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熊本地震に関する新情報

国際軍事評論家B氏より、先の熊本地震について新しい情報が入ったと連絡がありました。詳細は省略しますが、表に出されてない軍事技術、そして日中関係や現在行われている米国の大統領選の行方とも関連するたいへん興味深い内容です。

5月7日のB氏講演会でも急遽取り上げるとのことなので、改めて同講演会の情報を以下に掲載します。


写真1:この記事との関連性に基づいて掲載しています
    分かる人はもうお分かりでしょう
    (33.043808, 132.176738)

The seaweed is always greener
In somebody else's lake
You dream about going up there
But that is a big mistake

Just look at the world around you
Right there on the ocean floor
Such wonderful things around you
What more is you lookin' for?

Under the sea, under the sea
Darling, it's better
Down where it's wetter
Take it from me
Up on the shore they work all day
Out in the sun they slave away
While we devotin'
Full time to floatin'
Under the sea
(ディズニー映画「The Little Mermaid」より「Uner the Sea」)


遠つ祖霊の始りの地より
管理人 日月土


---------------------- 国際軍事評論家B氏講演会情報 ------------------------

※B氏は実名を公開されていますが、本ブログでは、文中で使用している匿名「B氏」の名で呼ばせていただきます。なお、B氏のご専門である軍事以外の件で、本ブログの記述内容について質問することはご遠慮ください。

5月 7日講演会 のご案内

一般の報道では公表されない、報道の裏側を独自の情報ネットワークで入手し、わかりやすく説明いたします。

日時:2016年 5月 7日 土曜日
   13時15分開場 13時30分開始
   16時30分終了予定

        
会場:京橋区民館  2号室洋室
   東京都中央区京橋2丁目6番7号(TEL:03-3561-6340)
   ・東京メトロ銀座線京橋駅6番出口徒歩2分
   ・都営地下鉄浅草線宝町駅A5・A6番出口徒歩2分
   ・JR東京駅より徒歩8分
   ・JR有楽町駅より徒歩8分
   ・東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅より徒歩6分
   ・東京メトロ銀座駅より徒歩9分

テーマ:時事問題
①シリア関連情報
(これまでのまとめ)
 昨年9月にロシア軍がシリアのラタキアを中心に大規模な派兵を行い、ISや反政府勢力の掃討作戦を実施していましたが、11月14日のパリ同時多発テロの発生を受けてシリアの旧宗主国であるフランス軍が、空母シャルル・ド・ゴールをシリア沖に派遣をしロシアと共同で掃討作戦を行い、大きな成果を上げISは支配地域を縮小しました。

 フランスとロシアとの共同作戦の裏側には、講演会の中でベルギーのアントワープの銀行が関与しているとお伝えしました。また講演会の中で、これにはウクライナ問題に関する対ロシア制裁の影響で、北極海油田の開発が停止し、北極海の油田開発を行っていたエクソン・モービルなどが、大きく関与していることもお知らせしました。

 これらロシアとフランスの共同作戦に対抗して、ロシアの外貨獲得手段の大きな柱である原油価格の大幅な引き下げを行うなどロシアへの圧力を強化し、今年2月にジュネーブで行われていた和平協議でロシアが妥協し、ロシア軍は3月15日に一部撤兵を開始しました。

 また、3月19日はロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーで、旅客機が墜落する事故が起きましたが、ロストフ・ナ・ドヌーは帝政ロシア時代は、フランス出身の貴族ロストフ伯爵の所領地で、現在でもフランスと深い関係があり、この旅客機事故はシリアにおけるロシアとフランスとの共同作戦への警告として行われたとお伝えしました。
      
(新しい情報)
 ロシア軍が戦力を縮小する一方で、米国空軍は4月9日にISへの掃討作戦に参加するB-52戦略爆撃機が、カタールのアウルダイド空軍基地に到着したとの声明を発表しましたが、これら米国側の動きは、これまで米国大統領予備選挙で、有利に戦いを進めていたトランプ氏の背後にいる、マケイン上院軍事委員会委員長によるものであると思われます。

 また、新たにフランス・ロシア・米国をつなぐラインとしてフランスの宝石店があるとの情報がヨーロッパ方面から入りました。この情報筋によると、このラインはパリ5大宝飾店の「ショーメ」で、「ショーメ」はナポレオンからジョセフィーヌ・ド・ボアルネとマリー・ルイーズとの婚礼のための宝飾品の作成を依頼されるなど、ヨーロッパの王族貴族階級の顧客を有しています。

Chaumet Paris

 この「ショーメ」のルートを使うことにより、パリ、サンクトペテルブルグ、ニューヨークをつなぐことができ、ヨーロッパ方面からの情報では今回のシリア問題について何らかの話し合いが行われているのではないかとのことです。


②パナマ文書関連情報
 4月3日に「パナマ文書」といわれる機密データの一部情報がICIJ (国際調査報道ジャーナリスト連合)により公開され、14日からワシントンで開催されるG20でも議論がされる予定となるなど大きな問題に発展する可能性が出てきましたが、こちらに寄せられた情報では、パナマは事実上の米国の保護国状態であり、今回の名簿のリストにはロシアのプーチン大統領の友人3人の名前があり、これはロシアに対する政治的圧力の要素が大きいのではないかとのことです。


③東南アジア、東アジア情勢
 現在、米国・日本を中心とした中国包囲網の形成が非常に活発に行われています。

 Ⅰ 韓国
 1月6日の北朝鮮の水爆実験以降、韓国国内に高高度防衛ミサイル(THAAD(サード))の配備に向けた動きが活発化してきていますが、3月31日に中国の習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領がワシントンで会談し、習主席はTHAADの韓半島への配備に反対する態度を明らかにしました。

 また習主席は中韓首脳会談の前に開かれたオバマ大統領との米中首脳会談でも、THAAD配備に反対をしました。THAADは韓国国内のどこに配備するかは明らかにされていませんが、迎撃ミサイルの射程距離は200km程度ですが、地上配備レーダーの探査範囲は1,800kmほどあり、中国国内では、北京、上海、西安など中国の主要部分を探査範囲に含めることができます。また、ロシアに対しても極東のウラジオストク、ハバロフスクなども探査範囲に含めることが可能になります。

 また、米国は同じく北朝鮮の水爆実験を受けて、核弾頭を搭載可能なB-52戦略爆撃機を1月10日に派遣するなど、表向きは対北朝鮮に対抗する形をとっていますが、中国に対する威嚇の要素が大きく含まれています。

 Ⅱ インドネシア・フィリピン・ベトナム
 海上自衛隊は4月5日、4月中旬に行われるインドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」に参加するため、事実上の空母であるヘリコプター搭載型の大型護衛艦「いせ」を派遣すると発表しました。大型護衛艦が南シナ海を航行するのは初めてで、南シナ海に展開する中国に対する強力な牽制になります。

海上自衛隊の「いせ」

 また、「いせ」は「コモド2016」に参加した後、フィリピンのルソン島のスービック港に寄港することが4月12日に発表されました。スービック港には4月3日に海上自衛隊の練習潜水艦が潜水艦としては15年ぶりに寄港したばかりで、1月下旬に天皇陛下がフィリピンに訪問し、フィリピンへの自衛隊派遣への道筋をつけた成果が大きく現れた形となっています。

 また、フィリピンに寄港した護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」は4月6日に出港し、南シナ海を航行してベトナムのカムラン湾に向かい、4月12日に到着しました。カムラン湾への日本の護衛艦が入港するのは今回が初めてで、中国包囲網の形成に日本が大きく貢献する形となります。

 ベトナムへの海上自衛隊の派遣は、2月16日からの日程でハリス米国太平洋軍司令官が来日した際に話し合われており、こちらもわずか2ヶ月で実現するかたちとなりました。
        
 4月3日、日本の政府高官は、米国の原子力空母「ジョン・C・ステニス」が南シナ海に展開し、中国に対する警戒監視活動を行っていることを明らかにしました。
        
 一方、中国側の動きとしては、3月末に西沙諸島の永興島に射程400kmの対艦巡航ミサイルを配備したとの分析が明らかになるなど、米中双方の牽制が激しくなってきています。


(再追加情報)
 ①パナマ文書関連情報
 マスコミ等でも報道がなされていますが、1996年にロンドンで競売にかけられ行方不明になっていた、イタリア人画家のモディリアーニの絵画が今回の文書の公開によって、スイス国内の倉庫にあることがわかり押収されたというニュースが流されました。

 このことに関連して、今回の文書の公開には、画商とパリの宝石店のルートが大きくかかわっていたとの情報が寄せられています。

 また、今回の文書の公開によって、先日お伝えしたプーチン大統領の友人以外にも、英国のキャメロン首相が亡父の投資ファンドで利益を得ていたことが明らかになり、英国の政局運営にも大きな影響を与える形となりました。

 またこれ以外にも、フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルが脱税とマネーロンダリング容疑でフランスの金融当局に家宅捜索を受けるなど、フランス人の名前が約1000人含まれており、フランスは大きな影響を受ける形となりました。

 今回の文書には米国関係者の名前が比較的少ないことや、ドイツの新聞社が関与していることから、今回のパナマ文書は米国とドイツによる、ロシア、フランス、英国への政治的圧力と見ることが可能です。


 ②米国大統領選挙関連情報
 米国大統領の予備選挙では、共和党はトランプ候補が有利に選挙戦を進めており、最終的には7月のオハイオ州クリーブランドでの共和党の党大会で候補が決定する形となる見込みです。

 これに関連して、前回の2012年の党大会では要人警護を行うシークレット・サービスが銃持込を禁止しましたが、今回の7月の共和党党大会には、治安上の理由から会場への銃の持込を認めるようにという署名活動が行われています。

 こちらに寄せられた情報では、ロシアのKGBがこの党大会で銃撃戦が行われるように工作しており、仮にトランプ氏が次期大統領に当選した場合でも、世界に向けて「危険な大統領」であり、「危険なアメリカ合衆国」というイメージを植えつけることを画策しているとのことでした。

 これに対してシークレット・サービスやFBI、CIAなどが銃撃戦を阻止する動きを見せています。


③北朝鮮ミサイル発射関連情報
 4月15日北朝鮮は射程距離約4,000kmの中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射実験を行いましたが、失敗したとのニュースがマスコミで流されていますが、今回のミサイルは米国のグアムを射程に収めることができることから、米国への威嚇となります。

 また、このミサイル発射で現在韓国に配備を進めているTHHAD配備をより正当化することが可能となり、現在米国が進めている中国包囲網の構築に有利に働くものと思われます。

講 師:国際軍事評論家B氏(元内閣調査室)

受講料:一般3,500円、学生1,500円
     費用は当日ご持参下さい。
     
主 催:B戦略研究所


お問い合わせおよびご予約はメールアドレス jiro.1969@t.vodafone.ne.jp までお願いいたします。なお、ブログ「(新)日本の黒い霧」を見てと一言お伝えください。

当日参加も可能です。

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