たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

雲は遠く流れて行く

2014年09月21日 21時38分22秒 | 祈り
昨日の自分を振り返ってみると、一昨日のぶり返しもきていてちょっときつかったですね。

気がつけば、今日で突然のお別れから21年となりました。どれだけ時間がたっても思いが尽きることはありません。母の病気と妹との突然のお別れ、受け入れられなくて、自分をどうしたらいいのかわからなくて本当に苦しかったです。自分がいけなかったんだと責め続けてしまいました。ちょっと重いことを書いてしまいますが、私は詳しい状況を知らないので幸いでした。知っていたらもっと自分が大変だっただろうなと時々ふっと考えてしまいます。私に背負える分だけを与えられたのだと今さらながらに気がつきました。


こんなことがなければ、過ごすことはなかったであろう深い人生の時間を過ごしてきました。
その分感度があがってマニュアル社会の気持ち悪さに堪えがたかったするのできつい面もありますが、一生懸命にこれからも生きていこうと思います。


今、きっと、人生の大きな転換期。
苦しかった日々にひと区切りつけて、自分を生きていこうと思います。
忘れるわけじゃない、ずっと心のどこかで思い続けています。
思い続けながら自分を生きていきます。
高い空からきっと見守ってくれている、良き方向に導いて行ってくれる、そう信じて今の苦しい時をなんとか辛抱していきます。
一個人の力ではいくらがんばってもどうすることもできない社会の仕組みになっているので、どうしようもありません。あとは信じるしかないです。
たぶんかなりもう限界にきている感があります。心から休むことができていないので、
休みたいです。でもまだ許されない。信じてふんばるしかないです。



お別れから一年後の私、情けない状況ですが精一杯でした。


「1995年9月21日(木) Fine

このけだるい虚脱感、そろそろ部屋にいるのも飽きてきたし、お金もないし、メリハリがないので、仕事したいなあと思うけど、なにをしていいかわからないので、ぼうっとしている。
頭の中だけで、グルグルといろんなものが回ってしまうことに、疲れてしまうのだ。
いつもあくせくしているわたしがおかしいよね。

昼間のあたたかな陽射しの中でぼんやりして、夕暮れになってせんたく物を取り入れていると、こんなゆったりとした時間もあったんだなあ、って少しほっとした気持ち。
何かを造り出している人への嫉妬、でも、同時に今は臆病になってもいる、書くということに対して。
いろんな思いがあふれた一年だった。ことばにしたい、という気持ちもある。
が、こわい。未知数のことが多過ぎるからだ。
わたしにはまだ自分を探すということが、どういうものかわかっていないらしい。
家族への思いにとらわれ、亡き物への思いにとらわれ、あまりに重すぎる事実に、とても
わたしには背負っていくことはできない。もう一度だけでいいから、会いたい、と涙した
時がどれほどあったことか・・・。

一年という時が、ようやく少し傷をいやしてくれたように思う。
仕方なかったんだと思えるようになった。本当はそんなことばはいやだが・・・、
妹が自ら選んだことなら、どうしようもない。
事実は事実として受け取めていくしかないのだ。
今は一年前の出来事がウソのようでもあり、同時に少し慣れてきたのかな、という気がしている。生きていてもつらすぎたかもしれない。
そう思うしかないじゃん。

父と母への怒りにもずいぶん苦しんだ。今でもどう考えていいのかわからない。
ただ親の思いはわたしにはわからない。
家に帰っている間、わけのわからないことを言う母に苛立ちもしたが、母なりに出口のみつからない苦しみの渦の中にいるのだと思う。はなれているからこそ、おだやかな気持ちになれる。自分のことばっかり言って、と怒りをおぼえたりもするが今はよそう。
家にはYクンがいるのだ。
先、自分がどう進んでいくか、ということに帰結する。
今は母からお金を送ってもらうという事実が、わたしをみじめにさせている。その分、前に進めばそれが恩返しだ。

明日から、校正の通信教育、はじめようっと。
考え込むのはよそう。人のいうことを気にするのもよそう。
なにもしないでいるより、なにかした方が一歩前に進んでいける。
仕事はどうするんだ?
明日、また考えよう。
こんなわたしで、なにが悪い。
変われるはずもないんだから、いいじゃないか。
でも、同時に自分が変われるような人間関係を求めているわたしもいる。
今はまだわからないことだらけだ。
どんどん、自分に自信がなくなっていって、穴ぐらの中に落っこちそうだ。
こんな時もあるサ、考え込むのはよそう。
ただ、今は課題を残してくれた、いろんなことに気づかせてくれたMちゃんに感謝・・・」