幼い頃に読み聞かされた童話や昔話の根本が、実は怖いものだと知ったときは、多少なりとも衝撃的であった。
それに関連した書籍が、前にずいぶんと流行ったが、子どもに道徳的な手本となるこうしたお話が、ひっくり返すと、人道に反した大人への戒めともとれてしまうところが何とも興味深い。
『赤ずきんちゃん』も本当はかなり際どい話であったりして、よくよく考えてみると、うーん、ちょっとどう考えても子どもにはよくないだろう、という内容ではある。
さて、この作品の赤ずきんちゃん ―― リトル・レッドはどうであろうか。
もちろん原作とは遠くかけ離れてはいるが、おしなべてアメリカ的な作りである。
レッドがもう少し可愛ければ、日本でもウケたとは思うが。
しかし感心するべき部分もきちんと備わっていたところが、本作品の評価すべき点である。
ある意味、「怖い」のである。
それは何か。
オオカミか?
串カツ屋の大男か?
ウサギなのか?
それとも、カエルの長い足か?
個人的には、レッドのおばあさんが“トリプルG”だったってことが、一番コワかったのである(笑)。
それに関連した書籍が、前にずいぶんと流行ったが、子どもに道徳的な手本となるこうしたお話が、ひっくり返すと、人道に反した大人への戒めともとれてしまうところが何とも興味深い。
『赤ずきんちゃん』も本当はかなり際どい話であったりして、よくよく考えてみると、うーん、ちょっとどう考えても子どもにはよくないだろう、という内容ではある。
さて、この作品の赤ずきんちゃん ―― リトル・レッドはどうであろうか。
もちろん原作とは遠くかけ離れてはいるが、おしなべてアメリカ的な作りである。
レッドがもう少し可愛ければ、日本でもウケたとは思うが。
しかし感心するべき部分もきちんと備わっていたところが、本作品の評価すべき点である。
ある意味、「怖い」のである。
それは何か。
オオカミか?
串カツ屋の大男か?
ウサギなのか?
それとも、カエルの長い足か?
個人的には、レッドのおばあさんが“トリプルG”だったってことが、一番コワかったのである(笑)。