黒い冷凍庫(冷凍品=文芸社、栗田工業、幻冬舎R等、クンちゃんブログ自費出版関連記事!クリタ創業者野崎貞雄氏発禁本全文)

旧文芸社=日本文学館、幻冬舎R等自費出版(費用著者負担エディション)よろず相談室 クンちゃんのエディタールームの過去記事

ベランダでのちっちゃな出来事!(通算No163)

2012年04月30日 10時30分24秒 | ありふれた日常
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 生命力の強さに感嘆した朝!







 15階という高い所に初めて住んでみて、驚いたのは風の強さ。
 特に、冬の間中、吹き荒れる強風は尋常ではない。

 ベランダに置いた「折り鶴ラン」は年中、元気元気で、これまで冬場でも枯れたことなど一度もなかった。

 ところが、今冬は日に日に活力を失い、年を越したあたりから完全に枯れてしまった。(要クリック!写真上の3鉢のうち左上の状態)
 億劫がらずに部屋の中に入れとけば、と悔やんだ。

 しかし、まあ、ひょっとしてということがあるかもしれん、と淡い期待を込めて時々水やりをしていた。


 けさ、もうあきらめて残滓を抜いて始末しようとした。

 ところが…。

 枯れた葉っぱを取り除いていくと、根元に若い葉っぱが顔をのぞかせている。(3鉢のうち左下、右の状態)

 感嘆! 素晴らしい生命力である。
 左上の鉢の枯れ葉の下にも、同様に若い葉が息づいていた。

 なんか心はずむ気分になってご近所さんを見回すと、枯れたバジルも枯れ木のまわりに既に新しい葉が育ってきていた。(写真中)
 昨夏には、蟻にさんざんやられて朽ちかけ、すっかりあきらめていた藤にも若葉と花芽がついていた。(写真下)


 きのう早朝、群馬県の関越高速道路で予想も出来ない不運な長距離パスの自損事故が起こった。
 誰の身に、いつ何どき、何が起こるか、本人はもとより他の誰にもわからない。

 しかし、その何かに遭遇した後、人それぞれに或る一定の時間は必要だが、人間にはどうしようもない修羅場から立ち上がる力が備わっているのではないか。
 
 そんなことに思いがつのる朝でありました。


“栗田工業ちかん裁判本訴”横浜地裁判決書届く、控訴審必至の情勢(通算No162)

2012年04月28日 00時33分45秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負
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 各種虚言をやすやすと事実として認定・横浜地裁判決
 “栗田工業ちかん裁判本訴”は控訴審へ。ついに藤野パパ行状を公開の方向か
 一審敗訴で野崎サイドに実質的不利益は何もない。
 しかし、あまりに一方的な認定に憤激!



 クンちゃん留守中に、“栗田工業ちかん裁判”の第一審横浜地裁判決書が届いていた。

 一読してびっくり仰天!三鷹のパパこと藤野宏パパ側の主張をなぞっただけの主文!

 この裁判に負けたところで、もうあらかた配るべきところにはぶん撒いて、刊行の目的を達してしまった野崎氏はなんの痛痒も感じないのだろうが、
事実とあまりにも異なる裁判所の認定には、多分、ボイラー爆発の如き勢いで反論していくのであろう、か。
 
 クンちゃんは、可能であれば、近々、野崎氏と面談する予定です。

 
 
       判決内容分析など本文記事は追って後送いたします!



 【おしらせ】
 前回、通算No161の「竹林探索」のコメント欄に、日本文学館=文芸社の西瓜谷南瓜さんからお便りが届いています。
 ご一読ください!

竹林探索(通算No161)

2012年04月27日 06時52分52秒 | ありふれた日常
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      本日中に、なんとか“栗田工業ちかん裁判”続報をアップしたいと思っています。
      留守中に、判決書到着。





   
   ようやく1本!

 竹林で見つける小さな幸せ

 ここんところ、クンちゃん犬実家に所用ありて出向いていた。

 21日の朝、近所に住む引退板前さんがやってきて、「そろそろいいんじゃないか」とか言いながら、
クンちゃん人のスコップを手に、クンちゃん人が設置した脚立のはしご段を伝って、目の前の竹林へおりて行った。
 そこは昨年夏、クンちゃん犬が4メートル下に転落、積もった落ち葉のおかげで怪我はなかったが、マダニに取りつかれた“恨みの竹林”である。

 小一時間もしたころ、かの板前さん、両手に4本のタケノコ(筍)を抱えて上がってきた。
 土からかなり顔を出してしまったもの1本と、まだ土のなかでひっそり息づいていた3本である。

 やがて、茹であがったというひっそりくん2本が届いた。

 昆布と鰹節でだしをとり、炊き上げたところにさっとワカメを合わせて「ワカタケ煮」とし、山椒の新芽を添えた。
 堪能した。


 ははーん、下におりて行きゃ、あいつがあんのか!

 24日の朝、クンちゃん犬をリードにつないで(ついてこられないようにして)、竹林におりて行った。

 ところが、30分もうろついたが、さっぱり“タケちゃん”がみつからない。
 
 何事も慣れないと難しい、などとつぶやきながら引き揚げようと脚立に足をかけ、何気なく足元を見ると、

 「あったあ!」

 なんと足元の濡れ落ち葉からちょこっと顔を出しているではないか。


 というような訳で、残念ながらひっそりくんは見つけられなかったが、
ちょこ顔を1本、掘り上げることができたのであった。

 めでたし、めでたし!
 

 (なお、食味ですが、ちょこ顔程度は、ひっそりくんと同等のようにシロウト板前は感じました。)


23・日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No160)

2012年04月18日 08時40分31秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題
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 文芸社=日本文学館・西瓜谷南瓜問題短信

 ちょっと連絡がとまっていた文芸社=日本文学館の西瓜谷南瓜さんから、今朝方、コメントが入りましたので、こちらに移し換えておきます。
 いやがらせというのは、本人には厳しいものがあり、弱っているんじゃないかと案じておりましたが、そうでもないようなのでホッとしています。




********************************************(以下、転載)


遅くなりました。やっぱり同一社労士でした! (西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員)
2012-04-18 07:51:20
クンちゃん様

お世話になっております。
西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員でございます。


栗田工業の裁判、世間の方々にとっては、かえって面白い展開になりそうですね。おっきな会社なのにそのあたりを判断できないんですね。

それから、遅くなりましたが、団交の社労士の件、自分のメモをよく見返したら、貼り付きの広告の社労士と同一人物でした。
なんのことはない、文芸社はあの広告に飛び付いたって訳のようです。広告効果抜群!ですね。

さて、先頃のコメントにてお知らせしましたとおり、
『常識的・社会的に考えて、書くのを控えるべき事は書きませんが、
そうでない“馬鹿満開”のネタはパワー全開でどんどん公開していきますので、今後もまたよろしく!』

では、一発行かせていただきます。

これは多くの方がご存知の内容ですので容赦なく公開いたします。

先月、文芸社の総務部から私宛に一通のメールが送られてきました。

“異動内示”でした。

しかし・・・

なんと・・・

“株式会社 文芸社 総務部” が出したこの「異動内示」

■■■■ 漢字間違えてました ■■■■

「お~い!大丈夫ですかぁ~!」&「瓜谷さぁ~ん!ご存知でしたかぁ~?」

がははははっ!!!
“退職勧奨”の順番からいったら、こんな常識レベルの方にこそ“優先権”があるんじゃないかと思っちゃいますよ!
会社の恥です。

ハイ!こんな部署の責任者からは“始末書”を1枚とりましょう!

というか、本当に責任を持って仕事をしているという役職者としての自負があるのであれば
自ら“始末書”を提出するくらいでないと、部下への示しもつかないでしょう。
『正式』な会社文書ですよ。

といった”馬鹿満開”のお話でございました。


■労働問題解決支援サイトより引用■

「勧奨を受け入れない労働者に対して、執拗な勧奨を繰り返し行うことや、
労働条件の切り下げ、配置転換などを示唆して労働者を退職に追い込むようなことは、
勧奨の域を超えた一種の強要となり、それ自体が違法な行為となります。」

(民法:不法行為による損害賠償)
709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、
これによって生じた損害を賠償する責任を負う。


******************************(転載おわり)

Mさん問題など控訴理由書で公表気配、“栗田工業ちかん裁判”控訴審必至の情勢(通算No159)

2012年04月17日 20時22分53秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負
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 栗田工業ちかん裁判”リーグ戦第2戦は、藤野パパ側に軍配(横浜地裁)
  野崎サイドは、控訴理由書で「ちかん」呼ばわりの真相を対世的に公表の構え
 
 


 いわゆる“栗田工業ちかん裁判”の本訴判決は17日午後、横浜地裁で言い渡され、栗田工業・“藤野宏パパ”側の主張がほぼ認められた格好となったようです。これは、さきほど、被告の『大恩・忘恩・報恩』著者野崎貞雄さんからクンちゃんへの連絡によってもたらされた情報。野崎さんは、法廷に判決を聞きに行ったけれども、判決書は被告本人には交付されなかったということであり、代理人弁護士経由で判決正本が送達されたのちに、クンちゃんブログでも詳しくリポートする考えです。

 野崎さんは、「判決理由を見てみないとなんとも言えないが、社史の誤りが司法によってどう評価されたかが私の最大の問題点。そのほかはどうでもいいんですが、クンちゃんのお勧めくださっている件も含めて、これから寝っころがりながら考えてみます。私の本を出す目的は百パーセント近く既に達成されているんで、どうもあまり力が入らんのですが、老骨にムチ打って検討してみましょう」などと、いつもながらの意気盛んな口調で話していました。

 クンちゃんとしては、①「ちかん」という表現に対する評価②社史の誤りに対する評価③社史の原稿(ゲラ?)を3回にわたって野崎さんに渡したが、1度として野崎さんの意向を聞こうと試みなかったという社史編集担当者岡山田吾作証人の不自然な証言の真偽、が関心事でありますが、これも判決書を見ないことにはなんとも言えないので、後送とします。

 いずれにしても、敗訴は「控訴権」を得たということでもあり、舞台が少し回ったけれども、仕掛けられた喧嘩には勝たずとも絶対負けない方策をひねり出す方向で、クンちゃんは横っちょからですがここしばらく呻吟する心づもりです。(つーか、敗訴が確定すると、前に約束しているとおり、十条斎藤酒場で不特定多数に呑みたいだけ呑ませなきゃなんないんでね。)

22・日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No158)

2012年04月14日 21時27分47秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題
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 西瓜谷さんから、つなぎの連絡が来ました。
 なにかと嫌がらせも始まっているような…。


 これといった動きが出ない文芸社=日本文学館の西瓜谷南瓜さん労働問題で、さきほど当該西瓜谷さんからコメント欄に投稿があり、メッセージ欄に画像アドレスも届いたので、こちらに移し換えておきます。

**********************************************(以下、転載)

立派なお手伝いで、どんくらい支払われるんでしょうか? (西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員)
2012-04-14 19:56:17
クンちゃん様

お世話になっております。

西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員でございます。

こんな方々も瓜谷さんのお手伝いをしてるんですね。なかなか手をまわしているみたいですが、ちょっとコモノですね。
これはオヤジの七光までもいかないようで。

「こんな方々」については、あとで画像をメッセージ欄から送りますので、掲載可能でしたら、アップしてください。

私の労働問題ですが、最近、小康状態ってこともあって、身のまわりで微妙な嫌がらせが増えてきました。予想はしてましたが…。

実は…、

家族を亡くした知り合いに西瓜谷家として弔電を打ったら、「ふざけんな!お前は出てくんな!」という、強いお叱りを受けたりしています。
なにを考えているのか、あきれかえって、こっちがボーゼンとしています。
でも、大丈夫! 黒白つけるところまで、やり抜きます!はい!

***********************************************(転載おわり)


 送られてきた画像は次のとおり。クリックしてちょ!
 これは「引用」にはならんわなあ。まあ「転載」だろうから、
 削除要請が来れば、とっぱらいましょう。

 なんだか、どうでもいいような画像ですが、西瓜谷さんの意図はまた別のところにあるのかもしれませんので、
 一応載っけときます!
 
  

  



**********  **********  ********  *******  *******

 ところで、ブログ枠外に、下記「ユニオン対策得意」とかいうふれこみの広告が貼りつくので、しばらく広告が一切載らないように制限していたんだけど、さっき解除したらまたおんなじやつがただちに貼りついてきましたワイ。
 まさか、文芸社が東京ユニオンとの団交に狩り出してきたという社労士とは違うやつだとは思うけど、ヒマな方はアクセスしてどんなカバ者なのか見てやってくれ!

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Mさん問題と“栗田工業ちかん裁判”控訴審の行方(通算No157)

2012年04月13日 10時48分44秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負
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  祝 クンちゃんブログ開設1周年(てめえで祝うってのもなんだけどよお)
 「本屋に並ぶ「私家版」、その光と影  (其の壱)
 2011年04月13日 09時27分49秒 | 文芸社出版の光と影」

  からスタートしました。早いものです!今後ともよろしく!




“栗田工業ちかん裁判”本訴控訴審の行方
 「控訴審では、ちかんのちかんたるゆえんを詳述せよ」(クンちゃん)
 「武士の情けである」(野崎氏)



 2011年4月、野崎貞雄著『『大恩・忘恩・報恩』の校了直前、表紙カバーや帯についての野崎さんとクンちゃんのやりとり。

野 崎 「クンちゃん、今度の本の帯の“文句”なんですがね、[藤野社長はちかんだ!]ってやつを、表側にでっかく載っけてもらいたいんです。」

ク ン 「げっ! そ、それはちょっと無理ですね、いくら費用著者持ち出版でも、そこまではできないですねえ。」

野 崎 「えーっ、なんでですか?」

ク ン 「ちかん、という表現自体がえらく問題なんです。この表現を含む過去の野崎ホームページ掲載記事を、いわば歴史的資料として資料編にそのまま収録するところまでが
     ぎりぎりの線なんです。腰巻の大見出しはちょっと…」

野 崎 「いや、かまわないんですよ、あの人は、そういう人なんですから、どーんとやってもらいたい!」

ク ン 「いやいや、なんとか裏のほうにちょっと載っけますから、それで勘弁してください。」

 こんなふうなやりとりの結果、「ちかん」という表現を含むホームページ記事を野崎さんがサイトアップしたというくだりの本文を帯裏のコピーとして使うことで落着した。



 このやりとりを、今になって思い出し思い出しして書いているには、それなりの理由がある。

 前々回(通算No129)の“栗田工業ちかん裁判”の記事 http://blog.goo.ne.jp/92freeedition44/e/2ddf727fa521e32610615e3c287f2027 で付け足しのように書いた、栗田工業社長(前会長、現相談役)藤野宏氏の“身の上問題”というか“身の下問題”というか、あのこととこの帯コピーについてのやりとりをつなぎ合わせてみたところ、クンちゃんとしてはまさに膝を打つ思いに至った、というわけなのである。

 それは、どういうことかというと、こういうことなのである。

 野崎さんがご自分のホームページをたちあげ、「藤野社長はちかんだ!」などとぶちあげて、栗田工業社史問題を対栗田工業のみならず世間に向けてアピールし始めたのは、2009年(平成21年)3月のこと。
 この時点で、藤野氏のMさん問題は社内の一定の部分には知れ渡っていた。
 時間差はあるだろうが、当然、野崎氏の耳にも届いていたと考えたほうが自然だ。
 どこかの社長のように“若気のいたり”ではすまされない、昭和17年(1942年)生まれという藤野氏の破廉恥なる行状に、老創業者は激怒したに違いない。
 これが、野崎さんが藤野氏を「ちかん」(漢字では破廉恥漢のうしろふた文字「恥漢」をあてるのだという)呼ばわりしたことと深いつながりがあるのではないか、とクンちゃんの考えはめぐった。

 そこで、先般、野崎さんに、「あまり気色がよくない話で恐縮なんですが、野崎さんがホームページを開設した時点で、藤野さんのあの話、あれはご承知でしたよね?」と、ほとんど“かまかけ”状態で水を向けると、
「ああ、ああ」というお返事。「あの話」だけで意味が通じるんだから、なんだかよくわからんが、知っていたということだな、とクンちゃんは解釈した。

 さらに、「ちかんだとか、破廉恥漢、恥漢といったムニャムニャの表現で、あの一件をほのめかしたというか、追及したおつもりだったんじゃないんですか? 藤野さんだけにわかる表現で」と斬り込んで行くと、「うーん、なんつうかねえ、うーん、むむむ」なぞと、あらぬほうに視線を投げかけては、うなったりしている。在りし日の大平首相ばりにである。

 どうも、こりゃ話にならんわ、と、クンちゃんが帰り支度にかかると、野崎さんがぽつりと一言。

 「武士の情けっちゅうもんがありますからね、この国には。」

 ああそうですか、ってことで、いったんあげかけた腰を落ち着け、
 「やっぱりねえ。いや、そうじゃないかとこのあいだ、ハタと気がついたんですよ。
  それで、4月17日に横浜地裁で言い渡される本訴の判決なんですが、どっちが勝つにしても、かたっぽが控訴することになりますよね?」
 と、うすらとぼけてお尋ねする。

野 崎 「いゃ、それはまあ、そういうことなんですかねえ。」

ク ン 「そうなるでしょうよ!」

野 崎 「そうなったら、どうだっていうんですか?」

ク ン 「ちかん、というのが名誉毀損だっちゅうのが、藤野さんらの主張の冒頭に出てくるんですよね。まあ、名誉毀損の成立に欠かせない事実摘示がないんで、
     名誉毀損にはならんと思うんですが、侮辱とかとにかくこの表現が不法行為を構成するという判断が横浜地裁で出た場合には、勝ち負けいずれにしても
     反対当事者側から上訴があるんでしょうから、野崎さんが藤野さんに対して、なぜ、こういう婉曲な表現を用いたのか、控訴審で明らかにしたほうがいいと
     思うんですよ。」

野 崎 「ほう、そりゃなんでまた?」

ク ン 「だって、そうでしょうよ。野崎さんは藤野さんのあの行状を追及するにあたって、実際の行状そのものではない[ちかん]という遠回しの表現をわざわざ使
     った。それも、[痴漢]じゃなくて[恥漢]」という文字をあててね。その配慮というか、さっきの野崎さんの言葉で言えば“武士の情け”というか、そんなこと
     に露ほども思いが至らず、会社の名誉なんていう取って付けた理由で、しかも会社のカネを使って訴訟を仕掛けてきたわけですよ。
     野崎さんが主張してないんだから当然ですけど、こういう経緯を横浜地裁は知らない。だから、横浜地裁がこの[ちかん]という表現を不法行為にあたると
     認定することになるかもしれない。その場合、それなら、本ちゃんの“身の下問題”をそのまま書くべきだったのかという問題提起をも含めて、控訴審で世
     間に向けて詳しく述べるべきだと思いますよ!」

野 崎 「なるほど、そういうことになりますかね。しかし…」


 というようなやりとりの最後に、野崎さんは、また、一言だけ言った。

 「やっぱり、どんなことにも武士の情けちゅうもんがないとねえ…。」



 クンちゃんとしては、来週17日の判決を踏まえ、判決書をもよく吟味したうえで、さらに野崎さんに対しこの件を強く慫慂していく考えである。
 それにしても、人知れぬ他人の情け、場合によっては“敵の情け”に支えられているとも知らず、権力にしがみついているカバ者ってのは、
まっこと古今東西、枚挙に暇がないようですなあ。
                                                                             (この項おわり)

     横浜地裁判決は4月17日火曜日、午後1時10分(横浜地裁503法廷)
 



“栗田工業ちかん裁判”仮処分で、東京高裁は藤野宏・元会長らの異議を却下!(通算No156)

2012年04月11日 20時11分56秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負
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“栗田工業ちかん裁判”仮処分で、
東京高裁は藤野宏・元会長らの異議を却下!
本訴は今月17日午後、横浜地裁で判決言い渡し!



 東証一部上場の栗田工業と藤野宏会長(当時、現相談役。何を相談するんだかね!)が、同社創業者のひとりである野崎貞雄氏を相手取って、野崎氏著書『栗田工業と歩んだ日々―大恩・忘恩・報恩』(文芸社刊、発売自粛)の出版差し止め等を求めていた、いわゆる“栗田工業ちかん裁判”の仮処分申立てについて、東京高裁は11日までに「権利保全の必要なんぞございません!」とした横浜地裁の決定を不服とする藤野氏側の即時抗告を却下し、関係者に通知した。

 仮処分命令申立事件では、即時抗告受理裁判所(本件では東京高裁)の決定に対し、異議を申し立てる手段はない(民事保全法第19条2項)ため、「藤野氏側の主張がまったく妥当しない、ほあ!」との最終決着となった。
 ざまあ、味噌漬け!というのは、まさにこのこと!

 なお、藤野宏氏の“身の下問題”がらみなど、本訴控訴段階の展開については、クンちゃん帰宅後に後送いたします。

21・日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No155)

2012年04月07日 13時29分51秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題
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  4月6日夜・西瓜谷団交の模様、西瓜谷リポートを転載!

 パソコンのマウスでクリックするのが悪いらしく、ここんとこ腕がしびれて困っています。
 なるべくパソコンに向かわないように!との申し渡しをされていて、昨夜の西瓜谷南瓜さんの団体交渉の模様を聞き書きしなきゃならんので弱ってしまいました。
 そこで、西瓜谷さんに、ごく簡単でいいからリポートしてください、と頼んだところ、つい今しがた前回コメント欄に彼の投稿が着信しましたので、ここに転載いたします。




******************************************************************************

団交のご報告 (西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員)
2012-04-07 13:09:51

クンちゃん様

お世話になっております。
西瓜谷南瓜こと(株)文芸社正社員=(株)日本文学館従業員でございます。

文芸社、日本文学館、特に本件関係者のみなさまには、社労士も含めて、団交から一夜明けたきょうのクンちゃんブログ内容にご注目の事と思います。行冒頭の「さて、」3文字を削除

さて、昨夜の団交で、このブログの件で社労士から話がありましたが、社会的に見て、常識的に考えて、書いてはまずい事(公開はまずい事)は私もクンちゃん様も公開はしません。これはごく当たり前の話。

あんた方、会社サイドが言ってるのは、
会社の“馬鹿さかげん”が従業員にダダモレになっちゃうので恥ずかしいから止めてくれ、
お願い申し上げます、と言ってるのと同じなんだよね。
だって、そんな事しか書いてないのだから。

昨夜は団交の初めから仕舞いまで、会社側スポークスマンの社労士は、一方的に組合からやり込められる展開。
※詳細は書かないよ!私も約束したからね。

はたでその様子をじっくり見ていた私も、「あんた、大丈夫なんかい?」と声をかけてやりたいと思うほどのありさまでした。
これは会社側(文芸社、日本文学館)の3人も同じ印象を受けたことでしょう。
「あんたねぇ、金払って雇ったんだよ!なんだよ!そのていたらくは!」と思っていたはず。
瓜谷社長にもそんな報告が行くはずです。

文学館の達ちんら2人は最初から最後まで一言も発せず。
文芸社の部長代理は、社労士にふられて返事を2回しただけ。

東京労働局が正式に扱っている問題でもあるのでこれは書いても差し支えないでしょうが、
昨夜も話しましたが、
3月21日の午後に労働局の担当官から私の携帯に連絡があり、
あなた方4人が3月19日に労働局に出向いた内容の報告がありました。

「過去の異動では本人の了解を得てから行ってきた」旨、話したそうですね、自信満々に。

本当ですか?
行政機関に嘘なんか言っていいんですか?
行政に報告している事と、会社内でやっている事が全く違うのではないでしょうか。

昨夜のやりとりのうち、おもしろそうなやつをひとつ報告しておきます。


社労士 「それは申し訳ありませんでした。お詫びします。」と謝る。
私 「それは会社として詫びるという事ですね。」
社労士 「あっ、イヤ、・・・」
私 「では、やっぱりお詫びはしないのですね。」
社労士 「はい、取り消します。」

おいおい!お笑いグランプリじゃねえんだよ!
※詳細は書かないよ!私も約束したからね。


常識的・社会的に考えて、書くのを控えるべき事は書きませんが、そうでない“馬鹿満開”のネタはパワー全開でどんどん公開していきますので、今後もまたよろしく!

なお、団交のつづきは、またしばらく時間がたってから協議することになりそうです。

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⑳日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No154)

2012年04月06日 16時08分52秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題
    クンちゃんブログ「脱原発訓」  “便利”が大好き! でも、ぜーんぶ無くしちゃうなら、“不便”でもええ!       
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写真と本文は関係ありません。
 
  今夜(6日午後7時)第1回西瓜谷団交!
 東京ユニオンVs文芸社の交渉成り行きは、
 判明次第サイトアップします!         
 
 
 出席予定者
  東京ユニオン・高井晃創設者、当該西瓜谷南瓜氏ほかユニオン執行委員
  文 芸 社 ・ES達ちん氏、金尾呉社労士ほか  
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 『真実―新聞が警察に跪いた日』、おカネを払っても読みたい本(通算No153)

2012年04月01日 12時23分21秒 | 日記
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  鬼蜘蛛ブログで文芸社告発事件の顚末サイトアップ開始!
         第一弾、第二弾、きょう早くも第三弾!
 
        http://onigumo.sapolog.com/e289192.html

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  『真実―新聞が警察に跪いた日』

 
 4月を迎えた朝、新聞を眺めていたら、『朝日』東京版一面の三八(さんやつ、大きさ=縦三段、横左右の八分の一)書籍広告に吸い寄せられた。
 
 あの北海道警察本部の事件がらみで、こういう本が出た(世事に疎いので、とっくに出ているのかもしれない)ようだ。

 クンちゃんは、とにかく新刊本は買わない(買えない、というほうが妥当。もっぱら数年遅れのブックオフ105円ものしか買えない)ヒトなので、書籍広告を見ても「これは買いたい」と思うものは稀である。

 タイトルからして、想像がつく内容だと思う。
 著者は高田昌幸氏、道新の“書き屋”だった方であろう。
 こういう人がいなくては、世の中、ほんとに間違っちゃうよ!


  蔽(おほ)はれたるものに露(あらは)れぬはなく、
  隠れたるものに知られぬは無ければなり=馬太傳福音書10-26



 版元は柏書房。

 以前の草思社だったら、出たかもね。
 こういう本を書かないまでも、編集できる人がうらやましい限りです。