あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

イタチごっこの歴史 1/3

2020年06月05日 01時00分00秒 | 写真

  

前回、パチンコの話をしたので、もう少し。

私はパチンコはやらないので、スロット(パチ

スロ)の話をメインにしていきます。

「そんなの、知ってますが?」という方は、

スルーで。

  

今回のコロナ騒動で、「なんでパチンコ店に

は甘いの?」と思っている方がいるかもしれ

ないが、とんでもない。

大昔から、業界はいじめられてきたのだ。

しかもかなり理不尽で、「業界全体がダメに

なるかも」という時期もあったのだ。

  

お上「出荷された後、機械のプログラム修正

はダメ」

  

これは、検定後に修正されては意味がないか

らである。

逆を言えば「プログラムにバグがあっても直

せない」のである。

出荷時に、完璧に仕上げなければならない。

大当たり判定のプログラムにバグがあり、大

量にメダルを出されて、1週間くらいで撤去に

なった機械もあったんだよ。

普通に回しては気がつかないんだけど、「わ

かる人にはわかる」んだな、これが。

ちなみに、あきらかなゴト(不正)でないかぎ

り、バグを利用してメダルを出されても、店

員は何もできない。

いや、止めたりしてはいけないんだよ。

そういう、決まりらしい。

だから「営業時間が終わったら撤去」という

ことになる。

聞いた話だが、店長が札束を渡して、「これ

で勘弁してください」と言ったとか、言わな

いとか。

  

プログラムROMと基盤に封印シールが貼って

ある

  

これは裏ロムなどに差し替えられないように

だが、昔はZ80系のCPUを使用しており、ちょ

っとパソコンをかじった人なら、けっこうプ

ログラムの解析ができた。

今はプログラムは暗号で書き込んであり、

ROMとCPUの間に「日電協」のカスタムLSIが

あり、それで暗号を通常の命令に復号してい

る。

このカスタムLSIの解析は、まずムリ。

  

警察は、お役所仕事

  

新台の営業開始前、所轄の警察署の検定を受

けるのだが、警察官はパチンコ、パチスロの

専門家ではないので、予め部品の配置と型格

が書いてある書類と現物を照合する。

LSIの捺印が不鮮明で照合できないと、「こ

れでは確認できませんねえ。不合格」となっ

てしまう。

だから、一部の会社では「アミューズメント

品」などと呼んで、やたら捺印の規格の厳しい

製品が存在する。

  

自主規制?

  

昔は、パチンコといったら、ガテン系、さえな

いオッサンみたいなイメージだったが、今は女

性のパチンカーも多い。

そのせいかはわからないが、今はセクシー系の

演出がほとんどなくなった。

昔は、AV女優が実写で出てくる演出なんかあ

ったんだよ。

あっ、服は着ているよ(笑)。

まあ、パチンコをやるような女性は、そんな

ことは気にしてないんだけどね。

要は、出ればいいだけ。

おっと、これも偏見かな。

パチンコ、パチスロの演出で「バトル」という

のがある。

勝てば、大当たりだ。

しかし、殺してはいないのである。

やっつけているのである(笑)。従って、血も出

ない。

「死んだ」「殺してやる」などという表現も、

ない。

 

コメント
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