あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

大阪市内観光

2007-08-27 13:07:30 | 遊山
新大阪駅で、新幹線から吐き出され、いきなり猛烈な熱風お出迎え。
家族でのけぞってしまった。
およよ~
それでも移動は続く。
新大阪から、大阪、つまり梅田に出る。
お昼時だったので、ホテルに行く前になんか食べようということになった。
梅田駅の地下街をうろうろして、
結局阪急のレストラン街で、
お好み焼きと焼きそばのランチをして、大阪を実感した。
暑いけど、熱いお好み焼き、こってりソース、大阪~~!
マヨネーズ?アタシいりませ~~ん。
お店のお兄ちゃんも元気バリバリ!熱々!!!

ホテルは心斎橋の真ん中にあるので、アクセスはバッチリ。
とりあえずチェックインして、汗だらけのシャツを着替えて
しばし休憩の後、市内観光に出かけた。

当初は市内観光の予定はなかったのだけれど、
鉄男親子のたっての希望。
市内の電車も当然乗り倒したいと。
地下鉄乗り換え、谷町4丁目でおりて、天守閣を目指すと、
NHK大阪の立派なビルが見える。
以前NHKに行ったことがあった時のビルの姿はみじんもなく、
えらく驚いたけれど、ビルの谷間に不思議なドーム型がくっついている。
それは大阪歴史博物館との連結部分。
面白い形だなぁ。
その先の交差点を渡ると、大阪城公園。

大阪城ってのは、まったく広く、駅近とは縁がない。
灼熱のアスファルトを歩くだけでも、目眩がしそう。
公園内に入ると、
どうぞとばかりに蒸気機関車形の園内バスが立ち止まってくれた。
ロードトレインというものらしい。
お兄ちゃんが元気に運行してくれる。
当然ご利用だ。
桜門前で下車し、顔前に迫る天守閣に向かう。
新しいお城とわかっていても、なかなかの壮観な佇まい。
金シャチもギンギンに光っている。
ともかくは展望台。
殿、になった気分。
大阪一円を見下ろすことの征服感が
殿の気持ちのモチベーションを保ってきたのだろう。
殿じゃなくてもハイテンションになれた。
生駒山に向かって、もうすぐそっち行くから~!と挨拶。
何年か前、知人の結婚式に来たことがあるが、
こんな景色だったんだと、そのホテルも見下ろす。
場内は大阪城の縁ある博物館となっていて、
秀吉グッズ、屏風の数々、パノラマビジョンなどがあって、
じっくり見たいたら、通天閣が遠くなってしまう。
あっさり通り抜けて、こてこて通天閣に向かう。
ところで、その日は何かのイベントがあるらしく、
城趾回りに蝋燭を置き、2007の数字になりそうな所もあり、
実はこれが「大阪カルチャーナイトフェスティバル2007」
だったことを部屋に帰って知るのだった。

早々にお城を後にし、環状線に乗って、新今宮駅から通天閣へ。
ビリケンには会わなかったけれど、
こてっちゃんが満開していた。
我が鉄男親子は、なんと阪堺線恵美須町駅をチェック。
やるなぁ。さすがである。

それから、地下鉄を乗り継ぎ、心斎橋に戻り、夜はご近所の
戎橋界隈、法善寺横丁をうろつき、繁華街を堪能。
熱々のたこ焼きももちろん!

大阪の夜は、なかなかゴージャスな電飾なのだった。
しかし、何もかも熱い大阪なのだ。

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7 コメント

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Unknown ()
2007-08-27 21:57:47
>それは大阪歴史博物館との連結部分。
ここの地下には、難波宮の遺構があります。(倉庫跡だったと思う)
見学できますよ。(まぁ、もう、手遅れだけど)
大阪歴史博物館の1階にもガラス張りの床があったと思います。

建設当時、明日香村の万葉文化館(飛鳥時代の工房跡がある)とならんで、考古学関係者から批判が多かった建物です。ほんとうの遺跡にしてしまったと。
返信する
鼎 さま (あべまつ)
2007-08-27 22:29:29
鼎さま、お久しぶりです。
なんといっても関西方面は土地をひっくり返すたびに遺構が鎮座しているところが凄いところです。
建設の度に発掘調査がセットで、その費用が工面できる企業しかそこにものを建てられないとかって聞いたことがあります。
奈良のそごう出店の時もそんなことありましたね。
その中に美術館もありましたよね?
今はどうなってしまったことやら。
返信する
Unknown ()
2007-08-28 00:23:02
奈良の旧そごうは、長屋王邸跡(元々は、父親の高市皇子の宮とか、奥さんの吉備内親王や、即位前の元正天皇=氷高内親王の住まいだったと考えられているようです)ですからね。つぶれたデパートのために潰されてしまって、もったいない事をしました。

>その中に美術館もありましたよね?
むかし、「なら平城宮展98」を見に行きました。
当時から、デパートの中は混んでいませんでしたよ。
みんあ、京都や大阪に行ってたのでしょうかね?

建物はどうなったんでしょうね。
気にしてみた事がないなぁ。
大体、近鉄なら駅からも遠いし。
返信する
Unknown (遊行七恵)
2007-08-28 15:27:08
横レス失礼します。

鼎さんはブロガーの中でも古代関係の泰斗ですね。
わたしは考古学ならぬ考現学の徒です。

宇宙戦艦ソゴウと呼ばれた新大宮のあれは、今ではイトーヨーカドーです。中の夢殿はどうなったか知りませんが、長屋王の跡地はまぁなんとかそごう当時のままです。
当時確かにデパートはダメでした。というよりそごうで働く人の意識も低かった。(ここだけでなく)
しかし美術館のレベルは大変に高く、わたしはここで近代美人画や魯山人にハマりましたよ。

建物の隣の奈良市役所は八重桜の名所で、昼間から友人らとその庭でお花見とかしました。

阪堺電気軌道、大好きです。
ところで昨日くらいまで阪急・阪神が共催で鉄道模型展を開催してて、凄まじい人波に溺れました。
ミニミニ電車が動いて、ちびっこたちが歓声を上げて乗ってましたし、テツなオジイチャンたちも嬉しそうに車掌さんのコスプレしてました。
実に熱かったです。
返信する
鼎 さま (あべまつ)
2007-08-28 21:28:19
そうそう、木簡が出てきたりしてましたね。
掘ったらなにかしら出てくる所なんだと、実存した歴史の証明に驚かされました。
私が奈良にいた頃、ちょうどそごうが発掘調査に入って、時間がかかることや、できた建物が景観条例に引っかからないギリギリの高さだったことにもいたく感心したものでした。
奈良にデパートができたと喜んでみたものの、今となっては残念なことです。
古代専門でいらっしゃるのでしたら奈良はメッカですね。
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考現学と言えば ()
2007-08-28 21:41:56
今和次郎でしょう。
青森県立美術館では、虫眼鏡付きで資料が展示されていました。
のぞきこむと切りがない・・・・

横浜そごうの美術館は空いていて好きです。

横レスのさらに斜めレスでした。
返信する
遊行 さま (あべまつ)
2007-08-28 21:42:20
さすがの遊行さん情報、ありがとうございます。
今は、ヨーカド、ですか。元祖は北千住です。
当初、地方物産展のようなデパートだなぁと思ったこともあったり。とりあえず、ブランドショップらしいものもありましたよね。
美術館は何度か入っているのですが、なにを見たか、まったく覚えていない・・・のです。
シルク博のようなものだったかなぁ?

阪堺電車には驚きました。
江ノ電の昔のような、なんとも可愛らしいノスタルジックな電車と駅舎。バッチリ撮影大会したのでした。
我が家の鉄男Jrも阪急に行きたしでしたが、如何にせん時間の都合が付かず、見送ったのでした。
きっと場内混然としていたことでしょうね。
鉄爺達は、列車に来し方人生を感じてるんでしょうね~
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