明日に備えて時間があまりなくなってきてしまったし、部屋の中ではちっそくしそうだし、でも店の中は寒すぎるし心がこもっていない「ありがとうございます」を言われても全く嬉しくないしの日曜日の夜、一週間は長いので少しだけ思い出し。5月26日は11時から東京宝塚劇場で宙組観劇、17時45分から帝国劇場で『モーツァルト』初日観劇、どちらも気持ちがあがって舞台はやっぱり生がいいなとしみじみ思いました。あらためてゆっくり書きたいですが断片的に。
宙組『天は赤い河のほとり』、花組から組替えになったキキちゃん(芹香斗亜さん)、二番手スタートとトップ娘役との相性って大切なんだなと。『ハンナのお花屋さん』の印象が深いだけになんか複雑なものがありましたがのびのびやっている姿をみることができてこれでよかったんだなと。ユーリに迫っていく場面、まどかちゃんとすごく合っているし、ラムセスの出番が少なかったですが登場するとカッコよさと可愛さマックス、カタカナだらけの人名と地名がたくさん出てくる場面があったのですがひとつも澱むことなく全部聴き取りやすかったのは花組で培ってきた力なんだとわかりました。たぶんものすごく言いにくいはずですが全くにごりがありませんでした。原作知りませんがプログラムに掲載されているイラストなどをみるとたぶん再現度がすごく高いんだろうなと。風のごとく滅び去って行った古代ヒッタイトのつかの間の繁栄を描いた物語、舞台の上には赤い土の渇いた風景がひろがっていて素敵でした。真風さん、まどかちゃんを軽々?お姫様だっこ、身長差もあるし、まどかちゃん色白で細くって可愛くって、でも芯のあるところが素敵、漫画の中からそのまま抜け出してきたような王子様とお姫さま感、半端ない。キキちゃんも背高いし、大型の男役がそろった宙組ならではの楽しみなトライアングルの誕生だと思いました。カイルが最後ラムセスに言う「おまえはおまえのなすべきことをなせ」ってどこかできいたことがあるセリフに似ています。邪馬台国の風のインパクト、ある意味強すぎます。クコチヒコのキキちゃん、かっこよかったー。
帝国劇場『モーツァルト』初日、すごい楽曲の連続が続くのにまとまっていてよくできている作品なんだとあらためて実感。まず曲がいいし、出演者が豪華。一幕最後、「影を逃れて」を出演者全員が歌う中、自分の腕に羽ぺんを刺した血で狂ったように譜面を書き続けるヴォルフガングと幼い頃の自分の影アマデとが対決して幕が下りるシーン、とりはだ。二幕最後、「おれが死ねばお前も死ぬんだ」というヴォルフガングの命尽きるとアマデはヴォルフガングの膝の上に崩れ落ちて命尽きる様が壮絶。「神がつかわした奇跡の人~♪」、沁みました。心が揺さぶれました。初日にして育三郎さんの歌唱力がすごくって、芝居力がすごくってとりはだでした。和音美桜さんのナンネール、すごく可愛くって、女性があるがゆえに音楽家の道を歩めなかった悔しさが切なかった。弟のために自分を犠牲にした感が切なかった。市村正親さんの父レオポルト。2014年のプログラムに書かれている人物像を読むと体現度がすごく高いんだなと。ウィーンで成功したヴォルフガングに危さを感じて認めることができなかったところがなんとも切なくって、人生ってむずかしんだなと。ヴォルフガングにレクイエムを依頼する仮面の人物も市村さん、オペラ座の怪人みたいで市村さんの本領発揮といったところ、この役市村さんにしかできないなって思いました。他にいろいろと書きたいですが時間切れとなりました。明日起きられん。おしまい、おしまい、明日を無事に生き延びねばです。
連投失礼しました。
宙組『天は赤い河のほとり』、花組から組替えになったキキちゃん(芹香斗亜さん)、二番手スタートとトップ娘役との相性って大切なんだなと。『ハンナのお花屋さん』の印象が深いだけになんか複雑なものがありましたがのびのびやっている姿をみることができてこれでよかったんだなと。ユーリに迫っていく場面、まどかちゃんとすごく合っているし、ラムセスの出番が少なかったですが登場するとカッコよさと可愛さマックス、カタカナだらけの人名と地名がたくさん出てくる場面があったのですがひとつも澱むことなく全部聴き取りやすかったのは花組で培ってきた力なんだとわかりました。たぶんものすごく言いにくいはずですが全くにごりがありませんでした。原作知りませんがプログラムに掲載されているイラストなどをみるとたぶん再現度がすごく高いんだろうなと。風のごとく滅び去って行った古代ヒッタイトのつかの間の繁栄を描いた物語、舞台の上には赤い土の渇いた風景がひろがっていて素敵でした。真風さん、まどかちゃんを軽々?お姫様だっこ、身長差もあるし、まどかちゃん色白で細くって可愛くって、でも芯のあるところが素敵、漫画の中からそのまま抜け出してきたような王子様とお姫さま感、半端ない。キキちゃんも背高いし、大型の男役がそろった宙組ならではの楽しみなトライアングルの誕生だと思いました。カイルが最後ラムセスに言う「おまえはおまえのなすべきことをなせ」ってどこかできいたことがあるセリフに似ています。邪馬台国の風のインパクト、ある意味強すぎます。クコチヒコのキキちゃん、かっこよかったー。
帝国劇場『モーツァルト』初日、すごい楽曲の連続が続くのにまとまっていてよくできている作品なんだとあらためて実感。まず曲がいいし、出演者が豪華。一幕最後、「影を逃れて」を出演者全員が歌う中、自分の腕に羽ぺんを刺した血で狂ったように譜面を書き続けるヴォルフガングと幼い頃の自分の影アマデとが対決して幕が下りるシーン、とりはだ。二幕最後、「おれが死ねばお前も死ぬんだ」というヴォルフガングの命尽きるとアマデはヴォルフガングの膝の上に崩れ落ちて命尽きる様が壮絶。「神がつかわした奇跡の人~♪」、沁みました。心が揺さぶれました。初日にして育三郎さんの歌唱力がすごくって、芝居力がすごくってとりはだでした。和音美桜さんのナンネール、すごく可愛くって、女性があるがゆえに音楽家の道を歩めなかった悔しさが切なかった。弟のために自分を犠牲にした感が切なかった。市村正親さんの父レオポルト。2014年のプログラムに書かれている人物像を読むと体現度がすごく高いんだなと。ウィーンで成功したヴォルフガングに危さを感じて認めることができなかったところがなんとも切なくって、人生ってむずかしんだなと。ヴォルフガングにレクイエムを依頼する仮面の人物も市村さん、オペラ座の怪人みたいで市村さんの本領発揮といったところ、この役市村さんにしかできないなって思いました。他にいろいろと書きたいですが時間切れとなりました。明日起きられん。おしまい、おしまい、明日を無事に生き延びねばです。
連投失礼しました。