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●湯川裕司さん《「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」》と訴え…産業別労働組合潰し・関西生コン事件

2025年07月31日 00時00分58秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250705[])
(東京新聞)《組合そのものを標的にする捜査姿勢》…「関西生コン事件」、産業別労働組合を潰したいがための、人質司法がまかり通っている、完全なるでっち上げ事件湯川裕司さん曰く、犯罪を立証することが目的ではなく、産業別労働組合を潰すことが目的のでっち上げ事件
 (デモクラシータイムス)《今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません》。

 太田理英子西田直晃両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527)によると、《2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らにどんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子西田直晃)》。

 一方、生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、その「」の深さももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

   『●関西生コン事件…産業別労働組合を潰したいがための、デタラメな人質司法が
     まかり通ったでっち上げ事件…《憲法上の労働基本権を行使しただけ》なのに…

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527

こちら特報部
「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり
2025年7月2日 06時00分

 2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らにどんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子西田直晃


◆取り調べ映像に残っていたもの

 東京地裁の103号法廷。前方の大型スクリーンに、2018年、大津地検で2人の組合員にそれぞれ行われた取り調べの映像の一部が再生された。

     (組合員への取り調べ映像を文字起こしした書面。
      男性検事が「よし連帯削れるわということで捜査始まった」
      と発言している)

 「連帯のあなたもね、逮捕されてるけど、それに終わるはずもないし、これからどんどん削っていきますけどね」。黙秘を続ける男性組合員に、男性副検事(当時)はこう言い放った。関生支部を指すとされる「連帯」という言葉を使い、その後の大量の組合員逮捕を予見するような自信満々の発言が、その後も続いた。「連帯処罰してくださいねって声があっちこっちから出てきているよし連帯削れるわということで捜査始まったわけでしょう」

 別の日には、同じく黙秘を貫く山本智(さとる)さん(57)に、女性検事が関生支部からの脱退を促すような発言を執拗(しつよう)に繰り返した

     (取り調べ映像を文字起こしした書面。黙秘を続ける
      組合員に対し、女性検事が組合員を続ける意思を
      繰り返し尋ねている)

 

女性検事 捕まったけれども、連帯の労組員っていうのは、
     今後続けていこうという気持ちは変わんないですか

山本さん 黙秘しま

女性検事 今後も同じ活動を続けていたらこういうふうになる
     可能性ってあるじゃないですか。それを踏まえても、
     続けていく意味はあるって考えてるんですかね

山本さん 黙秘します

 暴力団組織を例に挙げながら、「誰かが怖くてとかそういうのは、あんのかな」と、黙秘の理由を探る場面もあった。


◆刑事訴訟では無罪判決が確定している

 計10分超の映像が流れたのは、関生支部や湯川裕司執行委員長(52)ら組合員が起こした国家賠償請求訴訟の口頭弁論。証拠として提出された取り調べの映像が再生された。

 湯川さんは、組合員が在籍していた会社の解散に際し、事業者側に解決金を求めたストライキ行為などで恐喝や強要未遂容疑で滋賀県警などに逮捕された。多くのケースで直接の実行行為に加わっていないのに「主導的立場」として計8件で起訴され、勾留期間は644日間に上った。今年2月に京都地裁で4件について無罪判決を受けたが、検察側が控訴。別の原告の西山直洋さん(57)もビラ配布への参加で逮捕、恐喝未遂罪で起訴されたが、無罪判決が確定した。


◆「削る」は「弱体化を図る」趣旨でないと検事は弁明した

 湯川さんらは、一連の捜査が憲法や労働組合法が保障する団結権を侵害し、恣意(しい)的に拘禁されたとして、2020年に国と滋賀県、和歌山県、京都府に損害賠償を求めて提訴。最終弁論で、湯川さんは捜査の不当性を「最大の理由は警察と検察による産業別労働組合の活動への無知、無理解だ」と強調。「でたらめな労働組合弾圧が許されてはいけない」と訴えた。

 これまでの口頭弁論では、取り調べを担当した検事らの証人尋問も実施。検事らは、「削る」との発言には「許されない犯罪行為を削るという意味だった」、脱退勧奨のような発言は「事案の真相解明のため必要だった。関生支部の弱体化を図る目的ではない」とそれぞれ弁明した。被告側は一連の捜査や勾留について「違法性はない」と主張し、結審。判決は10月31日に言い渡される。


◆とにかく「組合をやめる方向性に話を持っていく」

     (判決への期待を語る原告の湯川裕司さん(前列左から2人目)ら
      =東京・霞が関の司法記者クラブで(太田理英子撮影))

 「仲間を裏切る行為は絶対したくなかった」。閉廷後の記者会見で、取り調べを受けた山本さんが黙秘し続けた際の心境を語った。法廷で当時の映像を見て、改めて憤りを感じたという。「犯罪行為のことはほとんど聞かず、ずっと組合をやめる方向性に話をもっていく。それが本当にしんどかった」

 湯川さんはこれまでの組合活動や訴訟を振り返り、「労働組合法、労働三権に基づいて活動し、このような冤罪(えんざい)事件がつくられたことに対し、激しく怒りを感じている」と語気を強めた。判決に望むのは、自分たちが被った損害の認定だけではない。「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」と訴えた。


◆「これだけひどい捜査がなぜ行われたか、突っ込んだ判決を」

 原告側代理人の海渡雄一弁護士は、湯川さんらを無罪とした京都地裁判決が、捜査機関が問題視した組合活動の正当性を認め、「犯罪の証明がないとまで認定したことを重視する。また弁護団は当初から、人質司法の問題についても指摘してきた。「日本の歴史上、まれにみる………………。
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●関西生コン事件…産業別労働組合を潰したいがための、デタラメな人質司法がまかり通ったでっち上げ事件…《憲法上の労働基本権を行使しただけ》なのに…

2025年05月13日 00時00分48秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


/ (2025年04月23日[水])
関西生コン事件」、産業別労働組合を潰したいがための、人質司法がまかり通っている、完全なるでっち上げ事件湯川裕司さん曰く、犯罪を立証することが目的ではなく、産業別労働組合を潰すことが目的のでっち上げ事件。
 【西谷文和 路上のラジオ/Vol.230 <特集1>西谷文和による世界の紛争地からのレポート <特集2>「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」】(https://www.radiostreet.net/radio/2228/)によると、《ゲスト:…湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合 関西地区生コン支部委員長)》《広域協同組合への恐喝罪などに問われ、この2月に正当なストライキ通告だったとして京都地裁で無罪判決を勝ち取った「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」委員長の湯川裕司さんです》。

 「関西生コン事件」については、Tansaも詳しく報じている。そして、ブログ主が初めて知る切っ掛けとなったのはデモクラシータイムス竹信三恵子さんの番組だった。以下はその最新の番組。番組の最後の提言、湯川裕司さん「産業別労働組合が労働者の生活を変える」(正規労働者だけでなく、どのような立場の労働者も産業別労働組合に入れる)。
 デモクラシータイムスの番組【真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411】(https://www.youtube.com/watch?v=NeltbyuXiPk)によると、《ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します》。


【西谷文和 路上のラジオ/Vol.230 <特集1>西谷文和による世界の紛争地からのレポート <特集2>「ストしただけで逮捕!無罪判決は当然」】
 (https://www.radiostreet.net/radio/2228/
《ゲスト:前半:西谷文和・ひとり語り 後半:湯川裕司さん(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部委員長)》《そして後半は、第204回でクローズアップした大阪の生コン業界で起こっている由々しき問題について、その後をレポートします。ゲストは、広域協同組合への恐喝罪などに問われ、この2月に正当なストライキ通告だったとして京都地裁で無罪判決を勝ち取った「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」委員長の湯川裕司さんです。企業を横断する形の産業別労組は使用者にとっては目の上の大きなたんこぶなのでしょう。その活動を封じるためか湯川さんは実に8回逮捕され、これまでに合計644日間も留置所や拘置所に入れられて来ました憲法で認められている団体交渉のはずが、過激な反社会的行為などとして湯川さんらの活動を弾圧してきた権力とは一体何なのか? これら冤罪にまつわる小さなピースをつなぎ合わせていくと、一地方の中小企業の問題に留まらない恐ろしい事実に突き当たります》


【真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411】
 (https://www.youtube.com/watch?v=NeltbyuXiPk
《デモクラシータイムス》
《ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。
 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。
 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
https://tansajp.org/investigativejournal_category/union/

出演:
 湯川裕司(関西地区生コン支部委員長)
 中井雅人(弁護士)
司会:
 竹信三恵子
2025年4月11日 収録》


 「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、その「」の深さももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

 そして、最後に、コミや「立憲」の看板を下ろした民主党を〝操り〟、いまや、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党にまでにじり寄るアノ連合。《大企業を軸にここ数年はベースアップが続いているだけに労働貴族たち》…労働者のために職場環境をより良いものにする気など無いでしょ? 大企業の正規労働者のみにしか関心なし。連合共々、《既に上級国民化している連合傘下の組合》など要らない。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/芳野会長と石破首相が並ぶ連合メーデー…今年こそ「働けるだけ喰わせろ」】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202504290000019.html)によると、《★1946年、大戦の翌年の第17回メーデーは「働けるだけ喰わせろ」をテーマに全国で100万人、東京で50万人の参加があったというが…。…国民から見れば今年こそコメ不足、コメ高騰で「働けるだけ喰わせろ」がテーマのメーデーなはずだが、連合加盟の大企業を軸にここ数年はベースアップが続いているだけに労働貴族たちには余裕がある。既に上級国民化している連合傘下の組合幹部たちには関係ないか。》

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[再・復刻] ●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について考えるシンポジウム》…袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」》

2025年04月26日 00時00分05秒 | Weblog

 (2025年05月11日[日])
ブログ主記:
 再度、2025/04/26に、「穴」が開いた状態になっていた。腹立たしいので、再度、「穴」を埋めておく。どうせ、11月にはすべて消え行くし。

 《アフィリエイト、商用利用、公序良俗等の規約違反により、又は、法令上規定された手続により現在、1件の記事を公開停止させていただいております》…とのことだ。《【理由1】差別表現などの不適切な表現》…だそうだ。
 前回と全く同じ。意味が分からない。

   『●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について考えるシンポジウム》
       …袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」》

 東京新聞の記事【袴田さん姉、人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/389571?rct=national)を引用したもの。《罪を認めなければ身体拘束が長引く人質司法」について考えるシンポジウムが4日、東京・永田町の国会内で開かれた。静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(92)が登壇し「巌を痛めつけたり、ひどい目に遭わせたりして虚偽の内容を白状させたと捜査機関の対応を批判した》。

 《「人質司法」の闇》、冤罪の温床…に関するブログ。一体どこに、《差別表現などの不適切な表現》があるか、理解できない。―――― 一応、石川一雄さんの死去に関する記事中の一部を伏字「■■■■に基づく冤罪事件」」「〇〇〇〇〇出身」「▲▲▲▲運動の象徴」とした。なぜ《差別表現などの不適切な表現》となるのか、是非、説明してほしいもの。

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[※ 「裁かれるべきは警察、検察、裁判所 袴田事件」(週刊金曜日 1490号、2024年09月27日) ↑]


(2025年05月02日[金])
ブログ主記:
 2025/04/26に、「穴」が開いた状態になっていた。75件のリアクションを頂いていたのに。腹立たしいので、「穴」を埋めておく。どうせ、11月にはすべて消え行くし。

 《アフィリエイト、商用利用、公序良俗等の規約違反により、又は、法令上規定された手続により現在、1件の記事を公開停止させていただいております》…とのことだ。《【理由1】差別表現などの不適切な表現》…だそうだ。
 意味が分からない。

   『●《罪を認めなければ身体拘束が長引く「人質司法」について考えるシンポジウム》
       …袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」》

 東京新聞の記事【袴田さん姉、人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/389571?rct=national)を引用したもの。《罪を認めなければ身体拘束が長引く人質司法」について考えるシンポジウムが4日、東京・永田町の国会内で開かれた。静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(92)が登壇し「巌を痛めつけたり、ひどい目に遭わせたりして虚偽の内容を白状させたと捜査機関の対応を批判した》。

 《「人質司法」の闇》、冤罪の温床…に関するブログ。一体どこに、《差別表現などの不適切な表現》があるか、理解できない。


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[※ 「裁かれるべきは警察、検察、裁判所 袴田事件」(週刊金曜日 1490号、2024年09月27日) ↑]


(20250406[])
袴田巌さんの姉ひで子さん《人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」》。

   『●控訴断念、畝本直美検事総長談話…(袴田事件弁護団事務局長・小川秀世さん)
      《無罪判決が確定すれば、だれも巖さんを犯人として扱ってはならない》
   『●「袴田さんを犯人視することない」と、静岡地検の検事正が直接謝罪しつつ、
      《検事総長談話について「袴田さんを犯人視しているわけではない」》?
   『●《袴田さん無罪 最高検の検証、不十分だ》…醜悪な畝本直美検事総長談話
     《改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能…》
   『●袴田巌さんの姉ひで子さん《戦中を生き抜き、弟の無罪を信じて幾多の苦難にも
      へこたれ》なかった姿、そして、「再審法の改正には、皆さんにお力を…」
   『●京都新聞《袴田巌さん…。判決から3カ月の検証結果はおざなり…第三者の視点
      を加えた本気の検証に取り組まねば、地に落ちた国民の信頼は取り戻せまい》
   『●《検事総長がいまでも犯人と考えていると公言したに等しい》…畝本直美
     検事総長にお聞きしたい、《捜査機関の者》以外で誰が証拠の捏造をできるの?
   『●袴田巌さんの《弁護団 再審無罪判決での検事総長談話めぐり国提訴へ》!
     受けて立つのか、検事総長? 前代未聞の事態! さて、裁判所はどう判断?

 東京新聞の記事【袴田さん姉、人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/389571?rct=national)によると、《罪を認めなければ身体拘束が長引く人質司法」について考えるシンポジウムが4日、東京・永田町の国会内で開かれた。静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(92)が登壇し「巌を痛めつけたり、ひどい目に遭わせたりして虚偽の内容を白状させたと捜査機関の対応を批判した》。

   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

 《「人質司法」の闇》、冤罪の温床。
 西田直晃記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「認めないと罪が重くなるよ」延々続く拘束と自白の強要…苦しんだ当事者が語る「人質司法」の闇とは】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/389844?rct=tokuhou)によると、《否認すれば身体拘束が長引く日本の人質司法」。長期の取り調べと自白の強要が冤罪(えんざい)を生むという指摘は根強い。4日に参院議員会館で開かれた集会では、虚偽自白を迫られたと訴える人たちが自らの経験を語った。折しも国会では、超党派議連による再審制度の見直しの動きも進んでいる。苦しんだ当事者が語る司法制度のゆがみとは。(西田直晃)》

   『●司法権力の〝執念〟:映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』
    「名張毒ぶどう酒事件について、昨年5月末、第7次再審請求
     差戻審で名古屋高裁が再審の求めを却下している。綿井さんの言う
     ように、正に「別の意味で恐るべし、司法権力の執念」である」

 そして、石川一雄さんの死去。《◆「死刑執行になったのと同じ」》…冤罪を訴えることが出来なくなるのを待つという冷酷…《司法は、何を望んでいるのだろうか?》
 福岡範行中根政人両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/これでは死刑と同じ…狭山事件の「無罪」訴えつつ石川一雄さん死去 再審制度見直しの「骨抜き」を防ぐには】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/391614?rct=tokuhou)によると、《62年前の1963年、埼玉県狭山市で女子高校生が殺害された「狭山事件」で、無期懲役が確定した後、無実を訴えて裁判をやり直す再審を求めてきた石川一雄さんが11日、86歳で亡くなった。東京高裁に第3次の再審請求を申し立て、審理中だったが、高齢で健康が懸念されていた。時間がかかりすぎる再審制度の問題と法改正の必要性が改めて浮かび上がる。(福岡範行中根政人)》。

   『●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を不起訴》
         …弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」
   『●袴田事件や福井事件等の教訓《検察が手持ち証拠の開示に応じることが、冤罪
      を晴らす上で、どれほど重要か》…再審法改正し、同時に死刑制度の再考を

 中根政人記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/冤罪被害者に残された時間はわずか… 袴田ひで子さんが、大川原正明さんが、「再審法改正」早期成立を訴えた】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/394163?rct=tokuhou)によると、《70年以上見直されないままの再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を目指す日弁連主催のシンポジウムが25日、国会内で開かれ、出席した冤罪(えんざい)被害者やその家族らが、今国会での速やかな法改正の必要性を強調した。「再審無罪」を訴え続ける当事者の高齢化が進む中、早期救済は待ったなしの状況だ。(中根政人)》、《◆袴田ひで子さん「巌だけが助かればよいという問題ではない》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/389571?rct=national

袴田さん姉、人質司法を批判 「痛めつけ白状させた」
2025年3月4日 18時38分 (共同通信)

     (「人質司法」について考えるシンポジウムで
      スピーチする袴田ひで子さん=4日午後、国会)

 罪を認めなければ身体拘束が長引く人質司法」について考えるシンポジウムが4日、東京・永田町の国会内で開かれた。静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(92)が登壇し「巌を痛めつけたり、ひどい目に遭わせたりして虚偽の内容を白状させたと捜査機関の対応を批判した

 袴田さんの再審公判の判決で、静岡地裁は当時の捜査に関し「肉体的・精神的苦痛を与えて供述を強制する非人道的な取り調べだった」と判断。ひで子さんと同席した弁護団の小川秀世弁護士は「(逮捕、勾留された容疑者に)取り調べを受ける義務があり、拒否できないことが根本的な問題だ」と指摘した。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/389844?rct=tokuhou

こちら特報部
「認めないと罪が重くなるよ」延々続く拘束と自白の強要…苦しんだ当事者が語る「人質司法」の闇とは
2025年3月6日 06時00分

 否認すれば身体拘束が長引く日本の人質司法」。長期の取り調べと自白の強要が冤罪(えんざい)を生むという指摘は根強い。4日に参院議員会館で開かれた集会では、虚偽自白を迫られたと訴える人たちが自らの経験を語った。折しも国会では、超党派議連による再審制度の見直しの動きも進んでいる。苦しんだ当事者が語る司法制度のゆがみとは。(西田直晃


◆誰が私を助けてくれるのか…

 「取り調べの際、最初に言われたのが『僕の仕事はあなたの供述を変えさせることだ』と。誰が私を助けてくれるのか絶望した

     (人質司法の弊害を訴える(左から)角川被告、
      大川原さん、村木さん)

 元厚生労働次官の村木厚子さん(69)はこう振り返った。2009年の郵便不正事件で大阪地検特捜部に逮捕・起訴された。勾留は164日間に及び、自身が語っていない内容が記された調書にサインを求められたこともあった。「取り調べは密室。弁護士も近くにおらず、1人で闘わなければならない。自白こそしなかったが、『認めないと罪が重くなるよ脅かされたり、ウソの情報を教えられたりした」という。

 「警察官と検察官が有罪を求めるのは、猟犬が獲物を追いかけるような本能的なもの」と例え、取り調べの録音・録画(可視化)の重要性を強調。「密室で悪い行いをしたら、表に出る仕組みが歯止めになる全ての事件、全ての過程の録音・録画は必須だ」と主張した。


◆「推定無罪が通用しない」

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で贈賄罪に問われ、公判中の出版大手KADOKAWA元会長角川歴彦(つぐひこ)被告(81)も登壇した。無実を主張し、226日間の身体拘束により精神的、肉体的苦痛を受けたとして、2億2000万円の国家賠償を求めて東京地裁に提訴している。

 「他の被疑者は自白し、みんな保釈されたが、1人だけ取り残された。心臓に持病があり、3度目の貧血を起こしたときに『もう助からない』と思った」と角川被告。「推定無罪が通用しない。実感からすると、人質司法は巧妙化されて、むしろひどくなっているのではないか」と訴えた。


◆他者の調書をもとに責められる

 「大川原化工機」社長の大川原正明さん(75)は………………。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/391614?rct=tokuhou

こちら特報部
これでは死刑と同じ…狭山事件の「無罪」訴えつつ石川一雄さん死去 再審制度見直しの「骨抜き」を防ぐには
2025年3月14日 06時00分

 62年前の1963年、埼玉県狭山市で女子高校生が殺害された「狭山事件」で、無期懲役が確定した後、無実を訴えて裁判をやり直す再審を求めてきた石川一雄さんが11日、86歳で亡くなった。東京高裁に第3次の再審請求を申し立て、審理中だったが、高齢で健康が懸念されていた。時間がかかりすぎる再審制度の問題と法改正の必要性が改めて浮かび上がる。(福岡範行中根政人


◆「死刑執行になったのと同じ」

 「悔しいという声が東京高裁前で何度も響いた。石川さんの訃報を受けて13日午前に開かれた緊急行動。全国の支援者ら20人ほどが集まり、速やかな再審開始決定を訴えた

     (東京高裁前に設置した献花台の前で手を合わせる支援者
      =13日、東京・霞が関で(坂本亜由理撮影))

 石川さんの顔写真を掲げた即席の献花台に、好きだったというヒマワリに見立てた黄色のガーベラと白い菊の花束が置かれた。

 「実質、死刑執行になったのと同じです」。最初にマイクを握った「石川一雄さんを支える埼玉東部市民の会」の事務局長、西田立郎さん(70)は、そう語気を強めた。命日となった11日は、ちょうど61年前に埼玉県の浦和地裁(現さいたま地裁)の死刑判決が出た日だった。


◆「■■■■に基づく冤罪事件」

 事件は1963年5月1日に発生。狭山市で女子高生=当時(16)=が誘拐され、3日後に遺体で見つかった。

 当時24歳だった石川さんは同月23日、窃盗などの別件容疑で逮捕された。1カ月間否認したが、取調官から兄の逮捕を示唆され自白」した。二審の東京高裁で「自白」を撤回し、無罪を主張したが、無期懲役が言い渡され、最高裁で確定。94年に55歳で仮釈放されるまで、31年以上、獄中で過ごした

     (石川一雄さんの死去を受け、支援者らの前で話す金聖雄監督
      =13日、東京・霞が関の東京高裁前で(坂本亜由理撮影))

 石川さんが〇〇〇〇〇出身だったことから、支援者らは「差別に基づく冤罪(えんざい)事件だ」と訴えてきた。

 2010年に石川さんと出会い、映画を撮ってきた金聖雄(キムソンウン)監督(61)は「石川さんは冤罪や▲▲▲▲運動の象徴。支援者の前で弱音を吐かず、闘志を見せていた」と振り返る。


◆「袴田さん再審無罪」喜びつつも…

 ただ、加齢による衰えは避けられなかった。石川さんは両親のお墓参りは「無罪を勝ち取ったら」と決めていたが、「再審が始まったら」に変わったという。………………。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/394163?rct=tokuhou

こちら特報部
冤罪被害者に残された時間はわずか… 袴田ひで子さんが、大川原正明さんが、「再審法改正」早期成立を訴えた
2025年3月26日 06時00分

 70年以上見直されないままの再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を目指す日弁連主催のシンポジウムが25日、国会内で開かれ、出席した冤罪(えんざい)被害者やその家族らが、今国会での速やかな法改正の必要性を強調した。「再審無罪」を訴え続ける当事者の高齢化が進む中、早期救済は待ったなしの状況だ。(中根政人


◆袴田ひで子さん「巌だけが助かればよいという問題ではない」

 シンポジウムでは、1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)であった一家4人強盗殺人事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(89)の姉ひで子さん(92)が登壇。「巌だけが助かればよいという問題ではない皆さんが苦しんでいる」と、冤罪被害者の立場を代弁した

     (「今国会での再審法改正の実現を求める院内会議」で、
      袴田巌さんや冤罪(えんざい)などについて話す姉のひで子さん
      =25日、衆院第1議員会館で(川上智世撮影))

 軍事転用可能な機械を不正輸出したとして警視庁公安部に逮捕され、その後起訴が取り消された大川原化工機」(横浜市)の大川原正明社長(75)は、犯人として扱われた過去を振り返り「検察が隠している証拠を開示させ、再審を速やかに行う法(制度)の実現を」と訴えた。

 関係者の思いは切実だ。埼玉県狭山市で1963年に女子高校生=当時(16)=が殺害された狭山事件を巡って、第3次再審請求中だった石川一雄さんが今月11日、86歳で亡くなった。妻早智子さんは「無念を晴らす闘いをこれからも支援してほしい」などとするメッセージを寄せた。


◆鈴木馨祐法相は見直しを諮問するとしているが…

 再審制度の問題に関心が高まる中、鈴木馨祐法相は今月14………………。
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●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)

2025年04月25日 00時00分03秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250406[])
関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件

 《Tansaでは、これらの事件を「人質司法の一例として取り上げるとともに、この一斉捜査はどこがどのように仕組んでいたのか、取材によって見えてきた警察・検察と政治の作った構図を暴いていきます》。
 デモクラシータイムスの映像記事【無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】20250319】(https://www.youtube.com/watch?v=0uvotmBizYA)による、《産業別労働組合関西生コン支部。…裁判では懲役10年を求刑されていましたが、このたび京都地裁は全面無罪判決を言い渡しました。しかも、裁判所の判断は明確でした》。

【無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】20250319】
 (https://www.youtube.com/watch?v=0uvotmBizYA
《デモクラシータイムス》
《深堀する探査報道に特化した記者グループTansaがお届けします。出演は、中川七海記者、渡辺周編集長。
 一部でまるで暴力集団のように中傷されてきた産業別労働組合関西生コン支部。その委員長が、恐喝や強要、威力業務妨害で逮捕され660日を超えて勾留され、起訴後は裁判では懲役10年を求刑されていましたが、このたび京都地裁は全面無罪判決を言い渡しました。しかも、裁判所の判断は明確でした。「畏怖に乗じて金銭を脅し取ったなどとは到底評価できない」「そもそも、ストライキをはじめとする争議行為は、その性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ、その主張を貫徹することを目的とする行為であって、業務の正常な運営を阻害することはもともと当然に予定されているものであるし、そうした意味で使用者側がストライキを避けたいと考えることは当然の前提になっている」と、憲法28条労働組合を作る権利団体交渉をする権利ストライキをする権利を保障した趣旨に照らしてごくごく当たり前の判断を示しています。
 関生支部は、いわゆる「企業別組合」「従業員組合」と異なり、関西の生コン産業のミキサー車の運転手、事務所の職員などどの会社に雇われていても、正規でも不正規でも加入することができる横断的な労働組合です。この産業別労働組合の強みを生かして、地域の生コン業界の労働条件の向上のためにがんばってきました。元気が良くて団結する組合は、もちろん使用者側には悩みの種です。そのため、何度も弾圧されてきましたが、2018年には安倍政権の下で大阪、京都、和歌山、滋賀など県境を越えて一斉に組合員が不当に逮捕勾留され、通常では考えられないような無理な罪名で起訴されました。しかも、取調べと言いつつ、ほとんどの事件で組合をやめればおとがめはないとささやかれ、生活のために組合を脱退した多くの人もいます。関与したのは警察の警備部や組織暴力対策課でした。
 tansaでは、これらの事件を「人質司法の一例として取り上げるとともに、この一斉捜査はどこがどのように仕組んでいたのか、取材によって見えてきた警察・検察と政治の作った構図を暴いていきます。 2025年3月19日 収録》


 「関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件。最近漸くと、続々と無罪判決が出ています。そもそも、正当な組合活動を「反社」のように警察や検察が在りもしない事件としてでっち上げたもの。ハウスユニオンにありがちな《企業内の御用組合を養成する政策》を進める一方で、産業別労働組合をつぶしたいという意図が透けて見える。
 (こちら特報部)《◆「人質司法がまかり通っていることに幻滅している》、《8回の起訴、勾留日数は644日に》、《8回起訴され、勾留日数が644日に及んだ湯川裕司執行委員長は、昨年夏に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査チームと面談したことを明かした。今年5月に公表された報告書が一連の事件について取り上げ、「企業の人権尊重を確実にするための公正で合法的な職場慣行を促進する上で労働組合が重要な役割を担う」と強調したことを指摘し、「国連機関も強い関心を寄せていることを知ってもらいたい」と述べた。一連の事件では、組合員66人が起訴されたが、この1年間で3件11人の無罪判決(一部無罪を含む)が確定している。「判決が確定した5件のうち3件で無罪が出ている。有罪率99.9%の日本で驚くほどの無罪率が何を意味するのか着目してほしい」》。

 一方、「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)

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●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)

2025年03月05日 00時00分18秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(20250302[])
関西生コン事件」、《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行長期間の身体拘束》。労働組合 (産業別労働組合) 活動潰しのための不当・不法な、完全なるでっち上げ事件。最近漸くと、続々と無罪判決が出ています。そもそも、正当な組合活動を「反社」のように警察や検察が在りもしない事件としてでっち上げたもの。ハウスユニオンにありがちな《企業内の御用組合を養成する政策》を進める一方で、産業別労働組合をつぶしたいという意図が透けて見える。
 (こちら特報部)《◆「人質司法がまかり通っていることに幻滅している》、《8回の起訴、勾留日数は644日に》、《8回起訴され、勾留日数が644に及んだ湯川裕司執行委員長は、昨年夏に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査チームと面談したことを明かした。今年5月に公表された報告書が一連の事件について取り上げ、「企業の人権尊重を確実にするための公正で合法的な職場慣行を促進する上で労働組合が重要な役割を担う」と強調したことを指摘し、「国連機関も強い関心を寄せていることを知ってもらいたい」と述べた。一連の事件では、組合員66人が起訴されたが、この1年間で311人の無罪判決(一部無罪を含む)が確定している。「判決が確定した5件のうち3件で無罪が出ている。有罪率99.9%の日本で驚くほどの無罪率が何を意味するのか着目してほしい」》。

 一方、「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべきです。

 そして、関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」についてのでっち上げ事件、当然の無罪判決が再び。
 共同通信の記事【関西生コン、労組幹部らに無罪 京都地裁、会社組合への恐喝罪】(https://nordot.app/1267290383196406782)によると、《生コンクリート製造会社の協同組合への恐喝罪などに問われた「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」前執行委員長の武建一被告(83)と、現委員長の湯川裕司被告(52)に、京都地裁(川上宏裁判長)は26日、それぞれ無罪判決を言い渡した》。


 海渡雄一さんのつぶやき:

―――――――――――――――――――――――――
https://x.com/kidkaido/status/1894560002758906268

海渡雄一
@kidkaido

やりました。関西生コン京都事件、全員無罪判決とのことです。現地からの報告です。

懲役10年という恐ろしい求刑がなされていた事件です。これで、私たちが一連の違法捜査に反撃していた、国家賠償訴訟も必ず勝てると思います。

皆さんのご支援の賜物です。

===============
土屋トカチ
@t_tokachi

関西生コン事件、京都事件の判決。無罪。
===============

午前10:27 · 2025年2月26日
―――――――――――――――――――――――――


 Tansaによる「人質司法」の一例という視点、「産業別組合つぶし」関西生コン事件。



【関西生コン事件 なぜ労組が狙われたのか【探査報道最前線】20250213】
 (https://www.youtube.com/watch?v=rmeDNbTuf6o
《デモクラシータイムス》
《テーマを深堀する探査報道に特化した記者グループTansaがお届けします。出演は、中川七海記者、渡辺周編集長。
 「関西生コン」事件をご存じですか。過激で暴力的な労組が会社に対して加害をしたと思いこんでいる方がいますが、実はそうではありません。暴力を振るったとして逮捕されたり起訴された事件は一つもありません。会社のコピー用紙を6枚盗んだという窃盗、組合員の子どもを保育園に入れるのに必要な就労証明書の交付を求めたという強要など一つずつはそれぞれ労働組合の活動として正当化され、違法性を阻却されるべき事件でした。それを、例えば、息子の大学受験の日の早朝に母親である組合員を自宅から連行したり、強制捜査時に子どもに聞こえよがしに「子どもは児童養護施設に入れないとあかんな」と言ったり、長期の勾留をしてその圧力を借りて組合から抜けるよう家族も巻き込んで説得強要してきたのは、警察や検察の公安や組織対策担当のグループでした。
 いま振り返れば、憲法28条で保障された労働三権を行使して、交渉やストライキや遵法パトロールを行っていた「模範的な」組合に対する嫌がらせ、組合つぶしであったことが明らかになってきました。そして、この一連の組合つぶしは、日本の政治の構造にも起因しています。何十年も昔から日経連も政治に働きかけてきた「産業別組合つぶし」が、安倍政権の登場によって、表に現れてきたように見えました。大阪、和歌山、滋賀など県境を超えて連携する警察の公安組織と同じく検察庁が、組織的に種々の刑事事件を作り出し、その無茶な言い分をチェックできないままに、裁判所が不当な身柄の拘束を容認してきた結果、今の「関西生コン」事件が出来上がったのでした。いま注目される「人質司法の一例としてこれもまた深堀する価値はあります》。


 中川七海記者、渡辺周編集長による、Tansaの記事【人質司法 なぜ労組は狙われたのか/無罪判決! /懲役10年求刑された関生支部委員長に/京都地裁「関生支部は産別労組」、恐喝とは「到底評価できない」】(https://tansajp.org/investigativejournal/11662/)。《警察と検察が作り上げた事件に対し、裁判所が待ったをかけた。2025年2月26日、生コン産業の労働組合「関生(かんなま)支部」の湯川裕司・委員長と武建一・前委員長への判決公判が京都地裁で開かれた。恐喝や強要未遂などの罪で、懲役10年を検察に求刑されていた2人に対し、京都地裁は無罪判決を出した。検察のストーリーは、「生コン会社の経営者で作る『京都生コンクリート協同組合』(京都協組)に対して、ストライキにより畏怖させ、解決金を脅しとるスキームを関生支部が持っていた」というもの。これに対し、川上宏裁判長は真逆の判断をした。「畏怖に乗じて現金を脅し取ったなどとは到底評価できない」》。

 山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/ストライキが「脅迫」? 関西生コン事件、露骨な「組合つぶし」に走った捜査機関を「無罪判決」が一蹴した】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/388566)によると、《「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」を巡る事件で、また無罪判決が言い渡された。組合幹部らがストライキで相手を怖がらせて解決金を脅し取った恐喝罪などに問われたが、26日の京都地裁判決は検察側の主張を全て退けた。2018年以降、一連の事件で延べ66人の労働組合員が起訴されたが、無罪判決は延べ19人となった。警察・検察による「組合弾圧」に大きな疑問が投げかけられている。(山田祐一郎)》、《◆恐喝などで起訴「犯罪の証明がない」 「ようやくまともな判断をいただいた。素直に無罪はうれしい」。判決から一夜明けた27日、「こちら特報部」の取材に、被告の一人の湯川裕司執行委員長(52)が心境を語った。関生支部は、ミキサー車運転手らが個人で加盟できる産業別労働組合だ。検察側は、湯川さんと武健一前執行委員長(83)が2013~14年、関生支部の組合員が在籍していた会社の解散に際し、生コン事業者の協同組合に解決金を要求し、生コンの出荷を阻止するなどして怖がらせて1億5000万円を脅し取ったと主張。2人を恐喝と恐喝未遂、強要未遂罪の計4件で起訴し、懲役10年を求刑していた。だが判決はいずれの事件についても「犯罪の証明がない」と検察側の主張を認めなかった》、《◆「ストが業務を阻害するのは当然」》。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「」ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》

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https://nordot.app/1267290383196406782

関西生コン、労組幹部らに無罪 京都地裁、会社組合への恐喝罪
2025/02/26

     (京都地方裁判所)

 生コンクリート製造会社の協同組合への恐喝罪などに問われた「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」前執行委員長の武建一被告(83)と、現委員長の湯川裕司被告(52)に、京都地裁(川上宏裁判長)は26日、それぞれ無罪判決を言い渡した。求刑はいずれも懲役10年。

 判決は、生コンの出荷を阻止しようとした行為が脅迫に当たるかについて「大人数で阻止しようとしたり、威圧的な言動を行ったりしたことは認められない」などとした。組合員の労働問題についての協定書履行を求めて敢行したストライキだとの判断を示した。

 弁護側は無罪を主張したほか、起訴は検察官の裁量の範囲を逸脱しているとして、裁判を打ち切る公訴棄却の判決を求めていた。

 起訴状によると、2人は2013~14年、同支部の労働組合員7人が在籍していた会社の解散に当たり解決金支払いを要求し、生コン出荷を阻止するなどして怖がらせ、協同組合から1億5千万円を脅し取ったとしていた。

 この他、別の生コン会社などへの恐喝や同未遂、強要未遂罪にも問われていた。

     (京都地裁前で「無罪」と書かれた紙を掲げる被告側の
      関係者ら=26日午前)

© 一般社団法人共同通信社
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https://tansajp.org/investigativejournal/11662/

人質司法 なぜ労組は狙われたのか
無罪判決! /懲役10年求刑された関生支部委員長に/京都地裁「関生支部は産別労組」、恐喝とは「到底評価できない」
2025年02月26日20時00分 渡辺周中川七海

     (関生支部の組合員たちは結束し弾圧を乗り越えてきた
      =2025年2月8日、沖縄県でのシンポジウム会期中に
      (中川七海撮影))

 警察と検察が作り上げた事件に対し、裁判所が待ったをかけた。

 2025年2月26日、生コン産業の労働組合「関生(かんなま)支部」の湯川裕司・委員長と武建一・前委員長への判決公判が京都地裁で開かれた。

 恐喝や強要未遂などの罪で、懲役10年を検察に求刑されていた2人に対し、京都地裁は無罪判決を出した。

 検察のストーリーは、「生コン会社の経営者で作る『京都生コンクリート協同組合』(京都協組)に対して、ストライキにより畏怖させ、解決金を脅しとるスキームを関生支部が持っていた」というもの。これに対し、川上宏裁判長は真逆の判断をした。

畏怖に乗じて現金を脅し取ったなどとは到底評価できない

 判決を支えるのは、被害届を出した京都協組は関生支部と良好な関係にあったという事実と、ストライキは憲法28条で保障された労組活動であるという大前提だった。

 これで関生支部への一連の弾圧における無罪判決は、7件延べ19人に上る


「おっしゃーー!

 午前10時3分、川上宏裁判長、檀上信介裁判官、中谷洸裁判官が入廷し、一礼の後に開廷した。

 法廷の左右の壁面に設置されたモニターには、事件名と、「判決」の文字が大きく映し出される。

 湯川氏と武氏に判決前の主張を確認し終えた10時8分、川上裁判長が持参したペットボトルの水を口に含み、告げた。

両被告人はいずれも無罪

 モニターには「無罪」の字が表示された。

 満員の傍聴席からは、拍手が湧き起こる。

「おっしゃーー! 」「当然や! 」

 川上裁判長は「静かにしてください」となだめ、判決文の読み上げに移った。



ストライキは当然

 川上裁判長はまず、関生支部について「産業別・職業別労働組合である」と定義した。

 この裁判では、関生支部への一連の事件で唯一、労働法学者が証言している。元立命館総長・学長で、立命館大学名誉教授の吉田美喜夫氏だ。吉田氏は、産業別労組の役割と重要性をすでに説いている。所属企業を越えて連帯し、経営側にストライキなどの実力行使をすることによって、労働者の要求を実現させるのは当然だという内容だ。

 そのことは、懲役10年という重い刑が求刑された最大の原因、通称「ベストライナー事件」への判断に影響した。

 ベストライナー事件は、2014年8月に起きた。ベストライナーというミキサー車を手配する会社が解散する際、従業員の退職金や正社員化の約束を果たさなかった賠償金として、京都協組が関生支部に1億5000万円の「解決金」を支払った。

 これが恐喝だと主張する検察に対し、川上裁判長はストライキの正当性について述べた。

「京都協組側が協定内容を履行しなかったことに応じてされたもの」

「そもそも、ストライキをはじめとする争議行為は、その性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ、その主張を貫徹することを目的とする行為であって、業務の正常な運営を阻害することはもともと当然に予定されている

 さらに川上裁判長は、ストライキは京都協組が約束を守らなかったから実施されたのであり、「自然なこと」と述べた。ストライキの際も言い争いすらなく、畏怖などさせていないと判断した。1億5000万円という金額も、過去の労働争議に比べて高くはないと評価した。


京都協組は被害者どころか関生支部と協力関係

 もう一つの恐喝事件、「近畿生コン事件」では京都協組の理事だった久貝博司氏が、関生支部の被害者どころか協力者であったことが、無罪の根拠となった。

 近畿生コン事件は2016年11月に起きた。京都協組加盟の近畿生コンが突然、破産申し立てをしたのを受け、6000万円の解決金を京都協組が関生支部に支払った。破産手続き中の従業員の給料や、近畿生コンの工場が京都協組に加盟していない業者に渡らないよう関生支部が占拠したことへの対価だ。占拠が必要だったのは、京都協組に未加盟の業者が操業すると、生コンの安売り合戦が始まりかねないからだ。京都協組と、労働者の賃金水準を維持したい関生支部双方の利益にかなう。占拠自体、未払いの賃金や退職金を確保するために労組がとる手法だ。

 この事件も検察は、関生支部が京都協組を畏怖させたと主張していた。

 しかし、川上裁判長は両者が協力関係にあったと指摘した。

「京都協組の理事らにおいては、関生支部によるプラント占拠を京都協組の利益や目的に沿うものと受け止めていた」

 検察の拠り所は、京都協組の役員を務め、関生支部との窓口だった久貝氏が「被害者」であることだった。それを裁判所がひっくり返して、久貝氏は関生支部と良好な関係にあったことを認めたのだ。

 久貝氏が警察と検察に威迫され、被害者の立場に転じたことは、「【作られた京都事件 -前編】犯罪者に仕立て上げられるか、嘘の供述をするか/関生支部を告訴した経営者の無念」で報じた通りだ。



「労組活動に一層の確信」

 湯川氏は、法廷に入ってきた時の川上裁判長の柔らかい表情を見て無罪を予感した。和歌山での事件について、大阪高裁で無罪判決が出た時も、裁判長の表情が柔らかかったからだ。あの時、和田真裁判長は労働組合の権利を保障した憲法28条を根拠に無罪判決を出した。

 無罪判決後、湯川氏は支援者の前で「素直に嬉しい」と語り、今後も闘い続ける覚悟を示した。

「ここからがスタート。関生支部に対する反社会的勢力というレッテルを払拭し、産別労組の運動を根付かせていく

 関生支部の組合員たちも、それぞれに喜びを語った。

 書記長の細野直也氏。

検察が自分で作ったストーリーで起訴してきたのに対して、事実はそうではなかったということを、裁判所が認定してくれました」

「そもそもストライキには、交渉のために経営側に圧力をかけることが含まれていると、裁判所が認めてくれたんですよね自分たちの活動が正しいということに、より一層の確信が持てました

 組合員の小見薫氏は、自身も逮捕・起訴されたことがある。社員の待遇改善を経営側と交渉する中で、給料などが記された資料6枚を印刷して持ち帰ったことが「窃盗」の罪に問われた。

 小見氏は「無罪判決を聞いて、嬉しいよりも先に、ほっとしました」と述べ、こう続けた。

「検察はもっともらしい主張をしてきましたが、裁判官は『しかしそれは』と全てをひっくり返していった。裁判官は、きちんと事実関係や証拠を見てくれたと感じました」

「今日の判決で、労働運動は正しいということが証明されました。これまでの弾圧では、自分も含め有罪になってしまった組合員がいるけれど、今後はそういうことがなくなると信じています」

 副委員長を務める松村憲一氏は、今回の弾圧のターゲットにされた。強要未遂や威力業務妨害の容疑で2回逮捕・起訴されたが、2件とも無罪が確定している。

「労組活動なので無罪は当然とは言え、今日の判決には素直に喜びました。自分が無罪になった時よりも嬉しかったです」

「向こう(警察・検察)の狙いは、組織の委員長ですから。身柄を取ることで組織に痛手を与えられますし。でも、検察の主張を全否定するような判決だったのでよかったです。流れが変わってきていることを実感しました」


<関連記事>

作られた京都事件 -前編 犯罪者に仕立て上げられるか、嘘の供述をするか/関生支部を告訴した経営者の無念
作られた京都事件 -後編 暴力団捜査の「組対」を投入/警察がフェイクニュースの源に
勾留644日、それでも折れないリーダーの覚悟/「産業民主主義を日本に根付かせる」/関生支部委員長・湯川裕司さん<証言#2>
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●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官による誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」

2024年08月05日 00時00分56秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


// (2024年07月15日[月])
関西生コン事件」《民主主義の危機労働組合活動に対する恣意的な法執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」。
 (こちら特報部)《海渡雄一弁護士は…「この事件は、検察官、警察官による誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪(えんざい)事件だ」》と。

   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

 山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「たった一度のビラまきで逮捕」 関西生コン事件訴訟の原告側が冤罪と訴える「警察と検察の組合つぶし」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/340168?rct=tokuhou)。《2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで逮捕、起訴された問題。労働組合や組合員らが国などを相手取り、一連の捜査が憲法や労働組合法が保障する団結権を侵害し、恣意(しい)的な拘禁に当たるなどとして国家賠償を求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁であった。意見陳述で原告の組合員、弁護団が「この事件は警察・検察による組合つぶしだ」と訴えた。(山田祐一郎)》

 このでっち上げ労働組合弾圧事件をいつも持ち出すお維。嘘でもデマでもたれ流し、選挙にさえ勝てばいいというお維。この問題「関西生コン事件」に(おそらく氏の勘違いで?)絡んでいる足立康史氏(松井一郎第二代大阪「ト」知事との不仲の一因か?)が、お維の無法 (不法?) 行為を指摘したにもかかわらず、逆に、半年間の党員資格停止処分だそうだ…複雑な気分で、どう受け止めていいのやら。まぁ、それほどお維はデタラメということでもある。まさに《反社》。
 《「公権力が、労組を暴力団と同じ論理に当てはめてやってくる」》。「労組は反社?」…いやいや、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党やお維こそが《反社》でしょ!? 見誤ってはいけない! この事件の本質的教訓はニーメラー牧師の『ナチスが最初共産主義者を攻撃した時』…:

   「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
     私は労働組合員ではなかったから
     そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

 《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当な行為犯罪とされていたこと明らかとなる無罪判決が出るようになりました》。ここまででっち上げをし、憲法や労働組合法を無視する警察や検察、外野連中。《関西生コン事件とは何だったのか》? 《「共謀罪適用のリハーサルだ」》。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/340168?rct=tokuhou

こちら特報部
「たった一度のビラまきで逮捕」 関西生コン事件訴訟の原告側が冤罪と訴える「警察と検察の組合つぶし」
2024年7月15日 12時00分

 2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部関生支部)」の組合員が相次いで逮捕、起訴された問題。労働組合や組合員らが国などを相手取り、一連の捜査が憲法や労働組合法が保障する団結権を侵害し、恣意(しい)的な拘禁に当たるなどとして国家賠償を求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁であった。意見陳述で原告の組合員、弁護団が「この事件は警察・検察による組合つぶしだ」と訴えた。(山田祐一郎


◆「人質司法がまかり通っていることに幻滅している」

     (東京地裁(資料写真))

 「たった一度のビラまきで逮捕される世の中になったことにびっくりしている」。原告の一人の西山直洋執行委員が証言台の前に立ち、こう訴えた。工事現場で業者の法令違反を指摘する「コンプライアンス活動」の一環でビラ配布に参加したことで2019年2月に滋賀県警に逮捕され、恐喝未遂罪で起訴された。

 この事件での保釈が認められたのは、7カ月後。「保釈には、自分の事件以外の条件が多く付けられていた。接触禁止となる関係者は100人以上だ。5年間、身動きができない状態で不安定な生活を強いられたこのような人質司法がまかり通っていることに幻滅している

 保釈後、2カ月足らずで別の強要未遂、威力業務妨害事件で和歌山県警に逮捕されたが、不起訴となった。ビラ配布についても今年2月、大阪高裁の無罪判決が確定した。「このような勾留を警察、検察は何とも思わないのか。無罪が確定しても一切反省していない」と強調した。


◆8回の起訴、勾留日数は644日に

 8回起訴され、勾留日数が644日に及んだ湯川裕司執行委員長は、昨年夏に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査チームと面談したことを明かした。今年5月に公表された報告書が一連の事件について取り上げ、「企業の人権尊重を確実にするための公正で合法的な職場慣行を促進する上で労働組合が重要な役割を担う」と強調したことを指摘し、「国連機関も強い関心を寄せていることを知ってもらいたい」と述べた。

 一連の事件では、組合員66人が起訴されたが、この1年間で3件11人の無罪判決(一部無罪を含む)が確定している。「判決が確定した5件のうち3件で無罪が出ている。有罪率99.9%の日本で驚くほどの無罪率が何を意味するのか着目してほしい」


◆弁護団は「冤罪」強調、国や自治体は違法性を否定

 「この事件は生コン業界と警察・検察が一体となった組合つぶしだ」と話した湯川さん。取り調べで検察官が組合員に対し、組合からの脱退を迫っていたとし、国賠訴訟で録画された取り調べの様子を明らかにするよう求めた。

 関生支部は、ミキサー車運転手らが個人で加盟できる産業別労働組合で、団体交渉で勝ち取った労働条件を業界全体に適用する。組合員が有罪となった事件では、同支部の組合活動が、憲法28条の団結権等の保障を受けた正当な行為であることが認められなかった

     (国賠訴訟の口頭弁論を前に記者会見する原告と弁護団
      =6月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで)

 法廷で意見を述べた弁護団の海渡雄一弁護士は「拡散した動画などで関生支部が反社会組織であるかのような宣伝がされ、大手メディアが報じてこなかった事件を公に論評することも困難な社会的風潮ができあがっていた」と説明。「この事件は、検察官、警察官による誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪(えんざい)事件だ」とした。

 被告となっている国と京都府、滋賀県、和歌山県はいずれも勾留や取り調べの違法性を否定。「(原告側の)身柄勾留の長期化を企図した恣意的拘禁』との主張は何ら根拠のない臆測で理由がない」などと主張している。


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