妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
建前と本音
・外交部報道官記者会見(中文、外交網)
http://www.fmprc.gov.cn/chn/xwfw/fyrth/t308564.htm
温家宝訪日を控えて、報道管制が敷かれたかのように中国国内メディアがおとなしい。
外交部報道官たるものも、慰安婦、靖国、といった刺激的な用語を持ち出した質問にも、現代の縦横家の如く、という訳にはいかないようで。的外れの紋切り口上を述べるだけ、というのがいかにも中共らしい。
あくまでも政治的にいいたい事を抑えているだけで、本心がミエミエなところが、90年代に偏った教育を受けた世代の浅さだろう。
であればこそ、こちらがなにもしなくても勝手に自滅していくのだが。
個人的には、秦剛節が聞けなかったのが残念。
ちなみに本心
・温家宝総理日本マスコミの共同取材に答えて(中文、新華網)
http://news.xinhuanet.com/world/2007-04/04/content_5935074.htm
「日本側が二度と中国人民の感情を傷つける事のないよう希望する」(もし安倍首相が靖国神社を参拝したら、と質問されて)
これもまた、昨年言い古したコメントではあるのだが、温家宝訪日が決まってから外交部は口にしていない。他人を批判する根拠に、「感情」という主観を持ち出す態度が独善的であることに気がついたかどうかは不明。
本人が言ってしまうくらいだから、気づいたわけではなさそうだ。
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