院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

「ありがたい」と思うこころ

2023年08月16日 | 仕事関係
セラピストの仕事というと、体の不調を健康体にもどすことですが、中には変わった相談もあります。

「子供が言うことを聞かない」、「親が言うことを聞いてくれない」、どうにかして欲しいと相談がきます。

中でも介護問題は難易度が高い。

デイサービスに行かせたい家族と、行きたくない親御さんの対応が大変です。

今まで20年間、仕事をしながら実母と義母の介護は実に大変だっと実感しています。

親御さんの潜在意識をみていると、本人もデイに行きたくない思いは強いのですが、潜在意識の中にいる意識
(同じ体験をした意識)が、何としても行きたくないと意地を張っているのです。

一人ならまだしも、ふたり以上の意識がいるとかなり手強いのです。

セラピー中に、潜在意識の住人の意見を聞き打開策を提案しますが、最初は語りかけても頑として無視の連続です。

このように書きますと、潜在意識に自分以外の意識が入っていると思うかもしれません。

「そんなバカな」と思うかもしれない。

潜在意識は、本人以外の意識が存在していることはザラです。

怒りっぽい方は怒っている意識が入り、不安心配性の人は不安心配な意識が入りやすい。

本人が言葉を発していなくても、潜在意識は実に多弁です。

心の声(潜在意識)のバトルで、親子関係をどうやったらいいのかと苦笑してしまいます。

今まで、何人かの方に介護認定を提案し、デイサービスをすすめ、デイに行くまでかなり苦労がありました。

家族のすすめで、高齢の方が簡単に了承してくれれば何の問題もありませんが、そんなスムーズにデイに通う人は少ない。

殆どの方は、親子の意見の相違で言い合いになったりケンカになったりします。

それが「親が言うことを聞いてくれない」というもの。

ギクシャクした関係にならない為には、日頃の会話が特に大切ですね。

高齢になる10年前、20年前から、雑談程度の会話で介護問題を話し合っていれば、親子でギクシャクしないものです。

セラピー予約前日になると、ご本人の潜在意識から念が飛んできます。

「余計なこと言ったら容赦しないよ」とか色々です。

こちらが「明日はこんな感じで伝えよう」と頭で考えていると、何かの都合で予約がキャンセルになります。

そんな時は、潜在意識の波長を変えて考えますが、ついつい頭(顕在意識)で考えてしまいます。

潜在意識の波長は、身体が疲れている時は低波長になり荒れています。

また、何らかのストレスで心が乱れている時も波長は低くなっています。

連休で、心身ともリラックスしていても、潜在意識は大荒れの方がほとんどです。

潜在意識を穏やかにするには、いつも誰かに支えられ「ありがたい」と思うこころが大切とおもいます。



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