清廉潔白な妻に不倫疑惑を募らせる海運王の夫。
妻に対する信頼度はゼロに近い。
嫉妬心の強すぎる夫のもとから、妻アイリーンはパリへと逃れる。
パリのホテルで妻を張っていた、夫ブルースと雇い人たち。
自分が仕組んだ罠により、皮肉にもアイリーンは、運命の人ポールと出会うことにある。
ジーン・アーサーとシャルル・ボワイエの二大スターの共演。
控えめな華やかさと、落ち着いた大人の美しさで、二人の魅力が存分に浮き立っている。
ジュード・ロウを年取らせたような(笑)、シャルル。
こぶしに顔を描いて、腹話術なんかやっちゃう。
これぞと思う女性を落とす、彼なりのニクイやり方。
とてもシャレていた。
パリでも有名な給仕長であるポール。
その颯爽として、しなやかな仕事ぶりに、女性客が増えるのも店側としては嬉しいもの。
高級レストランともなれば、このぐらいの徹底ぶりは当たり前なんでしょう。
ずさんなサービスをしているところも結構多いし。
ブルースの強行により、プリンセス・アイリーン号は悪天候の中、船路を進める。
何故なら、妻とその恋人ポールが乗船していたから。
限りなくこの夫は愚かであった。
タイタニックのような大惨事を予感する乗客たち。
しかし、アイリーンは救助を拒む。
死よりも、ふたりが離れてしまうことのほうが辛かったのだ。
クラシックの醍醐味といえる、しっとりと酔えるような珠玉の名作。
妻に対する信頼度はゼロに近い。
嫉妬心の強すぎる夫のもとから、妻アイリーンはパリへと逃れる。
パリのホテルで妻を張っていた、夫ブルースと雇い人たち。
自分が仕組んだ罠により、皮肉にもアイリーンは、運命の人ポールと出会うことにある。
ジーン・アーサーとシャルル・ボワイエの二大スターの共演。
控えめな華やかさと、落ち着いた大人の美しさで、二人の魅力が存分に浮き立っている。
ジュード・ロウを年取らせたような(笑)、シャルル。
こぶしに顔を描いて、腹話術なんかやっちゃう。
これぞと思う女性を落とす、彼なりのニクイやり方。
とてもシャレていた。
パリでも有名な給仕長であるポール。
その颯爽として、しなやかな仕事ぶりに、女性客が増えるのも店側としては嬉しいもの。
高級レストランともなれば、このぐらいの徹底ぶりは当たり前なんでしょう。
ずさんなサービスをしているところも結構多いし。
ブルースの強行により、プリンセス・アイリーン号は悪天候の中、船路を進める。
何故なら、妻とその恋人ポールが乗船していたから。
限りなくこの夫は愚かであった。
タイタニックのような大惨事を予感する乗客たち。
しかし、アイリーンは救助を拒む。
死よりも、ふたりが離れてしまうことのほうが辛かったのだ。
クラシックの醍醐味といえる、しっとりと酔えるような珠玉の名作。
後半は、ほんとうに「タイタニック」でしたね。
ジーン・アーサーは好きな女優です。「シェーン」の母親姿が、私の脳裏に何時も現れて来ます。
おっしゃるとおり、『シェ―ン』での彼女のおさえた演技は素晴らしかったです。
若い頃の、明朗活発なキャラもジーンらしくていいですが、年を重ねた彼女の演技もいいですよね。
声がイマイチなのが残念ですけど、トーキーへの懸念も当時あったようです。 でも、演技力でその欠点もカバーされたと本で読みました。