黒い冷凍庫(冷凍品=文芸社、栗田工業、幻冬舎R等、クンちゃんブログ自費出版関連記事!クリタ創業者野崎貞雄氏発禁本全文)

旧文芸社=日本文学館、幻冬舎R等自費出版(費用著者負担エディション)よろず相談室 クンちゃんのエディタールームの過去記事

ありがとう!きょうでおしまいです!

2016年09月30日 12時21分15秒 | 日記
   クンちゃんブログは、きょうで店仕舞いです!   
   ご支援を心より感謝いたします。
 


           
            ありし日のクンちゃん犬 
 
 私が、自費出版をメインとする出版社「文芸社」の編集部門を退職した3日後、あの東日本大震災が起きました。
 そのおよそ1か月後、2011年4月13日に始めたこの“クンちゃんブログ”ですが、きょう2016年9月30日をもって店仕舞いすることとなりました。
 この間、数多くの非難中傷の攻撃にさらされましたが、それを超えるご支援もいただき、今日に至りました。みなさまに、心より御礼申し上げます。

 私がクンちゃんブログを始めた動機は、当時の「文芸社商法」ともいわれた自費出版の営業方法に大きな疑問を抱き、
本来の出版業のあるべき社会的使命から大きく逸脱している実情をなんとかしたいと考えていたからです。
 もちろん、文芸社のみならず、先発であり既に消滅した新風舎ほかの自費出版系版元もおおむね同様の営業手法、
ひとくちに言えば「著者を過剰に持ち上げ、著作がたくさん売れるかのような一種の詐欺的様相を帯びたトーク」を用いていたと認識しています。
 少し長くなりますが、初期の記事を引いてみたいと思います。普通なら通りっこないローンを無理に設定した著者の例です。

 本屋に並ぶ「私家版」、その光と影  (其の四)
 2011-04-17  13:18:16 
   オリジナル記事はこちら

 『ある担当編集者が初老の女性著者宅に打合せに行った。
 その編集者は午前中の打合せの場合、話が長くなったりして、お昼の食事時にかかったりすることを懸念して、
必ず自分が弁当を持参することを事前に連絡する。
 このときは、そう話すと、「いいえ、たいしたものはないが、昼食はあなたの分も用意しておきます」と著者が強く言う。
 それで、常になく甘えることにした。

 相当年季の入った借家住まいの著者宅で、雑物があたりかまわず積み重ねられているのが印象的だったというが、
ともかく打合せをおこない、昼食時になった。
 そうしたところ、おじいさんやおばあさんなど家族がどこからかぞろぞろと出てきたのはいいが、
昼食というのはうどん粉に砂糖を入れて蒸かしたものがひとりに三つほど、食台に直接置かれたというのだ。それだけ。

 昭和20年ごろの話じゃないよ、平成22年だよ!

 帰り際に著者が涙ぐんで、
「ご覧のとおりの今の生活だが、間もなく御社から本が出て印税がきちんきちんと入ってくる。
 そうすれば、この借家を出て新しい住まいに移り、きちんとした生活ができる。
 契約担当者や編集者には、ホントにホントに、感謝しても感謝しきれない」と言ったという。』


 このような、もうそこにローン地獄が見えている悲惨な例は、当時としてもやはり極端すぎるケースだったのかもしれませんが、大同小異の展開は枚挙に暇がなかったものと考えています。

 あれから5年超の年月がたち、当時、社会的問題にまで発展した自費出版にかかわる問題も今ではほとんど耳にしなくなりました。落ち着くところに落ち着いたのかもしれません。

 私は、もともと自費出版については、言論の自由を最終的に保障する受け皿として十分存在意義があると考えていましたし、それは今も変わりません。いやらしい表現ですが、「カネさえ出せば、とにかく本は出る」というのはあながち悪いことではないという考えです。

 そして、ものには値段があり、その値段にはなんでここまで違うのかと首をかしげる差があるものも多々あります。クンちゃんが食べるりんごと銀座千疋屋さんのりんごのようにね! したがって、自費出版も著者が納得づくである限り、高額であってもかまわないという考えが私にはあります。実際、知名度の高い大版元の自費出版部門から本を出そうと考えれば、文芸社などよりも高額の出版費用が必要となります。

 しかし、カネのない人びとのしゅうさく(やはり、秀作ではなく習作が多い)を「センセの本はすばらしい!売れます!すぐモトがとれる!」などと褒めまくり、ローンを組ませてまで契約するといった手法はまったく別の話で、まさしく言語道断です。契約担当者だって気持ち悪いんじゃないの! こういう営業で会社を大きくしたって、普通の人なら胸を張ることはできません。

 クンちゃんブログを閉じるにあたり、自費出版業界の健全な発展を期待しています。

   ***********************

 クンちゃんブログの自費出版関連記事は、ブラックフリーザー、黒い冷凍庫で永久保存します。

 冷凍品にはたいしたものはありませんが、栗田工業創業者のひとり、野崎貞雄氏の著作『大恩、報恩・忘恩』(文芸社刊)の全文が収録されています。同書は横浜地方裁判所で当時の栗田工業会長・藤野宏パパへの名誉毀損が認定され、「発禁本」となっている珍品です。削除請求訴訟が出れば藤野パパの行状をおおっぴらに公開できますので、訴状が来るのを待ち続けているのですが、なかなか送達されてきません。詳しくは、こちら      

 なお、いったん黒い冷凍庫に保存される自費出版関連以外の記事は、徐々に解凍して別ブログに移動します。また、記事アップを予告したにもかかわらずすっとぼけている記事のほか、特に必要と思われる題材があれば新規に追加冷凍する考えです。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 

大量の死に人、いったいどうして!

2016年09月29日 12時13分55秒 | 日記

   自宅にも、病院にも、“居場所”がない年寄り
   だれでも、いつかは同じ有様になりますが…
 


   

 先日の夕刻、車を運転して埼玉へ戻る途中、小田原厚木道路の伊勢原あたりでFMラジオを聞いていました、というより、たまたまかかっていたというようなことでした。クラシック曲をリクエストする番組で、それまで聞いたことはありませんでした。

 すると、突然、知っている人じゃないかと思われる名前が耳に入ってきたのです。
 女性アナはこう語りかけてきました。

「神奈川県小田原市の国分寺一太郎さん(比較的珍しい氏名で、ここでは仮名、仮地名とした)からのお便りです」
との前触れに続いて、

「高校時代、ブラスバンド部でフルートを吹いている女の娘が好きでした。彼女はやがて渡米してジャズシンガーを目指して活動し、日本でもジャズ愛好家のなかでは知られた存在になっていきました。しかし、そのひとは45歳で亡くなり、結局一度も再会することはかないませんでした。彼女の好きだったドボルザーク、新世界(のなんとか楽章)をお願いします。」

ということで、「遠き山に日は落ちて」を含む楽章が流れてきました。

 ところが、ブラスバンドのフルート出身でジャズをやったという女子に思い至らず、また国分寺くん本人もブラスバンドにいたような書き方だったけど、これにも覚えがない。(中学時代、“ペット吹きのクンちゃん”をやっていた関係で、高校でもほんのいっときブラスバンドに顔を出していた。)

 なんだか気になって(と言っても嫌な気になり方ではなく、懐かしさに近い気持ち)、数日後、ラグビー部の仲間だったYくんにメールを打ち、「これこれこういうわけだけど、国分寺のやつってブラスバンドだったかい?」と聞いてみました。ところが、いつもまもなく返事をくれるYくんから返信がありません。

 不思議に思いつつ、寝込んでいるのかもと案じていたら、数日たってYくんから電話がありました。
「この間メールくれた国分寺だけどよう、クンちゃん、知らないの?」と、ぼそっと言って黙り込む。こちらはなんのことかわからず、「いんや、まったく知らんよ」―。

「実はね、新聞にも出ちゃったから、ここらへんのやつはみんな知ってんだけど、国分寺ね、つらいことになっちゃったんだ。
あいつよ、結局、結婚しないで実家にずっといたんだけど、何年か前だったな、長く寝たきりだったお母さんの介護に疲れきったらしくて、お母さんを手にかけてしまったんだよ。
なんか、あいつ自身かなり長いこと具合が悪かったらしいけど、お父さんとあいつでお母さんの面倒をずっと見てきたんだよ、自宅でな。受け入れ先がなかったらしいんだ」

と言って、Yくんは暫く黙っていました。こちらも無言のままでした。

「短い刑期だったからよ、もう出てきたんだろうけど…、大変だろうな。じゃあ、クンちゃんも元気でね」

電話はそそくさと切れました。

 衝撃が全身を走って、しばらく立ち上がることができませんでした。暗然とするというのはこのことなのか、なんだか自分の周囲が夕方のように暗くなっていくようでした。
 ほんとうに他人事ではない事態が進行しているのです。


 一方で、施設や病院に受け入れてもらえても、安閑としてはいられない時代のようです。

 どうしたらいいのでしょうか。
 (註・いつのまにか自分が被介護の立場になって書いているようです!)

  
   患者中毒死 4階で48人が死亡
   9/29(木) 8:09 掲載
   http://news.yahoo.co.jp/pickup/6215984
<患者連続殺人>4階で48人死亡 7月以降、病院「増加」
 横浜市神奈川区の大口病院で点滴に異物を混入された入院患者2人が中毒死した事件で、事件が起きた同病院4階では今年7月以降に入院患者計48人が死亡していたことが病院関係者への取材でわかった。病院は患者の死亡が増えていることを認識していたものの、事件とは受け止めていなかったという。神奈川県警もこうした経緯を把握しているが、大半の遺体はすでに火葬されており、それぞれの死因の検証は困難とみられる。【村上尊一、藤沢美由紀】(毎日新聞)


 下記の新ブログを見つけました。(2016年10月7日追記)
 老人医療、介護、そして自分の行く末、いろいろ考えさせられる現実を突きつけられる事件と思います。
  http://blog.goo.ne.jp/mobilis-in-mobili/e/73c4f4efa61a2034fdc53ee75b9c7e7d?st=0#comment-form

 報道・いろんな人が出てくるでしょう。(2016年10月7日追記) 
  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010005-jisin-soci

 このようなブログの論調に気がつきました。(2016年11月7日追記)
  http://blog.goo.ne.jp/realpress555/e/9b8582a61fa1d712b4b9fa3e83d817eb

 報道・大口病院続報(2016年10月2日、神奈川) 
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00012388-kana-l14

報道・大口病院続報(2016年10月15日、神奈川)
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00012679-kana-l14

報道・大口病院続報(2016年11月30日、神奈川)
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00013806-kana-l14

報道・大口病院続報(2016年12月18日、朝日)   
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000007-asahi-soci

ギョーテとはおれのことかとゲーテ言い!

2016年09月28日 12時26分51秒 | ありふれた日常
         STEPHENってスティーヴンだったんかい!
            知らないことだらけのクンちゃんでした!


    

 けさ、夕方の散歩をさぼるとあらわれる症状、午前3時半ごろに目が覚めてしまう、にまたまた見舞われました。
 で、テーブルの上のコップに「喜界島黒糖焼酎」がかなり呑み残してあるのに気付いてちびちびそれを舐める。そして、クンちゃんブログの店仕舞いもさることながら、今後の身の振り方をどうしたもんじゃろうなぁ、などと考えていました。

 ふと見ると、読みさしの文庫本に「STEPHEN  KING」とあります。
 
 STEPHEN  んっ? ステファン? ステファン・キング

 クンちゃん人はまぎれもないスティーヴン・キングの愛読者であり、何十冊と読んでいるのですが、STEPHEN に気が付いたのはけさが初めてでした。

 実は、「佐々木譲」の愛読者でもあったんですが、あるとき「佐々木敏『ゲノムの箱舟』」というのを買ってしまい、三分の一ぐらいまで「譲」のつもりで読んでしまったうえに、難解な科学技術系の著述内容に「なんという博識な男だろう」などと感心していたことがあるのです。

 それで、一瞬、スティーヴン・キングと間違えて、ステファン・キングというやつを買ってしまったのか、とドキッとしましたが、カタカナでは確かに「スティーヴン・キング」とあります。

 うーん、つまり英語ではSTEPHEN と書いて、日本語表記ではスティーヴンと読み書きするのかい、と感心した次第です。(なんとなく納得以前ですが、面倒なので調べないことにしましょう。あるいは人名は一般読みと多少違う、例えば出身国の相違などによって、とも考えましたが、そういうことに決まってるってことで、ムリに納得することにしました。)

 それはそれとして、昔から外来語の表記はなかなか難しかったようです。
 ギョーテとはおれのことかとゲーテ言い、というのを中学校の数学の時間の余談で聞き、そういう川柳があるってことでしたが、どうもよくわからない。

 東京ゲーテ会館のHP http://goethe.jp/Q_and_A/q_goethetowaorenokotoka.html を見たら、次のような記事がありました。

「ちなみに、言語学者の矢崎源九郎は、『日本の外来語』(1964年、岩波書店)のなかで、次のように書いていますが、出典は挙げてはいません。
 表記の上ではゴエテ、ギューテ、ギェーテ、ギューテ、ギョート、ギョーツ、ゲーテ、ギュエテ、ゲォエテ、ゴアタ、グウィーテ、ゲヱテー、ゲーテー、ゲェテー、ギョウテ、ギヨーテ、ギョーテ、ギョーテー、ギヨテー、ゴエテ、ギョテ、ギヨヲテ、ギヨオテ、ゲョーテ、ゲヨーテ、ゴエテー、ゲエテ、ギヨエテ、ゲイテ、ギョエテ、と、じつに二十九通りの書き方があるという。「ギョーテとは俺のことかとゲーテ言い」という、斎藤緑雨の川柳すらも生まれているほどである。(170ページ) 」

 結論、いずれもどうもよくわかりません!

思案投げ首、クンちゃんブログ終結のありよう

2016年09月27日 09時11分14秒 | 日記
             北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」

    *********************
     どうしたもんじゃろう!
    クンちゃんブログの終結
 


 ながらく、自費出版の諸問題をテーマのひとつとしてこられた松田まゆみさんの鬼蜘蛛ブログに、「断捨離(だんしゃり)」というタイトルの新記事があらわれました(9月23日付)。

   http://onigumo.sapolog.com/

 クンちゃん人のほうも、すでに予告しているように、今月末でこの“クンちゃんブログ”を閉じようとしているのですが、この作業がなかなかに難航している実情です。
 ブログ店仕舞いの手法として、①ブログ全体、つまり全記事を削除して、おわりにする②そのまま残しておくものと、削除するもの、新ブログに移すもの、を分類して、しかるべく処理する、というふたつの方法を考えたのですが、②がホントに難しい!

(以下、脱落部分追加)
 この一件を知り人に話してみましたら、ひとの話をさえぎって、
「もともといい加減な体質のクンちゃん人が、ブログ終結に限ってやけにきちんとやろうとしているようだね。だいたいハナから無理な話なんじゃねーの。それにブログなんてものは、どこに集積されてんか知らんけど、更新しなければしないでそれこそ未来永劫残りつづけるわけだから、得意の“追々やる”でいきゃあ良かんべよ!」と、のたもう。 なかなか的を射てるわい。(追加部分おわり)

 そんな折に前記「断捨離」の記事が出たので、興味深く読み、ブログ終結直前の有様をコメントしました。以下、関連部分のやりとりを鬼蜘蛛ブログから抜粋させてもらいます。

**********

(前略)それから、私自身も今月末で自費出版関連のブログを閉じようとして予告もしているんですが、自費出版ねた以外の日常的記事は別ブログで継承しようと思ったんです。そしたら、これらを分離する作業がもう大変!
知人にその話をしたら、閉じるもなにもブログなんちゅうものは更新しなけりゃそれでええんじゃないの、ということを言われ、はあ、そうなんかね、と思い始めています。
では、さらにがんばって捨ててください!
Posted by クンちゃん at 2016年09月25日 08:26

   *     *     *     *

(前略)クンちゃんブログの件ですが、たしかに分離するのは大変ですね。今のブログは自費出版ネタと日常的記事を分離せずにそのままにして、今後も自費出版関連の話題があれば今のブログに記事を書き、日常的な記事は別ブログで始めるということでもいいのではないでしょうか。自費出版業界の闇を暴いた貴重な記事がある今のブログは、是非そのまま残してほしいと思います(タイトルの変更はしてもよいと思いますが)。
Posted by 松田まゆみ at 2016年09月25日 10:00

*************

   うーん!どうしたもんじゃろう、と思案投げ首のきのうきょう(あしたも)であります!
     

 なお、断捨離(だんしゃり)とは、その語感から仏教用語かと思いましたが、多少近縁ではないかと思われるヨガの考え方、「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」からきている由。要するに、ほんとうに必要なものはなにか、を追い求めていく作業ということのようです。作業の中身は、一口で言えば“身の回りの不要物を捨て去る”ということでしょうね。みなさんも痛いほど経験していると思いますが、不要物を整理して、捨てるものと取っておくものとを分けようとすることが難しい! 捨てないほうの山ばかりが高くなっちゃうのですよね、これが!



ぎゃお!だれだ?こんなことやったのは!?

2016年09月26日 10時26分29秒 | ありふれた日常
      北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」

    *********************

    知らないってのは、困ったもんだよ!
  これが、ミミズの仕業だなんて!!


   

 きのう25日は、ひさかたぶりに晴れ上がった伊豆地方でした(きょうもまあまあ陽がさしています)。

 そこで、これまた久しぶりに庭に出てみたら、クンちゃん犬の運動場だった芝生スペースに、画像のようにあまり大きくない穴がぼこぼことあいている。そのうえ、穴の部分の土なのか、傍らに小さな盛り上がりが出来ているのです。
 例えて言うと、小さな子供が小さなシャベルであちこち丹念に掘り返した、という感じです。

 

 以前もこういうのがいくつか“出現”していたのを見たことがありますが、ほっぽっといたんです。
 しかし、この度のようにそこらへん中、穴ぼこだらけになったのはこれが初めてで、びっくり。

 モグラにしては小さすぎる。
 穴の中にはなにもいない!
 わからない。

 というわけで、いつもいろいろ助けてもらっている質問サイトに投稿してみました。

 そしたら、きのうの夜の間に2件の回答がつき、いずれも「そいつは、ミミズだ!」というわけです。盛り上がっているのは土ではなく、ミミズの糞、つまり「糞塚」(ふんづか)だというのです。

 えっえっ! 信じられない思いでしたが、回答してくれた方が添付してくださったゴルフ場のHPには、まったく同じ穴ぼこぼこの画像がのっていました。間違いないですね。

 ほんとにいくつになっても知らないことだらけです!


  http://www.kiyosumi-golf.co.jp/columns/mimizu.php
  清澄ゴルフ倶楽部(埼玉県東松山市)のHP

  http://shibafu.enjoy-gardening.com/mimizu/
  芝生のお手入れサイト

プルメリア、とうとう咲きました!

2016年09月24日 05時55分20秒 | ありふれた日常
           北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」

    *********************



  満身創痍のプルメリア、よく咲いてくれました!
 二重マル◎!


   

 夏の日に、二階から鉢ごとドカーンと落としてしまったプルメリア。

 太陽の光大好きな性質なのに、日照時間にまったく恵まれなかったこのひと月、よーくがんばってくれました。

 きのう23日の朝、一輪の花が開きました。
 
 花芽の様子から、このあと次々と花をつけてくれるようです。

 ありがとう!






NHK受信料の周辺ー番外編 「高額所得の副局長、高校生の自転車をかっぱらう」の巻

2016年09月23日 13時15分57秒 | イラネッチケイ=不要NHK
           北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」

    *********************

NHKの放送だけを視聴できなくする「いらネッチケイ」とかいうモノのことをNHK受信料の周辺⑤として書くことになっていて、またまた“連休”してしまいました。すいません!(きょう明日中に、けさついに咲いたプルメリアの花の画像とともにお伝えいたします。)

 そうしたところ、またまたNHKの職員、というより幹部職員というのでしょうが、静岡放送局の副局長(こういうのがあるんですねえ!)という立場にある人が、まったくどういうやつなのか、高校生の自転車をかっぱらって逮捕されたという報道が出ました。
 あきれはてて、モノが書けないので、NHKから国民を守る党のサイトからコメント部分を以下、無断転載します。

                    * * * *

 1. NHK静岡放送局、年収1800万円超の副局長、
   高校生の自転車をかっばらって御用!

 
 立花さんの都知事選政見放送で、NHK職員の平均年収は1800万円、と聞きましたが、それをはるかに超えるはずの静岡放送局「副局長」が、1万円も出せば買える自転車、それも高校生の持ち物、を盗んでパクられました。
 今度は、甲府放送局のキャスターカップル足上げ写真と違って各メディアでも報道されてしまったので、しかと、しらんぷりはできず、地上波静岡ローカルではお昼のニュースで自ら報じることとなりました。まったくたいしたところだよ、NHKってのは!

***************
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160923/k10010703971000.html

     NHK静岡放送局副局長 自転車盗んだ疑いで逮捕
     NHKNEWSWEB 9月23日 12時03分


    NHK静岡放送局の副局長が静岡市内で歩道に止めてあった自転車を盗んだ疑いで警察に逮捕されました。
   逮捕されたのは、NHK静岡放送局の副局長、小林達彦容疑者(53)です。警察の調べによりますと、
   小林副局長は去年12月18日の夜から翌朝までの間に、静岡市葵区で歩道に止めてあった自転車1台を
   盗んだとして窃盗の疑いが持たれています。
   警察によりますと、自転車に貼ってある所有者の名前などのシールをテープで隠して使っていたということです。
   警察によりますと、調べに対し「会合のあと早く家に帰りたくて盗んだ」などと容疑を認めているということです。
   NHK静岡放送局は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾です。事実関係を調べたうえで厳正に対処します」
   とコメントしています。


NHK受信料の周辺④ じっと黙って払ってる人ばっかじゃないぜ!

2016年09月15日 00時02分12秒 | イラネッチケイ=不要NHK
            北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」

    *********************

        
        雨降り続きで、お米はどうなるものやら、と腕をくんでおります。
        ところで、うちの傷つきプルメリア、あの花芽からなんか伸びてきました。どうなるやら。


  *************************

   受信料支払い率の高さにびっくりしたけど、
   黙って払う人ばかりではない事実に安堵!
   検索してみてね!「NHK受信料拒否」
  



 それにしても、NHKの“ご配慮”は隅々まで行き渡っているようです。

 4年ほど前、山の中のクンちゃん山荘の暮らし向きに負け、“災害報道視聴用”にテレビが欲しくなりました。しかし、室内配線はあるものの、アンテナが腐れて倒れています。
 そこで、Yahoo知恵袋というサイトに、「NHK受信料を払わない主義の者です。室内アンテナでNHK以外の番組を視聴したいので、強力なアイテムを教えてください」と投稿したら、驚くなかれ、室内アンテナの紹介はまったくなく、わっーと「なぜ払わねえんだ、信じられない!」とか「みんな払ってるのに、おまえは非国民だ!」なんちゅう“回答”があっというまに押しかけてきて、あわてて質問を取り消したことがあります。(で、しょうがないので『光テレビ』というやつで、ニュースほかを見ています。この視聴も別立てでNHK受信料を払ってください、ということですが、クンちゃんは死ぬまで払わない覚悟です。)

 また、この度も当ブログで、私が成功した一発撃退策を教えます、とやったら、こんな超超過疎ブログであるにもかかわらず、おかしなものが何通か来ましたね。
 「私も困っています。是非、お会いして、対策をお教えいただきたい」なーんちゃって、当方の身元を探るような内容のものが、4通ありました。で、これらは勝手ながら、しかとさせていただきました。
 
 というようなわけでぇー、NHK受信料って、払わんとほざいているのはおれも含めてホントに少数派のわからんちんなのか、という思いにとらわれ、ともすると落ち込む気分の中で、「いんや、おれたちは払わんぞ」という人びともそうそう少なくないことをネットで知りました。

 まずは、先の東京都知事選挙に出馬した立花孝志さんの政見放送をご覧いただきたい。

【政見放送】2016東京都知事選挙 立花孝志 

 
 このようなお方がおられることを、恥ずかしながらまったく存じ上げませんでした。

 ある人に聞いたら、「あんた、あほか」という顔で、いまや若い人びとの間では、あの高名な立花隆さんより、こっちの立花孝志さんのほうが知名度があると教えてくれました。

 立花さんはNHK職員でしたが、11年前に退職して、(おそらく)その後、NHKの諸問題を指摘し続けて今日に至っています。千葉県船橋市議会議員を辞して都知事選に臨んだとのことです。
 「NHKから国民を守る党」の代表でもあります。

 市議会議員レベルでは立花さんに賛同する方は増えているようで、先に書きました「携帯ワンセグ訴訟」でさいたま地裁の勝訴判決をとった埼玉県朝霞市の大橋昌信市議、同じく志木市の多田光宏市議らが同党のHPに名を連ね、そのほか立花さんをはじめ何人かのあっちこっちの市の「市政対策委員」という方々の名前が見られますが、これはなんなのかわかりません。

 立花さんは都知事選後、関西の市議選(茨木市か?)に挑戦するとのことですが、こういう人は力をつけて是非国政に挑んでほしいものです。

 「NHKから国民を守る党」のHPは、こちらのアドレスから入れます。
 いろいろ、相談にのってもらえるようです。

   http://nhkkara.jp/

  もうひとつ、「醍醐聰のブログ」というサイトがあります。醍醐さんというお方が書いておられるのだと思いますが、是非、訪ねて行ってみてください。NHK関連記事がたくさんあり、大変勉強になります。「NHKから国民を守る党」も「醍醐聰のブログ」も、いつもどおりに加工しているのにどうしてもリンクが張れません。いずれもアドレスを書いておきます。
   http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/nhk-0ab7.html?cid=113684880#comments

この記事は個人の受信契約について書きました。業務用はまた別の組み立てとなりますので、当記事と整合しない場合があります。この項、おわり→追記・すいません!終わらないのです。立花さんの放送の中で出てきた“いらねっちけいアンテナ裁判”について、追って掲載いたします。

NHK受信料の周辺③ 「NHK放送の受信を目的としない受信設備」が必要!

2016年09月14日 11時27分21秒 | イラネッチケイ=不要NHK
             北朝鮮核開発断固糾弾! これこそ、「****に核弾頭」
      ****************
【おことわり】 
 昨日(註・9月8日)の記事註釈で、「どのようにしたら、ただちにお帰りいただけるかは、当ブログ画面左手のメッセージ窓口から問い合わせてください。ただし、地域スタッフ・NHK関係者は除きます。」とやりましたら、結構たくさんのお問合せをいただきました。基本的に、これは?という方を勝手ながら除かせていただき、ご教示いたしました。しかし、このまま際限なくお教えしますと、周知のこととして“決め手”に欠けることになりますので、いったん締め切らせていただきました。よろしくお願いいたします。今回の記事は追ってサイトアップいたします。


                             *************
   見たい人は払う、
   見たくない人は払わん、
   そういう受信料システムを望む! 
 


 (2016年9月9日掲載の予告見出しにつき、記事部分をきょう14日に掲載しました。)
 急用で数日手が離せず、宙ぶらりんになってしまいました。急用というのは、最近では不祝儀の内容ばっかりでありまして、なかなか辛いものがあります。


 さて、放送法64条ただし書きの規定、「放送の受信を目的としない受信設備(以下、中略。全文は前回記事参照)を設置した者については、この限りでない。」、つまり受信料契約をせんでええわ、というのはどんな場合か、という話に戻ります。

 この点について裁判で争われたケースはなく、平成19年3月22日の衆議院総務委員会での質疑が唯一の指標となっています。

   http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/166/0094/16603220094010a.html
 
 公開されている議事録から、長くなりますので直接の関係箇所だけを引いてみます。関連部分は後掲しました。
 (上記のアドレスで全文をお読みになる方は、質問者も政府参考人も受信料の規定、放送法64条を「三十二条」としていることに気付かれると思いますが、改正があってもこんなに当初条文が動くはずはなく、なぜこうなっているのか不可解です。)

 政府参考人の答弁は、
「放送の受信を目的としない受信設備」と申しますのは、外形的、客観的にその設置目的が番組の視聴ではないと認められるものでございまして、例えば、電波監視用の受信設備、あるいは受信画質の確認を行うための設備、あるいは、それと同様でございますが、電器店の店頭に陳列されているものもいわば画質確認を行うものと考えられますので、そういった受信設備がこれに該当するものでございまして、個人の意思に係らしめているものではない」
という内容であり、周知のごとく、受信設備の所有者の意思などまったく忖度する必要はなく、一律に受信料を課するという意味あいです。

 あらためて、このへんがNHK受信料制度の最大の非近代的要素だろうと強く感心します。

 ひるがえって、現在、人びとの生活になくてはならないと考えられている水道、電気、ガスの場合はどうでしょうか。利用者側が「いらない」と考えて、極端な想定例ですが、「うちは蝋燭、井戸水、たきぎでまかなう」ということで契約せずに利用しないというパターンはあり得ますし、供給者側としても料金不払いが続けば一方的に供給をストップさせることができます。
 ところが、NHK受信料にはこれがない。
 なにがなんでも払ってください、ということなのです。いまでは、契約した人が支払わないと債務不履行で裁判まで起こして取り立てている実情があります。

 これはあまりにもおかしい話ではないでしょうか。

 ふたつの提案があります。
 ひとつは、条文で「(NHK)放送の受信を目的としない受信設備」を定めていることからすれば、NHKの各種放送が受信できない仕組みのテレビ等の受信設備というものは作れないものなのでしょうか。非NHK受信機が開発されることを大いに期待したいと思います。
 
 もうひとつは、以前から強い要望の声がある「スクランブル」方式の採用です。これは、契約しないと、放送を受信できない仕組みです。詳しくないのですが、例えば、「WOWWOW」とかいうものをはじめ「光テレビ」とか、とにかく契約してお金を払わなければ放送が見られない、というシステムです。これなら、だれも文句を言いますまい。

 さてさて、きのう夜のニュースでは、将来インターネット上で同時放映される構想のNHK放送のネット配信についても、受信料を取るとの方針が報じられています。またまた、勝手に新たな放送手段を実現しては受信料を取り立てようなど、ほんにあんたは悪よねえ、という実感であります。

   http://news.yahoo.co.jp/pickup/6214354
   2016/9/13(火) 23:40掲載
 「NHK、ネット配信でも受信料」 経営委員長が発言
 NHKの石原進経営委員長は13日、将来的にテレビ放送をインターネットで同時に見られるようにする方針を示し、「公共放送を維持していくためには、ネット配信であっても何らかの受信料をいただく必要がある」と述べた。実現すれば、放送を受信できない世帯からも受信料を徴収することになる。(朝日新聞デジタル)



         *************** 参考、平成19年3月22日の衆議院総務委員会での質疑(抜粋)

○寺田(学)委員(註・てらたまなぶ、当時民主党) それでは、条文の方の中段の「放送の受信を目的としない受信設備」という中に、みずからの意思で衛星放送を受信する環境を設置しようとしていない方々が買ってしまったテレビに勝手に入っていることによっていわば環境がつくられる受信設備ですけれども、そのことは含まれるのかどうなのか、いかがですか。
○鈴木政府参考人  前略 ただいま御指摘の、条文の中にあります「放送の受信を目的としない受信設備」と申しますのは、外形的、客観的にその設置目的が番組の視聴ではないと認められるものでございまして、例えば、電波監視用の受信設備、あるいは受信画質の確認を行うための設備、あるいは、それと同様でございますが、電器店の店頭に陳列されているものもいわば画質確認を行うものと考えられますので、そういった受信設備がこれに該当するものでございまして、個人の意思に係らしめているものではないというふうに解釈しております。
○寺田(学)委員 今お答えいただいたように、第三十二条の法律によれば、ある種、その環境に置かれた方は自分の意思があるないを問わず払わなきゃいけないということになっているということだと判断いたしました。
 大臣自身に単刀直入にお伺いしたいんですが、今のようなケース、いわばモアサービスと言われていた衛星放送に関して、昔とは違って、今は勝手に見られる環境がつくられてしまって、それがゆえに自分の意思を飛び越して払わなきゃいけないような環境に置かれる人が多数生まれてきていて、これからもどんどんふえることが予想されていると思います。この点に関して、まずは、問題点だととらえているのか、それはもうやむを得ないことだと考えているのか、大臣、いかがですか。
○鈴木政府参考人 前略 NHKを受信できる受信設備を設置した者は法律上契約義務があるということになっております。この理由は、公共放送の使命を果たすために必要な財源を広く国民全体で負担していただくというものでございまして、大臣がかつて御答弁させていただきましたように、公共的性格を持つNHK、その放送を国民全体で負担するという意図でございます。
○菅国務大臣(註・菅義偉現官房長官) この前も、私は、今局長の答弁と同じように、実は答弁をさせていただきました。しかし、寺田委員からいろいろなこの問題についての指摘をされまして、私は、もう一度、役所内、さらには私が放送問題で相談する方にもいろいろな意見を聞きました。
 そういう中で、やはり今まで指摘をいただいていますこの受信料のあり方の中で、視聴者の主観的な意思によらないで、外形的、客観的な基準、これを策定することが可能かどうかということも含めて、私は、これは問題意識を持って研究する必要があるのではないかなという、今私自身考えておりますことを伝えさせていただきたいと思います。
 

NHK受信料の周辺② 持ってるだけじゃ、設置じゃねーよ!

2016年09月08日 14時08分53秒 | イラネッチケイ=不要NHK
   「携帯」を「設置」と強弁することはできない!
   リーズナブルな条文解釈、さいたま地裁判決


   
   百日紅もそろそろ幕

 クンちゃんと同じように、NHK受信料につき「死ぬまで払わん!」と志す人は、受信契約を結んではいけません。そのためには、しつこいNHK地域スタッフ(当記事では、「取立人」註1と称す)とは可能な限り顔をあわさないようにしなければなりません。玄関ドアは絶対開けない、開けちゃったらドアに身体を預けられてまず閉めてもらえません。集合住宅なら、玄関フォンで来意を告げられても絶対に開錠しない、これが一番大切です。他の入館者にまぎれて入り込み、あなたの部屋の玄関からコールすれば、これはもう立派な不法侵入になります。

 とは言うものの、あまりのしつこさに負けて取立人と直接面談するはめに陥った未契約者は膨大な数になるでしょう。その結果が、前回紹介した受信契約の高さにつながっています。そして、取立人に対し、こんなことを言う人が多いようで、取立人は思わずにっこりしたはずです。

「NHKはまったく見ていません。」

「テレビはあるけど、いまは何も見てないですよ。」

 ここで、取立人いわく、「はい、はいっ!わかります、わかりますよ! そういう方多いですねえ! ですけど、おうちにテレビがあるとですねえ、見ても見ていなくても、支払っていただくよう、ほーりつで決まってるんですよ!はいっ」

 うーん、じゃあ、その「NHK受信料」というやつ、どの法律で決まっているのでしょうか。

「放送法」の第三章「日本放送協会」という大きなくくりの中にある、第六節ということになります。やや長いけれども、わざわざひっぱらなくてよいように関係箇所を掲載しておきます。

***************

 第六十四条(受信契約及び受信料)
 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。第百二十六条第一項において同じ。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。  2 略

3  協会は、第一項の契約の条項については、あらかじめ、総務大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。  4 略

***************

 つまり、各家庭等を訪問する取立人があたかも錦の御旗のごとく掲げる「法律で定められている」というのは、ここ64条1項註2のことになります。
 確かに、「NHKの放送を受信することのできる受信設備を設置した者」、つまりテレビを「設置した者」はNHKと受信契約をしなさい、という規定です。しかし、契約をしないとこういうひどい目に遭うよ、という「罰則」はありません。
 そうして、その受信契約の内容は、64条3項により、総務大臣の認可を受けなければならないことになっています(罰則あり)。そこで、NHKは以前の契約をつくりかえ、新たな伝達手段であるワンセグ放送を財源に取り込んだ内容にしました。そしてその変更を総務省が許可した、ということになります。したがって、総務大臣の先のNHK擁護発言は、単にこのプロセスと現況を説明した内容だとも言えるわけです。

 さて、この度のさいたま地裁の裁判は、実質的に「テレビ受信機能付きの携帯電話を持っていることが、放送法64条1項の“受信設備を設置”にあたるのか、ということが争点になりました。そして、「設置と携帯はちゃうよ!」として結論はNO!であり、受信契約を結ぶ必要はない、ということでした。
 MAG2NEWSの「速報 ワンセグ受信によるNHK受信料の支払い義務はない、さいたま地裁判決」(2016.08.26)という記事は、この点について以下のとおり述べています。
『大野裁判長は「携帯電話の所持は放送法上の受信機の設置に当たらない」と判断。判決文では、マルチメディア放送(すでにサービス終了しているNOTTVなど)の定義を定めた放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていることから、大橋市議側の携帯電話のワンセグは「設置」ではなく「携帯」との主張に対し、ワンセグも「設置」だとしたNHK側の主張を「文理解釈上、相当の無理がある」とした。』
   http://www.mag2.com/p/news/217601

 参考までに、放送法2条14号を下に掲げておきました。

***************

第二条 (定義)
十四  「移動受信用地上基幹放送」とは、自動車その他の陸上を移動するものに設置して使用し、又は携帯して使用するための受信設備により受信されることを目的とする基幹放送であつて、衛星基幹放送以外のものをいう。

***************


 64条1項ただし書き「放送の受信を目的としない受信設備」については、思うところがありますので、次回に書くことにします。(つづく)


註1・・取立人たちはNHKから受託した部外の法人に雇われた人たちであり、NHK正職員の金銭的処遇を支えている割には、比較にならない低収入。したがって、この人たちとは無益な論争をしないで、速やかにお帰りいただくのがベスト!
 しかし、収入の歩合部分が大きいため、しつこく帰らない、何度でもやってくる、など、そのつきまとい方ははなはだしく、根負けしてはんこを押した契約者も多い。
 どのようにしたら、ただちにお帰りいただけるかは、当ブログ画面左手のメッセージ窓口から問い合わせてください。ただし、地域スタッフ・NHK関係者は除きます。

註2・・法律の条文に何項かある場合、「一項」には表記番号がつきません。「一項」だけの条文もたくさんあり、その場合は「**条」とだけ表記するにとどまります。)


NHK受信料の周辺① ふつーの人は払ってる?! おれは死ぬまで払わん!

2016年09月07日 10時49分34秒 | イラネッチケイ=不要NHK
  沖縄なみでええんじゃないの!
  払いすぎてる、秋田、島根etc


   
   受信料のように
   来シーズンも豊作?!
   庭の夏みかんの青い実



 何年か前に当クンちゃんブログでもNHK受信料について書いたようなうろ覚えがあります。

 痛快な新聞販売店のおやじさんの話だったと思います。
 例によってNHK委託の取立人がやってきて、「ふつーの人はみんな払ってますよ」などと説得を始める。すると、こわもて面にニヤッと不敵な笑みを浮かべつつ、いったん奥に引き下がる。そして、あらかじめストックしておいた廃品テレビを抱えて出てくるや店先に放り出し、「ほれっ、これでうちにゃあテレビはなくなった。とっとと帰れ=けえれ!」とやる、取立人は後ろも見ずに退散する、という伝聞譚だったと思います。

 NHK正規職員ひとりあたり、年間平均1800万円ともいわれる人件費をまかなっている主要な財源である受信料、そのうさんくさい受信料をめぐって、最近にわかににぎにぎしい情勢となっています。
 

 さいたま地裁が、NHKが現在支払い対象としているワンセグテレビ放送を受信できる携帯について、「受信料を払わんでええよ」との判断を示したからです。そして、NHKはただちに控訴し、総務大臣は当然ながらNHK側を援護する見解を発表。さらに、昨6日に総務庁は、近々、NHK側から事情聴取をする、という報道がなされています。総務庁がNHK側の対応を見直すよう求めるのではないか、との推測が報じられていますが、クンちゃんとしては、「裁判所の判断が確定するまで、携帯はしばらくやめとけや。そのうち法改正して、全部取り立てられるようにすっからよ」という内実なのではないか、と推察しています。


 時代の推移とともに新しく登場してきたワンセグ放送(自動車内の受信可能なナビとか受信可能な携帯)についても、NHKは受信料契約を結ばなくてはならない、として運用してきました。もちろん、同一世帯構成員で家庭ですでに受信料を支払っているケースは、さすがにその契約に包含されます。したがって、家庭内等のテレビについて未契約の場合に、テレビ付きナビや携帯を持っていると取り立て対象になるというわけです。(ひとり住まいの若者層がターゲットと思われますが、いったいどんなふうにして取り立てるのか、イメージが膨らみません。)


 ところで、フツーの人はみんな払っている、と取立人が胸を張る根拠なんてあんの?

 あるんですよ!これが。
 
 どのくらいの世帯がNHK受信料を支払っているか?について、NHKの数字があります。
 これはモノがモノだけに、“正しい”モノと思われます。(単位は、パーセント)

 都道府県別推計世帯支払率<平成27年度末>
  https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/pdf/osirase_siharairitu27.pdf

 これによると、立派な方が多いところは次のとおりです。
    
   秋田97.6  島根94.5  新潟93.6  鳥取92.8   山形92.4  岩手92.0

 へーっ!びっくりしちゃいました。
 ちなみに、大阪60.6 東京は65.5 最低は沖縄の48.4だということです。

 しつっこい取立人の功績も大きいと思いますが、「まあ、うるさいことは言わんで払っておこう、年間2万円超(衛星契約12か月前払い口座振替の場合2万4770円*9/8補正)ぐらいだからな」とか、「えっ、払わんでもかまわんなんて知らなんだ!」という人が多いのかもしれません。うちの女房だって、あたりまえに支払っていた家から嫁に来たので、「えっ、なに、受信料って強制的に徴収されるもんじゃないの!」とキョーガクしていました、いまは昔。

    しっかし!おれは死ぬまで払わん!  (つづく)
                                   

仮面を剥いだら、“排外的民族主義者”の顔!

2016年09月03日 22時38分18秒 | 日記

    自分でも驚く自分の素顔
    もとからこうなのか?
    最近、変わったのか?



 どうもおかしいな、と感じることがありました。かなり前から。

    日本の相撲って、いったいどういうことになってんのか!
    モンゴルの人は、故国でモンゴル相撲でもやらはったらええのに!

 と感じたときに、かなりの違和感を抱いて自分を眺めている自分を感じました。


    ヘイトスピーチというのをしつこくやっている連中の精神構造に疑問を抱きました。
    それが、「外国人への生活保護の実態」を知るやいなや、日本の若者の低賃金極悪労働と比較して憤激しました。

 ずーっと自分は相当リベラルなおっさんなんだと思ってきたことが、単なる誤解だったのかと思い始めました。


 先の東京都知事選に蓮舫さんが出馬か、との報道に、内心、「まったくとんでもないことだ」「米国のような移民で成り立っている国とはワケが違う。百年早い!」と、非常なる不快感を感じました。

 しかし、このときは沙汰やみとなり、仮面は剥がされるにはいたりませんでした。

 ところが、この度の民進党党首選挙に彼女が相当の当選確率をもって立候補したということで、ついに長らく付けてきた仮面は、無残にも剥がされてしまったようです。
   
 yahooニュースに掲載された「蓮舫にまさかの二重国籍疑惑」(八幡和郎、アゴラ 8月31日(水)8時10分配信)
  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160831-00010001-agora-pol
という記事を読んで、大きく動揺しました。

 記事の趣旨は、中華民国国籍から日本国籍に移る際に、中華民国国籍を放棄していないのではないかという疑義を提示しているものです。
 まあ、その本旨は本旨として、それとは異なる論述について、かなり同調する自分にあきれ果て、自分の素顔は「排外的民族主義者」なんじゃないかという疑惑を抱え込んで困惑している、ここ数日です。

 例えば、「そもそも、生まれながらの日本人でなく、少なくとも18歳まで中華民国人謝蓮舫として育った人をなにも首相候補たる野党第一党の代表にするベキでないと考えるのが世界の常識だ。」という論旨について、世界の常識ではないけれども、そのとおりだよ、と思う自分がいるのです。彼女が党首になれば、確かにやがて首相になる可能性というものがまったくないわけではありません。

 もっとも、自分が忌み嫌う人が首相であるからといって実際には何も出来ませんよね。現在のように!
 それと同様、自分が好ましく思わないからといって、首相候補のさらに前段の野党党首選挙の候補者にクレームをつけなくてもいいんかもしれませんが、しばらくはなんとなく憂鬱な日が続きそうです。

浜岡原発!安定ヨウ素剤の配布で問題は片付くんかねえ?

2016年09月01日 21時11分03秒 | 日記
   怒れ!わが同胞よ!

 9月になりました。

 ことし8月は次から次へと台風が来て、東日本はなにがなんだかわからないうちに9月となりました。直近では東北以北の被災が甚大です。心よりお見舞い申し上げます。
 またまた12号というやつがやって来るようで、困ったもんです。

 さて、きのうの当地、静岡ローカルでは、きょう(9月1日)より、御前崎市で浜岡原発の不測の事態に備えて、「安定ヨウ素剤」というものが一定のエリア住民に配布されることが報じられています。国の施策ということです。続いて、牧之原市でも配布されるとのことです。

 以下、御前崎市のHPより引用します。「事前」たら、どういうこっちゃね!「事」があるっちゅうことだよね!
 
http://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/bosai/bosai-bohan/bosai/genshiryokubosai/anteiyosozainitsuite.html

*************
 安定ヨウ素剤の事前配布について
 「もしもの原子力災害に備えて、安定ヨウ素剤を事前配布します。
 なぜ、事前配布するのか?
 国では、東京電力福島第一原子力発電所での事故をふまえ、「原子力災害対策特別措置法」を改正し、これに基づき「原子力災害対策指針」を改定しました。この指針には、原子力災害が発生した場合に備え、安定ヨウ素剤の事前配布を含む予防服用体制を整備することが盛り込まれました。まずは避難が基本ですが、この指針により万一、原子力災害の恐れが高まった場合には、市民の皆さんの安全を最優先に考え、被ばくを予防するために安定ヨウ素剤を服用していただく可能性があります。このため全員にあらかじめ配布するものです。ただし、安定ヨウ素剤の配布は医師の説明を受ける必要があり、保管は3年ごとの更新が必要です。」

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 ふーん! つまり原発はやばいよ、ということを国が言っているわけです。
 そして、安定ヨウ素剤ってなんだんべ、という点。
 同じく同市のHPからの引用です。

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 安定ヨウ素剤とは、「ヨウ化カリウム」を飲みやすい形状にした医療用医薬品です。原子力発電所の事故のとき、放射性ヨウ素が放出されることがありますが、安定ヨウ素剤をあらかじめ服用することで、放射性ヨウ素の体内(甲状腺)への蓄積を減らすことができます。ただし、安定ヨウ素剤の効果は、放射性ヨウ素による甲状腺への内部被ばくの抑制に限定されるため、他の放射性物質による被ばくを抑えることはできません。服用するタイミングは、十分な効果を得るために、必ず、国または県、市の指示に従って服用してください。
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 というわけなんですが、この安定ヨウ素剤の配布ニュースに接して、私は先の大戦末期、敗色濃い沖縄ほかの遠隔の地で、傷病兵や一般の住民、挺身した少年少女に手渡された手りゅう弾を連想してしまいました。

 こんな小手先の術で、福島で明らかになった惨状を乗り越えられるはずもありません。該当する地域の市民は、こんなもんをただ受け取るだけでいいんでしょうか。全面廃炉に向けて、いま声をあげなくて、いつあげるのでしょうか。
 浜岡は原発5機のうち2機は運転終了、のこり3機は点検中ということです。私は、浜岡、駿河湾、伊豆半島西岸、伊豆半島の尾根を隔てた伊豆半島東岸で生きていますが、全面廃炉へのムーブメントには是非協力したいと思っています。

 怒れ!わが同胞よ!