アブリコのCinema散策

のんびり映画でも観ませんか

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LOVERS 2004年 中国

2006-04-26 | アクション
はかなくも美しい、絵巻仕立ての侠気物語。

唐の時代の中国。
朝廷守護派とその反乱軍。
味方が敵に、はたまた敵が味方に。
二転三転するこの愛憎劇の、あくまでもロマンを重視するか、それともおびただしいCG使い&ワイヤーアクションに熱狂するかは、観る者次第だろう。
両方同時に・・・だと、やや苦しい。

アジアン・ビューティのチャン・ツィイー演じるシャオメイと、金城武扮するジンが愛を貫こうとするその一途な姿が美しかった。
チャン・イーモウ監督お得意の、鮮やかな原色を全面に彩らせた幻想的な撮り方は、まさに芸術である。
’02の『HERO』に続く、彼のこだわりか。

いかんせん、先に述べたCGの多用。
あそこまでやっちゃうと、『少林サッカー』になってしまいますよ(笑)
アクションはわかるけど、シリアスなのかコメディなのか、わからなくなってきます。

ストーリーとしてはよくある作りだけど、やっぱりこういうのはスタンダード的で好きだな。
アン・ハッピーなんだけど。 
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恋人たちのアパルトマン ’93 フランス

2006-04-15 | ラブ・ストーリー
原題は『Fan fan』
主人公である女性の名前だが、この邦題・・・もっと気の利いた題名にできなかったのだろうか。

この映画、ストーリー的には誉められないが、役者たちはいいぞ。
特にアレクサンドル役のヴァンサン・ペレーズは、普段モテ役ばかりだが、めずらしく、陰湿気味な小心者を演じている。
それから、ソフィー・マルソー。
ここでは、ハリウッド流のスレンダー体型になる前のかわいさの残る彼女が、快活で、自分に正直な女性、ファンファンを演じている。
クルクル変わる表情が本当にキュート!
ショッピング中に帽子を選んでるシーンでの、お茶目な笑顔が魅力的だったな。

本作品のテーマは、〈愛〉と〈欲望〉
愛しているのに思いを告げることができないアレクサンドル。
片思いではないのに、彼女の気持ちも分かっているのに何故?
それはね、いつか愛が冷めてしまうのが耐えられないし、ファンファンを失ってしまうのが恐いから。
だったら打ち明けずに、このまま友人として見つめていられれば・・・って、それでいいの?
そんなネクラ(死語)な考えで我慢できるのかぁ?(笑)
もどかしさいっぱいのファンファンも、とうとうしびれを切らしてしまう。
しかし彼は、どうしても一歩を踏み出せない。
それにはまた、彼なりの理由があるのだが・・・

恋に臆病になっちゃいけないんでしょうけど、アレクサンドルの大胆な手段をマネしたら、とんでもないコトになってしまうので、くれぐれも参考にはしないように(笑) 
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