かつて著名人たちが描いた絵や、記した日記・詩歌など、彼らが残した遺物には、それ相応の思いが込められているのだろうと、愛好者や、それに携わる研究者たちは、敬愛の意味も含め、それらを創造した意味を感じ取ろうとする。
19世紀の有名な詩人が愛人と交わした恋文を現代の研究者が発見し、その記述に基づき、当時のふたりの真相を解明していく。
アメリカ人の若手研究者と、イギリス人の女性博士。
詩の内容を理解していくうちに、ふたりが恋におちるという展開は、ややお粗末。
19世紀の恋模様と現代を並行して見せていく過程もよくある趣向だし。
だいいち、女性博士役のグウィネスが、どうしても博士に見えない(笑)
難解な詩の意味が解けるほどの聡明さも、役柄からは見えない。
かろうじて、彼女の品の良さだけで保ってるという感じである。
日本でも古今和歌集に始まって、平安時代なんかでは、和歌が詠めなかったら、それこそ恥とまで言われたほど、歌心というのは大事なことだったよう。
国は違えど、男女のやりとりをこうした詩でわかちあうというのも非常にロマンチックではありますが、まさか後年になって、自分たちの秘め事を世間に暴かれてしまうなんて、本人たちは思いもしなかっただろうなぁ。
19世紀の有名な詩人が愛人と交わした恋文を現代の研究者が発見し、その記述に基づき、当時のふたりの真相を解明していく。
アメリカ人の若手研究者と、イギリス人の女性博士。
詩の内容を理解していくうちに、ふたりが恋におちるという展開は、ややお粗末。
19世紀の恋模様と現代を並行して見せていく過程もよくある趣向だし。
だいいち、女性博士役のグウィネスが、どうしても博士に見えない(笑)
難解な詩の意味が解けるほどの聡明さも、役柄からは見えない。
かろうじて、彼女の品の良さだけで保ってるという感じである。
日本でも古今和歌集に始まって、平安時代なんかでは、和歌が詠めなかったら、それこそ恥とまで言われたほど、歌心というのは大事なことだったよう。
国は違えど、男女のやりとりをこうした詩でわかちあうというのも非常にロマンチックではありますが、まさか後年になって、自分たちの秘め事を世間に暴かれてしまうなんて、本人たちは思いもしなかっただろうなぁ。