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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

2006.01.08環境

2006-01-08 09:12:22 | 環境

【湖南省を流れる湘江の株洲と長沙間でカドミウム汚染】
基準値の25倍、精錬工場の廃水が水利工事時に「誤って」流れ込んだもの。

日本的な感覚だと「また」ですが、むしろ氷山の一角なのでしょう。
あれだけ低コストでものを作るためには、国民に貧乏させるだけではおっつきません。行政サービス、インフラコストも押さえ込む、言い換えればどこか手を抜かないと。

対策としてそのへんの管理水準を上げようとすれば、その為の資金をどこかに転嫁せざるを得ず、法人にせよ自然人にせよ税金の形にすれば国際競争力は低下してしまいます。日本ももうこれまでのようにほいほい金は出さないようですし。
中国に可能なオプションとしては
・前動続行
・産業構造の転換
になりますが、前動続行した場合そのつけを国民と環境にまわさなければなりませんし。産業構造の転換が一朝一夕でできないのは、日本を見ればわかります。
「小平路線の行き詰まり」で済ませてがらっと返るか、あとはお家芸の「革命」がありますが、どうなりますやら。