黒い冷凍庫(冷凍品=文芸社、栗田工業、幻冬舎R等、クンちゃんブログ自費出版関連記事!クリタ創業者野崎貞雄氏発禁本全文)

旧文芸社=日本文学館、幻冬舎R等自費出版(費用著者負担エディション)よろず相談室 クンちゃんのエディタールームの過去記事

⑥日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No135)

2012年02月29日 00時13分50秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題



 日本文学館で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ! その⑥
  きょうはやっと土俵に上がったものの、塩を撒いただけ!
 すぐ言えるはずの「勧奨の理由」が出てこないのは、なぜ?   



 日本文学館・西瓜谷南瓜さんの退職勧奨問題は、とうとう今期中(2月中)には収拾されない見通しとなってきました。

 きょう28日に至るも、会社側は打つ手に事欠いたものか、なんの音沙汰もない“アンタッチャブル状態”が続きました。そこで、午後になって西瓜谷さんのほうからエロサイト旦那に面談を申し込み、短時間、退職勧奨問題を話し合ったといいます。

 面談での、西瓜谷さんとエロサイト旦那の主なやりとりは次のようなものでありました。(いずれも要旨をクンちゃんが構成)

 まず、前段から。

西 「先日の件でお話、よろしいでしょうか。」

エ 「10分待ってもらっていい。15:40にね」

 エ、どこかに出て行く。

 その後、会議室にて、いよいよ“土俵入り”。

西 「先日の退職の際の補償内容への回答ですが、とてもあの補償内容では退職はできません。」

西 「もう一点。そもそも2月10日の最初の退職勧奨の時点で、なぜ私に退職勧奨をしたのか、その理由を明確にしてください。」

西 「あの日の理由として聞いているのは、『あなたの活躍する場所がなくなる。』といった理由でした。
  具体的に、例えば業務内容のここがこんなふう変更になるから、あなたでは無理だ。あるいは、対応不可能だ。などという形で具体的にお願いしたい。」

西 「また、ここは会社(法人)ですから、口頭ではなく、きちんと文書にて退職勧奨の理由を渡してください。
  それを見て、確かにこの内容だと私には対応出来ないと思われるような内容であれば、退職も検討の必要があるのかもしれないが、
  そうでない場合は、そもそも2月10日の退職勧奨自体を白紙撤回してもらう必要があるんじゃないかと思います。」

エ 「退職の補償内容について、逆に希望などあれば言ってもらいたいんだけど。」

西 「そういうお尋ねに答える前に、2月10日の時点での退職勧奨の理由を明確に示してもらわなければ困りますね。
  そもそも、そこが明らかになりませんと、それ以降(2/10)には進みませんので、答えようがありません。」

エ 「じゃあ、わかりました。早いほうがいいと思うので、対応します。」


 というわけで、エロサイト旦那、塩をどさっとブッかけられてびっくらこいたのか、西瓜谷さんの独演会風のなりゆきとなったようだ。

 それにしても、上のエの発言要旨をながめてみてください。発言のボリュームといい、内容といい、なんだこりゃ、という感じですね。お粗末。

 だいたい、これから申し渡す退職勧奨の理由を考えるわけじゃないんだよ。
 20日も前に退職勧奨した、その理由を聞かれて、「早いほうがいい」もヘチマもあるかよってところですなあ。

 こんな調子ですので、あした中に問題が収拾されることは期待できませんが、また、追ってご報告いたします。


 あっ、忘れてましたが、日本文学館の契約部署の人員構成をあらためて調べましたら、ここもやっぱり文芸社同様、非正規の雇用形態の方々が多くなっていることがわかりました。あらためてというのは、クンちゃんは文芸社在職時に、ここの「法務部長」という名刺でいろいろな問題に対応した経緯があるため、知っていたつもりが知らないということのようなので、あらためて、という意味です。

 で、この会社では、契約部署は大きく二つに分かれ、「ノベルなんちゃら」と「いわゆる自費出版」の各担当ということになります。
 西瓜谷さんが所属しているのはいわゆる自費出版のほうで、現在、正規従業員は、管理職の夏川さんと西瓜谷さんのふたり。そのほかに派遣従業員が3人(男子2、女子1)という顔ぶれのようです。ノベルのほうは、書き始めるといろいろエピソードも出てきちゃって書くのが面倒なので省略。




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⑤日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No134)

2012年02月27日 23時04分22秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題


  モンスターやねえ!


 日本文学館で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ! その⑤
  きょうもまた契約1件、あすも1件予定。体重3キロ増加!
   “アンタッチャブル西瓜谷”のモンスターぶりに驚愕!



 日本文学館の西瓜谷南瓜(すいかや・かぼちゃ)さん退職勧奨問題は、きょう27日、“アンタッチャブル・西瓜谷”Vsエロサイト旦那(関連企業内では、“エロサイト・タチツテトッチャン”で通っているとの情報あり)の激烈大交渉が予想されていましたが、NAOビル雀の期待ぶくみの予想を裏切って、メインイベント一本勝負は28日以降に持ちこされてしまったといいます。大方の関連会社従業員は、うーん座無念! あしたこそ!の期待を込めて、三々五々家路をたどった、とか。

 文芸社グループはおおむね2月決算であり、3月1日から新年度を迎えます。
 したがって、この度の日本文学館の退職勧奨はこの時期を見計らって提示即実行を目論んだものとみられますが、予想外の西瓜谷反撃で立往生の体。うっかり触れば大やけどは免れないため、わざわざしゃしゃり出るやつもおらへんやろう。エロサイト旦那が対応するのを嫌がっていて、誰が西瓜谷さんのクビに鈴を付けに行くか、で延々無駄な論議を重ねているらしい、との観測もあります。西瓜谷さんの存在はいまや“アンタッチャブル”なのでしょう。

 というわけで、きょうはせっかくおいでくださった皆さんには大変申し訳ないのですが、これといった特筆すべき話はありません。

 ただ、さっき、クンちゃんの問い合わせに対し、西瓜谷さんの次のようなコメントがありましたので、リポートしておきます。

 「きょうはなんにもありませんでした。がっちり1日、仕事、仕事で、契約が1本あがりました。あしたまた、クローズド予定の案件がひとつあります。あと、なんかないかですって、そうですね、プライベートでは、なんかここんとこすっかり食欲が出ちゃって、さっき風呂上がりに体重計に乗ったら、3キロ増えちゃっててまいっちゃいました! が、はははは!」とか言ってました。まったく、西瓜谷という人は“モンスター”とでも言うしかおまへんなあ。

 なお、メッセージ欄に複数の指摘がありました。
 前回だか前々回だかのコメント欄へ投稿された質問、「派遣など非正規従業員の割合は?」に答えたクンちゃん回答、すなわち「契約部署の著者と直接対応する人間はすべて正規従業員です」という部分は、実際とは異なりますよ、というものです。派遣の方も増えているらしい。
 いやあ、クンちゃんの認識では、文芸社が最も注力している契約部門は正規従業員が担当していたはずだけどねえ。なにを考えてんだろうね!
 この点、日本文学館ではどうなっているか、あした西瓜谷さんに聞いてみましょう。

 では、また!


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④日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No133)

2012年02月26日 12時27分08秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題


 寒さに負けず花開く水仙。
 逆風ハネかえし、立派に咲
 けや!西瓜の花!



 日本文学館で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ! その④
  週明け27日からガチンコ対決!交渉の行方や如何に!


 日本文学館の西瓜谷南瓜さん(すいかや・かぼちゃ。文芸社より出向)に対する退職勧奨問題は、話の前提である「退職勧奨の理由」が不明のまま発生後2週間を経過し、週明け27日からいよいよ後半戦、一件落着へ向けての西瓜谷南瓜Vsエロサイト旦那間のガチンコ勝負が始まる見通しとなった。この週後半には、紛争会社の社前でのド派手な抗議行動で有名な個人加盟制労働組合(東京ユニオンとか東京管理職ユニオンとかいうやつ)の抗議団が登場するという未確認情報もあり、成り行きが注目されます。
(ただし、道幅が狭い所なんで日本文学館見物はご遠慮いただきたいのですが、一応、その所在地は文芸社ボクちゃん専務こと小野寺潤専務の個人会社HPから引用しときます。)   http://www.healing-center.jp/syozaichi.html

 ところで、昨25日夜、西瓜谷さんからの連絡がコメント欄に入っていたので、こっちに移し替えました。(例によって、改行等をクンちゃんがいじっています。)

*****(以下、転載その①)
クンちゃん様 (西瓜谷南瓜)
2012-02-26 01:07:13


皆様、本当にありがとうございます。

実は先週金曜日に会社側から退職に向けての提示がありました。以下のとおりです。
2/24(金)のお昼過ぎに会議室に呼ばれ、
「先日の件に対する会社からの補償提案」として、

・会社都合退職とする。
・例の派遣会社の提案もつける。
・有給消化16.5日も行う。
・功労金として1ヶ月分支払う。  」
とのことです。

瓜谷綱延文芸社社長様!
エロサイト旦那ほか日本文学館幹部のみなさま!

月曜日は心して私からの返答を待ちなさい。

私が何を考えているか・・・
わかるかなぁ~
わかんないだろうなぁ~

*****(転載おわり)

*****(以下、転載②)
瓜谷社長様 (西瓜谷南瓜)
2012-02-26 01:48:05


瓜谷社長様
いいこと教えて差し上げます。
エロサイト旦那に退職勧奨すれば、
年間10,000,000円近く浮くのでは?

というか、ネットのサイトアクセス履歴を調査して
突きつければ、勧奨ではなく懲戒解雇できるのでは。

代わりにエロサイト旦那の椅子にはぬいぐるみを
置いておけば年間経費はぬいぐるみの数千円ですみます。
契約の数字は心配しなくてもよし。
うちらが懸命に営業電話かけてる横で、懸命にエロサイト
見ているやつよりも、かえって、ぬいぐるみの方がみんな
やる気が出ますから。数字もずっと伸びますからね。
*****(転載おわり)


 というようなわけで、週明けから激烈な交渉が始まるものとみられます。

 いまのところ、日本文学館がエロサイト旦那(ちょい余談ですが、このエロサイト旦那っていうネーミング、クンちゃんが考えたんですが、どうだんべか? パラサイトイブとかパラサイトシングルとかいうのはかつてよく聞いたんで、この人がふとっているタイプなら「エロサイトデブ」にしようと思ったんだけど…、そうじゃないのでこうなりました。いいのがあったら、投稿してちょうだい!)を経由して通知してきた内容は、西瓜谷さんの前記コメントによると、次のとおりですね。

・会社都合退職とする。
・例の派遣会社の提案もつける。
・有給消化16.5日も行う。
・功労金として1ヶ月分支払う。  


 これじゃあ、とてもとても終わらんわな!

 会社都合はあったりまえ、「黙っちゃいない性格です」とかいうレッテル付きで紹介された会社に行ってどうすんだよ!ってこと。
 有給消化なんて、当然ちんのあるぜんちんのめんぜんちんのおたんちんだし、
 1か月分とかの功労金は労基法上の「解雇予告手当」にすぎない。解雇には相応の「理由」が必要であります。

 こんな条件では、来週の成り行きが懸念されますねえ。

 待て!続報!


【今後の成り行きにより、公表出来ない部分を生じることがありますので、あらかじめご了承をお願いいたします。】


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③日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No132)

2012年02月25日 22時20分29秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題


こんだけ執務室をきたなくして
てもクビにならんかったけどね


 日本文学館で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ! その③
  いったい何が理由なんかね、勧奨の。そこが問題!


 西瓜谷南瓜(すいかや・かぼちゃ)さんにしても誰にしても、退職を迫られる理由というものはかなり気になるはず。

 クンちゃんの文芸社の経験では、「理由」というべきものがちゃんと存在している場合は、だいたいの人がすんなりと去っていった。だが、本人が納得する理由がない場合はこじれにこじれる。そりゃ、あたりまえだわな、生活がかかっているんだから。(前報参照)

 今回も、クンちゃんはまず、自分で何かこころあたりがないか、かなり執拗に尋ねたが、西瓜谷さんにはどうもそれらしいものがないようなのだ。
 理由も西瓜もない、いや、理由も糸瓜もないというような重大な失敗もなさそうである。 
 日本文学館側からも、退職勧奨の理由は、いまのところまったく示されていないという(どうしても聞き出してくださいよ!)

 
 人間の価値観というのは相当に異なっているから、ある人にとっては重要な内容でも、別の人にとっては取るに足らない、ということは大いにあり得る。だから、西瓜谷さんがまったく気にもしていないことが、「理由」だったりすることはあるだろう。

 しかし、どこかでまた働かなくちゃならないのだから、そこでの身の処し方にも関連する「お辞めいただく理由」は明快にすべきである。これは社会生活のルールともいえるんじゃないか?


 普通に考えれば、この西瓜谷さん、失礼ながらあんまり仕事ができないというか、著者との契約が取れない人なのではないかという思いがまず頭にひらめいた。
 
 そこで、あんまり直截には聞けないが、

  「こんなゴタゴタの中じゃあ、おちおち仕事もできなかんべよ。今月は契約を取れなかったんじゃないんけ?」

とメールで水を向けたら、驚くべき返事が返ってきた。

  「2月10日に退職勧奨されて、困ったことになりましたが、仕事は仕事。今月20日からの分では、4件の契約をいただいています」だと!

 えっー、こんなピンチの中でえ?
 20日からって、きょうは25日の土曜日=非営業日でっせ!ということは、毎日1件っていうことかよ!
 正直、びっくり、おったまげーしょん、とはこのことだわな!
 月に、4、5件も取りゃいいって話だと思うが、この西瓜谷という人、水準を超えて仕事が出来る人のようだ。

 そうなると、なんでえ? という思いがさらに強まる。

 どうしても、この理由が何かという点をエロサイト旦那に確認するよう、西瓜谷さんにもう一度メールを打っておこう。



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②日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No131)

2012年02月23日 23時30分03秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題

   

 日本文学館で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ! その②
  西瓜谷サイドがこう出てくると、その後の一手はむつかしい!


 文芸社グループってのかどうか、文芸社やら日本文学館やら不動産会社とかゴルフ場とかいろいろあるが、ここの労務政策というか労務無策の中身は、なかなか苛烈であります。
 
 なんだかよくわからない理由で配置転換という話が出てきたら、だいたい辞めてくれという意味で、ほとんどの人はこの申し渡しだけで精神的に「負けっ!」となって、去っていく。

 まあ、なんとなく本人が思い当たる理由のようなもの(契約が取れない、とか、契約書を偽造していた、とか、始末書を3本ばかり取られている、とかいった類)があったりすると、おとなしく引き下がるが、本人がまったく退職を迫られる理由がないと認識している場合は、そうはいかない。当然、簡単には落着しないから、これらはすべてクンちゃんのところに回されて来ることになっていた。

 法的な根拠がない退職勧奨など、本来的には、屁でもない。ところが、小規模の会社で労働組合もないようなところでは、なんらかの気に入らない所を見出されてしまった人物は排除されていくことになる。その明確な理由はいつもよくわからないが、正当な残業手当を出してください、とお願いしたりする人、職場のこういうところは改善したほうがよいなどと進言する人なんかは、たちまち配転、出向の対象となる。

 クンちゃんとしては、会社のターゲットがまだ若い人なら、自分の経験も交え、退職を勧めていた。退職勧奨された者に、さらに退職勧奨するという、たまらん職務だったわけです。
「こういうオーナー会社では、この度のようにトップの取り巻きから気に入らなくなったと申し渡されると、もはやしがみついて残っていてもろくなことはない」という実際の予想される事態を説明して、転身をすすめざるを得なかったのです。
 その当時は、クンちゃんに出来ることとして、退職金のない会社ではあるが、会社とかけあって一定の金銭を支払う段取りをつけ、せめて雇用保険(失業保険)をただちに受給できるよう、会社都合退職としてもらった。
 これらの措置の反対条件として、広範囲にわたる守秘条項(通常の「秘密」プラス「会社に都合の悪い事実を含む」という“悪質”な内容は、恥ずかしながらクンちゃん起案であって、まことに申し訳ない次第)を盛り込んだ合意書を作成させてもらったので、会社の内情を公にした例は未だかつてない。しようにも、合意書に縛られ不可能なのであった。

 したがって、これまで会社とぶつかって、或いは対決含みで辞めた者のうち、守秘条項をかませられずに退職したのは、クンちゃんだけである。だから、こんなブログをやってられるってわけです。
 クンちゃん退職時にも、クンちゃん起案の合意書を総務担当役員が持ってきたので、退職したらブログをやるからこんな合意書には調印できないと突っぱね、極めて限定される「通常の秘密」だけの守秘条項にした経緯がありました。てめえの作った枷にはまるわけにもいかんのでねえ。

 というようなわけで、今回の西瓜谷南瓜=すいかやかぼちゃさんのように、毎日出社しながら、公然と退職勧奨と対決する例は、まったく初めてのことです。
 この意味合いから、クンちゃんとしては大いに注目し、いかなる援助も、といっても大したもんじゃないけどね、惜しまないっていうことになっている。

 退職勧奨をしたまではいいが、このようにあからさまに争われると、会社としては打つ手がない。といって、ほおっておくわけにもいかない。
 まあ、西瓜谷氏という人がどういうタマなのかってことを、見誤ったってことだなあ。
 会社に来て一日中エロサイトばっか見てるから、目がおかしくなって、おみそれしちゃったんとちゃうか?

 それはそうと、日本文学館の話で良かったわい、出向させといて良かったなあ、なんぞと胸をなでおろしている文芸社8階関係者もいることでしょう。

 あっ、そうそう西瓜谷氏からコメントが入っていたので、こっちにも載っけとくわ!



****(以下、引用)
みなさまへご報告 (西瓜谷南瓜)
2012-02-23 22:06:44
「西瓜谷南瓜」こと(株)日本文学館従業員『(株)文芸社正社員』

クンちゃん様、お世話になっております。
昨日、今日と会社の上の方々を見ていると滑稽でなりません。

優越感すら感じます。

先日から私がまいた餌にかぶりついている様は最高です。
今後の行動も何となく予想できるところがさらにたまりません。
色々と無意味な準備をされているのでしょう。
いつでもどうぞ・・・皆さぁ~ん大丈夫ですか?

エサはまきますが、食事なんぞは与えません。


数日、見ていて何となく感じたことですが、
たぶん、社内の情報がトップに伝わる際に、捻じ曲げられているように感じます。
要は、中間(役職者、役員)が自身の保身のために、正しいことを瓜谷氏に伝えていな
い。

その結果、トップが正しい判断を出せずに、一般社員が被害を被る。

帰宅して嫁に中間(役職者、役員)の言動を聞かせると、爆笑しております。
先週、以前勤めていた業界の上司と銀座でフィーバーしましたが、聞かせても反応は
同じでした。
完全にズレてます。


中間(役職者、役員)のみなさん、

保身ばかり考えていては
本当に、会社がひっくりかえりますよ。


私が何をしているか・・・

わかるかなぁ~   わかんねぇだろうなぁ~

****(引用おわり)


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①日本文学館=文芸社の西瓜谷(すいかや)さんに退職勧奨!成り行きを詳報(通算No130)

2012年02月21日 15時22分45秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題

                      暗雲かかる日本文学館=文芸社のイメージ( 画像と本文は関係ありまっせん!PHOTO BY KUNCHAN)




  日本文学館=文芸社で新手の退職勧奨、「派遣会社に行け」だってよ!
    事の顚末を今後、時間を追って詳報アップ!


 去る2月15日未明、「西瓜谷 南瓜(スイカや!カボチャ) ((株)日本文学館 従業員一同)」というハンドルネーム で、次のようなコメントがクンちゃんブログ通算No128「栗田工業ちかん裁判」の記事のコメント欄に飛び込んで来ました。(以下の引用は、改行を追いこんでいます。原文は前記コメント欄参照)

   http://blog.goo.ne.jp/92freeedition44/e/57dbeec00901864813831817386c476a#comment-list

******(以下引用)
2012-02-14 00:12:48
クンちゃん様、始めまして。いや!はじめましてではありませんでした。
こちら、(株)日本文学館には給与明細がなぜか(株)文芸社の方が何人かいらっしゃいますが、瓜谷 南瓜(スイカや!カボチャ)様、何故でしょうか?
新宿の労働基準監督署には情報いってるよ!

監督官庁様、日本文学館コンテストの特別賞受賞者の賞金振込み記録、調べましょう。
イヤイヤ、そもそも応募作品、応募者が実在するのか調べましょう。
主導されている内務従業員の名前・・・部長?
この投稿では伏せておいてあげます。
警察に自首されては・・・完全に犯罪です。
人の親?いや親であることを恥じましょう。
あなたの子どもは犯罪者の子どもです。

瓜谷 南瓜(スイカや!カボチャ)様
お上に逆らうのもいいかげんにされては・・・

次の犯罪公開はまた後ほど・・・
(株)日本文学館 従業員 一同
******(引用おわり)
 


 このコメントにクンちゃんが回答してしばらくすると、今度は「あれは文学館の人間じゃなくて、本体の文芸社をクビになったちょめちょめがなりすましで書いてんのよ!」というコメントがメッセージ欄のほうに来ました。

 そこで、しょうがないので、ふたつのコメント(西瓜谷氏とクンちゃんのコメント)に保留措置を講じ、西瓜谷氏に連絡をくれるように、コメントを残したわけです。
 そうしたところ、さっき、メッセージ欄に連絡が入って、西瓜谷氏とはどこのだれであるかが判明しましたので、前記コメントを復活させ、また、西瓜谷氏は退職を迫られているということなので、クンちゃんブログで逐一、みなさまに経過をご報告しちゃおう、てなわけなんです。

 まだ、断片的な情勢しかわからない段階ですが、これまでに判明している会社側の主張というのか方針というのか、西瓜谷氏が申し渡された内容は次のとおりです。

   「来期以降、あなたの活躍する場所がなくなると思う。」

   「業務提携している派遣会社を紹介する。勤務中でも構わないので、話を聞きに行ってきてよい。」
    (派遣会社と業務提携なんて聞いたこともない話なので、「資本提携か」と聞くと、「いや業務提携だ」との返事があった、という。)

   「その派遣会社のパンフレットを渡す。これは社長からの好意だ。過去に例が無い。あなただけなので行くべきだ。」
(この「社長」というのがどなた様なのか、はあとで西瓜谷氏に聞いておきます。)

というようなことを言われたというのだ。

 文芸社には数社の派遣会社、おでこ、とかパセリとか、からたくさん人が入っているが、これは単なる派遣契約であって業務提携ではない。
 また、派遣会社に「出向」あるいは「転籍」させるという意味なんかとも思うが、まあ、とんと聞いたことがない話。
 ひょっとして、またなんか新手の商売でも始めたんかいな、と首をかしげているが、この点も含めて、今後、西瓜谷氏の身にふりかかった禍事について詳しく成り行きを報告していくので、たまに寄ってみてください。(なお、このページにどんどん追加して書き込んでいくという方法で掲載していきます。)

  と、書いたんですが、あんまり長たらしくなってもねえ、ってことで、稿をあらためます。


*2月21日15:22追加

 ブログ枠外の貼りつき広告に、次のようなもんがあったよ(前に、「朝日クリエ」とかいう会社にからめて書いたことがある)。
 上の自費出版社はどうでもいいんだけど、その次の「労基署の相談室」てのは、初めて見たよ。西瓜谷さんはもう新宿労基署に行ったらしいけど、行かんでも相談できるようだね。時代は変わるねえ!

****(以下、引用)
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http://Law.JustAnswer.jp/Employment
****(引用おわり)


  それから、コメント欄に「なほ」さまから投稿あり。ありがとうございました。


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栗田工業“ちかん裁判”本人・証人尋問終了で結審・横浜地裁(通算No129)

2012年02月15日 22時06分04秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負





  栗田工業“ちかん裁判”
  判決は4月17日火曜日、午後1時10分(横浜地裁503法廷)

  藤野宏“法皇”(前会長)が“ちかん”呼ばわりに激怒したワケ


 東証一部上場の「水のクリタ」と藤野宏顧問が単行本『大恩・忘恩・報恩』の著者で栗田工業創業者野崎貞雄氏を相手取って同書の複製等の禁止を求めた、いわゆる“栗田工業ちかん裁判”の本人・証人尋問は昨14日、横浜地裁第6民事部(森義之裁判長)でおこなわれ、同訴訟は結審した。判決は来る4月17日午後1時10分、於503法廷。
 尋問は被告の野崎氏、原告の藤野氏、原告側証人の岡山田吾作氏(社史編集担当)の3人に対しておこなわれた。

 被告野崎氏は、栗田工業創業者栗田春生氏とともに同社創業時の経験をともにした、たったひとりの生き残り。栗田工業社史の創業の発端となるエピソードの間違いを指摘し続けたために藤野氏の逆鱗にふれ、創業者にして「社友会」から除名されるに至っている。創業エピソードとは、故栗田氏が創業前にメイン商品として清缶剤(ボイラー洗浄用の薬品、海軍では浄罐剤という名称)を選んだことが、独創的であったのか、他人の示唆に基づくものだったのかという点に関するもので、野崎氏は栗田氏の独自の発想だとするのに対し、栗田工業社史は「どっかの船の機関士のひとこと(趣旨)」によるものと記述している。
 野崎氏はこれが栗田氏の名誉を傷つけるものと心を痛めてきたが、社史の間違いを大上段から指摘して訂正するのではなく、別媒体(『栗田工業のプロジェクトX』という冊子)の記述でもって穏便に事実上訂正しようとしたが、同冊子について藤野氏側が結果として頒布禁止同様の横やりを入れたことから、人生最後のチャンスとしてやむなく『大恩・忘恩・報恩』の刊行に至った経緯などを陳述した。
 また、社史刊行から数年を経て、社史の誤りを指摘し始めた点については、「社史が刊行された時期は会社が祝賀ムードであったので、あえてそれに水をさす必要はないと思った。おだやかに問題を訂正するために、機会到来を待っていた」(要旨)との内心の動きが説明され、「文句があるなら社史刊行直後に異議を唱えるのが当たり前なのにおかしい」(趣旨)とする藤野氏側の主張に根拠がないことが明らかにされた。

 次に岡山田吾作証人(仮名)は、社史編集時に当該記述の「原稿」(初校、二校、三校という表現をしたので、校正刷り=ゲラのことを指すようだ)を3回にわたって野崎氏に渡したなどという野崎氏がまったく記憶にない主張事実を繰り返した。また、それらの原稿だかゲラだかを「念のため読んでください」とか言って野崎氏に渡したというのだが、いずれもその後になって、「どうですか、何か問題がありますか?」「あんなもんでいいですか?」といった問い合わせを一切していないという不自然な事実も明らかになった。さらに、創業時の記述については当時を知る人間として当時アルバイトとして栗田工業で働いた人物には取材したものの、唯一の生き証人たる野崎氏にはまったく取材していないという不思議すぎる事実をも明らかにした。つまり、『追悼栗田春生』という書物に書かれた個人の記憶を客観的事実として書いてしまったということを認めたのである。

 藤野氏は、社内外の評判とはうってかわった静かな陳述ぶりで、「野崎氏ほか1名」が藤野氏と栗田工業本社で面談した際に激こうした事実はないと主張したが、『栗田工業のプロジェクトX』にかかる会社側の措置についてはすべてそうした事実があったことを認めた。つまり、藤野氏がどういう態度で野崎氏ら二人に対応したかを除くと、野崎氏の主張事実を全面的に認めたということになる。
         

 この裁判で藤野氏らが求めているのは、繰り返しになるが下記のとおりである。


 野崎氏の手許にある『大恩・忘恩・報恩』は1冊のみで、それを廃棄しようがするまいがほとんど意味をなさない。また、野崎氏はすでにご自分でここに配布したい、あそこに配布したいという人や団体に対しては、刊行時に交付された100冊および購入した15冊を配り終わっている。また、今後、さらに同内容の著作を公表する考えはないとみられる。そうした状況の中でおこなわれるこの裁判にはなんの意味も見出せないし、紛争の終局的解決にはなんの寄与もしないことは明らかである。


 ところで、この出版介入と裁判沙汰の発端時には、野崎氏が藤野氏を「ちかん」呼ばわりした文書が資料編に収録されていることが大きなポイントだったが、尋問では一言もこれに関するやりとりはなかった。もともと、この「ちかん」は「破廉恥漢」の「恥漢」だと野崎氏は説明しているが、藤野氏側では「痴漢」の「ちかん」だという受け止め方をしたのか、尋常ではない反撃ぶりだった。
 クンちゃんは、一部上場会社の社長がほんまもんの「ちかん」であるはずもなく、世間もそんな見方をするはずがない、なんで笑い飛ばしておかないのか、という趣旨をこのブログにも書いている。

 ところがクンちゃんはこの日、くさい話で恐縮だが、横浜地裁5階のトイレで、栗田工業従業員らしき人間ふたりが語るえらいことを耳にしてしまったのである。

 というのは、野崎氏がご自分のホームページで「藤野氏はちかんだ!」などと攻撃していた時期に、藤野氏の身の回りには、ちかんではないが、いわば大きな分類ではそんなものと同じ扱いにされてしまうかも知れない社内問題が実際に存在していたようだ。これが「社外」なら日本の風土では、たいして問題にされないのかも知れないが、「社内」だからねえ。

 どうりで怒るわけだわな。わざわざ自分が原告となって、この訴訟を起こしたのも、さもありなん、という実感である。

 んで、その問題というのが“結実”してから、はや5年がたつ、という。

 うーん、そうだったんか。
 
 可愛い盛りだんべな!

 となるとだよ、院政なんぞ、敷いてる場合なんかね? 会社中みんなが知ってんのに、いったいどの面下げて出社してくんかねえ! 呆れるわあ!

 それに、藤野氏と栗田工業法務部お得意の“法的措置”、こっちのほうはまさか頬かむりってことはないよなあ?

 
 このブログ記事は、来週月曜日には伊藤忠広報部へ送信することにするわい。






   栗田工業と文芸社によって葬り去られた野崎貞雄著『大恩・忘恩・報恩』の“遺影”  カバー写真は故栗田春生氏

  野崎貞雄著『大恩・忘恩・報恩』』(文芸社発禁)の全文は、
  当ブログ通算No43 http://blog.goo.ne.jp/92freeedition44/e/04149ed191fec7a752b99d69db0b4ade
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栗田工業“ちかん裁判”本人・証人尋問、あした14日・横浜地裁(通算No128)

2012年02月13日 15時21分15秒 | 栗田工業ちかん裁判、野崎Vs藤野一本勝負
          
                            後方左手、ゴジラの背中のような山容は奥秩父・両神山。右手に遥か八ヶ岳のつらなりを望む
  





  栗田工業“ちかん裁判”

  いよいよ本人・証人尋問! 藤野宏御大(前会長)のおでましーっ!
  あした火曜日・2月14日午後1時30分より、
  横浜地方裁判所101法廷



               ふつう、こんなくだらない裁判でのこのこ出廷するかい? 
            ついこの間まで東証一部上場会社のトップだったヒトが!
            訴えた本人なんだから、しゃあないけど、まったくお笑いだわな。
            代理人弁護士と合わせて、“お笑い三人組”っていうわけなんや。

            ヒマなお方は見物に来てたもれ。入場無料・出入り自由・マチネーのみ





 東証一部上場の栗田工業を故栗田春生氏とともに創業した野崎貞雄氏の回想録『大恩・忘恩・報恩』(栗田工業の恫喝で発行元の文芸社は発売中止措置)に名誉毀損表現があるとして、栗田工業と同社顧問藤野宏氏(前会長、元社長)が野崎氏を相手取って、同回想録の公開禁止などを求めた裁判の本人尋問、証人尋問があす14日午後1時半より横浜地方裁判所第6民事部・森義之裁判長係りでおこなわれる。
 栗田工業と藤野氏は、この民事訴訟(本案)とともに同回想録の販売禁止などを求めた仮処分を求めていたが、昨年11月30日付で横浜地裁第3民事部(早山眞一郎裁判官)は「保全の必要性を認めることができない云々」として、藤野氏らの申立を却下している。このまっとうな裁判所決定を不服として藤野氏らは、東京高裁に即時抗告している。その理由のひとつとして、本ブログにおいて同回想録の全文が掲載されている(下掲の回想録写真とアクセスアドレスをご参照)ことが挙げられているらしいが、現時点では詳らかではない。この点、追って補足することにしたい。

 参考のため、仮処分と本案において、藤野氏らが何を求めているのかについて確認しておきたい。

 まず仮処分だが、申立の趣旨は、
 「1 債務者(野崎氏のこと)は、自らまたは第三者をして別紙書籍目録記載の書籍またはその複製物を販売、頒布、または第三者に引き渡してはならない。
  2 債務者が占有する前項記載の書籍及びその複製物に対する占有を解き、横浜地方裁判所執行官にその保管を命ずる。
  との裁判を求める。」というわけだ。申し立てる根拠は、繰り返しになるが同回想録に名誉毀損表現がある、という主張である。

 この要求は、本案(本裁判)が確定するまで、①『大恩・忘恩・報恩』やその複製を売ったり、配ったり、渡したりしちゃならんよ、②野崎氏が持ってい『大恩・忘恩・報恩』そのものや複製を裁判所が取り上げて保管しといてちょうだい(あちこちに配られちゃ困るから、の意)という意味である。
 ところが、裁判所は「文芸社は発売しないと言ってんじゃんか。ほかに、こんないわくつきの本を出す出版社はなかっぺよ!それに野崎さんが所持している本は1冊だけで、それを複製して配ったとしたって知れてるじゃん」(大要)というわけで却下したわけだ。誰が考えたって、こうなるわな。
 しかし、しつこい藤野氏らは、仮処分審理の最後になって、クンちゃんが自分が持っている『大恩・忘恩・報恩』の刷り出しをもとに、野崎氏になんらの相談もなく全文アップした点をとらえて、保全の必要があると言いだしたばかりでなく、即時抗告の理由づけにもこれを使っている模様。
 ところが、横浜地裁はいわば「そんなこと知るか」と言わんばかりに、この点にはまったく触れていない。
 そりゃ、そうだんべよ。まず、野崎氏が第三者たるクンちゃんにやらせているという疎明(「証明」より弱い水準)がなされていない。クンちゃんが勝手にやっているんだからねえ。それによ、インターネットへのアップは、前記申立の趣旨に包含されないことは明らかだからねえ。
 こういうわけで、横浜地裁は仮処分申立を却下したわけだが、それをさらに持ちあげたっちゅうわけ。どこまで持っていったっておんなじだよ(もっとも仮処分は、高裁も却下すればそれで終わりで最高裁には持っていかれん)。


 次に、本案(本裁判)で藤野氏らが求めているのは次のとおりだ。

  本案・請求の趣旨
 「1 被告 (野崎氏のこと)は、自らまたは第三者をして別紙書籍目録記載の書籍またはその複製物を販売、頒布、または第三者に引き渡してはならない。
  2 被告は、被告の占有する別紙書籍目録記載の書籍を廃棄せよ。
  3 被告は、別紙書籍目録記載の書籍に記載された著作物につき、自己または第三者をして書籍の出版、出版物への掲載、放送、インターネットへのアップロード等の一切の方法による 公表をしてはならない。
  4 訴訟費用は被告の負担とする。
  との判決を求める。」

 仮処分と異なる点は、まず野崎氏所持の『大恩・忘恩・報恩』1冊と複製を廃棄しろってこと。こんなんが万が一認められたとしたら、どんなふうに廃棄を確認するのか見ものだが、それよりも既に野崎氏は、ご自分が配りたいと思っていたところには全部配っちゃっていて、その回収がなされなければ、手許に残るたった1冊を処分したところで、何の意味があろうか。
 もうひとつの相違は、こっちは「インターネットへのアップロード」が出てくるってこと。これはかつて野崎氏自身が、『大恩・忘恩・報恩』の資料編に収録されている文書などをご自分のホームページに掲載していたことから、くっつけておいたものだろう。こちらも万一、藤野氏らの主張が認められたとしても、クンちゃんのブログにまで効果が及ぶことはない。
 名誉毀損と主張するのは勝手だが、その主張箇所についてだけでなく、著作内容全体を「公表してはならない」などとえらそうにほざいているのはまことに藤野氏らしい飛躍的論法ですなあ。飛躍的論法ってなんだって? 例えば、し尿処理施設での大規模談合事件が起きても最高責任者の自分は居直って知らんぷりを決めこみながら、その問題のよってきたるところを追究するのではなく、もうめんどっちいからし尿処理関連からは撤退しちゃおう、というような結論を導き出す論法のこってすよ!

 というようなわけで、14日火曜日の野崎―藤野一本勝負にご注目ください。

 クンちゃんは、この栗田工業による出版介入事件の一連の経緯をメインにした著作『栗田工業“ちかん裁判”(附・資料集)』(仮題)の執筆に取り掛かかったところであり、この本人尋問、証人尋問(社史を編集した岡山田吾作氏。尋問後は公開の法廷で実名が明らかになるので、別途考えますが、今は仮名で)は重要ではずせないので、傍聴に行くつもりです。また、報告いたします。




   栗田工業と文芸社によって葬り去られた野崎貞雄著『大恩・忘恩・報恩』の“遺影”  カバー写真は故栗田春生氏

  野崎貞雄著『大恩・忘恩・報恩』』(文芸社発禁)の全文は、
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http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/9e46d4dac17791a581fd99bf196fd0e6 (通算No127)

2012年02月08日 23時47分40秒 | アピール、お勧めなど

   おかしい! おかしすぎる! 福島第一原発のいま!


 大がかりな情報隠しのにおいが国中にただよっている。
 なんとかしたいが、何か方法があるだろうか。
 
 そんな中で、福井県・大飯原発のストレステストなどといった原発再稼働の話だけが浮上している。


 目先だけの利害にとらわれて、すべてをなくしてからでは、それこそ後の祭り。

 
 次に掲げるリポートに注目していただきたい。


          http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/9e46d4dac17791a581fd99bf196fd0e6

江戸前(東京湾)も26か月後には“原発前”になっちまうらしい!(通算No126)

2012年02月04日 14時50分28秒 | アピール、お勧めなど


                     「上州三山」の一、赤城山遠望。大沼はこの山のてっぺんにある。

   


   すでに忍び寄っている恐怖、見ないふりはやめねば!
  身近な楽しみさえ、とっくに“パー”になってたんだ!





 いっときポピュラーな釣りにこっていて、海(アジ、サバ、メバルほか)、川(ハゼ、カレイなど)、湖(ニジマス、ワカサギ)などにけっこう出かけていた。

 2012年の不調な年明けから立ち上がる転機として、久しぶりにカレイのポート釣りに行ってみようかと、東京・葛飾の知人に電話してみた。
 江戸川のカレイ釣りは強風に見舞われる3月以前の今ごろが例年ならシーズンのまっさかり。江戸川区篠崎あたりの河川敷から貸しボートに乗り、親船に数珠つなぎに曳かれて東京湾河口近くのポイントまで下げ上げしてもらう。そして、川底の泥や砂にいわば埋まり、目だけ出してひそんでいるカレイを、ゴカイでちょんちょんと誘い出して釣り上げるのだ。

 電話でクンちゃんの話を聞いた知人は7、8秒、黙っていた。そして、大きなため息のあとに、あきれるよという口調で、
 「あのなあ、とてもじゃないけどカレイなんか釣れんのよ、おれは秋のハゼもやらんかった。もうずっとだめかもしれんという話だ。おみゃあ、知らなかったんかい? 放射能だよ、セシウムなんたらいう!」と、この座布団ガレイも釣り上げたことがある男は吐き捨てるように言った。

 まったく自分の不明を恥じた。
 実は、すでに白状しているように、なんとなく原発関係は心底恐ろしくなっていて、自然自然と遠ざかるようになっているのだ。明治粉ミルクの乾燥処理過程で使われた、埼玉県春日部エリアの大気が、事故直後にただちに汚染されていたことが判明したあたりから、「なんだい、やっぱ、関東もだめなんや」と身にしみて、内心で見ぬふりをする傾向が強まってしまったのだ。


 そう言えば、ということで、以前ミッフィブログ(「NHKスペシャルを今のうちに見てくれ!」ことし1月19日アップ)に引用されていたNHKテレビ放映の海の放射能汚染リポート(1月15日放映)  http://blog.livedoor.jp/ajishirabe/archives/3249301.html)をいま見終わった。NHKが各分野の学者と共同で調査したリポートらしいが、よくぞ放映してくれたという内容である。その深刻さからさすがにボツることは出来なかったのだろうか? まったく恐るべき報告である。この番組に限っては視聴料を支払う価値がある。

 まず、福島の原発近くから千葉県銚子までの太平洋沿岸の調査リポートが報告された。
 原発近くは予想どおり海底の泥に高濃度のセシウムが検出され、漁業者の協力で水揚げされた立派なヒラメやメバルなどからは、「いまはもう単なるゴミにすぎなかっぺ!」(協力漁民のひとり)というほどの高濃度の測定値が出た。沿岸を南下して調査は続けられるが、地域によって汚染度が異なり、海底の地盤によっても異なること、海底の形による特別に高濃度のスポットもあることがわかった。やわらかい地盤、とくに泥の海底は汚染が集積される。漁業への影響は深刻で、時間とともに軽減されるのではなく、どの地域でも深刻になる可能性が大きいことが報告された。漁港でインタビューに答える漁民は静かな怒りに満ち満ちていた。(もし、また大きな津波が来ると、これらの汚染された海底の泥がみんなのところにドバッともろにぶちまけられるわけだよな!)

 それから、原発からずいぶん離れてんだけど…という印象の群馬県。赤城山にある大沼。同じ県内の榛名湖とともにワカサギ釣りの名所である。ここも驚くようなセシウム汚染が計測された。この湖は15、6メートルの浅い水深だが、湖底は泥。汚染されたプラクトンをワカサギなどが食べ、それが死んで底にたまり、またプラクトンが汚染されるという繰り返しがつづいて、湖水の出口となる川が一本しかないこととあいまって、深刻な汚染が観測されたというリポートだ。まさに背筋が凍る思いである。奥日光湯の湖や中禅寺湖も同じコンディションに置かれたが、どんなもんだべか?
 で、大沼の今はどうなっているのか?
 湖岸の釣り宿に電話してみたら、「ついこの間の計測では、割合低い検査結果が出た。あと2回の検査で続けて基準をクリアできればワカサギ氷上釣りも解禁となるかもしれんが、どうなるかわからんねえ。榛名湖はこの冬は解禁見送りを決めたんだよ」と元気のない声であった。
 赤城山の周辺には、沼田、渋川、前橋、桐生といった群馬県の主要都市が点在する。この地域もまた赤城山と同じく、原発事故に際してまったく何も知らされないままに放射能汚染にさらされたということになる。もちろん、栃木県も埼玉県も、東京都をふくめ関東一円は原発事故直後に相当量の放射能汚染にさらされたことが、いまさらながら厳然たる事実として目の前にある。


 長くなるので、さらに詳しくは前掲のミッフィブログに行って、録画をご覧ください。

 もうひとつだけ書いておきたいが、関東一円を汚染したセシウムは、結局、各河川を一定の時間を経て流れ下り、東京湾に徐々に堆積するというのだ。
 東京湾のこの汚染は時間の経過とともにどんどん悪化していき、2年2か月後には最悪の状態になると見通されている。江戸前の豊富な鮮魚類も「単なるゴミ(前掲漁師のコメント)」になってしまうのだろうか。
 目をむいたのは、東京湾に流れ込む川の底について汚染を調査した結果だ。川の流れの形、川底のコンディションによって、とんでもないセシウムの堆積スポットがあらわれてしまうのだ。江戸川(示された地図では、旧江戸川だった)では、河口から8キロ上流に、原発近くの2倍もの計測値が出たエリアがあった。

 地図で河口から8キロを測ってみたら、なんとクンちゃんたちが貸しボートに乗り込む江戸川区篠崎地区だった。
 
 もはや、とぼけて知らんぷりをしてても、あっちのほうから攻め立てられるだけだ。
 人びとの生活のあらゆるところが危なくなっている。 
 表面だけの平穏にひたっているわけにはいくまい。

 前に書いたが、てめえの国でこれだけ手に負えない、ほんとうに手に負えないものを、さらに外国でつくることに手を貸そうとしている政府、商売にしようとしている日立製作所には、なにをかいわんや、あきれ果てるばかりである。もし事故ったらどうするか、何か手があるのか、のノウハウを含めて“協力”するってことなら、いま現に起きているこの日本の深刻な事態にこそ貢献すべきではないか。打つ手がないから、こんな事態になってんだんべよ! ばかなまねは、即刻、中止するべきだ。

  http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/606.html



 最後になるが、原発事故後の事態推移を正視している鬼蜘蛛ねえさんとこのブログが、きょう2月4日アップ http://onigumo.kitaguni.tv/e2513863.htmlの記事で引用している「セシウムと心臓疾患の相関関係・ユーリー&ガリーナ・バンダジェフスキーへのインタビュー」と題する邦訳(“Tomoさん”のブログ)を是非読んでいただきたいと思う。決して、甲状腺がんだけではないのだ。
   
  http://vogelgarten.blogspot.com/2012/01/blog-post_25.html

 真実や正しい見解を表明して、逆に権力側から弾圧されるだけでなく、場合によっては抹殺されてしまうという時代がかつてこの国にもあった。
 そんな暗い時代がふたたび来ないことを切に願う。
 原発の害だけでもうたくさんじゃないか!




【追記】 次のコメントが入りましたが、本日2012年3月6日現在、別件文芸社退職勧奨問題の流れとの関係で、ここに移しました。
遅いコメントですみません。 (みのを)
2012-03-06 02:17:15
初めまして。
文芸社関連からこのブログを知る所となり、何度か訪問させて頂いております。

原発問題に関しては、私も「脱原発」の思いであることを先に述べておきます。
また、今回の記事にもありますように、海底とそこに居着きの魚への影響については事故当初、汚染水が海へ放出される時と前後して専門家の間でも懸念されていたことでしたから、とうとう現実として現れたことを心底恐ろしくも感じました。

が、区別の必要もある、と私は考えております。
例えば居着きではなく、回遊魚の場合はどうか。
また、少し話が飛びますが、原発に近い地域ではなく宮城や岩手の瓦礫に人体に影響を与えるほどの放射性物質が本当に付着しているのかどうか。

全てを同じラインでお考えになられる方が多いように感じています。特に瓦礫=放射性物質と思い込んでしまっている方が。

物には量の概念がありますから(放射性物質とて例外ではありません)、尽きることなく放射線を出し続けることは不可能ですし、その絶対量が微量であれば、リスクは限りなく低いと言っても問題の無い場合もあります。

専門家の方々のお話を聞きながら(決して危険性だけを煽るアジテーターではなく、しかし原発の危険性を指摘出来るだけの客観性を持つ専門家は案外多いものです)、何が問題で、何が問題でないのか、その辺りをしっかりと見極め、考えて行きたいと思っています。

そして長い時間がかかるでしょうけれど、人類がまだ制御できない原子力に頼らないでエネルギーを生み出せる日が来ることを願っています。

初めてのコメントで大変な長文、失礼いたしました。


クンちゃんのお返事
「何が問題で、何が問題でないのか」―この点が、明確にされていればこの度の原発問題による混乱は、もっと軽減されたものと思います。情報を操作することは権力を持つサイドの“特権”とでもいうのでしょうか、大昔からおこなわれてきたことでしょうが、パニックを避けるためというような、一見(一聞?)もっともらしい根拠において、いわば虚偽の情報を平然と流しつづけ、結果的におさまりどころのない混乱を招き、いまなお続いていると思っています。がれきの処理と放射能の問題も、ほとんど情報が開示されないままに、「こまったときはお互い様」「絆」といったかたちで強行されるのは、ホント困ります。「何が問題で、何が問題でないのか」―そこをきちっと国民に知らせるべきですね。