院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

心地よい

2018年11月02日 | 日記
人は、いつも心地よい居場所を求めている。

お客さんと話していて「心地よい場所」の意味がわかって驚いたようだ。

恋愛時代は、相手に喜んでもらおうと何時も気に掛けている。

「どうやったら好きな人が喜んでくれるか」そればかり考えてる。
好きな人の喜ぶ姿を見て、本人も幸せを感じる。

お互い、価値観が違った中で認め合うと居心地が良くなる。

結婚し、月日が経ち、恋愛時代にあった気配りができなくなってくる。
不平等さが徐々に極まってくる。

「私がこんなにやってる、尽くしてるのに認めてくれない」

愛を求めているのに応えてくれない。

「何が不満だったの?」と聞くと、「ここが、あそこが」と、いろんな不満が口から出てくる。

第2ランドの始まり。

相手への不満は、本人も同じようなことを相手にしてるハズ。

価値観が違うように見えても、お互いの価値観はガッチリ同じ。

第3ランドまで持ち越さないで、何とか第2ランドでお互い納得したいもの。

相手に求めて報われなかった第1ランドで、親からの不満が、今まさに同じ流れで現実化してること。

両親を想い出すと、元気に暮らしているか、育ててくれたありがたさでジーンと胸が熱くなってきますよね。
私も、帰天した親父殿を思い出すと心がジーンとしてしまう。

多くの人の価値観は、自分の好み思考から始まっている。
中途半端なスタート。

恋愛時代のような、相手の思いやり、正しさが抜けている。
法律に違反しなければ、それが正しいと思い込んでいる。

価値観の正しさって、心の中の正しい思いなんですね。
そこに不満や怒り嫉妬もない。

冷静に、相手と話せば、お互いの思い悩みも、自分の至らなさも見えてくる筈。

誰でも、未熟な成長の中で心は針だらけなんです。
不満もあるでしょう、怒りもあるでしょう、悲しみもいっぱいあるでしょう。

そんな相手の不平不満の針を一本ずつ抜いてあげる。
損得重視で、自分の立場を守るより、相手の長所を伸ばしてあげることに専念する。

私も、相手との比較ばかり目につきだしたら、物事上手く行かなくなります。

相手の悪いとこばかりを見て、文句を言いい押さえつけると逃げ出します。
第1ランドの鬱憤を晴らしてるだけ。
第3ランドの子供たちまで引っ張らないようにしたい。

相手は変わらなければ自分から変わるしかない。

正しい思いは心地よい。

秩序と調和の中には、本当に居心地がいい場所が出来る筈です。
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