65オヤジのスタイルブック

DVD・ピンクとグレー

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、NEWSの加藤シゲアキ原作、行定勲監督の「ピンクとグレー」です。

 

今や高学歴アイドルの顔を持つジャニーズ。キャスターとして活躍する櫻井翔を筆頭に、小山慶一郎、山下智久などが有名ですが、櫻井翔君と肩を並べる存在が、加藤シゲアキ君で読書家で、映画にも詳しいコメンテーターとしてまた小説家の顔を持ってます。

その彼の処女小説が今回の原作。世界の中心で愛を叫ぶで有名な行定勲監督により映画化されました。主演は、現在ドラマで主役を務め中島裕翔に菅田将暉、夏帆、柳楽優弥など若手の実力派が顔をそろえたミステリー作品です。

幼なじみの白木蓮吾と河田大貴、サリー。蓮吾と大貴は、読者モデルのスカウトをきっかけに、共に役者の道を目指すが、蓮吾はスターに、大貴は夢破れ疎遠に。数年後、同窓会で二人は再会するが、蓮吾は数通の遺書を残して自殺。第一発見者は、彼のマンションで会う約束をした大貴だった。

そして、予告にもある62分後の新たな幕開け。タイトルのピンクのグレーのグレーの世界が展開さていきます。

前半のピンク(僕が勝手に思っているのですが)の部分は、幼なじみの三人の出会いから初恋、再会、船出と別れなど、よくある青春映画の展開ですが、後半では自殺した連吾の死の真相を探るミステリアスな展開にかわり、大局的なスト―リーに前半部分の臭さが効果的に生かされていました。突発的に起こる後半の展開も魅力的で、夏帆の大胆な演技と柳楽優弥の役どころが映画全体に大きく関わってきておもしろい作品でした。


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