一昨日図書館で借りた、「現代農業」2016年12月号に
『菌力で作物をガードする』という特集がありました。
一番興味があったのは、「納豆菌栽培で玉ねぎベト病を抑えた」という
記事でしたが、これは植え付け前から「納豆菌堆肥」を畑にすき込んでおき、
さらに3月と4月には「納豆菌液」を葉面散布するという栽培方法でした。

この「納豆菌堆肥」というのは、家庭でも作れそうですが、
私の作っている「ボカシ」と違い、好気性発酵なので切り返しが必要。
途中の臭いがあるかもしれないので、戸外に置いた方がよさそうだし、
それには、気温が十分な夏場の方が作りやすそうなので、
「納豆菌堆肥」作りは初夏までお預けにしました。
記事によると、「えひめAI 」にも、菌の繁殖を抑える力がありそうです。
玉ねぎのベト病対策にいいかもしれません。

取りあえずは納豆菌も利用して、しかも家庭で作りやすい
「えひめAI 」で代用しようと思い、つくる事にしました。
詳しい作り方はこちらのページに載っています。
「えひめAI-2」の作り方と使い方
この「えひめAI-2」は家庭等での個人使用を前提として利用可のようです。
我が家の場合、材料が全部揃っていたのでラクでした。
用意するもの・・・・原料 (500ml を作る場合)
納豆(粘液でも可) 1 粒
ヨーグルト(飲むヨーグルトも可)・・・ 25g
ドライイースト・・・ 2g
白砂糖や三温糖など・・・ 25g
水道水・・・ 約450ml
器材・・・ ペットボトル(500ml)
手でよく振る(ミキサーでも可)
ヒーター (熱帯魚用ヒーターで35℃の温水浴)
又は、夏は直射日光の下でもよい。
私は、かなりアバウトに作りました。
納豆少し多め、イースト少し多め、砂糖は少し色のついた花見糖、
水道水はぬるま湯をペットボトルの半量くらい入れ、材料を全部入れ、
よく振っておきました。 フタは緩くしておきます。
昨日はブクブク泡が出ていましたが、今日は落ち着いていたので
水をペットボトルの肩まで足しました。
ペットボトルが冷えていたので、電気ヒーターから1mくらい離れた
位置に置いていたら、暖かくなりました。

浮かんでいるのは納豆、ヨーグルト成分などが沈殿しています。
500mlのペットボトルがなく、360mlのペットボトルで作りました。
希釈する時、気を付けようと思います。
今の匂いは、納豆、ヨーグルト、イーストを薄めてミックスしたような
匂いになっています。
一週間して腐敗臭になっていなければ、OKかなぁと思っています。