売れ残り買取条項をめぐり、
出版社譲歩に納得せず裁判沙汰
出版社譲歩に納得せず裁判沙汰
こりゃかなわんわ訴訟で勝訴
した日本文学館が入るビル
自分の名前と売れ残り買取費用負担で他人の作品の増刷契約を日本文学館と結んだ人物が、増刷契約内容が納得できないと訴えていた民事訴訟で、東京地裁民事第28部は29日午後、原告全面敗訴の判決を言い渡しました。判決主文は、下掲の原告ブログでどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/zihisyuppann/68401229.html
この原告、仮にビッグヒポポタマスさん(BH)と呼びますが、BHさんは元同僚の雲助さん(仮名)と図って、悪名高いと知ってか知らずか、日本文学館の嘘っぱち「出版大賞コンテスト」に応募します。応募したのは自分の名前でしたが、作品は雲助さんの著作でした。その結果、応募作品は、駄菓子屋の籤で言えば「スカ」、誰でももらえる残念賞「特別賞」を“受賞”することになります。
こうして日本文学館の手のひらにのった二人組。
その後、この作品はBHさんの費用立替(のちに雲助さんから返済)、BHさんの名義で契約され、日本文学館から自費出版されます。そして時が経ち、ホントか嘘か「完売した」との報告を日本文学館から受けます。
“完売!”にすっかり気を良くしちゃったのでしょう、BHさん、今度は強引に刷り増しを日本文学館に持ちかけ、売れ残りを買い取る約束で増刷してもらうことに成功します(増刷費用版元負担)。しっかし!取らタヌの譬えの如く、案に相違して大方売れ残りました。
この度の訴訟は、増刷契約に定められた売れ残り買取条項をめぐり、いざ大量買取の段になってBHさんがクレームをつけ、当該クレームについて日本文学館が譲歩したのちも納得せずに訴えたものです。こりゃ、かなわんわ!
BHさんは日本文学館との争いが始まると(始めると)、当クンちゃんブログのメッセージ窓口経由でクンちゃん人に「著者」として接触してきました。著者ではないことが露見したのち、当クンちゃんブログでもいっときBH問題に言及していました。ひとつの節目を迎えましたので、報告しておきます。(人名は仮名)
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【追記】前記本文文末の2行(100%画像。125%画像の場合は3行)がわからん、というコメントを当ブログ画面左側メッセージ窓口からいただきました。こうしたご連絡にうっかり直接に回答した結果、当方メルアドが先方に表示されることによる思わぬ事態に引きずり込まれた苦い経験が何回かあります。で、申し訳ありませんが、この追記でお答えのようなものを述べさせていただきます。
BHさんは契約者であるが実は著者ではない、と判明したのち、私はBHさんは著者でないのに著者であると偽装、仮装、僭称した嘘つきでけしからんとの趣旨を、BHブログコメント欄に書き込む一方、当ブログにも関連記事を掲載しました。ところが、BHさんは「実害のない嘘は、問題ない」との大意で自己の行為は正当と主張し続けました。その段階に至り、私はBHさんとの接触を完全に断ち、一切の連絡を拝辞しました。したがって、BHさんのその後の動きは当ブログには全くあらわれていません。しかし、この度の一審判決は控訴審でも動きようがないと観測した結果、いっときはBH関連記事を掲載したしめくくりとして、今回記事を掲載することにしました。以上です。