりあげなければならないので、非日常的な時間を過ごすことはとても大切。

 今日は朝から一日中風が唸って暑いのか寒いのかよくわからないし、落ち着かない一日でした。地震のニュースも気になります。予測がつかない感じになっているようで不安です。どんどん大変なことが起きたとわかってきているので、ヤフーのニュースをみながら涙があふれてきます。早く落ち着いてほしいです。平安な時が訪れてほしいです。川内原発停止要請のネットの署名運動に参加しました。九州に行ったことありませんが地図をみると近いのですごく心配です。万が一の時、安全に運転を停止できなくなるおそれがあるそうな。いろいろと気になりますが休日はこれでおしまい。一日中ネットの情報をみることができない毎日がまた始まります。もどかしいですが仕方ありません。あと3日がんばればまた『1789バスティーユの恋人たち』です。

『1789バスティーユの恋人たち』_4月12日観劇

2016年04月17日 17時39分50秒 | ミュージカル・舞台・映画
2016年4月12日(木)夜の部を2階席の後方で観劇。

Wキャスト

 ロナン:小池徹平
 オランプ:神田沙也加
 アントワネット:花總まり
 シャルロット:齊藤さくら
 ルイ・ジョセフ:大河原爽介

 
 シャルロット役の齊藤さくらちゃん、歌、芝居共にすごく上手くて存在感がありました。子役といえどあなどれません。ほんとにすごいなと感心することしきりでした。

 (ちなみにこの齊藤という姓。普通はあまり気にしませんが、日本に数ある「さいとう」という姓のなかでもいちばん難しい漢字の「さいとう」。「さいとう」という漢字は三種類ほどあります。この「さいとう」。パソコンで入力しているとなんでもありませんが筆で書こうとすると難しくて書けません。フォントのサイズを18ぐらいにしないと解読できない漢字。現在の職務で知ったことのひとつ。こんなことからして大変な毎日。プログラムでまじまじと確認してしまいました。)


 この舞台に『レ・ミゼラブル』でアンジョルラスを演じた岡幸二郎さんと上原理生さんが、それぞれ王党派のベイロール伯爵と革命派のダントンで出演されているのも、この作品が上演される意味を深めていると感じました。ロベスピエールの古川雄大さん、ルイ16世の弟アルトワ伯の吉野圭吾さんは『レディベス』ではスペイン王子とその家臣という間柄でした。宝塚時代、ベルばらでアントワネットを演じた花總まりさんが違う舞台でアントワネットを演じるというのも大きな見どころのひとつ。アントワネットはエリザベートが嫁いだハプスブルク家の出身という意味でも花總さんと縁が深い。来週の観劇になりますが、もう一人のロナン加藤和樹さんは『レディベス』ではベスの恋人ロビン役。ベスは花總さんでした。花總さんと古川さん、『レディ・ベス』では罪に陥れられようとする姫役と危機一髪の場面で現れる王子役でしたが、『エリザベート』では親子でした。これまでにも観てきた役者さんたちが織りなす糸も多彩な舞台。


まず『レ・ミゼラブル』への流れを復習してみると、

「1774年5月10日 ルイ16世国王に即位。

 1789年5月5日 三部会がヴェルサイユ宮殿で開かれる。

    6月29日 テニスコートの誓いで憲法制定国民議会が成立。

    7月14日 バスティーユ襲撃を皮切りにフランス革命が起る。

    8月26日 17条からなる人権宣言がだされる。

 1792年9月21日 国民公会で王政の廃止、共和制の樹立が決議される。第一次共和政のはじ         まり。

 1793年1月21日 ルイ16世処刑される。
         この年の6月国民公会はジャコバン派の独裁となり、                  反命分子はギロチンで処刑する恐怖政治がはじまる(〰94年)

 1794年7月27日 テルミドールの反動。ジャコバン派は勢力を失う。

 1795年10月26日 総裁政府が成立。
         左右どちらからも攻撃され、常に不安定な政権であった。
         これをもって、フランス革命の終結とする。

         冬 ジャン・バルジャンがパンを盗み5年の懲役刑。

 ワーテルローの戦いでナポレオンの失墜が重要なのは、フランスにとって、自由・平等・友愛の共和国という大きな<理想>が失墜し、王政復古という古い不健康な<現実>が社会を支配することを意味するからです。『レ・ミゼラブル』は、理想を失った社会で、醜い現実と戦う人々の物語なのです。」(2011年公演のプログラムより引用しています。)

 聖職者・貴族・平民、どの身分に生まれたかで人生が決まってしまう社会の有り様は、フランス革命によっても結局変わることなく、『レ・ミゼラブル』という群衆が主役の物語が誕生していくことになります。『レ・ミゼラブル』への流れはここまで。

 『1789バスティーユの恋人たち』の物語は、飢饉によって食べる物さえ満足に手に入らない地方の農民たちが税金の取り立てに苦しめられる場面から始まります。農夫ロナンの父をはじめ村人たちは、税金を支払わないことを理由に、岡さん演じるベイロール伯爵に捕えられようとします。それを阻止しようとしたロナンに銃が向けられたのをかばいロナンの父は命を落とします。ロナンは復讐のため、パリに出ることを決意します。小池君演じるロナンは、ジーンズと合皮のつぎはぎで出来ているという衣装がよく似合っていて、すごく自然に農夫ロナンでした。ちょっとかわいすぎるかもですが、歌もダンスもがんばっていました。歌はすごく難しいんでしょうね。もう少しこなれてくると、さらによくなっていくと思います。アンサンブルのダンスの名手を従えてのダンスはプレッシャーだと思いますが、ハードなダンスシーン。よく踊れていました。言葉使いはあらっぽいけれどすごく心根のやさしいロナン像になっていたと思います。芯の強いしっかり者で気持ちのやさしい沙也加ちゃんオランプとの相性がいいですね。最後はちょっと悲しい。オランプはこれからどうやっていきているのだろうと考えてしまいました。

 パリに出てパレ・ロワイヤルでロベスピエールら革命家と出会ったロナンは革命へと突き動かされていきますが、農夫である自分と、平民とはいえ裕福な家庭に生まれ大学を卒業している革命家たちと自分は違う、オマエタチは自分たち農民を可哀想な人たちだと上から目線で見ていると反発する場面もありました。プログラムの中の、小池君と加藤さんの対談にあるようにロナンは革命家たちを友達としては受け入れることがなく、最後まで平行線を歩いているのかもしれません。

 プログラムを読むと、革命派のロベスピエールは恐怖政治を行い、仲間だったとダントンとデムーランを処刑してしまうことになりますが、舞台はそこまで描かれていません。声高らかに人権宣言を読み上げる仲間として描かれています。あくまでも史実にもとづく物語として舞台は楽しめばいいのかなと思います。バスティーユの襲撃に成功した後、人権宣言をロベスピエール、ダントン、デムーラン、ソレーヌが読み上げる場面、心に響きました。世界が混沌としている今、日本も弱い立場の人間の権利が守られていないと感じることばかりの今、人権宣言の言葉をかみしめてみることが必要なのかもしれません。

 沙也加ちゃんを以前にみたのはアイドルとしてデビューして間もない頃。松田聖子さんの武道館コンサートでした。CMで母娘共演もしていました。それから15年以上の歳月が流れ、いつのまにか見事にミュージカル女優として母の懐から羽ばたいていますね。彼女の自立した強さとオランプのしっかりとしたたくましい生き様とがうまく重なり合って、気持ちのきれいなオランプがよく似合っていたと思います。ベルばらみているので、アントワネットに暇乞いをする場面など、ロザリーにみえてしまうのは仕方ないかな。


トップの写真はWロナン、4月7日の初日記者会見の時。げきぴあから転用しています。



11月30日の制作発表の時のWロナン。
左が加藤和樹さん。右が小池徹平君。
おけぴから転用しています。




制作発表の時の革命派たち。
上原理生さんダントン、古川雄大さんロベスピエール、渡辺大輔さんデムーラン。
おけぴから転用しています。

上原さんはアンジョルラスの印象が強すぎます。
はじめて恋心のある役どころ。はじめて革命に成功した役どころ。

古川さんのロベスピエールはあまりの美しさに言葉がないぐらいでした。
ダンスのシーンもすごくよく踊れていました。
岡さんのベイロール伯爵に肩を踏みつけられる場面はインパクトありです。
2012年のルドルフからなんどかみていますが役者っていう表情になってきました。

渡辺大輔さん、すごく歌が上手でした。耳に心地よい声。
はじめて拝見するので、制作発表の時の映像をみてなんてかっこいい人なんだろうと思いました。




花ちゃんアントワネットのこと、王党派のことも書きたいですがひとまずここで終わりです。
明日から三日間はまた出勤しなければならないので書く前に次の観劇がきます。
こういう時間がないと頭がおかしくなってしまいそうでもちません。
心の宝物をもっているのは大切なこと。
 


『災害がほんとうに襲った時』より

2016年04月16日 13時21分16秒 | 中井久夫著作『「つながり」の精神病理』他
吉原光夫
‏@mitsuoYoshihara
そして変わらないと思うけど、こうゆう時こそ、バラエティや、音楽の番組を中止しないで流してください。。
地震の報道は、被災地外に知らせるものだけでなく、被災地の人達の心を考えたものに・・・

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『レ・ミゼラブル』でバルジャンを演じた吉原さんのツィッターのあったかい言葉。東日本大震災の後、自分にできることは、やるべきことはボランティアに行くことではなく舞台の上で精一杯バルジャンを生き抜くことだとわかったと、2013年帝国劇場凱旋公演の大千秋楽で話されたことはこのブログに書いています。

 ヤフーのニュースを随時チェックしていますが余震が阪神淡路大震災級というのは東日本大震災の時もそうでした。震源地から離れた都心でさえ大きな揺れが続く極度の不安と恐怖の中、前職のどうしようもないような会社で仕事を続けていました。原発事故が重なったのでどうなっていくのかとネットのニュースを画面を立ちあげながらパソコンに向かっていました。その緊張感は半端なものではありませんでした。花粉が飛んでいたはずですがそれどころではありませんでした。花粉症で悩めるなんてある意味幸せなことだとわかりました。人ごみの通勤電車がこわくって仕方なかったです。住まいから都心に毎日出ていかなければならないのが不安で仕方なかったです。

 普通であることは当たり前のようでいて、ほんとうにかけがえのないこと。むずかしいこと。日本は、世界は、これからどうなっていくのでしょうね。地球は私たちになにか警告を発しているのでしょうか。謙虚に、生かされているという想いを大切に日々を過ごしていくことが大切だと思います。今の私の立場で職務を行っている人間に対して、日頃ため込んでいるストレスをここぞとばかりに発散して、「男性の」(ここ大事です)役職者に頭を下げさせることで嘘っぱちの優越感にひたるオジサンに今週なんどか遭遇してしまいました。なにも言えないとわかっている立場の人間に向かって上からモノを言うなんてサイテー。思い出すと吐き気しそうです。世の中にはこんなにひどい類の人間がいるのだと労働紛争で知りましたが、いやはや傲慢な人間はいるもんですね。生かされているという謙虚さを忘れて奢った人間にはいつかなにかしっぺがえしがやってくる。私はそう思っています。

「東日本巨大災害のテレビをみつつ
  2011年3月11日-3月28日

 かつて、神戸を出て大阪にくるともうふつうの日常が営まれているのを不思議な眼でみたことを思い出す。九州や東京に行くと、震災地では当たり前だった服装が自分でも場違いなものに思われるようになる。皇后陛下が皇居の水仙を持って見舞いに来られたように、瓦礫に合う色は黄色しかなかった。私も黄色のマフラーをしていた。その年の園芸学会に呼ばれてゆくと、「今年はなぜかヒマワリがよく売れる不思議な年です」とのことであった。

 災害発生の数日前の新聞を読み直すと、何とやくたいのない記事ばかり並んでいることよ。相撲の八百長から、隣の朝鮮人のおばさんに中学生の時から可愛がってもらって、おこづかいを貰ったことで外相の首が飛ぶとか、そういった記事である。この津波が押し流してほしいのは多数の愚劣事である。
 政治家も久しぶりに現実と相渉る日々となって、鍛えられるであろう。経験を積まれる機会である。戦争でなく、天災が政治家の現実感覚、責任感覚を育てるならば、それが最大の遺産であろう。世界的に政治家が不足しているが、日本の枯渇ぶりはひどかった。
 原子炉が担う電力の大きさにあらためて驚く。しかし、原子炉事故は私の同心円にしっくり収まっていない。収まる時がくるのかどうか。私がいま思い出すのはチェルノブイリの事故で、悲しいのは放射能には老人のほうが強いことで、若者が死んでゆくのが老人にはつらいという記事である。コンクリートの棺桶を作るためにソ連は兵士と市民の決死隊を使っていたようだが、日本ではそういうわけにゆかない。

 何が必要かを想像してみると、まず「よくやった」という気持ちを実感できる状況を作る。そして、ぜいたくな食べ物である。これは免疫力を向上させる。生理的に、そして心理的にも、である。
 神戸では、私への義援金を使って、神戸牛と明石鍋とをとりよせた。また客が来なくなった温泉に話して半額で交代で泊まれるようにした。
 緊張はじわーっとぬいてゆくのがよい。その点で大酒はどうかと思われる。ベトナム戦争からの帰還兵にアルコール症が多かったと聞く。
 救出された人が直後に死亡すること。これは、大西洋を船で往来していた時代に、フランス領の港ルアーブルの医師が観察していた。せっかく海難から救助された人が、港の病院で亡くなるのである。この医師は海のど真ん中にボートを下ろしてもらって海難を疑似体験している。乗ったきた船が見えなくなるということが大きな危険である。神戸の時も、夜十時になればタクシーが動く。それに乗って自宅に向かう途中、突然、脈が弱くなって、これはいけないと緊張しなおしたことがあった。」

(中井久夫『災害がほんとうに襲った時_阪神淡路大震災50日間の記録』2011年4月11日みすず書房発行より抜粋して引用しました。) 


災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録
中井 久夫
みすず書房

今日もぐったり・・・

2016年04月15日 22時44分14秒 | 日記
 昨夜9時半ごろ熊本での地震と前後して私の住まいでも地震がありました。下からつきあげてくるような揺れ。その後ネットで地震情報をチェックしたのみで、テレビを処分してしまった私は熊本が大変なことになっているのを知らずに休みました。ラジオからかすかに地震の状況が流れているのがきこえましたが今日に供えて休まないといけなかったし、お隣に気を使って自分でもよくきこえないぐらいのボリュームにしているのであまり気にとめませんでした。
ちゃんとききたい時はヘッドフォンします。朝の7時から始まるラジオニュースはヘッドフォンして聞いています。今朝のラジオニュースで震度7の揺れだったと知り驚きました。東日本大震災で私が経験した震度5でさえ、前職のボロビルの6階にいたせいもありますがこれで自分は死んでしまうんだという思いがよぎったほどおそろしいものでした。一度大きく揺れた後、さらに大きく長く揺れたのでほんとにもうダメだと思いました。その後繰り返し起こる余震に震えあがっていました。震度5でさえこんな状況だったのですから、震度7はどれほどすごいのか、想像がつきません。ほんとに明日のことは誰にもわからないですね。一日一日、生かされていることに感謝しつつ精一杯いきていくしかないんだろうなとあらためて思います。

 今日も一日忙しくてぐったり。ずっと大きな声で説明し話し続けたので喉が痛くってたまりません。お水もおトイレも我慢した時間帯が午前も午後もあり、すごく疲れました。私は冷え性なので水分補給をするとおトイレにいきたくなってしまい、でも水分補給しないと喉がこうしてやられます。他の方々が控えているみたいなので私だけなんども裏に水を飲みに行ったりおトイレに行ったりするのはよくないなあ、人の流れをとめてしまうことにもなるしなあと気をつかっているとそれだけでなんだか疲れるものを感じてしまいます。私より年齢が上の方になってくるとなにかと難しいです。そんなにくどくど言わなくってもさらっとぽんと言えばすむことなのに、と思うことがあります。同類の業務で大規模な現場は職員同士の人間関係だけで大変だときくので、小規模だしまだマシなほうみたいです。前職をモノ扱いの使い捨てによって離職となり闘い続けたことをひと言たりとも話すことはできないぎこちなさを抱えながら、一カ月遅れの繰り上げ採用スタートなので他の人たちの輪から浮いている所があるけれど仕方ないかな。業務に差し障りがでるようなことはなくむしろきけば教えてもらえるのでありがたい環境なんでしょう。お昼休みや帰りまで一緒に行動するのは性に合わず一人で過ごしたいのでこんなもんかな。実績を更新していくためになんとかふんばっていくしかありません。明日と明後日は連休。明日はまた出勤だと思って過ごす休日と明日も休みだと思って過ごす休日は違うので嬉しいです。できるだけまずは断捨離をやりたい。ブログの更新もまたすると思います。久しぶりに観劇日記など書くつもりです。ほんとに明日のことは誰にもわかりませんね。

今日も笑顔に癒されます

2016年04月14日 21時50分28秒 | 日記
 ようやく部屋に帰り着いてパソコンを立ち上げるとツィッターには嬉しい清史郎君の笑顔の写真と『バスティーユの恋人たち』の舞台写真。疲れ切った頭にしみます、ほんとに。

 今日もむずかしいことだらけですごく疲れました。作業自体はほんとに単純なこと。でも全部が大切に扱わないととんでもないことになることばかりで、やればやるほどおそろしくなってきました。前職は一般ユーザーを全く相手にすることのない会社で、苦情とか言わることから10年以上遠ざかってしまっていました。そこで体にしみついてしまったことを全く無意識のうちにやってしまうと現在の職務では全部NGです。やっていることが違いすぎてほんとに慣れません。10年以上と3ヶ月目では圧倒的に10年以上やりつづけたことを体がおぼえてしまっているので、そこから抜け出していくことは容易ではありません。

 おトイレに行ったり水分補給したりするタイミングに気を使い、時にはどちらも我慢しながら業務を行っている中で、集中力を持続させミスなくやることはほんとにむずかしいです。ちょっと気を抜くと無意識のうちに前職とおんなじような感覚でやってしまいます。たとえば今日注意されたこと。一階で端末を操作していてわからないことがあったので書類を裸のまま片手にもって地下に降りて行き確認しようとしました。書類まるごと全部大事な情報が記載されているのでこれはNGなんですが、そういう意識が全く働きませんでした。前職ではしょっちゅう書類を片手に階段を上ったり降りたりして走り回り、わからないことを他の部署にいっては確認していました。書類を運んだりしていました。時々おトイレに立ち寄ると、書類をうっかりおきっぱにしてしまうこともありました。疲れてくると私だけでなくみんなやっていました。もし同じことを現在の職場でやってしまったら完全にアウト。厳重注意だけではすまないでしょう。おそろしくなります。間違えようと思って間違えたりするわけでないのですが、疲れて集中力が切れてしまい無意識のうちについうっかり、なんてことは許されません。
現在の職務につけたことを、人はみんな「よかったね」と言ってくれますが、慣れるにはまだまだ時間がかかりそうです。前職の健康保険組合の電話番号とか内線番号とか数十人分の社員番号とか、離れてしまえば全くなんの役にもたちませんが、体が正直に記憶しています。まさしく身体記憶。10年以上の歳月はデカすぎます、ほんとに。少し前に書きましたがパスワードが前職の部署コードを連想させます。頭はもう忘れたいのに手がおぼえてしまっているのです。ほんとにむずかしくって大変な毎日です。どこまでやっていけるのか。やれるところまでやるしかありませんね。


このパソコンがそろそろかなりあぶない・・・。


トップの写真は清史郎君が出演するドラマの公式ツィッターからの転用です。