ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

最後のパウダー

2007年03月23日 16時20分25秒 | 山スキー
名雪です、3月19日長野県篠ノ井で仕事ガ有り、20日黒姫山の火口壁パウダー、21日は佐渡山と五寺蔵岳、佐渡山寄りの鞍部から氷沢川に滑り込む、これまたパウダー、これが今シーズン最後のパウダーになりそうです、乙妻山北東尾根から乙妻山は体力、時間共に無し、敗退です、次はヘッドランプで真面目にやります。
 19日観光もしました、川中島の合戦は篠ノ井辺りが主戦場と成りました、武田信玄の謀将山本官助が実践したきつつきの戦法、妻女山に陣を構える上杉謙信に対して、半数を夜間裏山を通り妻女山を攻めさせ、目の前にある千曲川に追い出し、川の対岸に半数を展開した武田方が挟み撃ちにするというものです、この戦法は明治の帝国陸軍歩兵提要にも用兵の基本とされています、実際に妻女山に登ってみると、武田方の本陣海津城は1キロあるなしの近場です、合戦当日は雨が激しく降り濃い霧に視界が閉ざされ、追い出しの時間が延びてしまい、着いて見ると妻女山はもぬけの殻、そうしているうちに朝となり、追い出されてくるべき、上杉方は千曲川の川原に降りていた、そこで霧が晴れると同時に、武田の半数と上杉の全軍との遭遇戦となり、山を迂回した半数が駆けつけるまでは武田方も危うい思いをし、ここに謙信と信玄の一騎打ちがあったとされるのです。
 何十万人もで戦った、関が原よりもこの川中島の合戦のほうが死者数は遥かに多いのはこうした駆け引きの遭遇戦だったからです。
 帰りには戸隠中社に参拝、いろいろとお願い事を、お賽銭7円、戸隠蕎麦食って700円一寸高いけどすんごく上手いです、18号線にある、信州健康村で風呂に入りました、1時間で500円3時間で800円、朝から夕方まで1400円いろんな風呂が5つも有りサウナが低温と高温、シャンプー、石鹸、ひげそり用泡、髭剃り、歯ブラシ、タオルがつきます、が、もちろん1時間です、行きも帰りも高速をぶっ飛ばして帰ります所沢まで3700円です、もちろん会社もちです、毎日こうだと辞められませんね。