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まいにち畑で遊ぶ

24坪の市民菜園で無農薬の野菜作り、たま~に手芸、時々スピリチュアル

ボカシ肥料を仕込む

2022年03月01日 | ボカシ肥料

去年はボカシ肥料を作るのをサボって、購入しました。
花巻酵素の「ユキパー」という商品です。
魚粕、カニガラ、粉炭などを使って、畜糞は入っていません。
肥料成分は N4.5・
P3.7・K1.6 です。

ただ、通販は送料がかかるのが難点・・・。
最近、JAで魚粕を買ったことだし、今年は自分で作ることにしました。

有機材料の他に、EM菌と糖蜜を入れます。



糖蜜は溶けやすいよう、50~60度のお湯で溶かしました。
EM菌、糖蜜、各50ccを入れ、500ccにします。
他には水、2500ccを準備し、合わせて3リットルです。

有機材料を10キロ使うので、水はその30%になります。
前日の夜、汲み置いて、カルキを抜くと書いてありますが、
何しろ、行き当たりばったりで作るので、水道水そのままです。



米ヌカ5キロ、魚粕4キロ、草木灰1キロです。
これで、肥料成分は N4.4・P6.4・K1.2 になります。
「ユキパー」に比べ、リン酸多め、カリウム少な目になりました。


家庭用のキッチンスケールで測るので、米ヌカなど、何度も測らないといけません。
何杯入れたか、判らなくなりそうなので、正の字を書いて測りました。



農業雑誌で米ヌカは最後に混ぜた方が、ダマが出来ないというのを
目にした事があるので、試してみます。(単純)

魚粕と草木灰をよく混ぜて、EM菌、糖蜜入りの水を3リットル入れ混ぜました。



水で、ビチョビチョになるかと思ったら、大丈夫でした。
最後に米ヌカを投入・・・。



ざっと混ぜて、端から丁寧に混ぜていきました。



全体を混ぜて出来上がりです。




最後に米ヌカを入れた事で、米ヌカが満遍なくまぶされた感じで、
ダマはできませんでした。



ビニールを敷いた発砲スチロールに、ギュウギュウ押さえながら入れました。



嫌気発酵なので、できるだけ空気を抜いてビニールを止め、
フタをして、後は待つだけになります。


ボカシ肥作り(2)

2017年11月28日 | ボカシ肥料

畑も今作業するものはないので、ボカシ肥を作っておくことにしました。
以前の記事はどんな事を書いたか、見てみようと思って探しても・・・ない。
今年も作ったはずだけど、記事にしていませんでした。

私のブログも書き始めて3年くらいになり、菜園も、もう少しカテゴリーを
分けないと、探してもワカラナイ・・・。
せめて、果菜類とか葉菜類とか豆類、芋類くらいには分けられそうかしら?
花も分けた方がいいかしらね?
あれやこれや、一緒くたに書いているから
分けようのない記事もあるかもしれません。

さて、今日のボカシ肥料の材料はこちら

米ぬか・・・3kg
油粕・・・3kg
バイオダルマ・・・1.5kg
魚粉・・・2kg
草木灰・・・0.5kg
全部で材料は10kgです。

材料はこれに限らず、有機肥料であれば何でも・・・。

他に
EM菌(EM1号)・・・50cc
糖蜜・・・50cc
をぬるま湯で溶かしたものを含めて水分を3リットル

まずは、水を入れる前に、材料を満遍なく混ぜます。
次にEM菌などを含んだ水を入れ、またひたすら混ぜ混ぜして・・・、

 → 

発泡スチロールにビニールを敷いて、
途中で空気を抜くため押さえながら詰め込んでいきます。

今回、大きいビニール袋を切らしていて、ホームセンターの袋で代用・・・。

あ、結ぶのはこちらの方が簡単だった。
後は、フタをして、日の当たらない涼しい場所で保管すれば、
春に使いたい頃には、ボカシ肥料が出来ています。

今回、取りあえず、ボカシ肥料のカテゴリーを作りました。

こちらは、おまけの写真・・・今、育苗中のパンジーです。

右側が生育遅れかと思っていたら、丸で囲んだところは
何と、真ん中の茎がない・・・、虫に食べられちゃったか?
あ~、もう嫌ですね~。


ボカシ肥作り

2016年03月13日 | ボカシ肥料

ジャガイモでかなりボカシを使ったので、今日、また作りました。
材料は、こちら

米ぬか4キロ、油粕3キロ、草木灰1キロ、他に手持ちの有機肥料
2キロを入れ、全部で10キロ用意しました。

(関係ないけど)カーテンから見えているのは、育苗中の
トウモロコシ(2回目)、ナス、トマト・・・、左側はレタスとキャベツ類です。
カーテン越しに置くと、お日様を求めて茎が傾いてしまうので、
直接窓際に置いています。(外から見るとヘンかも・・・)

先に材料をまんべんなく混ぜておきます。

左側のステンレスボールの中は、EM1号、糖蜜各50ccをぬるま湯で
溶かした溶液、1リットルです。
これに、水をもう2リットル足して(材料の30%の水分量)
材料の中に入れます。

これを(私の場合、手の平で水を含んだ材料を押しながらかき混ぜて)
水分を均一な状態に混ぜていきます。

適切な水分量はギュッと握ると形になりますが、すぐにほぐれる状態です。
材料の30%の水分であれば、大抵こういう状態になります。

発砲スチロールにビニール袋を敷き、材料を入れていきます。
(嫌気性発酵なので、途中で何度か上から押さえて空気を抜きます)

ビニールをきっちりしばり、フタをして、日陰に放置します。

後は、時間にお任せ・・・。
途中の切り返しもいりませんし、匂いも外に出ません。
夏は2週間、冬は2~3ヶ月で完成します。

今回のボカシの、N(チッソ)、P(リン酸)、K(カリ)の比率は
Nは3%、Pは4%、Kは2%くらいです。


ボカシ肥料の仕込み

2015年05月12日 | ボカシ肥料

実は、まだボカシ肥料はかなり残っていて、今作る必要は
ないのですが、菜園仲間の人からボカシの作り方を聞かれたので、
作り方の紙と一緒に、EM菌と糖蜜もあげました。

ところが、EM菌は、一度に使う量が50ccくらいなのに、1リットルの
ボトル入りなので、なかなか減らず、いつの間にか、有効期限が
3年前のものになってしまいました。 (大丈夫かな? 人にあげて・・・)
(※ 後日、新しいEM1号を買って、もう一度あげました) 

大丈夫とは思うのですが、これで発酵するのかどうか、
念のため、自分でも試してみたいと
思って、仕込んでみました。

材料は 米ぬか、油粕、草木灰 の他に、処分したい有機肥料が
あったので、それを2種類入れています。
全部で材料は10キロです。

 

水の量は材料の30%が適量で、3リットルになりますが、
水分を入れる前に、先に材料をまんべんなく混ぜておきます。

 

糖蜜は水に溶けにくいらしいので、お湯で溶かしておきました。
(お湯は3リットルの水の量の一部です)
左の写真、小カップの中は糖蜜で、右の写真の小カップはEM菌です。 

水を加えて、EM菌も混ぜます。
有機材料の中に、糖蜜・EM菌入りの水を入れて、
全体をまんべんなく混ぜます。

 

手で、ギュッと握ると形になりますが、指で触るとすぐ崩れる水分量です。
(材料の30%の水量であれば、こういう感じに仕上がります)

発砲スチロールにビニール袋を敷き、材料を押さえて、空気を抜きながら
入れていき、ビニールをきっちりしばり、フタをして、日陰に放置します。

 

夏は2週間、冬は2~3ヶ月で完成します。
何といっても途中の切り返しが要らず、匂いも外に出ないし、
放置するだけの手軽さがいいですよね。

今回のボカシの、N(チッソ)、P(リン酸)、K(カリ)の比率は
ちょっとアンバランスで、
Nは3.5%、Pは
5、Kは2.5%くらいです。 


ボカシ肥料(1)

2015年01月28日 | ボカシ肥料

今まで、ジャガイモには化成肥料を使っていました。
短期勝負で初期に肥料が効く方が生育がよく、掘り取り前には
肥料切れしている方がいいと本に書いてあったからです。

ただ、ボカシの場合は効き出しが早いようなので、
今年はボカシを使ってみようと思います。

そういえば、去年作ったボカシはカビとか生えていないか、心配になって
出してみたら大丈夫のようです。
夏に一度、陰干しして水分を飛ばしておいたのがよかったかも・・・。



ボカシの作り方はネットにも出ているとおもいますが、次に書いているのは
GAKKENの「野菜だより」からの転載です。

・有機質肥料・・・・・米ぬか5kg、 油かす4kg、 草木灰1kg
      (この割合だと、チッソ3%、 リン酸3%、 カリウム3%の配合に)
・発酵菌(EM 1号)・・・・50ml
・糖蜜・・・・50ml
     ※糖蜜は水に溶けにくいのでお湯(40~50度 水の使用量に含む)に
       溶かして水に加える。 EM 1号も水に加えておく。
・水・・・・3リットル (全体の30%)

作り方

1.水分を入れる前に材料を均一によく混ぜておく。
2.糖蜜とEM 1号を混ぜた水3リットルを加えよく混ぜる。
3・発砲スチロールの箱にビニール袋を入れておき、混ぜ合わせた材料をいれる。
4.材料を押さえつけ、空気をよく抜いて(嫌気性発酵なので)きっちり口を閉じ、
  フタをして放置。 夏は2週間、冬は2~3ヶ月で完成、甘い香りがする。

私の場合、材料の有機質肥料の、米ぬか5kg、油かす3kg、の他は処分したい
別の有機質肥料2kgを使いました。
糖蜜とEM 1号(値段がちょっと高い)はネットで購入しました。
何といっても材料を混ぜて箱にギュウギュウ詰めにして放置するだけという
手軽さがいいです。 
これまで、3回作りましたが、失敗なく作れています。