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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

2006.01.18雑感

2006-01-18 21:47:11 | 雑感

【警戒せよ 日本の台湾海峡に介入する野心が露骨に】

1月11日読売新聞の【周辺事態の空港・港湾使用も米軍優先…法改正検討】に大蒜と生姜で風味をつけた解釈。
この報道のポイント:
「台湾海峡」を含む日本周辺で紛争が起きた場合、国内有事と同様に、米軍に国内の空港・港湾を優先的に使用させる強制措置を取ることができるよう、周辺事態法を改正する検討に入った。
現行:
・日本が武力攻撃を受けた場合、首相の権限で、自衛隊や米軍に民間の空港・港湾を優先使用させることができる(特定公共施設利用法)
・日本周辺で紛争が発生した場合、政府は重要な空港や港湾を持つ自治体に対し、「協力を求めることができる」(周辺事態法)

で、これを読んだ反応のポイント
1.2+2以降、日本はアメリカの威を借りて、中国の意思を露骨に抑え込もうとしている。中国の意図:台湾は中華人民共和国の領土である
2.日本は台湾海峡を生命線だと考えている
3.台湾当局は日本の軍事介入を希望している
4.世界第二位の軍事費を維持する為に、強大な軍事実力をつける為に、政治大国となる為に日本は「脅威」を創出する必要がある。

「世界第二位ったら充分に強大な軍事力じゃないっすか」「そらあんたやろ」といった突っ込みはいろいろありますが。
筆者が一番ツボにはまったのが次の一文。
「当時の日本はまず沖縄を占領し、次に台湾を侵略する口実を探した」
日本人のセンスではちょっと思いつかない。こういう無茶苦茶な理屈は大好きです。