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●東京電力核発電人災、なぜ国の責任は認めないの? 町役場を埼玉県に移転させた井戸川克隆前双葉町長が、国と東京電力に個人として賠償を求めた裁判

2025年08月18日 00時00分58秒 | Weblog

[↑ ※ 3.11から14年/遠く険しい復興への道(週刊金曜日 1511号、2025年03月07日号)]


(2025年08月02日[土])    [Hatena Blog『日々読学』]
井戸川克隆前町長、《国と東京電力に個人として賠償を求めた裁判…国の責任については認めませんでした》。なぜ? (NHK)《判決のあと、井戸川前町長は「原子力行政の欠陥で双葉町民は避難を余儀なくされたのに、国の責任はないと言い切ったこれほどひどい判決はなく、残念だ」と話していました》。
 ちなみに、東京地裁の阿部雅彦裁判長は…《「NHKから国民を守る党」(立花孝志党首、N国)について、X(旧ツイッター)で「反社会的カルト集団」などと投稿したのは名誉毀損(きそん)だとして、N国が投稿者に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(阿部雅彦裁判長)は27日、N国の請求を棄却する判決を言い渡した》(アサヒコム)。

   『●(リテラ)「あの未曾有の福島第一原発事故を招いた
       “最大の戦犯”が、他ならぬ現内閣総理大臣・安倍晋三」
    「リテラのエンジョウトオルさんによる記事【3.11に改めて問う
     安倍首相の罪! 第一次政権で福島第一原発の津波、冷却機能喪失対策を
     拒否した張本人だった】」

   『●やはり最「低」裁(第2小法廷・菅野博之裁判長)でした、というオチ
     …《原発事故で国の責任認めない判決 避難者訴訟で最高裁が初判断》
   『●「津波対策が講じられていても事故が発生した可能性が相当ある」ので
       国に責任なし ―――これはあまりに酷すぎないか、最「低」裁?
    《東京電力福島第一原発事故で避難した住民らが、
     国に損害賠償を求めた4件の訴訟の上告審判決で、最高裁
     第2小法廷(菅野博之裁判長)は17日、
     「津波対策が講じられていても事故が発生した可能性が相当ある
     とし、国の賠償責任はないとする統一判断を示した。
     国の法的責任の有無について事実上決着がついた形。
     同種訴訟への影響は必至だ。(小沢慧一)》

   『●《唯一国の責任を認めた三浦守判事を除き、菅野博之、草野耕一、岡村和美
      の3判事…退官した菅野氏を除き、草野、岡村両判事》の弾劾裁判を求めた
    「「津波対策が講じられていても事故が発生した可能性が相当ある
     ので国に責任なし ―――これはあまりに酷すぎないか、
     最「低」裁(菅野博之裁判長)? 草野耕一岡村和美氏も
     同意見なの? 正気なのかな?
     苦しむ市民を救わない司法、最「低」である

   『●またしてもの最「低」裁…《東京電力社員も脱力した「津波対策先送り」
     幹部の無責任ぶりを暴いたが…罪には問えなかった強制起訴裁判》(東京新聞)
   『●最「低」裁の無残な判決…《裁判の争点は自分たちの想定以上の津波はこない
      という想像力のなさを「予見できない」とした裁判官の想像力のなさ…》
   『●《原発事業者は、たとえ不確実性があっても真摯に受け止め、万全の対策を
     講じるべきでなかったか。しかし、東電は津波対策を先送りして重大事故を…》
   『●最「低」裁…東京電力《旧経営陣の無罪が確定…強制起訴を実現させた市民は
      最高裁の判断に落胆し、今も避難を続ける被災者らは憤りをあらわにした》
   『●【<ぎろんの森>社説に込めた「原発止める」】《大震災や原発事故を忘れ
     ないという「正しいしつこさ」…私たちは原発の稼働を止めることはできる》
   『●《かつてない甚大な被害を引き起こし、多くの人間を被曝させ、人生を狂わ
      せた責任を、最も罪の大きい経営陣に負わせない決定》を最「低」裁がした
   『●木納敏和裁判長は《計13兆円超の支払いを命じた一審東京地裁判決を取り
    消し》…《「大川原化工機」…相嶋静夫さん…死亡》でも遺族側の控訴を棄却
   『●『決断 運命を変えた3・11 母子避難』上映会《社民、立憲、共産、れいわ、
     無所属の議員が駆け付けたが、復興などと軽々に言う議員は1人もいなかった》
   『●《まるでゾンビ映画のような「原発神話」の復活劇、フクシマの「忘却宣言」》、
      東電は福島を「原状回復」したのか? 「政治判断」しかしない司法の絶望


 何も解決していない東京電力核発電人災、それにしても、最「低」裁を頂点とした司法、判決が酷過ぎないか? アベ様亡き後も、何故に司法判断を放棄し、政治判断を乱発するのか?

   『●「二〇年後の日本を考えよう」
     『週刊金曜日』(2012年12月14日、924号)についてのつぶやき
    《聞き手鎌田慧さん、全町が避難区域の
     「福島県双葉町井戸川克隆町長に聞く」「1000年以上かけた町、
     1000年かかっても復興させる」》

   『●「九電本店前ひろば」が1000日目を越えた!
    《★ 井戸川克隆(前双葉町長) さん【1000日メッセージ】
     青柳様
     皆様の思いは国の代表者に通じると良いのですが、
     今は困難が増しております。
     これに国民の正しい声を皆さんとあげて行かないとドンドン
     暗くなります。
     戦争前夜と言う人がおりますがそのように思わないことが大切か
     と想います。
     国民の底力で諦めを追放しましょう。
     幸いに多くの国民が原爆・原発にNOと言っています。
     国は福島の事故の責任放棄にひたすら走っていますが国民が見て
     いますので悪だくらみは必ず失敗するでしょう。
     長崎、広島、そして福島と忌まわしい被ばくの記憶は繋がって
     しまいました。
     私は力の限り福島の子供達を放射能から避難させるために
     頑張って行きます。
     皆様には引き続きご指導をお願い致します。》

   『●「鼻血問題」: 「原発関連死」と「死の街」発言
   『●「鼻血問題」: 圧力に屈した「アベ様のNHK」
   『●東京電力原発人災鼻血問題: 風評被害に矮小化していて良いのか?
    (ourplanet)《「美味しんぼ」のマンガにも登場する井戸川克隆
     双葉町長は、政府が放射能による被ばくの情報を住民に伝えて
     いない点を指摘し、「福島を離れるか、離れないのかは、全ての
     情報を明らかにした上で、住民が個別に判断するべき」と話し、
     事故の責任させ問われていない現状こそが問題だと指摘した》

   『●東電核発電人災から8年:
     《11日の夜9時すぎには、東電の社員も家族もだれ一人双葉町に残って…》
    (日刊ゲンダイ)【私が見た「平成」/前双葉町長が語る 地震当日
     夜9時に東電社員とその家族は…】《井戸川克隆さん(72)は、
     当時の双葉町長。…実は、後で分かったことですが、11日の
     夜9時すぎには、東電の社員も家族もだれ一人双葉町に残って
     いなかった。いち早く社宅を出て、役場にいた社員も黙って消え
     去りましたそういう会社ですよ、東電は。現在、どこかで
     何食わぬ顔をして生きているんでしょうけど、ひどい話ですッ…
     “町長、限界ですよ”と。官邸や東電からは断片的な情報しか
     入らず、唯一警察官からもたらされたひと言が命を守る情報でした》

 NHKの記事【双葉町前町長 賠償求めた裁判 東京地裁 東京電力に賠償命じる】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250730/k10014879311000.html)によると、《14年前の東京電力福島第一原発の事故で、町役場を埼玉県に移転させた福島県双葉町の前の町長が、国と東京電力に個人として賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「生活環境が基盤から失われ、精神的苦痛は大きい」として、東京電力に対し、およそ1億円の賠償を命じました。一方、国の責任については認めませんでした。…判決のあと、井戸川前町長は「原子力行政の欠陥で双葉町民は避難を余儀なくされたのに、国の責任はないと言い切ったこれほどひどい判決はなく、残念だ」と話していました》。

 烏賀陽弘道さんのつぶやき:

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https://x.com/ugaya/status/1950814150546088224

烏賀陽(うがや)弘道
@ugaya

判決、傍聴しました。写真右側の被告=東電・国には9人弁護士がいるのに、左側・原告の井戸川克隆・元町長は一人です一人で膨大な裁判書類を書いて、10年間東電・国との論争をされたということです。精神的賠償の一部約1600万円を認めさせたというのは実はすごいことです。

nhk.or.jpから…

午後4:01  2025年7月31日
――――――――――――――――――――――――――――――――

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250730/k10014879311000.html

双葉町前町長 賠償求めた裁判 東京地裁 東京電力に賠償命じる
2025年7月30日 14時57分

14年前の東京電力福島第一原発の事故で、町役場を埼玉県に移転させた福島県双葉町の前の町長が、国と東京電力に個人として賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「生活環境が基盤から失われ、精神的苦痛は大きい」として、東京電力に対し、およそ1億円の賠償を命じました。一方、国の責任については認めませんでした

14年前、双葉町の町長として原発事故の対応にあたった井戸川克隆前町長(79)は、事故で避難を余儀なくされ多額の損害が生じたとして、国と東京電力に個人として7億5000万円余りの賠償を求めました。

30日の判決で東京地方裁判所の阿部雅彦裁判長は「町から避難を余儀なくされ、生活環境が基盤から失われたいまだに自宅周辺の避難指示は解除されておらず、原告が被った精神的苦痛は大きい」と指摘し、自宅や土地の損害や慰謝料などとして、東京電力におよそ1億円の賠償を命じました

一方で、前町長側が「国の避難指示が遅れたため、大量に被ばくした」などと主張したことについては、「原告の避難状況に顕著な変化が生じたと認めるには足りない」として、国の責任は認めませんでした

判決のあと、井戸川前町長は「原子力行政の欠陥で双葉町民は避難を余儀なくされたのに、国の責任はないと言い切ったこれほどひどい判決はなく、残念だ」と話していました。
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●湯川裕司さん《「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」》と訴え…産業別労働組合潰し・関西生コン事件

2025年07月31日 00時00分58秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250705[])
(東京新聞)《組合そのものを標的にする捜査姿勢》…「関西生コン事件」、産業別労働組合を潰したいがための、人質司法がまかり通っている、完全なるでっち上げ事件湯川裕司さん曰く、犯罪を立証することが目的ではなく、産業別労働組合を潰すことが目的のでっち上げ事件
 (デモクラシータイムス)《今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません》。

 太田理英子西田直晃両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527)によると、《2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らにどんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子西田直晃)》。

 一方、生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、その「」の深さももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

   『●関西生コン事件…産業別労働組合を潰したいがための、デタラメな人質司法が
     まかり通ったでっち上げ事件…《憲法上の労働基本権を行使しただけ》なのに…

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527

こちら特報部
「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり
2025年7月2日 06時00分

 2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らにどんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子西田直晃


◆取り調べ映像に残っていたもの

 東京地裁の103号法廷。前方の大型スクリーンに、2018年、大津地検で2人の組合員にそれぞれ行われた取り調べの映像の一部が再生された。

     (組合員への取り調べ映像を文字起こしした書面。
      男性検事が「よし連帯削れるわということで捜査始まった」
      と発言している)

 「連帯のあなたもね、逮捕されてるけど、それに終わるはずもないし、これからどんどん削っていきますけどね」。黙秘を続ける男性組合員に、男性副検事(当時)はこう言い放った。関生支部を指すとされる「連帯」という言葉を使い、その後の大量の組合員逮捕を予見するような自信満々の発言が、その後も続いた。「連帯処罰してくださいねって声があっちこっちから出てきているよし連帯削れるわということで捜査始まったわけでしょう」

 別の日には、同じく黙秘を貫く山本智(さとる)さん(57)に、女性検事が関生支部からの脱退を促すような発言を執拗(しつよう)に繰り返した

     (取り調べ映像を文字起こしした書面。黙秘を続ける
      組合員に対し、女性検事が組合員を続ける意思を
      繰り返し尋ねている)

 

女性検事 捕まったけれども、連帯の労組員っていうのは、
     今後続けていこうという気持ちは変わんないですか

山本さん 黙秘しま

女性検事 今後も同じ活動を続けていたらこういうふうになる
     可能性ってあるじゃないですか。それを踏まえても、
     続けていく意味はあるって考えてるんですかね

山本さん 黙秘します

 暴力団組織を例に挙げながら、「誰かが怖くてとかそういうのは、あんのかな」と、黙秘の理由を探る場面もあった。


◆刑事訴訟では無罪判決が確定している

 計10分超の映像が流れたのは、関生支部や湯川裕司執行委員長(52)ら組合員が起こした国家賠償請求訴訟の口頭弁論。証拠として提出された取り調べの映像が再生された。

 湯川さんは、組合員が在籍していた会社の解散に際し、事業者側に解決金を求めたストライキ行為などで恐喝や強要未遂容疑で滋賀県警などに逮捕された。多くのケースで直接の実行行為に加わっていないのに「主導的立場」として計8件で起訴され、勾留期間は644日間に上った。今年2月に京都地裁で4件について無罪判決を受けたが、検察側が控訴。別の原告の西山直洋さん(57)もビラ配布への参加で逮捕、恐喝未遂罪で起訴されたが、無罪判決が確定した。


◆「削る」は「弱体化を図る」趣旨でないと検事は弁明した

 湯川さんらは、一連の捜査が憲法や労働組合法が保障する団結権を侵害し、恣意(しい)的に拘禁されたとして、2020年に国と滋賀県、和歌山県、京都府に損害賠償を求めて提訴。最終弁論で、湯川さんは捜査の不当性を「最大の理由は警察と検察による産業別労働組合の活動への無知、無理解だ」と強調。「でたらめな労働組合弾圧が許されてはいけない」と訴えた。

 これまでの口頭弁論では、取り調べを担当した検事らの証人尋問も実施。検事らは、「削る」との発言には「許されない犯罪行為を削るという意味だった」、脱退勧奨のような発言は「事案の真相解明のため必要だった。関生支部の弱体化を図る目的ではない」とそれぞれ弁明した。被告側は一連の捜査や勾留について「違法性はない」と主張し、結審。判決は10月31日に言い渡される。


◆とにかく「組合をやめる方向性に話を持っていく」

     (判決への期待を語る原告の湯川裕司さん(前列左から2人目)ら
      =東京・霞が関の司法記者クラブで(太田理英子撮影))

 「仲間を裏切る行為は絶対したくなかった」。閉廷後の記者会見で、取り調べを受けた山本さんが黙秘し続けた際の心境を語った。法廷で当時の映像を見て、改めて憤りを感じたという。「犯罪行為のことはほとんど聞かず、ずっと組合をやめる方向性に話をもっていく。それが本当にしんどかった」

 湯川さんはこれまでの組合活動や訴訟を振り返り、「労働組合法、労働三権に基づいて活動し、このような冤罪(えんざい)事件がつくられたことに対し、激しく怒りを感じている」と語気を強めた。判決に望むのは、自分たちが被った損害の認定だけではない。「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」と訴えた。


◆「これだけひどい捜査がなぜ行われたか、突っ込んだ判決を」

 原告側代理人の海渡雄一弁護士は、湯川さんらを無罪とした京都地裁判決が、捜査機関が問題視した組合活動の正当性を認め、「犯罪の証明がないとまで認定したことを重視する。また弁護団は当初から、人質司法の問題についても指摘してきた。「日本の歴史上、まれにみる………………。
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●関西生コン事件…産業別労働組合を潰したいがための、デタラメな人質司法がまかり通ったでっち上げ事件…《憲法上の労働基本権を行使しただけ》なのに…

2025年05月13日 00時00分48秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


/ (2025年04月23日[水])
関西生コン事件」、産業別労働組合を潰したいがための、人質司法がまかり通っている、完全なるでっち上げ事件湯川裕司さん曰く、犯罪を立証することが目的ではなく、産業別労働組合を潰すことが目的のでっち上げ事件。
 【西谷文和 路上のラジオ/Vol.230 <特集1>西谷文和による世界の紛争地からのレポート <特集2>「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」】(https://www.radiostreet.net/radio/2228/)によると、《ゲスト:…湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合 関西地区生コン支部委員長)》《広域協同組合への恐喝罪などに問われ、この2月に正当なストライキ通告だったとして京都地裁で無罪判決を勝ち取った「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」委員長の湯川裕司さんです》。

 「関西生コン事件」については、Tansaも詳しく報じている。そして、ブログ主が初めて知る切っ掛けとなったのはデモクラシータイムス竹信三恵子さんの番組だった。以下はその最新の番組。番組の最後の提言、湯川裕司さん「産業別労働組合が労働者の生活を変える」(正規労働者だけでなく、どのような立場の労働者も産業別労働組合に入れる)。
 デモクラシータイムスの番組【真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411】(https://www.youtube.com/watch?v=NeltbyuXiPk)によると、《ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します》。


【西谷文和 路上のラジオ/Vol.230 <特集1>西谷文和による世界の紛争地からのレポート <特集2>「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」】
 (https://www.radiostreet.net/radio/2228/
《ゲスト:前半:西谷文和・ひとり語り 後半:湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部委員長)》《そして後半は、第204回でクローズアップした大阪の生コン業界で起こっている由々しき問題について、その後をレポートします。ゲストは、広域協同組合への恐喝罪などに問われ、この2月に正当なストライキ通告だったとして京都地裁で無罪判決を勝ち取った「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」委員長の湯川裕司さんです。企業を横断する形の産業別労組は使用者にとっては目の上の大きなたんこぶなのでしょう。その活動を封じるためか湯川さんは実に8回逮捕され、これまでに合計644日間も留置所や拘置所に入れられて来ました憲法で認められている団体交渉のはずが、過激な反社会的行為などとして湯川さんらの活動を弾圧してきた権力とは一体何なのか? これら冤罪にまつわる小さなピースをつなぎ合わせていくと、一地方の中小企業の問題に留まらない恐ろしい事実に突き当たります》


【真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411】
 (https://www.youtube.com/watch?v=NeltbyuXiPk
《デモクラシータイムス》
《ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。
 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。
 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
https://tansajp.org/investigativejournal_category/union/

出演:
 湯川裕司(関西地区生コン支部委員長)
 中井雅人(弁護士)
司会:
 竹信三恵子
2025年4月11日 収録》


 「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、その「」の深さももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

 そして、最後に、コミや「立憲」の看板を下ろした民主党を〝操り〟、いまや、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党にまでにじり寄るアノ連合。《大企業を軸にここ数年はベースアップが続いているだけに労働貴族たち》…労働者のために職場環境をより良いものにする気など無いでしょ? 大企業の正規労働者のみにしか関心なし。連合共々、《既に上級国民化している連合傘下の組合》など要らない。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/芳野会長と石破首相が並ぶ連合メーデー…今年こそ「働けるだけ喰わせろ」】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202504290000019.html)によると、《★1946年、大戦の翌年の第17回メーデーは「働けるだけ喰わせろ」をテーマに全国で100万人、東京で50万人の参加があったというが…。…国民から見れば今年こそコメ不足、コメ高騰で「働けるだけ喰わせろ」がテーマのメーデーなはずだが、連合加盟の大企業を軸にここ数年はベースアップが続いているだけに労働貴族たちには余裕がある。既に上級国民化している連合傘下の組合幹部たちには関係ないか。》

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●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

2025年04月25日 00時00分03秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250406[])
関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件

 《Tansaでは、これらの事件を「人質司法の一例として取り上げるとともに、この一斉捜査はどこがどのように仕組んでいたのか、取材によって見えてきた警察・検察と政治の作った構図を暴いていきます》。
 デモクラシータイムスの映像記事【無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】20250319】(https://www.youtube.com/watch?v=0uvotmBizYA)による、《産業別労働組合関西生コン支部。…裁判では懲役10年を求刑されていましたが、このたび京都地裁は全面無罪判決を言い渡しました。しかも、裁判所の判断は明確でした》。

【無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】20250319】
 (https://www.youtube.com/watch?v=0uvotmBizYA
《デモクラシータイムス》
《深堀する探査報道に特化した記者グループTansaがお届けします。出演は、中川七海記者、渡辺周編集長。
 一部でまるで暴力集団のように中傷されてきた産業別労働組合関西生コン支部。その委員長が、恐喝や強要、威力業務妨害で逮捕され660日を超えて勾留され、起訴後は裁判では懲役10年を求刑されていましたが、このたび京都地裁は全面無罪判決を言い渡しました。しかも、裁判所の判断は明確でした。「畏怖に乗じて金銭を脅し取ったなどとは到底評価できない」「そもそも、ストライキをはじめとする争議行為は、その性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ、その主張を貫徹することを目的とする行為であって、業務の正常な運営を阻害することはもともと当然に予定されているものであるし、そうした意味で使用者側がストライキを避けたいと考えることは当然の前提になっている」と、憲法28条労働組合を作る権利団体交渉をする権利ストライキをする権利を保障した趣旨に照らしてごくごく当たり前の判断を示しています。
 関生支部は、いわゆる「企業別組合」「従業員組合」と異なり、関西の生コン産業のミキサー車の運転手、事務所の職員などどの会社に雇われていても、正規でも不正規でも加入することができる横断的な労働組合です。この産業別労働組合の強みを生かして、地域の生コン業界の労働条件の向上のためにがんばってきました。元気が良くて団結する組合は、もちろん使用者側には悩みの種です。そのため、何度も弾圧されてきましたが、2018年には安倍政権の下で大阪、京都、和歌山、滋賀など県境を越えて一斉に組合員が不当に逮捕勾留され、通常では考えられないような無理な罪名で起訴されました。しかも、取調べと言いつつ、ほとんどの事件で組合をやめればおとがめはないとささやかれ、生活のために組合を脱退した多くの人もいます。関与したのは警察の警備部や組織暴力対策課でした。
 tansaでは、これらの事件を「人質司法の一例として取り上げるとともに、この一斉捜査はどこがどのように仕組んでいたのか、取材によって見えてきた警察・検察と政治の作った構図を暴いていきます。 2025年3月19日 収録》


 「関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件。最近漸くと、続々と無罪判決が出ています。そもそも、正当な組合活動を「反社」のように警察や検察が在りもしない事件としてでっち上げたもの。ハウスユニオンにありがちな《企業内の御用組合を養成する政策》を進める一方で、産業別労働組合をつぶしたいという意図が透けて見える。
 (こちら特報部)《◆「人質司法がまかり通っていることに幻滅している》、《8回の起訴、勾留日数は644日に》、《8回起訴され、勾留日数が644日に及んだ湯川裕司執行委員長は、昨年夏に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査チームと面談したことを明かした。今年5月に公表された報告書が一連の事件について取り上げ、「企業の人権尊重を確実にするための公正で合法的な職場慣行を促進する上で労働組合が重要な役割を担う」と強調したことを指摘し、「国連機関も強い関心を寄せていることを知ってもらいたい」と述べた。一連の事件では、組合員66人が起訴されたが、この1年間で3件11人の無罪判決(一部無罪を含む)が確定している。「判決が確定した5件のうち3件で無罪が出ている。有罪率99.9%の日本で驚くほどの無罪率が何を意味するのか着目してほしい」》。

 一方、「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)

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●カルト協会の解散は《当然の帰結…一方で、こうした宗教団体を野放しにしてきただけでなく、ずぶずぶの関係を結んで利用していた》自民党にも解散命令を

2025年04月21日 00時00分02秒 | Weblog

[↑ 「安倍氏、旧統一教会会長と面談か/13年参院選直前 総裁応接室/萩生田氏・岸氏も同席」「トップ面談「比例候補への支援確認の場だった」/13年参院選は自民大勝「安倍一強」へ」(朝日新聞、2024年9月17日[火])]







(20250401[])
《第一歩に過ぎない》…(他の関連カルト団体に移産?) もう既に手は打たれていて、《第一歩》にもならないかもしれない…。カルト協会の解散は(狙撃兵)《当然の帰結…一方で、こうした宗教団体を野放しにしてきただけでなく、ずぶずぶの関係を結んで利用していた》ヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党にも解散命令が必要である。
 再度引用します。…2023年9月村上誠一郎・現総務相の発言…カルト協会《統一教会(旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を(政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない。認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、(岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です》。

   『●やはりヅボヅボでした、アベ様ら…《教団側による自民党候補者の選挙支援
      を確認する場だった》わけで、《党として教団との組織的な関係》が明確化
   『●(リテラ)《2012年4月30日に安倍氏は小川[榮太郎]氏…昭恵夫人…らと
     高尾山の登山…「世界戦略総合研究所」の事務局次長…や筆頭理事…が参加》
   『●2023年9月村上誠一郎・現総務相の発言…カルト協会《日本人からカネを搾り
     取り、政治家に何の目的で近づいたのか。…特にわからないのは、親子3代で…》
   『●(日刊スポーツ)【浜田敬子氏「自民は説明責任果たしてない」 旧統一教会
     への解散命令「政治は無視を続けてきた」】…《この問題を放置した責任…》?

 (東京新聞社説)《故岸信介首相以来の教団と自民党との密接な関係を解明することも忘れてはならない国政選挙で教団票を差配したとされる安倍氏の役割や、下村博文文科相当時に教団の名称変更が認められた経緯も説明されていない》、《教団と密接な関係にあった安倍晋三元首相の銃撃事件から28カ月。妥当な判断だが、被害金回収政界と教団との関係解明など残る課題にも取り組まねばならない》。そして、(東京新聞社説)《解散命令は教団の反社会的な活動を抑制する第一歩にすぎない》。

 長周新聞のコラム【自民党にも解散命令を!/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/34557)によると、《統一教会の解散は当然の帰結であろう。一方で、こうした宗教団体を野放しにしてきただけでなく、ずぶずぶの関係を結んで利用していた清和会なり自民党に解散命令が下らないというのではバランスがとれておらず、始末が悪い。これではまるでトカゲのしっぽ切りである。秘書軍団のあぶり出しもやられておらず、それこそ裏金等々の政界汚染の実態についても捜査すら及んでおらず、黙っておとなしくしていれば世間は忘れるとでも思っているのがありありである。こうした政治家どもにも裁きの手が及ばなければ、片手落ちといえる》。

 これも再度引用。(日刊スポーツ)【浜田敬子氏「自民は説明責任果たしてない」 旧統一教会への解散命令「政治は無視を続けてきた」】によると、《また「結局、安倍元首相への銃撃事件が起きるまで、政治はこれを無視し続けたどころか、自民党は(教団側と)深い関係を持っててきたわけですよね。そこには、何ら説明責任を果たしていないし、調査は自己申告で終わっているこの問題を放置した責任をどういうふうに取るのか、というところが、まだ道半ばではないかと思う」と指摘した》。

   『●ヅボヅボな #自民党に投票するからこうなる…効果の無い《質問権の
     行使》で時間を浪費し、カルトと自民党のヅボヅボな関係の忘却を狙う…
   『●カルトの名称変更問題や票の差配問題、解散命令請求はいったいどこに
      行ってしまったの? 一方、《安倍を「神」にする動き》…にウンザリ
   『●自民党・村上誠一郎衆院議員「特にわからないのは、(岸信介、安倍晋太郎、
       安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのか」
    (アサヒコム)《自民党・村上誠一郎衆院議員(発言録) 統一教会
     (旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を
     (政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない
     認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。
     日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか
     選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、
     (岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を
     擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です

   『●カルトとヅボヅボな細田博之元衆院議長…《「問題ない」…国民の疑問に
      正面から答えていない。説明を尽くさないのなら衆院議員も辞職すべき》
    (こちら特報部、2023年11月21日)《世界平和統一家庭連合
     (旧統一教会)への解散命令を請求した岸田政権。教団との決別を
     強調するが、接点を指摘された自民党議員の多くは十分説明せず、
     要職に就いている人物も多い。20日開会の臨時国会では財産保全
     などの議論が待ったなしだが、どこまで進むのか。ボールは司法に
     移ったとばかりに、政治が幕引きを図れば、被害者の救済は
     見通せない。(宮畑譲岸本拓也)》

   『●お~、そう来たか!? 杉田水脈氏とカルト協会とヅボヅボヅボな「利権」
      党!! 〝不思議な選挙区〟・島根1区の皆さん、いいんですかコレで?
    (日刊ゲンダイ)《解散命令が出る前に財産を保全する新規立法を
     公明党と共に見送り、相変わらず旧統一教会…に腰が引けている
     自民党。その教団との関係について説明責任を果たさないまま
     鬼籍に入った細田博之前衆院議長》

   『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「不明」党の松野博一
       前官房長官、今度は、アノ官房機密費と云う《ヤミ金》を自身に支出
    「そして、カルト協会と「政策協定」(「推薦確認書」)を交わす
     ほどの文科相が「解散命令」を出すというマンガのようなお話し
     「推薦確認書」…《関連団体が署名を求めたのは「推薦確認書」
     というもので、選挙で支援をおこなう見返りとして「憲法改正、
     安全保障体制の強化」や「家庭教育支援法および
     青少年健全育成基本法の制定」「LGBT問題、同性婚合法化の
     慎重な扱い」「『日韓トンネルの実現を推進」などといった
     政策を取り組むことを求める内容。教団関係者は〈全国各地で
     数十人規模に署名を求めたと証言している〉という》(リテラ)」

   『●《首相になりたいだけの人だった》理念なきキシダメ首相…自民党とカネ、
     カルト協会とヅボヅボ、経済無策、軍拡、原発回帰、広島出身でも核拡大抑止…
    (こちら特報部)《鈴木エイト氏は「首相退陣のために水面下で動いて
     きた教団に屈せず、昨年10月に解散命令を請求したこと自体は
     評価できる」と話す一方、「『未来に向けて関係を断ち切る』と宣言
     したのに、党内調査では『教団との接触を指示した人物は誰か
     『教団関係者を秘書に登用したかといった最も重要な事柄が
     抜け落ちていた」と強調し、こう続けた。
     「党のダメージが大きすぎると考えたのだろうが、ごまかし
     非難されても仕方ない。盛山氏を含む一連の報道は、解散命令を
     阻止したい教団側のリークみられるが、首相の説明不足で
     マイナスの印象を与えてしまった」と対応のまずさを振り返った》

=====================================================
https://www.chosyu-journal.jp/column/34557

自民党にも解散命令を!
コラム 狙撃兵 2025年3月27日

 東京地裁が25日、統一教会に解散を命じる決定を下した。教団は即時抗告するとみられ、今後は東京高裁、さらに最高裁へと審理が引き継がれることになるが、自民党及び保守勢力の後ろ盾として暗躍してきた反共右派のカルト教団に対して、統制を加える初めての判断となった。遅すぎるとはいえ、もはや社会的に野放しにはできないという批判世論の高まりを背景にした決定でもあろう。結果的に山上某の念願が成就した形である。

 安倍晋三が同教団の宗教二世である山上某に銃殺されるというショッキングな事件が起こって以来、世間は事件の背景を知るためにあらためてこの宗教団体の存在に注目し、霊感商法等々によって信者たちから途方もない金額を巻き上げていた実態や、自民党政治家とのずぶずぶの関係を知ることとなった。韓国発の反日カルト教団でありながら、強烈な反共思想に染まって自民党政治家とつながりを深め、歴史的にルーツをたどると岸信介をはじめとする清和会の庇護のもとで育てられた、さながら宗教団体の仮面をかぶった自民党右派の実働部隊ともいえる集団だったことを認識したのだった。政界に与野党を問わず100人をこえる秘書軍団無給で働く信者たちを送り込んでいるといわれ、清和会所属の政治家どもを筆頭に、国会議員たちがこぞって真のお父様真のお母様などと叫んで教祖夫妻にひざまずき、選挙になると支援を受けていたことなど、その気持ちが悪くなるほどの関係性が次々と明るみに出たのだった。

 1人や2人ではない政治家たちがいわば一心同体ともいえる関係を切り結び、カルト教団に平身低頭で媚びを売っていたのは、単に宗教団体の組織票が欲しいという理由だけでは誰も納得しない。信者から巻き上げたカネで餌付けされていた見なすのがもっとも自然で、カネに目がない連中が群がっていたと見なされても仕方がないのである。身ぐるみ剥がされて信者やその家族が不幸になるおかげで、こうした政治家どもが懐を肥やし、清和会が自民党内で最大派閥として勢力を伸張していたのだとすると、影響力の源泉がなんだったのか理解できそうなものである。第二次安倍政権時の「右傾化」なるものの正体がなんだったのか――である。

 カルト教団による政界汚染は深部にまで及んでおり、安倍晋三が狙われたのはある意味因果応報ともいえる。教団のバックボーンとして岸信介の孫が絶大な存在感だったことは想像に難くない。だからこそ狙われたのだ。家族をズタズタに切り裂かれた宗教二世の恨みがいかに底深いものであったか――事件後に明らかになった山上某の生い立ちや人生を知るにつけ、宗教団体に所属したことがない身としては、想像もつかない特殊な苦しみに考えさせられるものがあった。

 統一教会の解散は当然の帰結であろう。一方で、こうした宗教団体を野放しにしてきただけでなく、ずぶずぶの関係を結んで利用していた清和会なり自民党に解散命令が下らないというのではバランスがとれておらず、始末が悪い。これではまるでトカゲのしっぽ切りである。秘書軍団のあぶり出しもやられておらず、それこそ裏金等々の政界汚染の実態についても捜査すら及んでおらず、黙っておとなしくしていれば世間は忘れるとでも思っているのがありありである。こうした政治家どもにも裁きの手が及ばなければ、片手落ちといえる。

武蔵坊五郎
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●(日刊スポーツ)【浜田敬子氏「自民は説明責任果たしてない」 旧統一教会への解散命令「政治は無視を続けてきた」】…《この問題を放置した責任…》?

2025年03月30日 00時00分36秒 | Weblog

[↑ 「安倍氏、旧統一教会会長と面談か/13年参院選直前 総裁応接室/萩生田氏・岸氏も同席」「トップ面談「比例候補への支援確認の場だった」/13年参院選は自民大勝「安倍一強」へ」(朝日新聞、2024年9月17日[火])]


(2025年03月27日[木])
2023年9月村上誠一郎・現総務相の発言…カルト協会《統一教会(旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を(政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない。認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、(岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です》。
 (東京新聞社説)《故岸信介首相以来の教団と自民党との密接な関係を解明することも忘れてはならない国政選挙で教団票を差配したとされる安倍氏の役割や、下村博文文科相当時に教団の名称変更が認められた経緯も説明されていない》、《教団と密接な関係にあった安倍晋三元首相の銃撃事件から2年8カ月。妥当な判断だが、被害金回収政界と教団との関係解明など残る課題にも取り組まねばならない》。

 そして、(東京新聞社説)《解散命令は教団の反社会的な活動を抑制する第一歩にすぎない》。

   『●やはりヅボヅボでした、アベ様ら…《教団側による自民党候補者の選挙支援
      を確認する場だった》わけで、《党として教団との組織的な関係》が明確化
   『●(リテラ)《2012年4月30日に安倍氏は小川[榮太郎]氏…昭恵夫人…らと
     高尾山の登山…「世界戦略総合研究所」の事務局次長…や筆頭理事…が参加》
   『●2023年9月村上誠一郎・現総務相の発言…カルト協会《日本人からカネを搾り
     取り、政治家に何の目的で近づいたのか。…特にわからないのは、親子3代で…》







 日刊スポーツの記事【浜田敬子氏「自民は説明責任果たしてない」 旧統一教会への解散命令「政治は無視を続けてきた」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202503260000605.html)によると、《また「結局、安倍元首相への銃撃事件が起きるまで、政治はこれを無視し続けたどころか、自民党は(教団側と)深い関係を持っててきたわけですよね。そこには、何ら説明責任を果たしていないし、調査は自己申告で終わっているこの問題を放置した責任をどういうふうに取るのか、というところが、まだ道半ばではないかと思う」と指摘した》。

   『●ヅボヅボな #自民党に投票するからこうなる…効果の無い《質問権の
     行使》で時間を浪費し、カルトと自民党のヅボヅボな関係の忘却を狙う…
   『●カルトの名称変更問題や票の差配問題、解散命令請求はいったいどこに
      行ってしまったの? 一方、《安倍を「神」にする動き》…にウンザリ
   『●自民党・村上誠一郎衆院議員「特にわからないのは、(岸信介、安倍晋太郎、
       安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのか」
    (アサヒコム)《自民党・村上誠一郎衆院議員(発言録) 統一教会
     (旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を
     (政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない
     認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。
     日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか
     選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、
     (岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を
     擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です

   『●カルトとヅボヅボな細田博之元衆院議長…《「問題ない」…国民の疑問に
      正面から答えていない。説明を尽くさないのなら衆院議員も辞職すべき》
    (こちら特報部、2023年11月21日)《世界平和統一家庭連合
     (旧統一教会)への解散命令を請求した岸田政権。教団との決別を
     強調するが、接点を指摘された自民党議員の多くは十分説明せず、
     要職に就いている人物も多い。20日開会の臨時国会では財産保全
     などの議論が待ったなしだが、どこまで進むのか。ボールは司法に
     移ったとばかりに、政治が幕引きを図れば、被害者の救済は
     見通せない。(宮畑譲岸本拓也)》

   『●お~、そう来たか!? 杉田水脈氏とカルト協会とヅボヅボヅボな「利権」
      党!! 〝不思議な選挙区〟・島根1区の皆さん、いいんですかコレで?
    (日刊ゲンダイ)《解散命令が出る前に財産を保全する新規立法を
     公明党と共に見送り、相変わらず旧統一教会…に腰が引けている
     自民党。その教団との関係について説明責任を果たさないまま
     鬼籍に入った細田博之前衆院議長》

   『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「不明」党の松野博一
       前官房長官、今度は、アノ官房機密費と云う《ヤミ金》を自身に支出
    「そして、カルト協会と「政策協定」(「推薦確認書」)を交わす
     ほどの文科相が解散命令を出すというマンガのようなお話し
     「推薦確認書」…《関連団体が署名を求めたのは「推薦確認書」
     というもので、選挙で支援をおこなう見返りとして「憲法改正、
     安全保障体制の強化」や「家庭教育支援法および
     青少年健全育成基本法の制定」「LGBT問題、同性婚合法化の
     慎重な扱い」「『日韓トンネルの実現を推進」などといった
     政策を取り組むことを求める内容。教団関係者は〈全国各地で
     数十人規模に署名を求めたと証言している〉という》(リテラ)」

   『●《首相になりたいだけの人だった》理念なきキシダメ首相…自民党とカネ、
     カルト協会とヅボヅボ、経済無策、軍拡、原発回帰、広島出身でも核拡大抑止…
    (こちら特報部)《鈴木エイト氏は「首相退陣のために水面下で動いて
     きた教団に屈せず、昨年10月に解散命令を請求したこと自体は
     評価できる」と話す一方、「『未来に向けて関係を断ち切る』と宣言
     したのに、党内調査では『教団との接触を指示した人物は誰か
     『教団関係者を秘書に登用したかといった最も重要な事柄が
     抜け落ちていた」と強調し、こう続けた。
     「党のダメージが大きすぎると考えたのだろうが、ごまかし
     非難されても仕方ない。盛山氏を含む一連の報道は、解散命令を
     阻止したい教団側のリークとみられるが、首相の説明不足で
     マイナスの印象を与えてしまった」と対応のまずさを振り返った》

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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202503260000605.html

浜田敬子氏「自民は説明責任果たしてない」 旧統一教会への解散命令「政治は無視を続けてきた」
[2025年3月26日13時31分]

     (浜田敬子氏(2024年2月撮影))

 元AERA編集長のジャーナリスト浜田敬子氏は26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する文科省の解散命令請求で、東京地裁が25日、宗教法人法に基づき解散を命じたことをめぐり、同教団に対する政治の向き合い方を厳しくただした。

 番組では、前日の解散命令の内容や今後の展開について、同問題を長年取材し続けてきたジャーナリスト鈴木エイト氏の解説をまじえながら、詳報した。

 鈴木氏は東京地裁の判断について「法にのっとって法治国家として適切な判断が下されたと思う。非常に高く評価しています。一方で、これはあくまで通過点にすぎず、まだまだ問題は山積していると思います」とコメントした。

 浜田氏は「エイトさんがおっしゃったように、ひとつの区切りではあると思う。もちろん(教団が)即時抗告(の方針に言及)したということもありますが、被害者の方たちがどうふうに救済されていくのかが、これからすごくポイントになると思う」と述べた。

 その上で「旧統一教会の被害がいちばん社会問題化したのは1990年代。でも、そのときからずっと政治は何も動かなかった。被害者の方、被害弁護団もずっと訴えてきて、当時はメディアの報道も多かったにもかかわらず、何も手が打たれなかった」と、政治が真剣に向き合ってこなかったとの認識を示した。

 また「結局、安倍元首相への銃撃事件が起きるまで、政治はこれを無視し続けたどころか、自民党は(教団側と)深い関係を持っててきたわけですよね。そこには、何ら説明責任を果たしていないし、調査は自己申告で終わっているこの問題を放置した責任をどういうふうに取るのか、というところが、まだ道半ばではないかと思う」と指摘した。

 2022年7月の安倍元首相の銃撃事件を機に、自民党を中心に教団との関係の深さや接点を指摘されるケースが表面化した。野党からは自民党に対し、教団との関係の再調査を求める声も出ている。

 一方、解散命令について教団側は「到底受け入れられない」とし、即時抗告する方針。今後、東京高裁に審理が移り、東京高裁も地裁判断決定を支持すれば解散命令は効力が発生するが、教団側は最高裁まで争える。
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●2023年9月村上誠一郎・現総務相の発言…カルト協会《日本人からカネを搾り取り、政治家に何の目的で近づいたのか。…特にわからないのは、親子3代で…》

2025年03月29日 00時00分24秒 | Weblog

[↑ 「安倍氏、旧統一教会会長と面談か/13年参院選直前 総裁応接室/萩生田氏・岸氏も同席」「トップ面談「比例候補への支援確認の場だった」/13年参院選は自民大勝「安倍一強」へ」(朝日新聞、2024年9月17日[火])]


20250326[]
東京地裁が、漸くカルト協会に解散命令。もっと早く結論を出せなかったのか? カルト協会側は控訴するでしょうし、まだまだ時間がかかりそう。さて、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党議員らはどうする? お維やコミ議員、さらには、「どうかしている人」らとカルト教官との関係もうわさされている。(東京新聞社説)《教団と密接な関係にあった安倍晋三元首相の銃撃事件から28カ月。妥当な判断だが、被害金回収政界と教団との関係解明など残る課題にも取り組まねばならない》。

 いま、噛み締める、2023年9月の村上誠一郎・現総務相の発言…《統一教会(旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を(政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない。認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、(岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です》。
 (東京新聞社説)《故岸信介首相以来の教団と自民党との密接な関係を解明することも忘れてはならない国政選挙で教団票を差配したとされる安倍氏の役割や、下村博文文科相当時に教団の名称変更が認められた経緯も説明されていない》。

   『●やはりヅボヅボでした、アベ様ら…《教団側による自民党候補者の選挙支援
      を確認する場だった》わけで、《党として教団との組織的な関係》が明確化
   『●(リテラ)《2012年4月30日に安倍氏は小川[榮太郎]氏…昭恵夫人…らと
     高尾山の登山…「世界戦略総合研究所」の事務局次長…や筆頭理事…が参加》






 東京新聞の【【速報】旧統一教会に解散命令、東京地裁が決定 オウム真理教などに続き3例目】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/394089)によると、《高額献金の訴えが相次ぐ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、東京地裁は25日、宗教法人法に基づいて解散を命じる決定をした。宗教法人への法令違反に基づく解散命令は3例目で、民法の不法行為を根拠とした命令は初めて。》《◆争点は「民法の不法行為」が要件に当たるか》、《◆解散命令が確定すれば、宗教法人格を失う》。
 同紙の【<社説>教団に解散命令 残る課題にも取り組め】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/394264?rct=editorial)によると、《高額献金などの被害が相次いだ旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対し、東京地裁は宗教法人法に基づいて解散を命じた教団と密接な関係にあった安倍晋三元首相の銃撃事件から28カ月。妥当な判断だが、被害金回収政界と教団との関係解明など残る課題にも取り組まねばならない》、《解散命令は教団の反社会的な活動を抑制する第一歩にすぎない。社会が関心を持ち続けることが被害をなくす大きな力になる》。

 下記の村上誠一郎・現総務相の発言録(2023年9月21日)は、いま、とても重要なものに。

   『●ヅボヅボな #自民党に投票するからこうなる…効果の無い《質問権の
     行使》で時間を浪費し、カルトと自民党のヅボヅボな関係の忘却を狙う…
   『●カルトの名称変更問題や票の差配問題、解散命令請求はいったいどこに
      行ってしまったの? 一方、《安倍を「神」にする動き》…にウンザリ
   『●自民党・村上誠一郎衆院議員「特にわからないのは、(岸信介、安倍晋太郎、
       安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を擁護したのはなぜだったのか」
    (アサヒコム)《自民党・村上誠一郎衆院議員(発言録) 統一教会
     (旧統一教会=世界平和統一家庭連合)への解散命令請求を
     (政府が東京地裁に)するらしいですが、問題は何も解決しない
     認められても宗教法人としての税の優遇がなくなるだけです。
     日本人からカネを搾り取り政治家に何の目的で近づいたのか
     選挙を手伝ったり秘書を提供したり。特にわからないのは、
     (岸信介安倍晋太郎、安倍晋三各氏の)親子3代で統一教会を
     擁護したのはなぜだったのかこれ全て闇の中です

   『●カルトとヅボヅボな細田博之元衆院議長…《「問題ない」…国民の疑問に
      正面から答えていない。説明を尽くさないのなら衆院議員も辞職すべき》
    (こちら特報部、2023年11月21日)《世界平和統一家庭連合
     (旧統一教会)への解散命令を請求した岸田政権。教団との決別を
     強調するが、接点を指摘された自民党議員の多くは十分説明せず、
     要職に就いている人物も多い。20日開会の臨時国会では財産保全
     などの議論が待ったなしだが、どこまで進むのか。ボールは司法に
     移ったとばかりに、政治が幕引きを図れば、被害者の救済は
     見通せない。(宮畑譲岸本拓也)》

   『●お~、そう来たか!? 杉田水脈氏とカルト協会とヅボヅボヅボな「利権」
      党!! 〝不思議な選挙区〟・島根1区の皆さん、いいんですかコレで?
    (日刊ゲンダイ)《解散命令が出る前に財産を保全する新規立法を
     公明党と共に見送り、相変わらず旧統一教会…に腰が引けている
     自民党。その教団との関係について説明責任を果たさないまま
     鬼籍に入った細田博之前衆院議長》

   『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「不明」党の松野博一
       前官房長官、今度は、アノ官房機密費と云う《ヤミ金》を自身に支出
    「そして、カルト協会と「政策協定」(「推薦確認書」)を交わす
     ほどの文科相が「解散命令」を出すというマンガのようなお話し。
     「推薦確認書」…《関連団体が署名を求めたのは「推薦確認書」
     というもので、選挙で支援をおこなう見返りとして「憲法改正、
     安全保障体制の強化」や「家庭教育支援法および
     青少年健全育成基本法の制定」「LGBT問題、同性婚合法化の
     慎重な扱い」「日韓トンネルの実現を推進」などといった
     政策を取り組むことを求める内容。教団関係者は〈全国各地で
     数十人規模に署名を求めたと証言している〉という》(リテラ)」

   『●《首相になりたいだけの人だった》理念なきキシダメ首相…自民党とカネ、
     カルト協会とヅボヅボ、経済無策、軍拡、原発回帰、広島出身でも核拡大抑止…
    (こちら特報部)《鈴木エイト氏は「首相退陣のために水面下で動いて
     きた教団に屈せず、昨年10月に解散命令を請求したこと自体は
     評価できる」と話す一方、「『未来に向けて関係を断ち切る』と宣言
     したのに、党内調査では『教団との接触を指示した人物は誰か
     『教団関係者を秘書に登用したかといった最も重要な事柄が
     抜け落ちていた」と強調し、こう続けた。
     「党のダメージが大きすぎると考えたのだろうが、ごまかし
     非難されても仕方ない。盛山氏を含む一連の報道は、解散命令を
     阻止したい教団側のリークとみられるが、首相の説明不足で
     マイナスの印象を与えてしまった」と対応のまずさを振り返った》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/394089

【速報】旧統一教会に解散命令、東京地裁が決定 オウム真理教などに続き3例目
2025年3月25日 15時12分

 高額献金の訴えが相次ぐ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、東京地裁は25日、宗教法人法に基づいて解散を命じる決定をした。宗教法人への法令違反に基づく解散命令は3例目で、民法の不法行為を根拠とした命令は初めて


◆争点は「民法の不法行為」が要件に当たるか

 盛山正仁文部科学相=当時=が2023年10月、地裁に解散命令を請求していた。

 宗教法人法は「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があった場合、裁判所が解散命令を出せると規定。これまでに解散命令が出たのは、オウム真理教と明覚寺の2団体で、いずれも幹部の刑事責任が認められた。要件の「法令違反」に、民法の不法行為が該当するかどうかが主な争点だった。

 文科省は、複数の民事訴訟判決や、高額献金の被害者への聞き取り結果などから、教団の不法行為には組織性や悪質性、継続性があると判断。解散命令の要件に該当すると主張した。

 一方、教団側は「法令違反は刑事罰を伴うものに限られる」として、民法の不法行為は要件を満たさないと主張した。


◆解散命令が確定すれば、宗教法人格を失う

 解散命令請求に向けた質問権行使で回答を拒否したとして、文科省が過料を求めた別の裁判で、最高裁は今月3日付の決定で「民法の不法行為も解散命令の要件に含まれる」との初判断を示していた。

 地裁の決定に対しては不服申し立てができ、最高裁まで争う可能性がある。ただ、東京高裁が解散命令を支持すれば、実質的にこの時点で命令が確定し、効力が生じる。命令が確定すると、教団は法人格を失う。任意の団体として活動できるが、お布施などの収入が非課税になるといった税制上の優遇措置が受けられなくなる


【関連記事】旧統一教会「解散命令」の要件には「民法上の不法行為」も含む 最高裁、教団側の主張を退ける判断
【関連記事】〈2023年の会見詳報〉旧統一教会は「平穏を害し、損害も甚大」 40年前から「組織的」献金集め 文科相が解散命令請求へ
【関連記事】〈2023年の会見詳報〉旧統一教会の会長、元信者にお詫びも「教団は巻き込まれた」 安倍元首相銃撃事件後に返金44億円
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/394264?rct=editorial

<社説>教団に解散命令 残る課題にも取り組め
2025年3月26日 08時05分

 高額献金などの被害が相次いだ旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対し、東京地裁は宗教法人法に基づいて解散を命じた教団と密接な関係にあった安倍晋三元首相の銃撃事件から28カ月。妥当な判断だが、被害金回収政界と教団との関係解明など残る課題にも取り組まねばならない。

 旧統一教会は1964年に宗教法人として認証されて以来、断続的に社会問題となってきた

 安倍氏銃撃の犯行動機が高額献金に絡むものだったため、教団に再び注目が集まり、文部科学省は2023年、教団に「法令に違反し、著しく公共の福祉を害する行為」があったとして、解散命令請求を東京地裁に申し立てた。

 法令違反を理由とした解散命令は過去2例あり、根拠はともに刑法違反。旧統一教会の場合、高額献金など民法上の不法行為が要件に当たるか否かが焦点だった。

 解散命令に先立ち、文科省が調査拒否を理由に教団に「過料」を科すよう求めた裁判で、最高裁は解散命令要件に民法上の不法行為も含まれると判断。東京地裁の判断もこれを踏襲した。

 ただ、教団が抗告し、最高裁まで争うことになれば、解散命令の確定までに数年を要し、高裁が解散命令を出すまでは教団財産の差し押さえや分配はできない

 被害対策弁護団によると、高額献金などの潜在的な被害額は1千億円を超える。被害者救済のため日本弁護士連合会は教団財産の清算を巡り、新たな立法措置を求める意見書を政府に提出した

 教団は解散命令で宗教法人格を失い、税制優遇などを受けられなくなるが、任意団体としては存続できる。傘下には宗教法人ではない複数の関連企業や団体もある。解散命令の効力がどの程度及ぶのかは不明で、反社会的な活動への警戒を続ける必要がある

 岸信介首相以来の教団と自民党との密接な関係を解明することも忘れてはならない国政選挙で教団票を差配したとされる安倍氏の役割や、下村博文文科相当時に教団の名称変更が認められた経緯も説明されていない。

 教団を離れた信者たちや、信者を親に持つ「宗教2世」に対する長期的な支援も欠かせない。

 解散命令は教団の反社会的な活動を抑制する第一歩にすぎない。社会が関心を持ち続けることが被害をなくす大きな力になる。
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●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)

2025年03月05日 00時00分18秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250302[])
関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件。最近漸くと、続々と無罪判決が出ています。そもそも、正当な組合活動を「反社」のように警察や検察が在りもしない事件としてでっち上げたもの。ハウスユニオンにありがちな《企業内の御用組合を養成する政策》を進める一方で、産業別労働組合をつぶしたいという意図が透けて見える。
 (こちら特報部)《◆「人質司法がまかり通っていることに幻滅している》、《8回の起訴、勾留日数は644日に》、《8回起訴され、勾留日数が644に及んだ湯川裕司執行委員長は、昨年夏に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査チームと面談したことを明かした。今年5月に公表された報告書が一連の事件について取り上げ、「企業の人権尊重を確実にするための公正で合法的な職場慣行を促進する上で労働組合が重要な役割を担う」と強調したことを指摘し、「国連機関も強い関心を寄せていることを知ってもらいたい」と述べた。一連の事件では、組合員66人が起訴されたが、この1年間で311人の無罪判決(一部無罪を含む)が確定している。「判決が確定した5件のうち3件で無罪が出ている。有罪率99.9%の日本で驚くほどの無罪率が何を意味するのか着目してほしい」》。

 一方、「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべきです。

 そして、関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」についてのでっち上げ事件、当然の無罪判決が再び。
 共同通信の記事【関西生コン、労組幹部らに無罪 京都地裁、会社組合への恐喝罪】(https://nordot.app/1267290383196406782)によると、《生コンクリート製造会社の協同組合への恐喝罪などに問われた「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」前執行委員長の武建一被告(83)と、現委員長の湯川裕司被告(52)に、京都地裁(川上宏裁判長)は26日、それぞれ無罪判決を言い渡した》。


 海渡雄一さんのつぶやき:

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https://x.com/kidkaido/status/1894560002758906268

海渡雄一
@kidkaido

やりました。関西生コン京都事件、全員無罪判決とのことです。現地からの報告です。

懲役10年という恐ろしい求刑がなされていた事件です。これで、私たちが一連の違法捜査に反撃していた、国家賠償訴訟も必ず勝てると思います。

皆さんのご支援の賜物です。

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土屋トカチ
@t_tokachi

関西生コン事件、京都事件の判決。無罪。
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午前10:27 · 2025年2月26日
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 Tansaによる「人質司法」の一例という視点、「産業別組合つぶし」関西生コン事件。



【関西生コン事件 なぜ労組が狙われたのか【探査報道最前線】20250213】
 (https://www.youtube.com/watch?v=rmeDNbTuf6o
《デモクラシータイムス》
《テーマを深堀する探査報道に特化した記者グループTansaがお届けします。出演は、中川七海記者、渡辺周編集長。
 「関西生コン」事件をご存じですか。過激で暴力的な労組が会社に対して加害をしたと思いこんでいる方がいますが、実はそうではありません。暴力を振るったとして逮捕されたり起訴された事件は一つもありません。会社のコピー用紙を6枚盗んだという窃盗、組合員の子どもを保育園に入れるのに必要な就労証明書の交付を求めたという強要など一つずつはそれぞれ労働組合の活動として正当化され、違法性を阻却されるべき事件でした。それを、例えば、息子の大学受験の日の早朝に母親である組合員を自宅から連行したり、強制捜査時に子どもに聞こえよがしに「子どもは児童養護施設に入れないとあかんな」と言ったり、長期の勾留をしてその圧力を借りて組合から抜けるよう家族も巻き込んで説得強要してきたのは、警察や検察の公安や組織対策担当のグループでした。
 いま振り返れば、憲法28条で保障された労働三権を行使して、交渉やストライキや遵法パトロールを行っていた「模範的な」組合に対する嫌がらせ、組合つぶしであったことが明らかになってきました。そして、この一連の組合つぶしは、日本の政治の構造にも起因しています。何十年も昔から日経連も政治に働きかけてきた「産業別組合つぶし」が、安倍政権の登場によって、表に現れてきたように見えました。大阪、和歌山、滋賀など県境を超えて連携する警察の公安組織と同じく検察庁が、組織的に種々の刑事事件を作り出し、その無茶な言い分をチェックできないままに、裁判所が不当な身柄の拘束を容認してきた結果、今の「関西生コン」事件が出来上がったのでした。いま注目される「人質司法の一例としてこれもまた深堀する価値はあります》。


 中川七海記者、渡辺周編集長による、Tansaの記事【人質司法 なぜ労組は狙われたのか/無罪判決! /懲役10年求刑された関生支部委員長に/京都地裁「関生支部は産別労組」、恐喝とは「到底評価できない」】(https://tansajp.org/investigativejournal/11662/)。《警察と検察が作り上げた事件に対し、裁判所が待ったをかけた。2025年2月26日、生コン産業の労働組合「関生(かんなま)支部」の湯川裕司・委員長と武建一・前委員長への判決公判が京都地裁で開かれた。恐喝や強要未遂などの罪で、懲役10年を検察に求刑されていた2人に対し、京都地裁は無罪判決を出した。検察のストーリーは、「生コン会社の経営者で作る『京都生コンクリート協同組合』(京都協組)に対して、ストライキにより畏怖させ、解決金を脅しとるスキームを関生支部が持っていた」というもの。これに対し、川上宏裁判長は真逆の判断をした。「畏怖に乗じて現金を脅し取ったなどとは到底評価できない」》。

 山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/ストライキが「脅迫」? 関西生コン事件、露骨な「組合つぶし」に走った捜査機関を「無罪判決」が一蹴した】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/388566)によると、《「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」を巡る事件で、また無罪判決が言い渡された。組合幹部らがストライキで相手を怖がらせて解決金を脅し取った恐喝罪などに問われたが、26日の京都地裁判決は検察側の主張を全て退けた。2018年以降、一連の事件で延べ66人の労働組合員が起訴されたが、無罪判決は延べ19人となった。警察・検察による「組合弾圧」に大きな疑問が投げかけられている。(山田祐一郎)》、《◆恐喝などで起訴「犯罪の証明がない」 「ようやくまともな判断をいただいた。素直に無罪はうれしい」。判決から一夜明けた27日、「こちら特報部」の取材に、被告の一人の湯川裕司執行委員長(52)が心境を語った。関生支部は、ミキサー車運転手らが個人で加盟できる産業別労働組合だ。検察側は、湯川さんと武健一前執行委員長(83)が2013~14年、関生支部の組合員が在籍していた会社の解散に際し、生コン事業者の協同組合に解決金を要求し、生コンの出荷を阻止するなどして怖がらせて1億5000万円を脅し取ったと主張。2人を恐喝と恐喝未遂、強要未遂罪の計4件で起訴し、懲役10年を求刑していた。だが判決はいずれの事件についても「犯罪の証明がない」と検察側の主張を認めなかった》、《◆「ストが業務を阻害するのは当然」》。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》

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https://nordot.app/1267290383196406782

関西生コン、労組幹部らに無罪 京都地裁、会社組合への恐喝罪
2025/02/26

     (京都地方裁判所)

 生コンクリート製造会社の協同組合への恐喝罪などに問われた「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」前執行委員長の武建一被告(83)と、現委員長の湯川裕司被告(52)に、京都地裁(川上宏裁判長)は26日、それぞれ無罪判決を言い渡した。求刑はいずれも懲役10年。

 判決は、生コンの出荷を阻止しようとした行為が脅迫に当たるかについて「大人数で阻止しようとしたり、威圧的な言動を行ったりしたことは認められない」などとした。組合員の労働問題についての協定書履行を求めて敢行したストライキだとの判断を示した。

 弁護側は無罪を主張したほか、起訴は検察官の裁量の範囲を逸脱しているとして、裁判を打ち切る公訴棄却の判決を求めていた。

 起訴状によると、2人は2013~14年、同支部の労働組合員7人が在籍していた会社の解散に当たり解決金支払いを要求し、生コン出荷を阻止するなどして怖がらせ、協同組合から1億5千万円を脅し取ったとしていた。

 この他、別の生コン会社などへの恐喝や同未遂、強要未遂罪にも問われていた。

     (京都地裁前で「無罪」と書かれた紙を掲げる被告側の
      関係者ら=26日午前)

© 一般社団法人共同通信社
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https://tansajp.org/investigativejournal/11662/

人質司法 なぜ労組は狙われたのか
無罪判決! /懲役10年求刑された関生支部委員長に/京都地裁「関生支部は産別労組」、恐喝とは「到底評価できない」
2025年02月26日20時00分 渡辺周中川七海

     (関生支部の組合員たちは結束し弾圧を乗り越えてきた
      =2025年2月8日、沖縄県でのシンポジウム会期中に
      (中川七海撮影))

 警察と検察が作り上げた事件に対し、裁判所が待ったをかけた。

 2025年2月26日、生コン産業の労働組合「関生(かんなま)支部」の湯川裕司・委員長と武建一・前委員長への判決公判が京都地裁で開かれた。

 恐喝や強要未遂などの罪で、懲役10年を検察に求刑されていた2人に対し、京都地裁は無罪判決を出した。

 検察のストーリーは、「生コン会社の経営者で作る『京都生コンクリート協同組合』(京都協組)に対して、ストライキにより畏怖させ、解決金を脅しとるスキームを関生支部が持っていた」というもの。これに対し、川上宏裁判長は真逆の判断をした。

畏怖に乗じて現金を脅し取ったなどとは到底評価できない

 判決を支えるのは、被害届を出した京都協組は関生支部と良好な関係にあったという事実と、ストライキは憲法28条で保障された労組活動であるという大前提だった。

 これで関生支部への一連の弾圧における無罪判決は、7件延べ19人に上る


「おっしゃーー!

 午前10時3分、川上宏裁判長、檀上信介裁判官、中谷洸裁判官が入廷し、一礼の後に開廷した。

 法廷の左右の壁面に設置されたモニターには、事件名と、「判決」の文字が大きく映し出される。

 湯川氏と武氏に判決前の主張を確認し終えた10時8分、川上裁判長が持参したペットボトルの水を口に含み、告げた。

両被告人はいずれも無罪

 モニターには「無罪」の字が表示された。

 満員の傍聴席からは、拍手が湧き起こる。

「おっしゃーー! 」「当然や! 」

 川上裁判長は「静かにしてください」となだめ、判決文の読み上げに移った。



ストライキは当然

 川上裁判長はまず、関生支部について「産業別・職業別労働組合である」と定義した。

 この裁判では、関生支部への一連の事件で唯一、労働法学者が証言している。元立命館総長・学長で、立命館大学名誉教授の吉田美喜夫氏だ。吉田氏は、産業別労組の役割と重要性をすでに説いている。所属企業を越えて連帯し、経営側にストライキなどの実力行使をすることによって、労働者の要求を実現させるのは当然だという内容だ。

 そのことは、懲役10年という重い刑が求刑された最大の原因、通称「ベストライナー事件」への判断に影響した。

 ベストライナー事件は、2014年8月に起きた。ベストライナーというミキサー車を手配する会社が解散する際、従業員の退職金や正社員化の約束を果たさなかった賠償金として、京都協組が関生支部に1億5000万円の「解決金」を支払った。

 これが恐喝だと主張する検察に対し、川上裁判長はストライキの正当性について述べた。

「京都協組側が協定内容を履行しなかったことに応じてされたもの」

「そもそも、ストライキをはじめとする争議行為は、その性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ、その主張を貫徹することを目的とする行為であって、業務の正常な運営を阻害することはもともと当然に予定されている

 さらに川上裁判長は、ストライキは京都協組が約束を守らなかったから実施されたのであり、「自然なこと」と述べた。ストライキの際も言い争いすらなく、畏怖などさせていないと判断した。1億5000万円という金額も、過去の労働争議に比べて高くはないと評価した。


京都協組は被害者どころか関生支部と協力関係

 もう一つの恐喝事件、「近畿生コン事件」では京都協組の理事だった久貝博司氏が、関生支部の被害者どころか協力者であったことが、無罪の根拠となった。

 近畿生コン事件は2016年11月に起きた。京都協組加盟の近畿生コンが突然、破産申し立てをしたのを受け、6000万円の解決金を京都協組が関生支部に支払った。破産手続き中の従業員の給料や、近畿生コンの工場が京都協組に加盟していない業者に渡らないよう関生支部が占拠したことへの対価だ。占拠が必要だったのは、京都協組に未加盟の業者が操業すると、生コンの安売り合戦が始まりかねないからだ。京都協組と、労働者の賃金水準を維持したい関生支部双方の利益にかなう。占拠自体、未払いの賃金や退職金を確保するために労組がとる手法だ。

 この事件も検察は、関生支部が京都協組を畏怖させたと主張していた。

 しかし、川上裁判長は両者が協力関係にあったと指摘した。

「京都協組の理事らにおいては、関生支部によるプラント占拠を京都協組の利益や目的に沿うものと受け止めていた」

 検察の拠り所は、京都協組の役員を務め、関生支部との窓口だった久貝氏が「被害者」であることだった。それを裁判所がひっくり返して、久貝氏は関生支部と良好な関係にあったことを認めたのだ。

 久貝氏が警察と検察に威迫され、被害者の立場に転じたことは、「【作られた京都事件 -前編】犯罪者に仕立て上げられるか、嘘の供述をするか/関生支部を告訴した経営者の無念」で報じた通りだ。



「労組活動に一層の確信」

 湯川氏は、法廷に入ってきた時の川上裁判長の柔らかい表情を見て無罪を予感した。和歌山での事件について、大阪高裁で無罪判決が出た時も、裁判長の表情が柔らかかったからだ。あの時、和田真裁判長は労働組合の権利を保障した憲法28条を根拠に無罪判決を出した。

 無罪判決後、湯川氏は支援者の前で「素直に嬉しい」と語り、今後も闘い続ける覚悟を示した。

「ここからがスタート。関生支部に対する反社会的勢力というレッテルを払拭し、産別労組の運動を根付かせていく

 関生支部の組合員たちも、それぞれに喜びを語った。

 書記長の細野直也氏。

検察が自分で作ったストーリーで起訴してきたのに対して、事実はそうではなかったということを、裁判所が認定してくれました」

「そもそもストライキには、交渉のために経営側に圧力をかけることが含まれていると、裁判所が認めてくれたんですよね自分たちの活動が正しいということに、より一層の確信が持てました

 組合員の小見薫氏は、自身も逮捕・起訴されたことがある。社員の待遇改善を経営側と交渉する中で、給料などが記された資料6枚を印刷して持ち帰ったことが「窃盗」の罪に問われた。

 小見氏は「無罪判決を聞いて、嬉しいよりも先に、ほっとしました」と述べ、こう続けた。

「検察はもっともらしい主張をしてきましたが、裁判官は『しかしそれは』と全てをひっくり返していった。裁判官は、きちんと事実関係や証拠を見てくれたと感じました」

「今日の判決で、労働運動は正しいということが証明されました。これまでの弾圧では、自分も含め有罪になってしまった組合員がいるけれど、今後はそういうことがなくなると信じています」

 副委員長を務める松村憲一氏は、今回の弾圧のターゲットにされた。強要未遂や威力業務妨害の容疑で2回逮捕・起訴されたが、2件とも無罪が確定している。

「労組活動なので無罪は当然とは言え、今日の判決には素直に喜びました。自分が無罪になった時よりも嬉しかったです」

「向こう(警察・検察)の狙いは、組織の委員長ですから。身柄を取ることで組織に痛手を与えられますし。でも、検察の主張を全否定するような判決だったのでよかったです。流れが変わってきていることを実感しました」


<関連記事>

作られた京都事件 -前編 犯罪者に仕立て上げられるか、嘘の供述をするか/関生支部を告訴した経営者の無念
作られた京都事件 -後編 暴力団捜査の「組対」を投入/警察がフェイクニュースの源に
勾留644日、それでも折れないリーダーの覚悟/「産業民主主義を日本に根付かせる」/関生支部委員長・湯川裕司さん<証言#2>
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●斎藤元彦知事とPR会社を刑事告発、《検察、警察に加えて、裁判所という3つの機関が「疑い」を強くしている》…「斎藤劇場」の幕引きは許されない

2025年02月25日 00時00分34秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


// (2025年02月23日[日])
神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない。
 《盗まれ》た選挙を取り戻せるかの岐路…村上誠一郎総務相《SNSでの虚偽情報の投稿や他候補の当選を目的とした選挙運動が公職選挙法違反になり得る》(アサヒコム)。《斎藤知事を告発した上脇教授は、「斎藤知事が折田氏に支払ったのは告発状にあるようにSNS戦略の報酬としか考えられません。家宅捜索を県警と地検が一緒にやったということで、捜査が進展しているのではないかと思う。私や郷原弁護士は、折田氏ではなく斎藤知事の責任問題を問うているので、折田氏に処罰をという気持ちはない。ぜひ捜査に協力してもらいたい」と述べている。迫る捜査の手斎藤知事は追い詰められつつある》(HUNTER)。

   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件

 
 (日刊スポーツ)【斎藤元彦兵庫県知事に告発状「PR会社経営者を買収」公選法違反と大学教授ら】から、再々掲。《PR会社は兵庫県西宮市の「merchu(メルチュ)」で、経営者の女性が知事選の広報全般を担ったとするインターネット記事を公開していた。公選法は有権者や運動員に対し、金銭や物品のほか、財産上の利益、職務を供与することを禁じている》。
 今西憲之さんによる、dot.の記事【兵庫・斎藤知事とPR会社女性社長を刑事告発 「スマホに物証が詰まっている。早くおさえてほしい」/今西憲之】を再掲、《11月の兵庫県知事選で当選した斎藤元彦知事の公職選挙法違反の疑いが浮上している問題で、斎藤知事とPR会社merchu(兵庫県西宮市)の折田楓社長が刑事告発された。告発したのは元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士と神戸学院大学の上脇博之教授。12月2日に会見し、告発状を神戸地検と兵庫県警に送付したことを明らかにした》。

 HUNTERの記事【公選法違反容疑の家宅捜索で狭まる斎藤兵庫県知事包囲網】(https://news-hunter.org/?p=25994)によると、《斎藤知事と折田氏に関しては、郷原信郎弁護士と神戸学院大学の上脇博之教授が、公職選挙法違反の容疑で神戸地検と兵庫県警に刑事告発。すでに告発状は受理されており、折田氏らの取り調べがはじまっているとみられている。家宅捜索には、裁判所の許可が必要で、それが認められたということだ。検察、警察に加えて、裁判所という3つの機関が「疑い」を強くしていることは言うまでもない。「スマートフォンなどを押さえただけですから、ガサはすぐに終わった。ただ、県警と検察庁の合同なのでその調整をしっかりやりながら捜査をやっているようです」(全国紙記者) 通常、公職選挙法の事件を扱うのは警察と相場が決まっている。大型選挙になれば、警察は「選挙違反取締本部」を設置して本部に所轄署から応援要員を派遣させ捜査態勢を組む。だが、斎藤知事と折田氏の場合、神戸地検が兵庫県警と合同で捜査にあたっており、異例の態勢だ》。

 第1次斎藤県政において、県庁内外で如何に酷いことが起きていたか、そして、選挙。デマやフェイクで選挙が盗まれお維案件な兵庫県知事やN党の「どうかしている人」らウソ吐きやデマゴーグに騙され。《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙にはなってない」…畠山理仁氏》。(西谷文和さん)《選挙活動とはおよそ程遠い暴力行為》《公正な選挙は、このようにして反社会的に奪われていった》《異常な選挙》。
 お維の兵庫県知事選挙候補を立てておきながら、裏では、「どうかしている人」を介してお維系県議が斎藤元彦知事を支援しており、《「2馬力どころか、実際は3馬力」「4馬力の選挙戦だったのかもしれない…維新は「組織ぐるみ」で斎藤氏を再選させるために水面下で暗躍》。「どうかしている人」へのデマ提供者はもう一人いるそうで、これまた、第3のお維県議らしい。《有権者を愚弄し、民主主義政治を破壊させるような行動に対し、日本共産党の田村智子委員長…「維新に所属する県議が起こした重大事案」「党としても事実解明が求められているその責任が維新にある」と語気を強めていたが、これが真っ当な見方だろう》(日刊ゲンダイ)。吉村洋文・三代目大阪「ト」知事は、百条委の辞任でお茶を濁さず、県議を辞職させるべきだ。《兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン》…《擁護》する吉村洋文・三代目大阪「ト」知事も政界引退を。

   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●予てから噂にはなっていましたが、これまたトンデモナイお維案件ですね…
      まさか、百条委委員の辞任だけでお茶を濁すつもりではないでしょうね?
   『●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長
       と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?

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https://news-hunter.org/?p=25994

公選法違反容疑の家宅捜索で狭まる斎藤兵庫県知事包囲網
2025/2/18

 今月7日の昼下がり、関西でも指折りの高級住宅街が騒然とした雰囲気に包まれた。兵庫県の斎藤元彦知事が当選した昨年10月の兵庫県知事選で浮上した公職選挙法違反疑惑に絡み、SNS戦略の「監修者」だと述べた株式会社merchuメルチュ:兵庫県西宮市)代表・折田楓氏の関係先に兵庫県警と神戸地検の家宅捜索が入ったというのだ。情報がマスコミにも流れ、各社が速報を打ったため、折田氏の自宅前や会社には報道陣が詰めかけた。


◆   ◆   ◆


「折田氏は任意の事情聴取には応じている。証拠品提出も要請しているが、なぜか数台のスマートフォンなどは拒否証拠隠滅の恐れもあって、この日にガサ入れになった」(事件関係者)。

 ある県庁職員はこう打ち明ける。

「マスコミから兵庫県庁もガサが来るのではないかとの情報がもたらされた。真偽不明だったが、そうなれば一大事。緊張が走った。斎藤知事になってからこんな騒動ばかりで仕事が手につかない

 斎藤知事と折田氏に関しては、郷原信郎弁護士と神戸学院大学の上脇博之教授が、公職選挙法違反の容疑で神戸地検と兵庫県警に刑事告発。すでに告発状は受理されており、折田氏らの取り調べがはじまっているとみられている。家宅捜索には、裁判所の許可が必要で、それが認められたということだ。

 検察、警察に加えて、裁判所という3つの機関が「疑い」を強くしていることは言うまでもない

「スマートフォンなどを押さえただけですから、ガサはすぐに終わった。ただ、県警と検察庁の合同なのでその調整をしっかりやりながら捜査をやっているようです」(全国紙記者)

 通常、公職選挙法の事件を扱うのは警察と相場が決まっている。大型選挙になれば、警察は「選挙違反取締本部」を設置して本部に所轄署から応援要員を派遣させ捜査態勢を組む。だが、斎藤知事と折田氏の場合、神戸地検が兵庫県警と合同で捜査にあたっており、異例の態勢だ

 2019年の参院選広島選挙区で、2,900万円もの買収資金をばら撒いた河合克行案里夫妻が公選法違反で逮捕された時は、東京地検特捜部が捜査を担当。23年の江東区長選を巡って衆議院議員だった柿沢未途氏が立件された際も、東京地検特捜部が乗り出した。元検事の落合洋司弁護士がこう話す。

「斎藤知事は兵庫県警の予算などに大きな権限を有している。それに3月は予算審議の時期です。それもあって神戸地検が捜査に入っているのではないか。河合夫妻や柿沢氏はいずれも現職国会議員の選挙違反。私も河合夫妻の公職選挙法違反事件でカネを受け取った元議員などの弁護にかかわったが、特捜部の調べは非常に厳しいものがあった。検察が直接、選挙違反を捜査するのは異例。かなり力が入っているとはいえるでしょう」


◆   ◆   ◆


 斎藤陣営にいた人物たちからも内幕が「暴露」される状況となっており、それも捜査が進展している証拠だと思われる。昨年10月の知事選で斎藤知事に対して動画の撮影、編集などを提案したという神戸市の上原みなみ市議は、YouTubeで次のように説明している。

「選挙前に斎藤知事と広報担当者K氏と3人で会いました。県民に理解してもらえるような動画配信をしてはどうか。撮影、編集をお手伝いできるとお伝えしました。すると動画編集できるスタッフがいないので、助かりますと伝えられ、その場で試しに撮影して1本動画を作りました。翌日(10月)6日、K氏からSNS監修はメルチュさんにお願いするとという形になりましたというLINEが届きました」

 ハンターでもそのLINEを確認しているが、K氏は《SNS監修はメルチュさんにお願いする形になりました》、《(試しに撮影した)動画は、テストの撮影編集なので申し訳ないですが拡散は無しでお願いいたします》と上原市議に送信している。

 折田氏自身も、事件のきっかけとなったnote への投稿でSNS戦略の「監修者」と記載しており、この点に注目されたのは言うまでもない。斎藤知事側が折田氏の会社に支払った71万5千円の報酬が、SNS戦略のものではないのかという疑惑がさらに深まる一因になっている。

 斎藤知事はガサ直後、マスコミに囲まれて「家宅捜索は報道で知りました。私としては、公職選挙法に違反するということはないという認識です」との見解を示している。しかし、斎藤知事を告発した上脇教授は、「斎藤知事が折田氏に支払ったのは告発状にあるようにSNS戦略の報酬としか考えられません。家宅捜索を県警と地検が一緒にやったということで、捜査が進展しているのではないかと思う。私や郷原弁護士は、折田氏ではなく斎藤知事の責任問題を問うているので、折田氏に処罰をという気持ちはない。ぜひ捜査に協力してもらいたい」と述べている。

 迫る捜査の手斎藤知事は追い詰められつつある
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●これまたお維案件…吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、百条委副委員長と委員の二人のお維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか?

2025年02月24日 00時00分54秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


// (2025年02月23日[日])
吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、《今回の問題について…「本人たちの思いというのがあるのはわかるが…。思いはわかるけど、ルール違反です。これは」》…両お維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか? 《岸口・増山氏という維新の県議ふたりが立花氏を介して県知事選を歪め、百条委の価値を大きく毀損したというのに、それを「ルール違反」と矮小化すること自体、認識が甘すぎる。だが、耳を疑ったのは「本人たちの思いはわかる」という一言だ。死者を出すまでの誹謗中傷や、告発をおこなった元県民局長を貶めるデマや陰謀論が飛び交う元凶をつくったにもかかわらず、あたかもその行為に理があるかのように語るとは、代表としてあるまじき暴言ではないか》(リテラ)。
 《兵庫県政の混乱には維新の反社会的かつ無責任な体質も大きくかかわっている》…お維の責任は重い。お維系の兵庫県知事らが、ホイッスルブロワー西播磨県民局長について、通報者を特定し、デマや誹謗中傷で死に追いやった。さらには、問題の本質のもう一つであるお維案件「優勝パレード」問題でも、県職員を自死させてしまっている。そして、百条委委員の県議もお亡くなりに…。

 お維の兵庫県知事選挙候補を立てておきながら、裏では、「どうかしている人」を介してお維系県議が斎藤元彦知事を支援しており、《「2馬力どころか、実際は3馬力」「4馬力の選挙戦だったのかもしれない…維新は「組織ぐるみ」で斎藤氏を再選させるために水面下で暗躍》。「どうかしている人」へのデマ提供者はもう一人いるそうで、これまた、第3のお維県議らしい。《有権者を愚弄し、民主主義政治を破壊させるような行動に対し、日本共産党の田村智子委員長…「維新に所属する県議が起こした重大事案」「党としても事実解明が求められているその責任が維新にある」と語気を強めていたが、これが真っ当な見方だろう》(日刊ゲンダイ)。吉村洋文・三代目大阪「ト」知事は、百条委の辞任でお茶を濁さず、県議を辞職させるべきだ。《兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン》…《擁護》する吉村洋文・三代目大阪「ト」知事も政界引退を。
 日刊ゲンダイの記事【維新・吉村代表の“擁護”が大炎上…兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368055)によると、《「2馬力どころか、実際は3馬力」「4馬力の選挙戦だったのかもしれない。昨年の兵庫県知事選を巡り、再選した斎藤元彦知事(47)のパワハラ疑惑告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委)の委員で、ともに日本維新の会の岸口実(60)、増山誠(46)両県議が、斎藤氏を支援するために立候補していた政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)と接触して真偽不明の情報を提供したり、百条委秘密会の音声データを提供したりしていた問題。立花氏はさらに、この2人とは別に接触していた維新県議の名前を挙げていて、これが事実であれば、維新は「組織ぐるみ」で斎藤氏を再選させるために水面下で暗躍していたことになる》。


   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…

   『●予てから噂にはなっていましたが、これまたトンデモナイお維案件ですね…
      まさか、百条委委員の辞任だけでお茶を濁すつもりではないでしょうね?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368055

維新・吉村代表の“擁護”が大炎上…兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン
公開日:2025/02/21 13:40 更新日:2025/02/21 13:40

     (空前の暴挙だが…(C)日刊ゲンダイ)

 「2馬力どころか、実際は3馬力」「4馬力の選挙戦だったのかもしれない。

 昨年の兵庫県知事選を巡り、再選した斎藤元彦知事(47)のパワハラ疑惑告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委)の委員で、ともに日本維新の会の岸口実(60)、増山誠(46)両県議が、斎藤氏を支援するために立候補していた政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)と接触して真偽不明の情報を提供したり、百条委秘密会の音声データを提供したりしていた問題。

 立花氏はさらに、この2人とは別に接触していた維新県議の名前を挙げていて、これが事実であれば、維新は「組織ぐるみ」で斎藤氏を再選させるために水面下で暗躍していたことになる。

 有権者を愚弄し、民主主義政治を破壊させるような行動に対し、日本共産党の田村智子委員長(59)は20日の会見で、「維新に所属する県議が起こした重大事案」「党としても事実解明が求められているその責任が維新にある」と語気を強めていたが、これが真っ当な見方だろう。


■法廷に立つ被告人を擁護し、その心情を代弁しているかのよう?

 ところが全く違う反応を示しているのが、維新代表の吉村洋文大阪府知事(49)だ。

 吉村氏はこの問題を問われると、「(増山県議)本人から、『ネットで自らの言葉で話す』と聞きました。岸口県議の件も含めて、本人たちから、事実や動機を含めて説明させ、説明責任を果たさせるのが重要で、それを今週末に行う予定」と言い、その際に維新としての調査結果も公表すると明らかにしたのだが、批判の声が出ているのが次の言葉だ。

「ルール違反なのであってはならない。本人たちの思いがあるのはわかりますがルール違反。しかも相手は他党の党首、思いはわかるけど、ルール違反です」

 この発言が報じられると、立憲民主党の小西洋之参院議員(53)は即座に反応。自身のSNSで《何の「思い」が分かるのか? しかも「他党の党首」に情報提供したことがルール違反と言っているのか? 吉村代表が辞職すべき空前の暴挙の事件だ》と投稿。

 ネット上でも、小西氏に同調するように《思いが分かるとは?》《単なるルール違反と違うやろ!「思いが分かるとは何や》と怒りの声が続出した。

 弁護士資格を持つ吉村氏。法廷に立つ被告人を「罪を犯した動機は理解できる」と“擁護し、その心情を代弁しているかのような錯覚に陥っているのかもしれない。しかし、維新県議による一部の行為が引き金となり、人命が失われるという最悪の事態が起きた可能性も指摘されているわけで、「思いはわかる」「ルール違反」で済まされる問題ではないだろう。

 維新の所属議員からは百条委の委員に守秘義務は法的に課されていない」「法的問題はないといった声も出ているようだが、これは「法に触れなければ何をやっても構わない開き直っているのと変わらない。吉村氏は代表として何らかのけじめをつけるべきではないか。


  ◇  ◇  ◇


 公選法違反疑惑で警察、検察捜査が進む兵庫県知事選。●関連記事【もっと読む】で『“生みの親”橋下徹氏も《解散やろ》と三行半…偽情報・怪文書が飛び交った兵庫県知事選で維新議員の関与相次ぐ』【さらに読む】で『立花孝志党首or日本維新の会 嘘つきはどっちだ?兵庫県知事選デマの出処なすりつけ合いの醜悪』を取り上げている。


■関連記事

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●予てから噂にはなっていましたが、これまたトンデモナイお維案件ですね…まさか、百条委委員の辞任だけでお茶を濁すつもりではないでしょうね?

2025年02月23日 00時00分25秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250222[])
予てから噂にはなっていましたが、これまたトンデモナイお維案件ですね。まさか、百条委委員の辞任だけでお茶を濁すつもりではないでしょうね? 《ところが、岸口氏と増山氏は、自分がしでかしたことの卑劣さと責任の重大さをまるでわかっていないらしい》(リテラ)。
 さらには、吉村洋文・三代目大阪「ト」知事ときたら、《今回の問題について…「本人たちの思いというのがあるのはわかるが…。思いはわかるけど、ルール違反です。これは」》…両お維県議の「思いを分か」ってしまっていいのだろうか? 《岸口・増山氏という維新の県議ふたりが立花氏を介して県知事選を歪め、百条委の価値を大きく毀損したというのに、それを「ルール違反」と矮小化すること自体、認識が甘すぎる。だが、耳を疑ったのは「本人たちの思いはわかる」という一言だ。死者を出すまでの誹謗中傷や、告発をおこなった元県民局長を貶めるデマや陰謀論が飛び交う元凶をつくったにもかかわらず、あたかもその行為に理があるかのように語るとは、代表としてあるまじき暴言ではないか》(リテラ)。
 《兵庫県政の混乱には維新の反社会的かつ無責任な体質も大きくかかわっている》…お維の責任は重いのだ。なぜなら、問題の本質の一つがお維案件「優勝パレード」問題だから。

   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損
   『●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいう
     ことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」
   『●百条委・副委員長と委員の二人のお維県議がデマ文書や隠し録りした音声
     データを、何が起こるかを知りつつも、「どうかしている人」に渡してしまい…


 添田樹紀・谷辺晃子両記者による、アサヒコムの記事【百条委の報告書案、維新の意見削除へ 「通報者探索やむを得ず」など】(https://www.asahi.com/articles/AST2P3V2RT2POXIE02PM.html)によると、《兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書を作成する協議会が21日、開かれた。通報者を特定した斎藤知事らの初動を「公益通報者保護法に違反」とする報告書案の内容に反対していた県議会第2会派「維新の会」の意見の大半が、報告書から削除される見通しになった》。

 リテラの記事【維新・吉村代表が立花孝志に情報提供の県議を「思いはわかる」とかばうのはなぜか? 改めて問われる阪神オリ優勝パレードの疑惑】(https://lite-ra.com/2025/02/post-6357.html)によると、《竹内英明・元県議がネット上で攻撃に晒された末に自死するなど、騒動が収まる様子がない兵庫県知事選をめぐる問題。ここにきて、2馬力選挙を展開した「NHKから国民を守る党立花孝志党首が誹謗中傷の火種を撒き散らすこととなった情報源が、ようやく明らかに。しかも、それが百条委員会副委員長で維新所属の岸口実氏と、同じく百条委メンバーである維新の増山誠氏という、揃いも揃って維新の県議会議員だったことから、大きな物議を醸している》。

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https://www.asahi.com/articles/AST2P3V2RT2POXIE02PM.html

百条委の報告書案、維新の意見削除へ 「通報者探索やむを得ず」など
添田樹紀 谷辺晃子 2025年2月21日 22時00分

     (兵庫県議会の百条委員会で、頭を下げて謝罪する維新の会の
      委員ら=2025年2月21日午後2時22分、神戸市中央区、
      添田樹紀撮影)

 兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書を作成する協議会が21日、開かれた。通報者を特定した斎藤知事らの初動を「公益通報者保護法に違反」とする報告書案の内容に反対していた県議会第2会派「維新の会」の意見の大半が、報告書から削除される見通しになった。

 他の会派は維新と異なり、県の元西播磨県民局長(故人)が匿名の告発文書で指摘した斎藤知事らの疑惑について、パワハラの可能性があるとし、通報者の特定も問題視している。取りまとめに向けた議論が加速しそうで、奥谷謙一委員長(自民)は21日、「おおむね方向性はまとまってきた」とコメントした。

 複数の県議会関係者によると、21日に3回目の協議会が非公開で行われ、複数会派が維新の意見を報告書案から削除するよう提案し、維新側が受け入れたという。

 21日は、告発文書が指摘した「七つの疑惑」や、通報者を特定した県の対応などに対する各会派の評価や意見を反映して18日の前回協議会で示した報告書の「統合案」について、表現の修正などを話し合ったという。

 18日に判明した報告書案では、片山安孝・前副知事らが主張する「文書配布は不正な目的」とは判断できず、外部への公益通報に当たると考えるべきだとしたうえで、通報者特定は保護法が定める体制整備義務に違反するとした。斎藤知事が「真実相当性がない」と主張する告発文書の内容も、パワハラ疑惑は「おおむね事実」とした。

 一方、維新が出した意見は、報告書案では「下記の意見もある」としたうえで「公益通報に該当するか強い疑念が生じたケースで、通報者の探索を行ったことはやむを得なかった」と記された。パワハラについても、維新の意見は「パワハラの認定は高度な法的知識が必要で、司法の判断によるべきとの意見もある」として付記されていた。

 維新をめぐっては、百条委の委員を務めていた増山誠岸口実の両県議が20日、昨秋の知事選をめぐり、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏への情報提供に関与したことを理由に、委員を辞職した。ある維新関係者は21日、「意見を言える立場ではなく、うちが折れるしかない」と話した。
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https://lite-ra.com/2025/02/post-6357.html

維新・吉村代表が立花孝志に情報提供の県議を「思いはわかる」とかばうのはなぜか? 改めて問われる阪神オリ優勝パレードの疑惑
2025.02.21 08:10

     (日本維新の会HPより)

 竹内英明・元県議がネット上で攻撃に晒された末に自死するなど、騒動が収まる様子がない兵庫県知事選をめぐる問題。ここにきて、2馬力選挙を展開した「NHKから国民を守る党立花孝志党首が誹謗中傷の火種を撒き散らすこととなった情報源が、ようやく明らかに。しかも、それが百条委員会副委員長で維新所属の岸口実氏と、同じく百条委メンバーである維新の増山誠氏という、揃いも揃って維新の県議会議員だったことから、大きな物議を醸している。

 兵庫県知事選における岸口・増山両氏の動きは、下劣極まりないものだった。岸口氏は“斎藤知事失職の「黒幕」は竹内氏”などとする怪文書を、増山氏は非公開の秘密会で実施された百条委の音声データを、それぞれ立花氏に提供した。それらをもとに立花氏が情報拡散したことにより、ネット上にはデマや誹謗中傷、陰謀論が蔓延り、竹内氏や百条委の奥谷謙一委員長らに対する攻撃が激化。竹内氏は死にいたるまで追い詰められてしまったのだ。

 かねてより「文書や音声データの提供者は岸口氏と増山氏ではないか」との見方があったが、その事実を当人が認めたことの衝撃は、あまりに大きいと言わざるを得ないだろう。

 ところが、岸口氏と増山氏は、自分がしでかしたことの卑劣さと責任の重大さをまるでわかっていないらしい。たとえば、岸口氏が立花氏に提供した怪文書がもとになり竹内氏への誹謗中傷が巻き起こったというのに、反省の弁は「軽率だった」という薄っぺらなものだった。

 もっと酷いのは増山氏だ。増山氏はこの期に及んでも「クーデターという元県民局長が文書を作成した背景が県民に知らされないまま選挙がおこなわれることが正しいのかという非常に強い思いがあった」などと強弁。以前から片山安孝・元副知事らが主張してきたのと同様、あたかも元県民局長は斎藤県政を転覆させる目的で告発文書を作成したかのように語ったのだ。

 だが、これこそが維新クオリティ」というものなのだろう。事実、維新の岩谷良平幹事長は19日、岸口氏について「除名処分とかいうものに該当するような大きな違法行為があったわけではないと認識している」「法的問題はない。あくまでも政治倫理上問題がある軽率な行為」と発言。そのうえ、岸口氏が立花氏に提供した文書に書かれていた内容は「いままで噂レベルで言われていたこと」だったとし、「立花さんの言動の変化につながったことはないと思う」などと口にしたのだ。

 極め付きは、維新の代表を務める吉村洋文・大阪府知事の発言だ。吉村知事は20日、今回の問題について「あってはならない」と断罪しながら、こう述べたのだ。

本人たちの思いというのがあるのはわかるが、でもこれはやっぱりルール違反ですから、してはならないことだと思う。しかも、相手方は他党(注:正しくは政治団体)の党首ですから、それはやっぱりルール違反。思いはわかるけど、ルール違反です。これは」


■陰謀論や誹謗中傷を助長し死者まで出ているのに「思いはわかる」と維新県議をかばう吉村知事の異常

 岸口・増山氏という維新の県議ふたりが立花氏を介して県知事選を歪め、百条委の価値を大きく毀損したというのに、それを「ルール違反」と矮小化すること自体、認識が甘すぎる。だが、耳を疑ったのは「本人たちの思いはわかる」という一言だ。死者を出すまでの誹謗中傷や、告発をおこなった元県民局長を貶めるデマや陰謀論が飛び交う元凶をつくったにもかかわらず、あたかもその行為に理があるかのように語るとは、代表としてあるまじき暴言ではないか。

 しかし、吉村知事の「思いはわかる」という発言は、まさしく本心から出た言葉だったのだろう。斎藤知事の再選、あるいは百条委を瓦解させたい──それは吉村知事も共有する思いだったはずだ。なぜなら、元県民局長の告発文書の本丸”は、斎藤知事のパワハラ疑惑などではなく、吉村知事が言い出しっぺである阪神・オリックス優勝パレード」をめぐる補助金キックバック疑惑にほかならないからだ。

 ご存知のとおり、吉村知事は2023年、斎藤知事らとともに、大阪万博の機運醸成を狙って阪神タイガースとオリックス・バッファローズの「優勝パレード」の開催をぶち上げた。その際、開催にかかる資金に公費は投入しないとし、資金確保のためクラウドファンディングで5億円を集めることを目標に掲げたが、集まった金額は1億円程度。最終的に大阪府と兵庫県が地元企業から約5億円の協賛金を集めて賄った。

 だが、告発文書では、その裏側でとんでもない協賛金集めがおこなわれていたと記されていた。

〈信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は但陽信用金庫具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、■■バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気療養中。〉(編集部注:伏せ字部分は原文では実名)

 県が補助金を増額し、それを協賛金としてキックバックさせていた──。これがもし事実であれば違法性が問われる公費の不正支出だが、この告発文書をきっかけに、疑惑がさらに深まる事実が次々に判明していったのだ。


■告発文書の本丸は阪神オリックス優勝パレードをめぐる補助金キックバック疑惑!

 まず、告発文書が指摘する「信用金庫への県補助金の増額」だが、この増額はたしかに優勝パレードと同時期におこなわれていた。

 兵庫県では、金融機関が新型コロナ対策の無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)で融資先へ支援をおこなった場合、1件あたり最高10万円を金融機関に対して県が補助する「中小企業経営改善・成長力強化支援事業」を実施。2022年の補正予算では補助金として8億円が計上され、2023年は県の産業労働部が約1億円の予算を要求。11月14日の財政課長の査定資料には1億円と記されていたという(「サンテレビNEWS」2024年8月6日付)。

 だが、この約1億円という数字に対し、片山副知事が「これじゃ足りん4億にせえ」と言い始め、担当課は要求額を3億7500万円に引き上げたという(「集英社オンライン」2024年10月30日付)。実際、11月16日の産業労働部の事業説明書でも、金額が3億7500万円に差し替わっている。

 さらに、この補助金を積み増ししたのが斎藤知事だ。職員のメモによると、優勝パレード2日前にあたる11月21日の知事査定において、斎藤知事は「全体をまるく4億円程度で」計上することを指示。その結果、現場が約1億円で要求していた金融機関への補助金の財源は、4億円にまで増額されたのだ。

 かたや、県は優勝パレードの協賛金集めに難航していたが、補助金の増額が決まって以降、優勝パレード終了後だったにもかかわらず協賛企業を得ていた。パレード終了後に協賛を申し込んでも企業PRにはならないというのに、優勝パレード後に協賛を申し込んだうち11件が、なんと告発文書で指摘されていた信用金庫だったのである。

 しかも、斎藤知事が「全体をまるく4億円で」とさらなる増額を決めたのと同じ11月21日、片山副知事は告発文書で「幹事社」として名指しされていた但陽信用金庫の桑田純一郎理事長に“協賛金の集まりが悪いので県内11の信用金庫から拠出してほしい”と依頼していたことも判明している。

 この問題について、片山氏は百条委で「信用金庫に対する協賛金の協力依頼と補助金を増額する予算措置のタイミングがたまたま一致した」と述べたが、「たまたま一致した」と言うには、タイミング的にあまりにも出来すぎた符合だと言わざるを得ない。だいたい、片山氏は当初案で1億円だったのを4億円に増額させたことについて、「これは国の財源から4億円を確保できるメドが立ち、それなら増額したほうが県内の中小企業のためになると考えたためです」(「現代ビジネス」内「週刊現代」記事2024年11月8日付)と述べているが、昨年10月24日の百条委においては〈補助金を1億円から4億円に積み上げる作業に関わった県職員が、増額する根拠はなかった」との趣旨の証言をした〉と県関係者が語っているというのだ(前述・集英社オンライン)。


■優勝パレードをめぐる不正に大阪府や維新の関与は? 斎藤知事だけでなく維新の責任追及も

 さらに、協賛金を取りまとめた但陽信用金庫の桑田理事長は「片山さんからキックバックの計画を持ちかけられたことも、具体的な金額の提示を受けたこともない」と反論しているが(前述・「現代ビジネス」内「週刊現代」記事)、「AERA.dot」(2024年9月25日付け)の取材に対し補助金との関係は否定しつつも片山副知事が同金庫を訪れ寄付を依頼したことが寄付増額につながったことは認めている。また、寄付をした金融機関のひとつに勤務する人物は、片山氏が信用保証協会理事長を務めていたことを指摘したうえで、「保証協会理事長という以前の肩書をいかして、金融機関を直接、訪問するなど無言の圧力で寄付を募ったのです」「県の幹部は、斎藤知事の騒動前は『キックバックがあったから寄付した』『片山氏のメンツを立ててやった』と公然と言っていました。今はヤバいと思って口をつぐんでいますがね」と証言している(「現代ビジネス」1月23日付)。

 このように、「優勝パレード」をめぐる問題は疑惑が深まる一方なのだが、重大なのは、告発文書で「病気療養中」とされていた課長についてだ。このパレード担当の課長は、昨年4月20日に急死。斎藤知事の疑惑追及が強まったあとの同年7月23日になってようやく死亡が公表され、元局長と同じく自殺とみられているが、見過ごせないのは告発文書において「大阪府との難しい調整に精神が持たず」と言及されていること。つまり、優勝パレードの協賛金集めをめぐるキックバック疑惑には、大阪府も関与していた可能性も考えられるということだ。

 吉村知事といえば、斎藤知事が再選した際、「別にやめろという趣旨ではないが、知事に不信任決議を出した議会が、百条委を継続する正当性はあるのか」「百条委員会やってる最中で不信任決議を出して、斎藤さんを完全否定したわけでしょ」などと述べ、必死になって百条委叩きをおこなっていた。もしかすると、その理由は、吉村知事が大阪万博のPRのためにぶち上げた「優勝パレード」の補助金キックバック疑惑への追及をやめさせたかったからではないのか。だからこそ、怪文書や音声データを立花氏に提供した維新県議ふたりに対し、「思いはわかる」などという発言が飛び出したようにも思えるのだ。

 「優勝パレード」をめぐる補助金キックバック疑惑については、すでに兵庫県警も告発状を受理し、捜査が進められていると思われるが、兵庫県政の混乱には維新の反社会的かつ無責任な体質も大きくかかわっている。斎藤知事に対する追及のみならず、「優勝パレード」疑惑の真相究明、そして維新の責任についても厳しく問わなくてはならないだろう。

(編集部)
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●村上総務相…「本当に痛ましい。政治をやっている者からすると、ああいうことが起これば正論も本音も言えなくなる。民主主義の危機という気がする」

2025年02月21日 00時00分47秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250219[])
お維系兵庫県知事が放置した誹謗中傷・デマ、それが招いた大変な悲劇。これも、お維案件である。片山安孝副知事の名代 (?) として百条委の副委員長・岸口実お維県議がデマ文書《真偽不明の1枚の文書》を「どうかしている人」に渡した、少なくとも、渡すことに関与した。自死された県民局長に関する誹謗中傷・デマに加えて、自死された百条委員に関するデマも書かれたデマ文書《真偽不明の1枚の文書》。そんなものを渡せば、「どうかしている人」がどう振舞うかを知った上でのとんでもない行為だ。百条委の副委員長・岸口実お維県議は責任のとりようの無いことをしてしまった。デマ文書《真偽不明の1枚の文書》を、誰が作成したのか? 誰が、岸口実お維県議に渡したのか? さらには、百条委の非公開会議の録音データを「どうかしている人」に渡したのも増山誠お維県議。両人とも百条委の辞任でお茶を濁そうとしているが、県議の辞職でしょ!? 犯罪でしょ? でっ、これらの不始末、お維はどう責任をとるつもりなのか。
 それがきっかけとなり、兵庫県知事選挙のあの無残な結果。デマやフェイクで選挙が盗まれお維案件な兵庫県知事やN党の「どうかしている人」らウソ吐きやデマゴーグに騙され。《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙にはなってない」…畠山理仁氏》。(西谷文和さん)《選挙活動とはおよそ程遠い暴力行為》《公正な選挙は、このようにして反社会的に奪われていった》《異常な選挙》だった。

 そして、さらなる悲劇…《前県議が死亡》。《村上誠一郎総務相は18日の衆院総務委員会で「民主主義の危機」「人を傷つける誹謗中傷は絶対に許されない」などと述べた。ネット上の誹謗中傷について質問した共産党の辰巳孝太郎衆院議員に答えた。村上氏は「本当に痛ましい政治をやっている者からすると、ああいうことが起これば正論も本音も言えなくなる民主主義の危機という気がする」》(アサヒコム)。ブログ主は、村上誠一郎総務相以外の大臣だったとすると、こういう答弁にはならなかったと思います。

   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…
   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損

 毎日新聞の記事【ネットで誹謗中傷され 亡くなった元県議の苦悩 維新議員が関与か】(https://mainichi.jp/articles/20250217/k00/00m/040/277000c)によると、《兵庫県の文書告発問題に関する県議会調査特別委員会(百条委)の委員だった竹内英明元県議(当時50歳)が亡くなってから18日で1カ月となった。2024年11月の知事選を巡ってSNS(ネット交流サービス)上で攻撃的な投稿にさらされ、選挙後に議員辞職失意のうちに死去した。同僚県議らは近く、竹内さんの遺児2人を支えるための基金を設立して、支援を呼び掛ける。兵庫県議会の調査特別委員会(百条委)で真相究明に当たった竹内英明さん(1月に死亡)はインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷に苦しんだ。そのきっかけの一つが竹内さんを「黒幕」と指摘した真偽不明の1枚の文書だ。「ありもしない……」》。

 アサヒコムの記事【「良識で運動しない方がいる」 村上総務相「2馬力の選挙戦」で】(https://www.asahi.com/articles/AST2G11D7T2GUTFK006M.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《候補者が自身への投票を呼びかけずに、他の候補者を応援する「2馬力の選挙戦」について、村上誠一郎総務相が14日、衆院予算委員会で苦言を呈した。村上氏は「候補者としてのコモンセンスというか、良識で運動しない方もいる」と問題視。一方、「どう法律で束ねるか。選挙運動中の発言で、なかなか難しい面がある」とした村上総務相は、「2馬力選挙」がポスターやビラの数を規定した公職選挙法の数量制限に違反する可能性を指摘したが、「総務省には調査権も実効性があるものがない。ルールの見直しは、各党各会派で議論してほしい」とも述べ、総務省としての対応は難しい、との考えを示した。また、兵庫県知事選でSNS上でデマや誹謗(ひぼう)中傷が拡散したことについても触れ、「SNSの表現が憲法に抵触しないように、どこまでの範囲を取り締まるか、各党の議論で詰めてもらうしかない」として、規制には難しさがあるとの認識を示した》。
 もう一つ、アサヒコムの記事【SNS誹謗中傷は「民主主義の危機」 総務相、前県議死去に声震わせ】(https://www.asahi.com/articles/AST2L2J7ZT2LUTFK010M.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《兵庫県の内部告発文書問題をめぐりSNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けていた竹内英明前県議が亡くなったことについて、村上誠一郎総務相は18日の衆院総務委員会で「民主主義の危機」「人を傷つける誹謗中傷は絶対に許されない」などと述べた。ネット上の誹謗中傷について質問した共産党の辰巳孝太郎衆院議員に答えた。村上氏は「本当に痛ましい政治をやっている者からすると、ああいうことが起これば正論も本音も言えなくなる民主主義の危機という気がする」と話し、声を震わせて「謹んで哀悼の意を表しますと述べて悼んだ。「表現の自由のもと主張は自由に行われるべきだが、主張の是非に関わらず、人を傷つけるような誹謗中傷は絶対に許されない。しっかり取り組んでいく」とも述べた。ネット上の誹謗中傷投稿への対策を巡っては、昨年、SNS事業者に対して迅速な対応などを義務づける「情報流通プラットフォーム対処法」が成立。総務省は今年5月までの施行に向けて準備を進めている。竹内氏は斎藤元彦知事の疑惑を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)で委員を務めていたが、昨年の知事選の投開票翌日に辞職。今年1月18日に自宅で亡くなっているのが見つかった。兵庫県警は自殺とみているが、遺書などは見つかっていない》。

   『●#パワハラ体質 #恫喝体質 #デマ体質 なお維に何故に投票、何故に
     支持できるのか…?  大阪から遠く離れた我が街にもお維が浸食…
   『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
     《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》
   『●斎藤元彦兵庫県知事、新たなお維案件…ホイッスル・ブロワー《組織の
       不正をただす告発者が、守られる環境》が全く実現されていない悲劇
   『●《情報提供がもっぱら公益的な目的であり、なおかつ重大な違法行為を摘発
      する目的である場合に限り、公務員は公務員法の守秘義務が免除され…》
   『●お維案件…斎藤元彦兵庫県知事《被害者ヅラまで…疑惑を隠すために元局長を
      処分するという公益通報者保護法違反をはじめ、斎藤知事の責任の重さ…》
   『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫
     への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》
   『●《10月の衆院選の投票率は53.85%と全体でも5割台、18、19歳の投票率
      (小選挙区)に至っては速報値で43.06%とさらに低い》(鈴木穣さん)
   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
   『●(リテラ)《斎藤知事は2022年11月7日に開催された政府主催の全国知事会
       を欠席…。ちなみに…斎藤知事は「西播磨地域づくり懇話会」に出席》
    《ところが、斎藤知事が選挙に勝ったとたん、テレビのコメンテーター
     連中がネット人気に引きずられるように、斎藤擁護を展開している。
     たとえば、弁護士の野村修也氏は「テレビが斎藤知事を追い込んだ」
     などとマスコミ批判をおこなう一方、斎藤知事の逆転勝利について
     「国民のネットリテラシーが高まってきた」などとのたまった》

   『●なぜ、今、削除する必要があるの? 斎藤元彦知事「法に抵触することは
     していない」と仰ってる訳で、「誇れ」ばいいのにね、よほど疚しいのかね?
   『●デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の
    「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙されるな!》(デモクラシータイムス)
   『●《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙には
     なってない」…畠山理仁氏》《馬鹿にするのではなく…まずは考えた方がいい》
   『●《盗まれ》た選挙を取り戻せるかの岐路…村上総務相《SNSでの虚偽情報の
      投稿や他候補の当選を目的とした選挙運動が公職選挙法違反になり得る》
   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●畠山理仁さん《そうした人たちが悪意ある不確かな情報の波にのみ込まれない
     ためにも、既存メディアは選挙期間中も確かな情報発信を続ける必要がある》
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…

   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損

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●「石橋湛山研究会」講師・佐高信さん「S・U・T … 世襲、裏金、統一教会(世界平和統一家庭連合)から最も遠かったのが石橋湛山という政治家だ」

2025年02月19日 00時00分10秒 | Weblog

[※ ↑「世界を照らす日本国憲法次世代につなげる願い」「裏金議員に送る言葉は汚れた手で憲法にさわるな」」(週刊金曜日 1470号、2024年4月26日・05月03月合併号)](https://twitter.com/ActSludge/status/1783821873312411852


 (2025年02月12日[木])
デモクラシータイムス【3ジジ放談】(https://www.youtube.com/watch?v=99pThtbwjv4)の冒頭の話題に爆笑。「石橋湛山研究会」での講師に呼ばれた佐高信さん…。



【<自公・カルト政権誕生秘話>平野貞夫×前川喜平×佐高信【3ジジ放談】】
 (https://www.youtube.com/watch?v=99pThtbwjv4
《デモクラシータイムス》
《政治の今昔裏表…
 どこへ話が転ぶか分からない3ジジ放談。
 今回もお楽しみください。
 2025年2月7日 生配信》


 《軍拡なら国を滅ぼす》(東京新聞)、《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を的確に表現し、批判しています》(デモクラシータイムス)。軍事費倍増、番犬様をダシに辺野古破壊、軍事国家化。

   『●『だまされることの責任』読了(2/3)
    《保守の中のリベラル、数少ない自民党の民権派の系譜、松村謙三、
     石橋湛山宇都宮徳馬鯨岡兵輔、これがきれいに世襲させて
     ないんですよ。この四人はいずれも文章家です。いわば
     〝ペンだこをもった政治家〟」》(佐高信さん)

   『●『自民党の終焉』読了(3/4)
    「日米関係と自民党の二つの政治路線。《一つは保守中道路線と
     云うべきもので、外交政策においては国連中心主義をとりつつ
     米国とも中国、韓国などアジア諸国とも友好関係を維持し、
     国内政策においては国民生活を重視し、…。…石橋湛山、…》」

   『●壊憲…英BBC「安倍首相と稲田防衛相は、
      日本の平和憲法を廃止しようとしているナショナリスト」
    「東京新聞の社説【憲法70年に考える 9条の持つリアリズム】」
    《「戦後、首相にもなったジャーナリストの石橋湛山には、こんな
     予言があります。  ◆軍拡なら国を滅ぼす  <わが国の独立と
     安全を守るために、軍備の拡張という国力を消耗するような考えで
     いったら、国防を全うすることができないばかりでなく、
     国を滅ぼす> これが九条のリアリズムです。「そういう政治家
     には政治を託せない」と湛山は断言します。九条の根本にあるのは
     国際協調主義です。不朽の原理です》

   『●《TPPは社会的共通資本を破壊させる》と唱えた
      宇沢弘文さん…《宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定》
    《これらのエピソードは宇沢が信義と友情にあつい人であることを
     物語るだけではない。数学者育ちの思考力と合わせて、かれには
     いのちを、人間を、人の心をこそ大切にする宗教心がある
     ケインズは、支配者側の心のままだったが、石橋湛山には
     「仏の心」があったと終章に書かれている。この「仏の心」は
     ほかならぬ宇沢のものでもあって、宗教心も宇沢の経済学への
     道を貫くものと思えてならない》

   『●自民党《国賊》(発言)処分問題…数多のアベ様案件や《悪夢》な暴政、
     ズブズブ壺壺ヅボヅボな統一協会との関係と「政」への介入こそ《国賊》
    《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を
     的確に表現し、批判しています。まあ、自民党は、あるいは日本の
     政治は変わらなかったんだなあという落胆でもありますが。しかも、
     湛山は、言論機関と国民の役割にも触れていました》

   『●#自民退場…《これだけの政治思想上の影響力を、没後50年たっても
     残している石橋湛山。そこに学ぶということはいいけれど、ならば、…》
    《戦前はジャーナリストとして日本の植民地政策や日独伊軍事同盟に
     反対し、戦後は衆院議員として米国依存からの脱却を目指し、
     首相にもなった石橋湛山。世界平和に向け、日中米ソ平和同盟構想
     も提唱した。没後50年の今年、超党派の国会議員約40人が
     「石橋湛山研究会」を立ち上げ、その湛山の考えを学び直している。
     なぜ今、湛山なのか。世界の分断が進むこの時代に、湛山を学ぶと、
     何が必要なのかも見えてきそうだ。(大杉はるか)》

 まさか、アベ様広報紙・産経新聞を引用することになるとは! 端々に棘がありますが、3つの記事を引用します。奥原慎平氏によるもの。

=====================================================
https://www.sankei.com/article/20250204-O4ZJEDMCGRDV3CDE55VJKZMKWI/

「総裁候補はバカ派」「安倍政権は罪人」揶揄の佐高信氏が講師 岩屋外相率いる超党派議連
2025/2/4 14:07
奥原慎平

     (昭和31年に首相を務めた石橋湛山の功績を振り返る
      「超党派石橋湛山研究会」が評論家の佐高信氏を
      講師に勉強会を開く)

 岩屋毅外相(自民党)が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」は4日午後、評論家の佐高信氏を講師に招き、「保守本流と護憲」と題して勉強会を開く。佐高氏は憲法9条を擁護する護憲派の論者として活動する一方、「自民党に天罰を、公明党に仏罰を、維新に神罰を」などとX(旧ツイッター)で過激な表現を繰り返すことで知られる。安倍晋三政権批判のトーンも高く、自民の保守系議員からは懸念する声が漏れている。


■首相も入会

 議連は戦前に自由主義の言論界を主導し、終戦後は昭和31年に首相も務めた石橋湛山の歩みを振り返る目的で令和5年6月に設立された。国民民主党の古川元久代表代行、立憲民主党の篠原孝衆院議員らが共同代表を務め、石破茂首相のほか現職閣僚も入会している。

 過去には、政治評論家の寺島実郎氏や元毎日新聞政治部長の倉重篤郎氏らを講師に招いた。

     (評論家の佐高信氏。衆院東京24区で萩生田光一元政調会長
      (自民党)に挑んだ立憲民主党の有田芳生衆院議員の応援に
      駆け付けた=令和6年10月22日午後、東京都八王子市
      (奥原慎平撮影))

 佐高氏は平成29年2月、組織犯罪処罰法改正案に反対する院内集会で「安倍政権こそ反社会的勢力あいつらこそ罪人だ」と罵倒。最近はXで日本維新の会について「裏金統一教会の自民をヤクザとすれば半グレである」と評するなど過激な表現を用いている。


■「死者に鞭打つこと言うまいな」

 昨年9月の自民党総裁選については同8月にXで「護憲派は誰もいない戦死せし父の顔さえ知らぬ子の短き母の青春を問うという歌が理解できないタカ派ならぬバカ派ばかり立っている」などと批判した。

 自民党が少数与党に転落し、党内で挙党態勢が求められている状況を念頭に研究会に名を連ねる自民の閣僚経験者は「いろいろな人を呼ぶのは良いことだが、安倍さんの悪口ばかり言っていた人を呼ぶのはさすがにいかがなものか」と漏らす。

 先の衆院選で落選した自民の保守系の前議員は「党内の保守系の感情を逆なでする。あり得ない。いったい誰が出席するのか」と述べ、「まさか佐高氏も亡くなった安倍氏に対して鞭打つようなことは言わないだろうな」と危惧した。(奥原慎平)
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https://www.sankei.com/article/20250204-UDJXJR2BNRLDNAATYHYSMFDSAY/

「自民やくざなら維新は半グレ」安倍批判の佐高信氏、首相や岩屋外相メンバーの湛山議連で
2025/2/4 18:19

     (講演する評論家の佐高信氏=4日午後4時50分、
      東京都千代田区永田町)

 自民党の岩屋毅外相が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」が4日、国会内で勉強会を開き、評論家の佐高信氏が「保守本流と護憲」と題して基調講演を行った。議連には石破茂首相や閣僚らも名を連ねるが、佐高氏は憲法改正に反対し、安倍晋三政権を激しく批判したことで知られる。自民の保守系議員からは人選を疑問視する声が上がっている。

 佐高氏は講演で「世襲、裏金、統一教会(世界平和統一家庭連合)から最も遠かったのが石橋湛山という政治家だ」と述べた。「自民は護憲という選択肢を奪った」と批判したほか、安倍政権が日本維新の会と蜜月を築いたことに言及し、「自民をやくざとすれば維新は『半グレ』だ」との持論も展開した。

 研究会は、湛山の歩みを振り返る目的で立憲民主党が設立した議連を令和5年6月に発展的に解消して発足した。首相は就任前から参加し、国民民主党の古川元久代表代行ら野党幹部もメンバーだ。首相は演説などで頻繁に湛山に言及しており、通常国会を乗り切るため、野党との結節点として利用するのではとの見方も与党内で浮上していた。

 ただ、佐高氏は平成30年の新潟県知事選で野党系候補の応援の際に「安倍のばかなばか騒ぎを打ち破るためにも絶対に勝たせないといけない自民に天罰を、公明党に仏罰を」などと訴えた経緯がある。このため、講師として招いたことに、自民内からは「信じられない」(中堅)と批判的な声が出ている。
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https://www.sankei.com/article/20250206-SU7K7F3XSNBHFGI4QZ67GKJXKA/

超党派議連で与野党批判の佐高信氏 質疑でベテラン議員「護憲という言葉に違和感」苦言も
2025/2/6 15:12
奥原慎平

     (超党派石橋湛山研究会で講師を務める評論家の
      佐高信氏=4日午後、国会内)

 自民党の岩屋毅外相が共同代表を務める議員連盟「超党派石橋湛山研究会」が4日に評論家の佐高信氏を講師に招いた勉強会。1時間半弱、佐高氏は自民党については「S・U・T」(世襲、裏金、統一教会=世界平和統一家庭連合)と頭文字をあてた〝造語〟を披露しながら、各党批判を展開していく。安倍晋三政権批判を巡り表現の過激さが指摘される佐高氏も、亡くなった安倍氏について直接言及する場面は目立たなかった。


■石破首相は「評価高い」

 「自民党の政治家に毛嫌いされている。対談を申し込んでも大抵断られる」

 佐高氏は冒頭、自身についてこう述べた。一方、石破茂首相とは昨年3月号のある雑誌で対談が実現したといい、「断らなかった珍しい人だ。私の中で評価が高い」と持ち上げてみせた。

 湛山は戦前の自由主義の言論界を主導し、植民地放棄を軸とする小日本主義」を説き、戦後は昭和31年に首相となった。

     (評論家の佐高信氏=令和6年10月22日午後、
      東京都八王子市(奥原慎平撮影))

 佐高氏は、湛山について「(先の大戦で)軍隊で植民地化したことを『間違い』とはっきり言っている湛山を研究するなら防衛費増強に反対しないといけない防衛費増額に簡単に賛成するのは湛山の精神に反している」と出席議員に促した。

 首相に対しても「アジアで連帯して米国に対抗するなら分かるが、石破さんは曖昧で整理し切れていない。私がもう少し教育しなければ…冗談だ」と述べた。


■「国民民主は認めない」

 佐高氏は自民より日本維新の会を快く思っていないようで、維新批判は先鋭化する。

 「自民党がおかしくなったのは維新と近づいたからだ。自民はやくざだが仁義はある。維新は半グレで(仁義は)ない。半グレ化したところに現在の自民党のおかしさがある」

 こうした独自の論には会場から笑い声も漏れた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)に対しても、「玉木氏は完全に改憲国民民主は野党と認めない」と述べた上で、不穏当な表現も重ねていく。出席した国民民主の古川元久代表代行も苦笑いを浮かべた。


■質疑、なかなか挙手なく

 佐高氏は憲法9条擁護の論者で知られ、改憲を党是とする自民党の改憲姿勢についても苦言を呈す。

 佐高氏は「国民の状況は半分くらいまだ護憲がいる」と指摘し、「自民党の中に護憲がいなくなった。先の総裁選も9人が立候補し、全員改憲だ自民党は世論からずれている改憲派は異論を封じる」と冗舌に語っていく。

 一方、質疑応答の場面になると出席議員からなかなか手が挙がらない。

     (自民党の渡海紀三朗前政調会長=令和6年3月15日
      (春名中撮影))

 司会者が佐高氏に質問を重ねた後、手を挙げたのはベテラン格の自民党の渡海紀三朗前政調会長だった。

 渡海氏は「勢いに押されて誰も何も言わない」と講師の立場を立てつつ、「『護憲』という言葉には正直違和感がある。憲法は尊重して当然だ。憲法尊重はいい。ただ、何が何でも変えないんだ、これはちょっと考え直した方がいいのではないか」と指摘した。


■「本質突く話聞けた」

 佐高氏も「『護憲』(の言葉)は確かに誤解を招く」と認めつつ、「『改憲』を私は壊す(意味での)『壊憲』といっている。(自民は)憲法そのものをひっくり返すような改憲になっている。だから『護憲』と、こちらは構える」と述べ、「道しるべとして憲法を考えて、貴重な財産を捨てることはない改める前にちゃんと使ってほしい」と訴えた。

 最後に議連幹事長を務める自民の古川禎久元法相は佐高氏に対して「本質をズバリ突くお話を伺い、勉強になった。自民党の一人として耳の痛い思い」と述べ、「この超党派は新しい日本の政治モデルを作るときに大きな役割を担う。エールとしてお言葉をいただきたい」と佐高氏にコメントを求めていた。

 この時間帯、岩屋氏や議連メンバーの首相らは衆院予算委員会に出席しており、佐高氏によれば勉強会の自民党出席議員は少なかったという。(奥原慎平)
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●選挙ウォッチャー ちだいさん【許すまじ…党首・立花孝志は犬笛イジメとスラップ訴訟で批判封じ】…あの「どうかしている人」もスラップがお好きらしい

2025年02月13日 00時00分54秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(2025年02月09日[日])
あの「どうかしている人」もスラップ (SLAPPSLAPP) がお好きらしい。

   『●宮古島《市が原告市民から名誉毀損を受けたとして提訴》
     ・撤回…既にSLAPP訴訟による委縮効果は十分に発揮?
    《議案は、言論を封じ込めることを目的にしたスラップ訴訟
     であるとの指摘が上がったほか、市民の批判が市の名誉毀損に
     あたるとする根拠自体があいまいで批判が強かった。撤回は当然だ》
    「アサヒコムの記事【フリー記者への提訴は違法 N国・立川市議に
     賠償命令】…《判決は、久保田氏の提訴について、「N国党首の
     立花孝志参議院議員がスラップ訴訟だと説明する動画を公開している」
     と認定。記事は名誉毀損には当たらず、「提訴は裁判制度の趣旨に
     照らして著しく相当性を欠く」として、ちだい氏が精神的な苦痛を
     受けたと結論づけた。ちだい氏は会見で、「同じような訴訟が広がると、
     批判ができなくなる民主主義にとって致命的だ」と話した》」

   『●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議
     が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損

 ちだいさんは、《敵視した相手を死に追い込むほどの悪質な嫌がらせや名誉毀損を繰り返す反社会的カルト集団…これは新しい社会問題だ。放置し続ければ、犠牲が増える。それを止めるには、たとえ一人でも戦うしかなかった》と。
 選挙ウォッチャー ちだいさんによる、日刊ゲンダイのシーリーズ記事【立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか 選挙ウォッチャー ちだい/許すまじ…党首・立花孝志は犬笛イジメとスラップ訴訟で批判封じ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367318)によると、《政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)は、敵視した相手を死に追い込むほどの悪質な嫌がらせや名誉毀損を繰り返す反社会的カルト集団だ。テレビや新聞、週刊誌が少しでも自分たちを批判しようものなら、取材した記者の氏名や電話番号をネット上にさらす。すると、イタズラ電話殺到の被害に遭う。ある女性記者はメールアドレスを公開され、大量のアダルト広告が届くようになった。党首・立花孝志がネット上に個人情報をさらす。それを見た支持者らが手足となって動く構図だ。批判封じは、ネット上の犬笛吹きにとどまらない。立花は立場が悪くなると、すぐさま裁判を仕掛ける。いわゆるスラップ訴訟だ。これが地味に効いている》。

   『●あぁ、お維・大阪「ト」知事三代はスラップがお好きだねぇ…《吉村
     知事が弁護士として武富士の犯罪行為を隠蔽…スラップ訴訟を担当…》
   『●リテラ【れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」
     の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発】
   『●《報道機関を威嚇することで》統一協会《批判の言論封じを目的とした、
        典型的なスラップ訴訟》…「反スラップ訴訟法」の重要性、再び

 お維・大阪「ト」知事三代もスラップがお好きでしたね。水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性はますます増している。
 《批判を萎縮させる効果を狙ったスラップ口封じ訴訟》《批判封じを目的に威嚇目的で提訴》《言論封殺的な提訴》…訴える方は、別に裁判に勝つ必要なんてないと思っている。訴えられた方を無闇に疲弊させ、萎えさせればいい。それが目的。烏賀陽弘道さんのオリコン裁判で〝学んだ〟、〝思い知らされた〟。子どもまでを国が訴えた高江で、思い知らされた。《内藤光博教授(憲法学)…「本当の目的は言論活動を萎縮させるいわばどう喝。さらに、潜在的な発言もためらわせる訴訟の勝敗にこだわっていない点も悪質だ」》。

   『●『「朝日」ともあろうものが。』読了 (1/2)
   『●『「朝日」ともあろうものが。』読了 (2/2)
   『●SLAPPと祝島
   『●SLAPPと原発、沖縄
    《[CML 019566] 甘利明の名誉棄損訴訟にSLAPP批判
     甘利明・自民党衆議院議員がテレビ東京を提訴した名誉棄損訴訟が
     恫喝訴訟SLAPPであると批判されている。甘利氏は安倍政権の
     経済産業大臣であった。テレビ東京『週刊ニュース新書』は2011年
     6月18日に甘利氏へのインタビューを放送した。
       インタビューで取材陣は福島原発事故を自公政権の安全対策の
     不備に起因するのではないかと追及した。甘利氏は「津波は想定外」と
     責任回避するが、取材陣は日本共産党の吉井英勝・衆議院議員の
     「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の
     安全を守ることに関する質問主意書」を提示した。そこでは津波被害など
     による電源喪失に起因する原発事故の危険が指摘されている。
       福島原発事故が想定外でないことを示す事実
であるが、この趣意書を
     突き付けた直後にインタビューは中断された。インタビュー中断の事実は
     番組で報道された。この番組放送に対して甘利氏は名誉毀損として
     1000万円もの損害賠償を求めてテレビ東京を提訴した》
    《国が、国策に反対する住民を訴えるという前代未聞の裁判
     反対意見を封じ込めることを目的に権力のある側が個人を訴えることを
     アメリカではSLAPP裁判とよび、多くの州で禁じている。しかし日本に
     その概念はなく、被告にされた高江の住民らは3年半に及ぶ裁判の間、
     資金も時間も奪われ身体的・精神的な苦痛を強いられた。沖縄の
     住民運動が最後の抵抗手段にしてきた「座りこみ」。それを
     「通行妨害に矮小化して住民を裁判にかける手法が成立するなら、
     国に都合が悪い沖縄の声はますます封殺されてしまう》

   『●原発スラップを許すな!
   『●原発SLAPP(スラップ)=
     原発恫喝訴訟による原発批判への委縮効果を狙って
   『●子供にもSLAPPする国: 三上智恵監督・
     映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』
   『●宮古島《市が原告市民から名誉毀損を受けたとして提訴》
     ・撤回…既にSLAPP訴訟による委縮効果は十分に発揮?
   『●《記者…個人に140万円の損害賠償》SLAPP訴訟…
      川崎市議選元候補者が《「差別する自由」を求めている》?
   『●無関係を装いつつテレビに出まくる「れいわ新選組にビビるゆ党」お維
      のオーナー・弁護士センセが、あぁ情けなやぁ~スラップ訴訟とはねぇ
   『●あぁ、お維・大阪「ト」知事三代はスラップがお好きだねぇ…《吉村
     知事が弁護士として武富士の犯罪行為を隠蔽…スラップ訴訟を担当…》
   『●リテラ【れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」
     の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発】

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367318

立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
許すまじ…党首・立花孝志は犬笛イジメとスラップ訴訟で批判封じ
公開日:2025/02/06 06:00 更新日:2025/02/06 06:00

     (気に食わない取材にはオラオラ(提供写真))

 政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)は、敵視した相手を死に追い込むほどの悪質な嫌がらせや名誉毀損を繰り返す反社会的カルト集団だ。

 テレビや新聞、週刊誌が少しでも自分たちを批判しようものなら、取材した記者の氏名や電話番号をネット上にさらす。すると、イタズラ電話殺到の被害に遭う。ある女性記者はメールアドレスを公開され、大量のアダルト広告が届くようになった。党首・立花孝志がネット上に個人情報をさらす。それを見た支持者らが手足となって動く構図だ

 批判封じは、ネット上の犬笛吹きにとどまらない。

 立花は立場が悪くなると、すぐさま裁判を仕掛ける。いわゆるスラップ訴訟だ。これが地味に効いている。

 例えば、ネットメディアはページビュー数で広告収入を得ているが、立花関連の記事で10万円を稼いでも、訴訟対応の弁護士費用で80万円を要すれば大赤字だ。自民党の裏金事件のようなスキャンダルであれば赤字覚悟で報じる社会的意義はあるだろう。しかし、参院の小会派の記事で赤字をぶっこく意味を見いだすのは難しい。要するに記者の安全や経済合理性を勘案すると、N国党にインセンティブは働かず、裁判やトラブル対応に割かれるリソースが惜しいという結論に達するというわけだ

 しかし、捜査当局もメディアも野放しにした末が眼前の死の連鎖であり、社会の混乱である

 なぜ筆者は人を死に至らしめるほど恐怖させる反社会的カルト集団と対峙し、ここまで戦ってきたのか。

 立花が筆者をターゲットに定め、支持者らと攻撃を始めた理由が単なるイジメでしかなかったからだ。

 立花や支持者らは精神攻撃をユーチューブのコンテンツとしてエンタメ化し、快楽的に消費している。その結果、何が起きても自分たちに責任はなく、死んだ人間が悪いとまで言い切る

 これは新しい社会問題だ。放置し続ければ、犠牲が増える。それを止めるには、たとえ一人でも戦うしかなかった。 (敬称略=つづく)


▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴
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●放置された誹謗中傷・デマ…兵庫《県議会百条委員会の委員を務めた前県議が死亡…前県議は生前ネット上で誹謗中傷され、死後も続く》著しい名誉棄損

2025年02月09日 00時00分29秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


// (20250205[])
異常な人非人による《誹謗中傷…死後も続く》。そして、百条委委員の丸尾牧さんらへの誹謗中傷・デマが今も続いているようだ。兵庫県は一体どうなっているのか…。

   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
    「一方で、百条委メンバー竹内英明県議が議員辞職》って、
     どういうこと? 家族も含めて脅迫し、議員辞職に追い込む
     ニッポンは民主主義国家なの?」
    (日刊ゲンダイ)【別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に
     「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も
     行き来、クレーム電話ひっきりなし】《県議会の調査特別委員会
     (百条委)は18日、証人尋問を25日に開き、斎藤氏に3回目
     となる出頭を求めることを決めたのだが、この日、報道陣を
     驚かせたのは百条委メンバーの一人、竹内英明県議(50)が
     議員辞職願を提出し、許可されたと発表したことだ

   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
    「お維案件である「優勝パレード」問題。《■疑惑の核心がここに
     ある》(現代ビジネス)、《前兵庫県議だった竹内英明氏…生前、
     「現代ビジネス」の取材に応じていた。《信用金庫への県補助金を
     増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った
     告発文書には、そう具体的な内容が書かれている》。
     《■竹内氏は「闇が詰まっている」と》」

   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…


 『西谷文和 路上のラジオ』を再度引用:


西谷文和 路上のラジオ/Vol.211 丸尾牧さん「暴言、脅迫、名誉毀損にウソとカネ。斎藤再選は無効だ」】
 (https://www.radiostreet.net/radio/2081/

 第1次斎藤県政において、県庁内外で如何に酷いことが起きていたか、そして、選挙。デマやフェイクで選挙が盗まれお維案件な兵庫県知事やN党の「どうかしている人」らウソ吐きやデマゴーグに騙され。《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙にはなってない」…畠山理仁氏》。(西谷文和さん)《選挙活動とはおよそ程遠い暴力行為》《公正な選挙は、このようにして反社会的に奪われていった》《異常な選挙》。

 そして、さらなる悲劇…《前県議が死亡》。
 N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が誘発した悲劇。《兵庫県民は、本心からこの人物を支持しているのか聞いてみたくなる》(HUNTER)。もう怒りしかない…。死者の名誉棄損という犯罪まで行い、そのご家族を著しく傷つける…。人非人の行いヒトデナシの所業それを賞賛する支持者・支援者ら。兵庫県知事選挙の際も、自死された県職員に対して同様の所業だった。県職員のご家族のことを思うと居た堪れない。

 《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない事態と言えそうだ》(HUNTER)…その捜査機関も動きがあまりに鈍い…もう何日経過したか!
 東京新聞の【<社説>前兵庫県議の死 中傷の責任を追及せよ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/382676?rct=editorial)によると、《斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを調べる県議会百条委員会の委員を務めた前県議が死亡した。自殺とみられる。前県議は生前ネット上で誹謗(ひぼう)中傷され、死後も続く。言論の自由を守るためにも中傷を放置すべきではない》。

   『●【コロナ拡大の大阪でさらなる危機 IR誘致が泥沼化し、血税投入へ
     「竹中平蔵氏との関係」危惧も】(AERA)…お維に蝟集するスッゲェ人々
   『●《推定ウン千万〜1億円弱も払って出した》「ト」な広告
           …出稿側も「ト」なら、掲載側も「報道」の放棄
   『●「規制改革のプロセスに一点の曇りもない…
     加計ありきなどという指摘は全くの虚構」…国家戦略特区WG原英史氏
    《また、政策工房の代表取締役会長は高橋洋一氏で、その高橋氏は
     特区ビジネスコンサルティングの顧問を務めていた。その高橋氏は
     財務省キャリアOBで、キャリア時代、規制改革を進めた
     小泉・安倍内閣で「改革の指令塔」として活躍。特に小泉内閣では
     当時、経済財政政策担当大臣・竹中平蔵の補佐官を務めた

   『●山岡俊介さんが国際医療福祉大学・高木邦格氏に提訴された
     民事訴訟の判決…谷口安史裁判長、そりゃぁ、ないでしょ!?
    「国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史座長代理…ウィキペディア
     …によると、《原 英史(はら えいじ、1966年)は日本の文筆家で、
     政策コンサルタント、元通産省・経産省職員。…株式会社政策工房を
     設立(会長:高橋洋一、社長:原英史、主任研究員:黒澤善行)。
     政策コンサルティング業を営む。…2013年、産業競争力会議民間議員
     竹中平蔵のサポート役を務めた》」

   『●ジャパンライフ元会長が詐欺容疑で逮捕…一体何年放置? そして、
      大惨事アベ様政権は「桜を見る会」の中止を表明して疑惑・腐臭に蓋
   『●《メディアコントロール》は続いている…《だからといって、政治》と
      統一協会の《関係について徹底追及がおこなわれているわけではない》
    《生出演した有田芳生氏が国会議員会館における統一教会の活発な
     ロビー活動の実態について触れると、安倍・維新応援団の野村修也
     弁護士が「(問題は)この団体が存在として望ましい団体なのか
     どうかの一点だけで、(政治家に)やっている活動自体はそれほど、
     普通の団体がやっていることと違わない」と語気を強めて主張。
     その主張がまかり通るなら暴力団などの反社会的団体がロビー活動を
     しても問題ないことになるが、挙げ句、野村弁護士はつづけて
     こんなことを言い出した。
      「日弁連だってロビー運動やってますからね。だから当然の
       ごとく議員会館に入って、みんな主義主張を述べていて、
       それを悪い行為だって言っている人は誰もいない」
     まさか、日弁連と、霊感商法や違法勧誘などで被害を生み出し
     「反社会的」と指摘されてきた統一教会を同列に並べてまで、
     政治家との関係を擁護するとは……。開いた口が塞がらない
     とはこのことだろう》

 少なからず問題の根源の部分にあるのはお維だ。そのガバガバガバガバカバカバガバガバガバな《党運営》のお維が設置する「ガバガバカバカバな委員会」のなんという酷いメンツ。一体お維の「バカナンス」の一体何を諮問しようというのか?
 アサヒコムの記事【維新、党ガバナンス委に竹中平蔵氏ら起用 党運営のあり方など諮問へ】(https://www.asahi.com/articles/AST234FHQT23OXIE039M.html)によると、《日本維新の会は3日、党内に設置予定の「ガバナンス委員会」のメンバーに竹中平蔵・慶応義塾大名誉教授、野村修也・中央大法科大学院教授、原英史・株式会社政策工房代表取締役社長の3氏を起用すると発表した。ガバナンス委は、吉村洋文代表が新たに党内に設けた諮問機関で、あるべき政党の姿や党運営のあり方などについて外部の識者から意見を求めることが目的。他にも複数の識者に就任を打診しており、メンバーが固まり次第、正式に立ち上げるという。今後、政策決定のプロセス▽候補者選定のあり方▽国会議員や地方議員らの役割分担▽党代表の選出方法や権限▽不祥事への対応や防止策▽税金が原資となる資金の扱い――といった議題について協議してもらうことを検討しているという》。

   『●#パワハラ体質 #恫喝体質 #デマ体質 なお維に何故に投票、何故に
     支持できるのか…?  大阪から遠く離れた我が街にもお維が浸食…
   『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
     《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》
   『●斎藤元彦兵庫県知事、新たなお維案件…ホイッスル・ブロワー《組織の
       不正をただす告発者が、守られる環境》が全く実現されていない悲劇
   『●《情報提供がもっぱら公益的な目的であり、なおかつ重大な違法行為を摘発
      する目的である場合に限り、公務員は公務員法の守秘義務が免除され…》
   『●お維案件…斎藤元彦兵庫県知事《被害者ヅラまで…疑惑を隠すために元局長を
      処分するという公益通報者保護法違反をはじめ、斎藤知事の責任の重さ…》
   『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫
     への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》
   『●《10月の衆院選の投票率は53.85%と全体でも5割台、18、19歳の投票率
      (小選挙区)に至っては速報値で43.06%とさらに低い》(鈴木穣さん)
   『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
      パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…
   『●(リテラ)《斎藤知事は2022年11月7日に開催された政府主催の全国知事会
       を欠席…。ちなみに…斎藤知事は「西播磨地域づくり懇話会」に出席》
    《ところが、斎藤知事が選挙に勝ったとたん、テレビのコメンテーター
     連中がネット人気に引きずられるように、斎藤擁護を展開している。
     たとえば、弁護士の野村修也氏は「テレビが斎藤知事を追い込んだ」
     などとマスコミ批判をおこなう一方、斎藤知事の逆転勝利について
     「国民のネットリテラシーが高まってきた」などとのたまった》

   『●なぜ、今、削除する必要があるの? 斎藤元彦知事「法に抵触することは
     していない」と仰ってる訳で、「誇れ」ばいいのにね、よほど疚しいのかね?
   『●デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の
    「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙されるな!》(デモクラシータイムス)
   『●《兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙には
     なってない」…畠山理仁氏》《馬鹿にするのではなく…まずは考えた方がいい》
   『●《盗まれ》た選挙を取り戻せるかの岐路…村上総務相《SNSでの虚偽情報の
      投稿や他候補の当選を目的とした選挙運動が公職選挙法違反になり得る》
   『●神戸地検と兵庫県警、「斎藤劇場」の幕引きは許されない…二人の兵庫県職員
      を死に追い込んだ問題、《斎藤元彦知事の買収、折田楓社長の被買収》事件
   『●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、
     N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか…
   『●畠山理仁さん《そうした人たちが悪意ある不確かな情報の波にのみ込まれない
     ためにも、既存メディアは選挙期間中も確かな情報発信を続ける必要がある》
   『●N党の「どうかしている人」に扇動された人々によるデマ・《誹謗中傷に
     悩んでいた》県議を守ろうともしなかったお維系兵庫県知事の無責任が…
   『●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを
     募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》
   『●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態
      は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も…

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/382676?rct=editorial

<社説>前兵庫県議の死 中傷の責任を追及せよ
2025年1月30日 07時58分

 斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを調べる県議会百条委員会の委員を務めた前県議が死亡した。自殺とみられる。前県議は生前ネット上で誹謗(ひぼう)中傷され、死後も続く。言論の自由を守るためにも中傷を放置すべきではない

 県議会は昨年6月、百条委員会を設置し、9月には知事不信任決議を全会一致で可決、斎藤氏は失職したが、11月の知事選で再選された。前県議は知事選投開票日の翌日、議員辞職していた。

 知事選には、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が立候補し、斎藤氏を応援。前県議ら百条委の委員に関する情報をネット上で発信し、前県議の自宅に行くとも予告した。

 これに呼応してネット上には前県議に対する誹謗中傷に加えて自宅住所まで書き込まれたいたずら電話もあり、前県議は「家族を守るため」に辞職したという。

 立花氏は前県議の死亡直後、前県議が兵庫県警から任意の取り調べを受け、逮捕される予定だったとする動画を投稿。元政治家や一部のインフルエンサーも、この主張を「真実」として拡散したが、兵庫県警は本部長自らが「全くの事実無根」と異例の否定。立花氏は動画を削除し、謝罪した。

 しかし、謝罪しても前県議が生き返るわけではない名誉毀損(きそん)罪は死者であっても、遺族が告訴すれば問うことができる

 百条委委員長の別の県議は虚偽投稿による名誉毀損の疑いで立花氏を告訴している。「心の殺人」ともされる中傷投稿の責任は徹底的に追及されるべきだ

 虚偽情報に基づく圧力疑惑解明を妨げたり、県政をゆがめる事態も絶対に避けねばならない。

 斎藤氏のパワハラ疑惑などに絡む死者は3人となった異常というほかない。斎藤氏には中傷発信をやめるよう積極的に訴える責任があるのではないか。

 人権や個人情報を侵害するネット投稿を迅速に削除するための情報流通プラットフォーム対処法が今春にも施行されるが、広告収入を得るための組織的な虚偽投稿は増える一方で、法規制が効果を上げるかどうかは楽観できない。

 人を傷つける言論の自由など存在しない。自由をはき違え、誹謗中傷が放置されれば、公権力による言論規制すら招きかねない。ネットユーザーはその危うさに気付かねばならない。
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