人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

一つの文字で

2004-11-01 00:49:15 | 人生論・閃き
日本語以外で、一つの文字で一つ以上の音節(=syllable)を表すものがある言語はとても珍しいと思います。少なくとも知っている言語では、そのようなものはありません。韓国語はわかりませんが、中国語ではどんなに難しい漢字でも一つの文字で一つの音節です。

試み。慎む。育む。鑑みる。斑。紫。紅の豚。

また、日本語以外で、一つの文字で一つ以上の読み方がある言語はとても珍しいと思います。中国語ではたまにあります(「行」という文字など)が、とても珍しい現象です。英語では、"lead"など幾つかの文字を併せて読み方が二つ生じるものはありますが。

生きる。生える。誕生。生涯。学生。生麦生米生卵。

また、「私」や「あなた」という言葉の表現の仕方が日本語ほどあるものはないのではないでしょうか。

私。僕。俺。オイラ。拙者。余。自分。吾輩は猫である。

ということで、日本語はとても難しい言葉なのだと思います。外国人が日本語を覚えることができるのなら、日本人が外国語の2-3を学ぶのは楽勝のはず!さあ、みんなでロシア語とトルコ語を覚えましょう。

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