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ギョーテとはおれのことかとゲーテ言い!

2016年09月28日 12時26分51秒 | ありふれた日常
         STEPHENってスティーヴンだったんかい!
            知らないことだらけのクンちゃんでした!


    

 けさ、夕方の散歩をさぼるとあらわれる症状、午前3時半ごろに目が覚めてしまう、にまたまた見舞われました。
 で、テーブルの上のコップに「喜界島黒糖焼酎」がかなり呑み残してあるのに気付いてちびちびそれを舐める。そして、クンちゃんブログの店仕舞いもさることながら、今後の身の振り方をどうしたもんじゃろうなぁ、などと考えていました。

 ふと見ると、読みさしの文庫本に「STEPHEN  KING」とあります。
 
 STEPHEN  んっ? ステファン? ステファン・キング

 クンちゃん人はまぎれもないスティーヴン・キングの愛読者であり、何十冊と読んでいるのですが、STEPHEN に気が付いたのはけさが初めてでした。

 実は、「佐々木譲」の愛読者でもあったんですが、あるとき「佐々木敏『ゲノムの箱舟』」というのを買ってしまい、三分の一ぐらいまで「譲」のつもりで読んでしまったうえに、難解な科学技術系の著述内容に「なんという博識な男だろう」などと感心していたことがあるのです。

 それで、一瞬、スティーヴン・キングと間違えて、ステファン・キングというやつを買ってしまったのか、とドキッとしましたが、カタカナでは確かに「スティーヴン・キング」とあります。

 うーん、つまり英語ではSTEPHEN と書いて、日本語表記ではスティーヴンと読み書きするのかい、と感心した次第です。(なんとなく納得以前ですが、面倒なので調べないことにしましょう。あるいは人名は一般読みと多少違う、例えば出身国の相違などによって、とも考えましたが、そういうことに決まってるってことで、ムリに納得することにしました。)

 それはそれとして、昔から外来語の表記はなかなか難しかったようです。
 ギョーテとはおれのことかとゲーテ言い、というのを中学校の数学の時間の余談で聞き、そういう川柳があるってことでしたが、どうもよくわからない。

 東京ゲーテ会館のHP http://goethe.jp/Q_and_A/q_goethetowaorenokotoka.html を見たら、次のような記事がありました。

「ちなみに、言語学者の矢崎源九郎は、『日本の外来語』(1964年、岩波書店)のなかで、次のように書いていますが、出典は挙げてはいません。
 表記の上ではゴエテ、ギューテ、ギェーテ、ギューテ、ギョート、ギョーツ、ゲーテ、ギュエテ、ゲォエテ、ゴアタ、グウィーテ、ゲヱテー、ゲーテー、ゲェテー、ギョウテ、ギヨーテ、ギョーテ、ギョーテー、ギヨテー、ゴエテ、ギョテ、ギヨヲテ、ギヨオテ、ゲョーテ、ゲヨーテ、ゴエテー、ゲエテ、ギヨエテ、ゲイテ、ギョエテ、と、じつに二十九通りの書き方があるという。「ギョーテとは俺のことかとゲーテ言い」という、斎藤緑雨の川柳すらも生まれているほどである。(170ページ) 」

 結論、いずれもどうもよくわかりません!