goo blog サービス終了のお知らせ 

kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟、来たりなば…⑦

2020-03-15 16:33:32 | 麒麟がくる

麒麟がくる 
第七回 帰蝶の願い



政略結婚は、この時代の常

とはいうものの、親のエゴで振り回されるのはあんまりです


道三(利政)の娘、帰蝶は、二度目の政略結婚を強いられだした

一度目は美濃の守護の土岐頼純に嫁ぎ、

あげくの果てに、頼純は道三に毒殺されている

それからまだ一年しか経っていないのに

今度は、織田と同盟を結びたいがため、

織田信長に嫁ぐようと言いだした

でも、帰蝶は「嫌じゃ」と道三に言ったまま

そこで、いとこ同士で幼い頃から気の合う十兵衛に

帰蝶の気持ちを聞くように、となった

十兵衛は、「行かないでほしい」とは、言いませんでしたね

お殿様の娘だからなのか、お嫁さんにしたいとは思っていないのか

分かりません



尾張と美濃とは、大柿城を取ったり取られたり

帰蝶も夫に先立たれてからは、美濃に戻ってきている

そんなぎくしゃくした関係の尾張の織田信秀が和議を申し入れてきた

ただし、条件付き

それが、帰蝶を嫡男である信長の嫁に差し出すことであった


道三は、こんなことを考えていた

”海のある国は、食うに困らん
魚がいる、港が富をもたらす
国を豊かにするには、海を手に入れることじゃ
尾張は海がある
和議をすれば海が近づき、美濃が豊かになる
戦に勝つのではなく、国が豊かになるのが目的”


蝮の道三が、こういう考えだそうですが、どうだか

その後の魂胆がね…あやしい

帰蝶の兄の高政は、考えが違った

大っ嫌いな父、こんな父は実の父ではないと思うほど大っ嫌い

高政は美濃の守護である土岐氏を立て、

国衆と共に美濃を守ろうという考えだ

だから、

帰蝶を嫁がせることも和議も反対だという



帰蝶の気持ちを聞かなければならない十兵衛ですが、

逆に、帰蝶から頼まれた

信長を見てきて、いかなる男か、教えてほしい、と



十兵衛は尾張へ

また変装をして行きましたね

この間からあちこちへ調査に行ったり鉄砲を買い付けたり

諜報員みたいですね、この頃なら間者

でもこうして、あちこちを訪れ、様々な人脈を持ち

見聞を広めたことは、いいことですよね♪




尾張の市を初めて見た十兵衛は、

美濃にはない、活気ある市であり、魚を売っていることに

目が行ったようでしたね

何より、この市であの菊丸に会えたことはラッキーでした

情報の源のような菊丸の言葉通り、

信長に会えそうな早朝の港へ探しに行きます



小舟に揺られ、、帰って来る三人ほどの男…あれ?

船首から浜をじっと見ている男は、丸顔の穏やかな感ですが…

信長?

コメント

麒麟、来たりなば…⑥

2020-02-29 17:40:43 | 麒麟がくる

第六回 三好長慶襲撃計画


明智光秀が、若者の頃、すでに将軍家の力も弱まり、
不穏な動きが絶えない世だったのですね


十兵衛は鉄砲鍛冶の伊平次を伴って、三淵藤英に会いに行きました

伊平次が遊郭でお取込み中にもかかわらず、

襖越しに聞いた話が

松永久秀の命に係わることであったため

十兵衛と伊平次は、いち早く伝えたかったのだ

松永を、助けたかったのだ

それと言うのも

摂津の守護代の三好長慶とその家臣の松永久秀を討つ計画があり

陰で動いているのは、細川晴元だという

京の万里小路家の館での連歌のつどいに三好と松永は

出席することになっていて

連歌のつどいで、事は起きる


三淵は、自分が動けば、将軍の上意と受け止められるので、

助太刀は出来ないと

実は、この話をしているのを、将軍義輝は

廊下で聞いていました

そうとも知らず、十兵衛は話し続けた

”…将軍は武士の鏡である

その将軍が、家臣同士争うなとひとこと、言わなければ

世は平らかになりません”

これは十兵衛が幼い頃、父に教わったことだった


そう言って、飛び出して行ってしまった十兵衛

ひとりででも、松永を助けようとしている

剣の腕に自信はあるのでしょうが…

思い立ったら、ばく進するところがあるのかも、十兵衛さん

それはちょっと心配…


結局、十兵衛の話を廊下で聞いていた将軍義輝は、

三淵らに、十兵衛を加勢するよう命じたのでしたね


万里小路家の連歌の会の場は、修羅場と化して

首謀者は、陰からこっそり様子を伺っていたりして、

堂々と、出て来たらどないですのん、細川晴元さん

この方を、国広富之さんが演じておられるとは!

あの、トミーと松などを演じた、頼りなさそうだけど

爽やかなイケメンが

このふてぶてしい晴元ですか~

過ぎ去った年月もさることながら名俳優、です!



十兵衛は、松永が危機一髪のところを、救いました

その時の敵に投げた道具、何でした?

まずは三好と松永を馬で逃がし、その場も治まったけれど

十兵衛は左肩に傷を負い、

あと少しで東庵先生の家に着くところで気を失ってしまいました



倒れたことも、助けてもらったことも、

もう、二日も昏睡状態だったことも覚えていなかった

駒ちゃんが看病してくれたんですよ~



話は反れますが、ほんとに記憶、飛ぶことがあるんですね

実は、先日、孫がスキー場でスノボをしていて
こけて、顔面強打して、訳の分からないことを繰り返し話すので
友達が救急車を呼んで下さったらしく病院へ
検査が済み、鼻の骨にヒビが入ったか折れたかですが
他に異常はなかったらしいです

でも、本人は怪我した時の前後のことを覚えてないそうで
靴は、スキー場に残したまま…帰宅

私も記憶がよく飛びますが、私は”加齢なる”原因です(^-^;


話を戻さないと<m(__)m>




十兵衛さん、何日くらいで、傷が癒えたのでしたっけ?

細川藤孝からの、一緒に将軍を支えてほしいとの誘いも断り

美濃へ帰ることになりました

大柿城で戦があったのも気になりますよね、私も気になる

道中、駒ちゃんが付いて来てますが…

十兵衛、優しい人です(@_@。
 

ああ、悲恋が深まっていくような予感
 
辛くなります

大体、オープニングの映像ですが、

前半は、力強さを感じるのですが、後半になると、

光秀の表情が切なくて…、 心が痛みます

歴史のお話は、

もう、結果が決まっている部分と、創造の部分とが

交錯して、絶妙なストーリーが出来上がってると思いますが、

坂本龍馬(龍馬伝)と言い、小野政次(おんな城主直虎)と言い、

切なかった…

ほんとのこと、駒ちゃん、どうなるのかなあ~



さて、前回から鉄砲鍛冶の町として、「国友」の名が出ています

今の、滋賀県長浜市国友町です

長浜は、湖東で北の方にあります

そこからもう少し北へ行けば、賤ケ岳です


そもそも国友は、鉄鍛冶が盛んでした
国友が鉄砲に力を入れたのは
12代 将軍・足利義晴の命で作ったのが始まりで、
戦国時代から江戸時代末期まで、
大阪の堺、和歌山の根来、と共に鉄砲の三大生産地になりました

織田信長が姉川の戦いを機に、秀吉に命じ
鉄砲業を発達させました


大坂夏の陣の時、一番沢山作られたのを最後に、
江戸時代、戦がなくなるのと並行して、鉄砲生産は衰退しました


思っても見なかったことですが、
国友は、日本におけるネジ発明の地だそうです
鉄砲に使われていたのですね、ネジ


現在、鉄砲で培った技術は意外な所に生かされています

長浜仏壇の金具
或いは
長浜曳山祭りというお祭りがあるのですが、
その時の曳山(山車)の金具に生かされています 

そのお祭りの写真です



これが、曳山(山車)です (2017.4.15 撮りました)






曳山の上では、子供歌舞伎が演じられます



子供が大人のストーリーを演じて、悲喜劇タイプです



長浜城
羽柴秀吉が城下町を整えました


慶雲館も盆梅展で有名です

他にも、黒壁スクエアなどがあり、戦国時代鉄砲で栄えた町は、
観光の町として湖北に力を付けています
豪雪地帯なのですが、今年はどうかな?

滋賀も、暖冬です
琵琶湖は大丈夫?


コメント

麒麟、来たりなば…⑤

2020-02-29 17:39:24 | 麒麟がくる




ドラマに出てきた本能寺

本能寺の「のう」という字は

偏は「にくづき」 つくりが「去」の文字が書かれていますね



「能」 としていた時代、あまりに火災が多く、

それは、つくりに「ヒ」を二つ書くせいだとなり

つくりは「去」 火が去るようにと改められたそうです

これについては、諸説あるそうですが…

今の本能寺の石碑も、「去」ですが、あちこちに
「本能寺」の表示もあって、どうやらどちらでもいいのかな…?





麒麟がくる  第五回 伊平次をさがせ




将軍が鉄砲に興味を持っている

各地のお偉い方々も鉄砲をたくさん手に入れようと

躍起になりだした

斎藤道三は知りたかった

なぜ将軍がこれほど鉄砲を欲しがっているのか

十兵衛に調べるようにと、またまたの難題です

十兵衛も、鉄砲を分解、
あの頃は?(^-^; 「組分け」と言ってたのですね

組分けして改良につなげたいという気持ちが沸きあがっていた

やっぱり、頭良い~♪ 理論派、理屈っぽいともいう


家来の伝吾さん(確か石原軍団の人?)から、いい情報を得ました

十兵衛は早速、馬で近江の国友村(現在の長浜市)へと



時代劇では、俳優さんは、馬術や殺陣や独特の所作と
会得しなければならないことが多いですね
これらがお上手だと、ぐんと見映えがしますよね♪

余談ですが、綾瀬はるかさんの殺陣が好きです
「八重の桜」の時、会津白虎隊と共に戦っていたシーン
未だに、思い出す素晴らしさでした

中でも一番感心してるのが所作

胡坐の姿勢をすれば、
ひざが床に着くほど股関節が柔らかですし、
この姿勢から立ち上がる時、手の支えも無しに、すっと
まるでディレクターチェアの足みたいに伸ばしたり折りたたんだり

立ち上がるも座り込むも、すごいけど、どの筋肉がすごいの?


さて、胡坐からすっと立ち上がって、颯爽と馬を走らせ

鉄砲鍛冶の伊平次という人物に会うため近江国友へ


種子島に鉄砲伝来のあくる年くらいから、すでに

国友は鉄砲の産地だったのですね、知りませんでした


鉄砲鍛冶の親方さんは口が堅かった

伊平次のことも何も教えてはくれない

将軍の命で、鉄砲に関わることは口外禁止になっていたのですね

そんな時、(あまり喜べることではないものの)

職人が賄賂目当てで、話してくれて、

伊平次は、本能寺にいることが判明♪


また、京に行くことにした十兵衛は、

今度は、旅費を片手三つ分? 十五貫のこと?

道三相手に吹っ掛けましたね、賄賂で渡した分も込みかしら(^^ゞ


そうして京で、十兵衛は、人脈を広げ始めました

そのラインナップ

十三代将軍足利義輝

将軍に仕える細川藤孝

藤孝の兄の三渕藤英とは、二度目の出会い

松永久秀は、泥酔中の十兵衛を尻目に刀の売買をした人
売買と言えるかどうか…
でも、十兵衛が納得してますし…(^^ゞ

松永久秀、蛇の道は蛇ということでしょうか

伊平次の居場所をちゃんと知っていた

伊平次は、遊郭に入り浸っていた

ところが、なんと

この伊平次、十兵衛子供の頃の友達であった

伊平次は瓜泥棒をしようとして、井戸に落ちたことがあり

助けたのが、十兵衛で

伊平次は十兵衛に、ずっと恩を感じていたようで

鉄砲の話もとんとん拍子に進みだした

その二人の世界の話の弾み具合を見ていた松永

「わしを置いて行くな、わしを忘れるな」 とか言いつつ

この縁は、天が与えたものだと、喜んでましたね~

あれだけ鉄砲造りを断っていた伊平次なのに

十兵衛の頼みだけは、引き受けたのでした

十兵衛さん、誰からも好かれる人なのですね~好感度⤴⤴⤴

さあ、製図が書けるように組分けです

でも、戦のあと口に苦さが残るという十兵衛は、

鉄砲のこと、どう進めるのでしょうか?



突然の麒麟情報です








この写真は、数年前に
太宰府天満宮を参拝した時のものです

麒麟ですが、境内に祀られていました
体は馬で、首、頭は龍のようですね

もちろん、天神さんなので、牛の像も沢山ありました

思い出深いことがありました
参道にあるお店で
「梅が枝餅」の焼きたてを食べたことです
びっくりするほど、熱かった(^-^;
以前、お土産用の袋入りを買って家で食べたのより
更においしかったです、また食べたいな♪

コメント

麒麟、来たりなば…④

2020-02-15 17:43:58 | 麒麟がくる


麒麟がくる

第四回 尾張潜入指令


ああ~、こんがらがってしまいました


道三の発した、「尾張潜入命令」が出て、

誰が本当のことを言っているのやら

誰もが、嘘の情報を流しているようで




例えば、東庵先生が

「役立たずじゃ」

と言いましたが、これは、織田信秀の流れ矢による傷が

悪化していて、信秀はもう先が短い

と十兵衛に伝えてる?

果たして、この事が、事実なのか嘘なのか

道三寄りなのか、織田信秀寄りなのか

ややこしや~

それから、

十兵衛と菊丸が、東庵から上↑の情報をもらって、

急いで、美濃に帰ろうと山道を急いだ時、

さすが、信秀

十兵衛と菊丸に追っ手を向かわせていました



ふたりは、美濃と尾張の国境で、

自分たちの身分の設定を確かめていましたよ♪

菊丸は、見た目にも自分が兄だと主張し、

話し方もそれなりに、と上から目線に話しかけたら

十兵衛、不満そうです(^^ゞ




ふたりは信秀の放った追っ手に追いつかれ、あわや、という時、

土手の上から数人の正体不明の者の投げたつぶてにより

十兵衛は助かりました

この正体不明数人は、誰?

菊丸が、ちょっと離れて逃げていて、その間の出来事で

もしかして、菊丸の指図だったのではないか?

そうすると、菊丸は単なる三河の村人ではなく

秘密諜報員?密偵?間者?隠密?忍び?

でしたら、誰が召し抱えてる?


ああ~心が千々に乱れるぅ~

妄想が~

菊丸は、三河の者と言っていたので、ここは信じます

でも、ただの農民ではなく、

鍛錬を積んだ身体能力の高い忍者ではないかと

三河はどの忍者集団?


菊丸は足が速い、薬草に詳しそう、味噌などを売って、

あちこち行っている


古渡城で、ひょんなことから竹千代と遭遇した

その時竹千代から、

母の所へ行きたいので、

ここから逃げ出せるよう助けてほしいと頼まれた

ま、ここは十兵衛が、いなしましたが…

そのあと、菊丸は竹千代を若君と言い、

今は辛い日々だろう、と

気持ちがよく分かる、機を待とう、と


菊丸は、切なそうに十兵衛に話していました



一方、

駒ちゃんは、東庵先生と京へ帰る旅支度を始めてました

信秀の様子を見に尾張の古渡城へ行った先生の助手は

今回はしなかったのですね、というか、知らされていなかった?

ん~、駒ちゃんは、そのまま真っ白な駒ちゃんと決めていいかな?



稲葉城の道三の所へ十兵衛と菊丸は戻って来ました


目力がとびきり強い、道三

この目で睨まれたら、嫌とは言えません

今度は、鉄砲のことで

十兵衛に、鉄砲を作っていることに関し、

情報を集めてくるようにとのことでした

 

全く、知りませんでした

種子島に伝わった鉄砲を作っていることが、

本能寺と関わりがあるなんて

ここでもう、「本能寺」が出て来ることも驚きです

本能寺は種子島の末寺を通じ、鉄砲を作らせているとか

そうさせているのは、幕府、将軍

戦に鉄砲は重要になる

早く気付いた方が、勝ち、なのか…


十兵衛、一刻も遅れを取ってはいけないと思ってか

鉄砲を撃つ腕を上げてきました

次回は、鉄砲を探りに行くのですね

どうするんでしょ


というところで、


ここからは、蛇足ですが…


駒ちゃんと帰蝶さんと

座り方が違います

以前、十兵衛の母上様(石川さゆりさんですよ♪)もそうでしたが

片膝立てていますね

一方、駒ちゃんは正座、世話係らしき女性たちも正座でした

この頃は、位の高い女性は、片膝立てて座ったのでしょうか


以前、京都東山のお寺、高台寺に行った時のことです

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が
秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり
今は秀吉と北政所を祀る霊廟です

ねねさんの像があるのですが、その姿がやはり、
片膝立てておられて、私はこの姿勢の像を初めて見て
その時は、驚きました
(最近行ったら、拝観コースでは見ることが出来ませんでした)

時代劇でもあまり、この形はみないので、
このドラマは、この先、よく見てたら、新しいものが見られるかも

鋭い目線で見ましょう♪ 

コメント

麒麟、来たりなば…③

2020-02-09 16:15:31 | 麒麟がくる

麒麟がくる 第三回 美濃の国



十兵衛が畑に鍬を振り下ろしていた所は、

「明智荘」 今の岐阜県の可児市

岐阜県中南部に位置し、木曽川が流れ、近くに土岐市がある!

なるほどです

十兵衛は、村民と共に、荒れた田畑を耕していました

そこへ、帰蝶さんがやって来て、館へ行き、

十兵衛の母と、駒ちゃんと女三人の話は盛り上がりました♪

帰蝶は、夫の頼純の死について、十兵衛に尋ねたかった
そりゃそうですよね

”父と夫の板挟みの帰蝶は、辛いだろう”

という気持ちを伝えた十兵衛ですが、

それ以上、深くは話さず…
若い時から知将だったのですね、きっと

さて、私の期待の、菊丸さん、再登場思ったより早くて♪

薬草や、お味噌や野菜を持って、
助けてもらったお礼にやって来ました

お母さんがおっしゃったとのこと
お母さんと暮らしておられたんですね

駒ちゃんは、しょい籠の中の薬草に目が止まった♪

優れた看護師さんです






もう、薬草に夢中
菊丸さんの手を取って喜んでました(^-^;

十兵衛さん、なにか?

ところで、十兵衛と菊丸、似てませんか?
それに加えて、斎藤高政
同系統のお顔立ちで、三兄弟みたい







この辺りは、今でいう濃尾平野にあたるのでしょうか

岐阜県、愛知県、三重県にかけて広がる平野


木曽三川(木曾川・長良川・揖斐川)により形成された沖積平野
昔、社会科で「輪中」というのを習いました

肥沃だけれど、水害も多い所なのですね

第一回か第二回か、野盗が村に来て、
米俵を盗んで行きましたが、
そういえば、小屋にはたくさんの米俵がありました
きっと、豊作だったのでしょうね



新しく、土岐頼芸(よりのり)が登場致しました

美濃の守護大名、そして斎藤道三は守護代

でも、事実上、実権は道三が握り、頼芸は道三が大嫌いみたい

道三がやって来ました

怒り心頭の頼芸は、
操り人形にされている、次は我に毒を盛るつもりかと、
道三に怒り表すと、道三は


”操り人形に毒は盛りません”

と言ってのけた

言いますね~


元々、頼芸は土岐氏の次男で、兄の頼武を道三と結託して
守護の座から引きずり落したのである
ふたりは同じ穴のむじなかも


皮肉なことに、それ以来道三が頭角を現し
事実上美濃の実権を握ってしまった

美濃に悪がはびこっているではありませんか

次の世代となるのが、
明智十兵衛、斎藤高政、帰蝶

土岐氏には、跡取りはもういない…?

帰蝶さんは、それこそ操り人形になってしまうかも

この三人は、幼なじみですね

十兵衛と高政は、気が合うようです

道三が、いまいち興味を示さない鉄砲

ふたりは、鉄砲の威力を試しながら
将来のことを話し、大きな約束をしました

今、まとまりのない美濃の国を立て直すため、
ふたりで方法を考えよう、と

鉄砲の威力は、想像以上のものだったよう


その力が、ふたりの思いを固くし、また、一歩進めたようです




その頃、尾張の古渡城に陣取る織田信秀

それを、東から駿河の今川義元が攻めて来る

三河の小豆坂で、今川と織田がぶつかる

尾張、三河、駿河の三国は、動乱のさ中だった





ここから蛇足です
岐阜県は主人の故郷です
濃尾平野の南西の大垣市でして、
滋賀県栗東インター→彦根→米原→関ケ原→養老→大垣
と、1時間ほどです

養老あたりで、進行方向左側がぱあ~っと視界が広がり、
春ならそこにレンゲが一面に咲いています

その近くに、大きな建物があり、
昔は「美津濃」 の大看板が現れました

今は、ちょっと見にくい…

今回、初めて気づいたのですが、

「美濃」の間に、「津」を入れて、「美津濃」

何か意味があるのかな?

コメント

麒麟、来たりなば…⓶

2020-02-06 16:51:22 | 麒麟がくる



オープニングの画面

この燃え盛る炎が、麒麟に見えます

四肢を踏ん張って、次はどう動こうとしているのか…


オープニングの画面、毎年興味深いです
今年も、魅力的です
まず、

配役などの文字が、ドカンと真ん中に出て、見やいことです

そこですかい!

年と共に、視力も落ちてますもので~ありがたい♪

他にもいい所ありますよ
炎をバックに、戦で兵が動くシーン
ガラッと色合いが変わって、森の中で
落ち武者のような、鎧兜姿の武士がひとり、立っているシーン
生きているのか、もう亡くなっていて亡霊なのか

どの画像も、この先のシーンを妄想してしまいます


オープニングの画像というのは、
毎年、相当、手間暇かけて作りこんでおられるのでしょうね
製作スタッフの勝負どころのひとつかも


過去の大河で、未だに思い出すのが
「龍馬伝」
いきなり龍が、ぐわっと迫って来る
テーマソングも良かったですね
不思議な歌声でした



麒麟がくる 第二回道三の罠

道三の罠、すなわち、蝮の毒

十兵衛は約束を果たせたと、殿に様子を伝えましたところ、

*貸したお金を半分返せ! 

そんなこと、聞いてないッ
代わりに、戦で侍大将の首を二つとって来たなら帳消しにする
と、毒づきました



いよいよ織田軍と稲葉山城下での攻防で
十兵衛は敵の真向から攻めました


相手の兵は二万、道三の兵はわずか四千
こんな大差で、どう太刀打ちするのかと、思いました

今始まったばかりの接近戦を
何と、早々に籠城にシフトチェンジ

それを知った織田軍は、気をゆるめ、陣は無防備になった
その時を見計らい、道三は、再攻撃を指示

城門の前には深い落とし穴を仕掛てあり
敵はまんまと引っかかり、これで戦の流れが変わり始めました


十兵衛は、
どうやら、殿からの命令の首二つ、とったようですが
その時、討とうとした大将が、明智光政(おじさん)に似ている…

いや、あれはどう見ても、おじさんの顔ですよ


織田信秀、自ら刀を振り進むのを側近に止められ
織田軍は退散
斎藤道三の勝利となった

道三、あちこちに毒を散らしました

でも正直なところ、真田丸でも、このくらいの策略は
ありましたよね
下剋上の時代、こんなのばかりだったのでしょうね

それでも、敢えて、「美濃の蝮」 と言われたのはなぜだろう…
 



敵の大将の首ふたつをとった十兵衛ですが、

首をとった時、こんなことを思いましたね

”これが武士の本懐か、誉か、こんなことか”

侍が人を殺し合うことに大きな疑問を感じたのでしょうか
戦争反対派なのでしょうね

それでも、行きついたところは

本能寺の変なのだろうか…

でもこれは、まだまだ先のことですね

今しばらく、青年十兵衛にどっぷりハマりましょ♪

さて、この戦、暗躍した人物が、土岐頼純(帰蝶の夫)

道三は、お茶に毒を盛り、殺してしまった

第三回では、初登場人物も何人かあり、興味深い展開でしたが

今日はここまでで、失礼します<m(__)m>


コメント

麒麟、来たりなば…⓵

2020-02-01 15:55:18 | 麒麟がくる

麒麟がくる



「ときは今あめが下しる五月哉」

この連歌は、
光秀が本能寺の変をおこす数日前、
愛宕山で開いた連歌会のもの
「ときは今~」はその時の発句として光秀が詠んだものだそうです



「敵は本能寺にあり」

江戸時代中期以後に書かれた軍記物『明智軍記』の中にある記述で
光秀が発したのではならしいく創作の言葉だそうです

戦国時代のドラマで今まで何度聞いたことか
創作とはいえ、名言が残ったのですね、すごいですね!


嘉門達夫さん、ご存じと思いますが、パロディが面白い人ですよね
昔々、この方のラジオを聞いたことがあります
その時、何かの話を作って、その中でオチのように、
”敵は「ほ」の字なり”
と言われたことがあり、この部分だけ”
敵は本能寺にあり”
とセットで、思い出します
前後の話はもう何も頭に残ってはいませんが(^-^;
蛇足でした<m(__)m>



その光秀が、十兵衛と名乗っていた、二十歳代の頃のお話が
見れる、聞ける

見ないという選択肢はございません♪





第一回 光秀、西へ

十兵衛(明智光秀)は、主君斎藤利政(道三)に
堺はじめ、他国を見るために、旅をさせてほしいと、
直訴した


事の起こりは、
美濃の国境の明智荘に野盗がやって来て、田畑を荒らし、
穀物を盗んでいくのを阻止することが出来なかった

その時の一番の衝撃は、野盗が持っていた、
鉄の筒

物凄い音と同時に火の塊が体に向かって
飛んできたこと

火を噴く長い筒

十兵衛たちは、鉄砲というものを、知らなかった

種子島に鉄砲が伝来した年から、さほど経っていない頃かな

十兵衛が、これが鉄砲と知り得たのは
それは、野盗と共にいた、どこかの村人から聞いた話から

その村人は捉えられ、連れまわされていたと言い
野盗の頭が鉄砲を自慢していたのを見聞きしたのだ

その様子を十兵衛に教えてくれた
村人の名は「菊丸」
あれ、チコちゃんに叱られるでおなじみの岡村隆史殿ではござらぬか!

むむっ、これは、今後のストーリーに
欠くべからざる人物となります、きっと
ボーーッと見てられません!

今回は、二言三言の台詞で退場でしたが、次の登場を
期待します♪


「何度戦えばここを守れる」





美濃は井の中の蛙なのだ

そとの国を見聞して回らなければ、敵を知ることは出来ない
敵を知らなければ、美濃を、民を守れない


十兵衛は、殿である斎藤利政に直訴し,
了解を得た
お金を借りたか、貰ったか、とにかくこれで堺と京に行ける…はず


1、堺で鉄砲を買ってくる

2、小見の方(殿の正室)の病を治す京の名医を連れて来る

このふたつを約束した

チャンス、と表現するは不心得ですが、
京と堺で、この難題に結び付く出来事に巡り合った






多分、お金はすっからかんになったけど、
鉄砲と京の名医と若い女性の看護師を
美濃に連れ帰ることが出来た


殿からの評価は…


ところで、西へと向かう道中、中山道でしょうか?

美濃→垂井→琵琶湖→比叡山→山城→河内→堺→京

ああ、帆掛船(丸小船?)で琵琶湖を渡りましたね

湖東から湖西へ





守山あたりから堅田あたりに渡ったのかもしれないな

十兵衛が琵琶湖を渡った日は、いいお天気でよかった♪

船は、順風満帆

気持ちよさそう~♪

体いっぱい風を受けて…、タイタニック風



でも、琵琶湖は
比叡山や比良山から吹き降ろす強い風によって
遭難した船は数知れず、難所でもあったはずです

”急がば回れ”

という言葉が生まれたくらいですから
船は危険だったようです

危険回避のため、遠回りでも瀬田まで下って
ぐるっと琵琶湖の南端の陸上を歩きなさい

そんなことから、生まれた言葉だそうです

今、丸小船を見ることはありませんが、ヨットなら

帆が風をはらみ湖南から北へ進んで行くのを
見ることが出来ます

暖かくなれば、浜大津のあたりはいっぱいです

暦の上では、間もなく春

冬来たりなば春遠からじ

明日はもう、三回目が放送されるというのに、
一回目書くだけでやっとこさです
おさらい、ということで<m(__)m>


では、豪華な赤い着物の松永久秀さんの言葉をお借りして

”また會ハむ”

コメント

麒麟がくる、始まりましたね

2020-01-22 10:12:49 | 麒麟がくる

大河ドラマ、1年置いての時代劇

第1回見ました

役者はそろった。

そんな思いがしました

舞台は、岐阜県、滋賀県、京都府

どこも私にとって縁の深い所です

先祖は滋賀北部、祖父の代から京都市

主人が岐阜県出身です

主人の転勤で、福知山市に6年間住んだことも


いずれにせよ戦国時代は、おおむねここらへんが舞台ですね



明智光秀さん

何度もドラマの中の人になっていますが

詳しくありません、私

「麒麟がくる」

光秀を麒麟と表しているのかとも思いましたが

そうではなさそうで、世の中を変えてくれる人が麒麟を連れて来る



医学や天文学など、発達してなくて知らない人が殆どで

世の中の災いは、「鬼」の仕業で

それを祓ってくれるのは、「竜神」であったり 「麒麟」であったり

「鳳凰」も荒神ではないけど、愛に満ちた霊獣で

架空の動物が信じられていたのですね

現代は、どうでしょうか

昭和なら、疾風のようにあらわれて、疾風のように去ってゆく

「月光仮面」

へ~んしん!の「仮面ライダー」

そして「鉄腕アトム」 「スーパーマン」

サイボーグやらロボットやら




私のお守り麒麟です(^-^;

もう20年は裕に越えている、キリンBのキーホルダーです

1999年頃かな?閉鎖してしまいましたが
キリンビール京都工場を見学をした時に、買い求めました
奇しくも山崎の合戦の大山崎から
さほど遠くない所にありました

キリンと言えば、エビス、ラガー、一番搾り、本麒麟

「麒麟がくる」は、それを越えてほしいです

いったい、どう越えるん!?

「超麒麟」くらい(^-^;

話が反れました<m(__)m>


ドラマ第1回の明智光秀さん、さわやかですね~♡

それに知的で、腕も立ち、おまけに可笑しさも持ち合わせていました


このドラマを見れば光秀は、なぜ織田信長を討ったのかが分かる

のですか?

見てのお楽しみです
コメント