カウンセリングスクールのレポートより

　雨が上がってきた土曜日の夕暮れ、夏至に向けて陽がどんどん長くなってきているし、ちっそくしそうな部屋にいたくないのでまたカフェに逃避行中。昨夜はまたワインから7時間ぶっとおしの睡眠。お手洗いで目がさめても、外階段の足音で目がさめてもつかれてしまっているせいか起き上がることはありませんでした。かつては目がさめてお手洗いにいくとここからさらに寝ていました。今はそんなことできない。眠いですけどね、がんばっておきています。金曜日の夜から土曜日のお昼にかけてはだらだらとくだらないこともしたくなって、だらだらとしていると時間なんてあっという間。頭が起きてくるとまた断捨離。過去の自分との再会。ここに書いて、そして忘れていきます。二人分労働でストレスではちきれそうになりながら、さらに土日にはカウンセリングスクールの講座に出席していたわたしがいました。振り回されるだけ振り回された日々がありました。だんだんと遠ざかっていく過去。その時は必死でした。

「2007年12月15日「ストレスマネジメント」受講レポート

ー私を取り巻く環境とストレスマネジメントー

　自分のペースで仕事ができない、自分で仕事の順番・やり方を決められない、仕事の方針に自分の意見を反映させることができない一般企業に就労する派遣社員である。自己管理・自己決定権の弱い一般職の代替要員としての派遣社員の業務内容の中心は職場における家事労働であり、やらされている感が強い。また、同僚・上司・派遣会社の営業マンといった周囲のサポートも得られにくい環境にあるため、上手に自己表現することはなかなか困難であり、鬱積した気持ちを抑えて働き続けなければならない。年度ごとに行われる組織変更・全社的な事務システム変更・同僚派遣社員の交代・労務費削減の為の派遣社員からパートタイマーへの切り替えといった周囲の環境の変化が起きる時には「いらいら」「怒り」「不安」といったストレス反応は大きくなる。派遣社員の管理責任者である直属の上司から、機嫌が悪いと怒鳴る・当たり散らす、不可能なことを要求されるといった「パワーハラスメント」にあたるのではないかと思われる行為を受けたこともあるが、相手から出たことをそのまま受け取ってしまい、できないことをできないと言うことができなかった。「怒り」の感情は、自分の中から排除しなければならないものであり、一生懸命に押し込めようとしてきた。あるいは、「置き換え」「逃避」といった防衛機制を無意識のうちに私は行ってきた。ようやくそのことに気づいてはいるが、気づいているだけでどう表現していいかはわからないままである。職場における四つのケアの中で最も重要である上司によるケアが社員に対して十分に行われているようには見受けられず、派遣会社が間に入っている派遣契約においてはメンタルヘルスケアに対する責任の所在はさらに不明瞭である。周囲のサポートが期待できない環境の中で、利用できるものは利用しながら、できないことをできないと言える技術を身につけることを意識的に行っていきたいと思う。また、毎日の生活パターンの中で、睡眠・休養・運動・楽しみといった休息モードへの切り替えを上手に行っていければと思う。さらには、可能であるならば派遣労働者など非正規労働者の「怒り」の声を社会に対して発信できる場所や機会を見つけていきたいと考えている。」

講師からのコメントは「よく自分のことを見つめられています　B」でした。普通がいちばん尊くてむずかしいのだとわかった今はつまらない自己顕示欲などありません。

https://www.bengo4.com/c_5/n_7890/

ヤフーからこのニュースを読んで、労働紛争経験者として思ったこと。どこで納得するかは人それぞれだけど裁判は何カ月かに一回開かれて、一回たった5分で終わり、それが何回続いていくのかわからない。会社には金にモノ言わせた弁護士がついているのでなにもこわくない。会社という組織がすいませんでしたって頭をさげたりしない。直接雇用の契約社員はハケンよりも勝ち目はあるのかもしれないけど、何年もかけて争ったってこれ以上のものはたぶんでてこない。何年か先に万が一職場に戻れるという判決を勝ち得たとしても争った会社で働くなんてあり得ないし、その間に歳をとってしまう。和解金は所得扱いではないので非課税、社会保険料の支払いにも住民税の支払いにも影響してこない。300万も払ってくれるなら遠慮なくもらって、これからの生活を立て直していくために使った方がいい。悪いこと言わない、勝てないから、何が勝ちなのかわからないから、いたずらに自分を消耗させるだけだから、弱い立場の人間にはリスクが大きすぎるから、弁護士が生活を保障してくれるわけではないから、今すぐやめた方がいいと思う。