最近図書館で借りて読んだ本です。
ビジネス本ではなく、タオ的な人生指南の本でした。
「問題は解決するな」 kan. (著)
小さい表題が72題あって、表題に沿って短くまとめられていて、
読みやすい本でした。
内容は眼からウロコのような事も書かれていて、素晴らしい本だと思います。
ごく、一部を抜粋してみます。
いやなら、逃げる
「問題から逃げるな」とよく言います。しかし、逃げることも人生の大事な
オプションです。逃げることは敗北ではありません。
危険だったら、逃げる。当たり前のことです。誰だって、大きな波が来たら
逃げますよね。
「逃げるのは弱いヤツ」とか、「自分が状況をつくっている」という考えに、
とらわれないことです。
自分の感覚が、他から持ち込まれた考えによって、こり固まってしまうことに
気づいてください。その考えがどんなに立派でも、どんなに偉い人が言った
ことだとしても、それがすべてだと受け入れるのはやめましょう。
「ごめん、逃げる」と言って、逃げてOK。
人生の使命は 「生きること」
あなたが探さなければいけないと思っている「人生の使命」は、「馬の
前につり下げられたニンジン」です。
ニンジンを追いかけると、一生走り続けなければなりません。
生きる使命を、言葉で表すことなどできません。
あえて言えば、人生の使命は「生きることそのもの」です。
世界を実感して、ありのままを感じながら生きることが、本当に生きている
ということ。人生が終わりに近づき、一生を見渡した時、「あぁ、自分は
これをやるためにこの世界に来たんだな」と初めてわかります。
使命探しを始めて右往左往したり、「使命」に人生を乗っ取られたりしないで
ください。自分の人生を生きることがおろそかになってしまいます。
転載終わりです。
印象的な部分のみで、かなり抜粋しています。
チャネリング本だったり、ノンデュアリティの本だったり、
それぞれ、表現が違ったりしていますが、あの本で言っていた事と
この部分は同じ意味の事を言っている……など、
真理は共通していることも多いですね。
しかし、頭でっかちの記憶を一度リセットして、日常の
何気ない出来事を、瞬間、瞬間、きちんと
味わっていけるようにしたいと思います。