アブリコのCinema散策

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コンテイジョン 2011年 アメリカ

2013-01-11 | アクション
新型インフルエンザの発生により、世界中が騒然となったのはここ近年のこと。
新たなウイルスが生まれ、ワクチン製造にも時間がかかる。
その間、おびただしい数の犠牲者が確認されることとなってしまう・・・。

逃れることのできない恐怖。
自己保護にも限りがある。
やはりワクチンに頼らざるを得ないのだろう。

ウイルス・パニックといえば、’95の『アウトブレイク』がパンデミックもののはしりだろうか。
あの頃はまだ絵空事のような話だと思っていたが、まさか鶏や豚からもウイルスが発見されようとは。
ちなみに『アウトブレイク』では「猿」から、そして本作品では「コウモリ + 豚」という設定となっていた。

新種のウイルスに人々が振り回され、目に見えない敵に恐慌をきたし、ネット上の偽り情報に右往左往する。
そうした現実を目の当たりにすると、こうした映画はいま観てもさほど驚かない。
そんなことは、いつまた起きてもおかしくないからだ。
ウイルスや自然災害、これから来るであろう大地震にだって、人々はもうどこか冷静にすらなっている。
立ち向かわなければいけないと、心のどこかで感じているのかもしれない。

この映画では、ウイルスの恐ろしさというよりも、俳優陣の名前で宣伝していたように思えてならない。
グウィネス・パルトロウ、マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤール。
なんでも、アカデミー受賞歴(ノミネート含)アリの人たちを集めたようであるが、はっきりいえば、これらの役は誰が演じてもよさそうなものだ。
いまやウイルス・パニックを前面に出したとて、まったく興味をひくような話ではない。
そうなると、俳優たちの「顔」でしかない。

というわけでこの作品はパニック映画ではなく、「顔見せ映画」になってしまったという、ソダーバーグ監督作品にしては、ちょっと拍子抜けであった。
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